望「ただいまー」
アグリ「おっ」
エリ・モネ・アラタ「「「お帰りー」」」
望が家に帰ると、アラタ達が望の誕生会の準備をしていた。
望「何か・・・凄い事になりそうな感じ!」
エリ「膜インをやっつけた勢いで、みんな乗っちゃって」
アグリ「お前いい時に誕生日だったよな」
データス「すみません皆さん!準備はちょっと中断デス!」
データスの画面に、巨大化したエルレイの函が屋上に合体した都庁が映された。
アラタ「都庁に・・・エルレイの函が!」
エリ「嘘!あんな大きいなんて!」
ハイド「筋グゴンが、速くも仕掛けてきたか」
モネ「望ごめん。パーティーはちょっとお預け!」
望「何言ってるの!そんなの当然だよ」
アグリ「とっとと片付けて戻ってくるから、博士と二人で食い物の準備でもしとけよな」
アグリ達が出て行った。
アラタ「大丈夫。すぐ戻るから」
最後にアラタも出て行った。
ビッグフットの筋グゴンが都庁の近くのビルの屋上にいた。
筋グゴン「これで地球は俺達幽魔獣の天下だ!天下だ!天下だ!!」
そこへ、ゴセイナイトとゴセイジャーが来た。
ブラック「筋グゴン!」
筋グゴン「ははは、遅かったなゴセイジャー!」
ブルー「もうお前一人だ。観念しろ!」
膜イン「一人じゃないよ~~」
前回倒したはずの、ブロブの膜インの声が聞こえてきた。
ブラック「膜イン!」
イエロー「そんな!」
ゴセイナイト「馬鹿な、ヤツは倒したはず!」
筋グゴン「膜インは死んでいない」
ゴセイジャー「「「「「「え!?」」」」」
ゴセイナイト「何?」
都庁と合体したエルレイの函から、液状の膜インの顔が染み出てきた。
膜イン「驚いたか、ゴセイジャー」
レッド「膜イン!」
膜イン「あの時、我が輩はわざとお前達に攻撃させて、バラバラになった。だが、その瞬間、細胞の一つ一つがゴセイパワーを吸収して、それをエルレイの函の力で超幽魔パワーに変えて再生したのさ」
ゴセイナイト「くっ・・・」
ブルー「何だって!」
ブラック「俺達の力を利用したってのか!」
筋グゴン「その通り!俺は戦いたくてウズウズしてたが、お前らが目一杯ゴセイパワーを出す様、ガマンして、からかっらたのさ」
膜イン「まんまとその挑発に乗ってくれて感謝してるよ、諸君」
イエロー「じゃあ、念菌ツリーは!」
筋グゴン「はっ、あんなものは貴様達をおびき寄せるエサだ!」
膜イン「我輩はここから地底に念菌ネットワークを広げる。そして、最後に我輩が地球そのものになる!それこそが、このブロブの膜インの真の目的だよ」
ゴセイナイト「くっ・・・・貴様が地球になるだと!」
レッド「ふさけるな!そんなことさせるものか!」
ゴセイジャー「「「「「アセンブル!ゴセイバスター!」」」」」
「「「「「「パニッシュ!!」」」」」
ゴセイダイナミックが膜インに放たれたが、効かなかった。
膜イン「ふはははは」
イエロー「効かない!」
ゴセイナイト「あ・・・」
筋グゴン「馬鹿共め!」
筋グゴンがゴセイジャーに向かっていく。
ゴセイナイトが止めようとするも、弾き飛ばされた。
ゴセイジャーが筋グゴンに飛びかかるも、筋グゴンはゴセイジャーをビルからたたき落した。
筋グゴン「ビッグフットの筋グゴン様の力を思い知れ!」
筋グゴンが着地し、その衝撃がゴセイジャーを襲う。
ゴセイジャーの変身が解け、アラタ達が倒れた。
筋グゴン「はっ!」
そこへ、データスからの通信が来た。
データス「大変です!世界中で地面がブヨブヨになって、地球膜イン化が始まってますデス!被害は広がる一方デス!」
人々がブヨブヨになった地面に動きを封じられ、ビルも倒れていく。
モネ「私達のせいで・・・何とかしなきゃ」
エリ「でも、どうするの?膜インはあんな大きな建物を取り込んじゃっただよ!」
アラタ「あの建物に突入しよう。中から行くしかない」
筋グゴン「させるか!」
筋グゴンがアラタに殴りかかるが、ゴセイナイトがその攻撃をレオンレイザーソードで受け止めた。
アラタ「は!」
ゴセイナイト「こいつは私に任せろ!」
ハイド「行くぞ」
アラタ達がその場から離れた。
ゴセイナイト「彼らのターン、邪魔させはしない」
筋グゴン「はっ、ははははは!馬鹿が!これで奴らは幽魔ホールの餌食だ!」
ゴセイナイト「幽魔ホールだと・・・?」
アラタ「幽魔ホール?」
データス「は、はい!膜インの力とエルレイの函の力が融合して出来た謎の異空間が出来つつあります。ある種のブラックホ-ルの様な物では無いかと・・・」
ハイド「あの中はそんなに恐ろしい空間なのか」
エリ「どうする!?・・・・な~んて、聞くまでもないよね!」
アグリ「あたりめぇだ」
アラタ「行こう!」
アグリ「おう!」
データスを経て、望からの通信が来た。
望「待ってよ!そんな空間に入ったらみんな戻れなくなっちゃうじゃないの!?」
アラタ「望・・・」
望「駄目だよ皆!すぐ帰るって・・・言ったのに!」
アラタ「・・・聞いて、望。確かに戻ってこられない可能性はある。でも他に方法が無いなら、俺達が行くしかないんだ」
アグリ「俺達は・・・護星天使だからな」
エリ「うん、私達が招いた危機から皆を守るため!」
ハイド「望や・・・たくさんの人の笑顔を守るため・・・」
アラタ「望・・・俺達絶対に戻ってこられるよう頑張る!望の誕生日、祝いたいからね」
望「アラタ・・・待ってる。だから・・・絶対帰ってきてね!」
アラタ「うん、約束」
アラタ「チェンジカード!」
アラタたち「「「「「天装!」」」」」」
アラタ達がゴセイジャーに変身し、都庁の中に飛び込んだ。
都庁の中には、多数のビービがいた。
イエロー「こんな所にもビービがいるの!?」
レッド「邪魔はさせない!」
ゴセイジャーがビービと戦う。
ゴセイナイトが筋グゴンの攻撃で弾き飛ばされる。
筋グゴンがゴセイナイトを追い、攻撃するも、ゴセイナイトは凌いでいた。
筋グゴン「馬鹿な護星天使共は膜インの中で終わりだ!終わりだ!終わりだ!!」
ゴセイナイト「そんなことは、この星と私が許さない!」
ゴセイジャーがビービを蹴散らした所に膜インが現れた。
ブラック「膜イン!」
膜イン「ムダムダ、我輩を倒そうなんて、一万年、いや五万年早い」
ゴセイレッドがスカイックソードで斬り掛かるも、それと同時に膜インの姿が消えた。
膜イン「ぶわははは・・・!」
膜インが再度現れ、エレベーターに入った。
ゴセイジャーが膜インを追うも、エレベーターが閉まり、もう一度開いた所にゴセイジャーが入り、また扉が閉まった。
ゴセイジャー「「「「「うわぁぁ!」」」」」
エスカレーター。
ビービ達が普通に降りていく横で、ゴセイジャーは上に転がっていく。
そこから、ゴセイジャーは森の中に飛ばされた。
膜イン「ぶわっはっは、もう諦めたら?」
膜インの出した火がゴセイジャーを襲う。
そこから、今度は岩山に飛ばされ、噴き出すガスと火炎がゴセイジャーを襲う。
膜イン「ムダだから諦めなさいよ。どうせ地球はこのまま我輩になるんだよ!」
膜インが放ったガスが、ゴセイブルー、ブラック、イエローとピンクを吹き飛ばしていった。
膜イン「そりゃっ!」
膜インは最後にゴセイレッドを吹き飛ばそうとするも、ゴセイレッドはかわし、膜インの方へ飛んだ。
レッド「レッドブレイク!」
しかし、ゴセイレッドの攻撃は膜インをすり抜けた。
イエロー「通り抜けた!」
再度現れた膜インはゴセイジャーから遠ざかっていく。
ブルー「そうか・・・奴は実体じゃない。俺達をおびき寄せるための幻だ!ということは・・・」
レッド「中枢は奴と逆の方向にある!」
イエロー「あそこね!」
ゴセイイエローが紫色に光る岩を見つけた。
イエロー「ランディックブラザーカード、天装!」
ゴセイイエローが三体のランディツク属性のヘッダーを召喚した。
ブルー「サイヘッダー!」
レッド「クワガヘッダー!」
ピンク「ティラノヘッダー!」
ブラック「スネークヘッダー!」
イエロー「タイガーヘッダー!」
ゴセイジャーが五体のランディツク属性のヘッダーをゴセイブラスターに取り付けた。
ゴセイジャー「「「「「ランディックバレット!パニッシュ!!」」」」」
紫色の岩をランディックバレットで撃つと大穴が開いた。
ブルー「あそこだ!」
ゴセイジャーが大穴の向こうに飛び込むと、洞窟に飛んだ。
膜イン「むっふっふ、よくここまで来たね」
そこへ、膜インの幻影が無数に出現した。
膜インたち「「「でも、ここで終わりだよ」」」
レッド「終わるのはお前だ!」
ゴセイジャー「「「「「ミラクルパワーゴセイカード、天装!」」」」」
ゴセイジャーが、ミラクルゴセイヘッダーとゴセイテンソードを召還する。
ゴセイジャー「「「「「超天装!」」」」」
ゴセイジャーはミラクルゴセイヘッダーをゴセイテンソードにセットし、スーパーゴセイジャーに強化変身して、膜インの幻影を蹴散らしていく。
望「頑張って、みんな・・・」
ゴセイジャーはガスの立ちこめる空間に出た。
そこには、つり下がる巨大な物体があった。
イエロー「何アレ?」
地面が揺らぎ、ゴセイレッドの足下に膜インの顔が浮かぶ。
レッド「くっ!」
ゴセイレッドがゴセイテンソードで膜インの顔を突こうとするも、すぐに消えた。
膜イン「ぶはははは」
物体が裏返る、それは両手が触手となり、逆さまになった膜インそのものだった。
レッド「膜イン!」
ブルー「あれは・・・膜インの心臓か?」
膜イン「ぶはははは!ここがお前らの墓場だよ!」
膜インが触手を伸ばし、ゴセイジャーを捕らえ、振り回す。
膜イン「我輩の養分になっちゃいな!」
膜インがゴセイジャーのエネルギーを吸収していく。
ブラック「すげぇ力だ!」
ピンク「でもこんな所でやられる訳にはいかない!」
ブルー「俺達は護星天使だ!」
イエロー「そうだよ!こいつを倒せば、本当のホントに膜インをやっつけられる!」
レッド「そうだ!望が待ってる!」
ゴセイジャー「「「「「はあぁぁぁ!!」」」」」
膜イン「何!?」
ゴセイジャーは触手を引きちぎっていった。
レッド「奇跡の嵐!スーパーゴセイレッド!」
ピンク「奇跡の息吹!スーパーゴセイピンク!」
ブラック「奇跡の巌!スーパーゴセイブラック!」
イエロー「奇跡の恵!スーパーゴセイイエロー!」
ブルー「奇跡の怒濤!スーパーゴセイブルー!」
ゴセイジャー「「「「「「星を護るは天使の使命!天装戦隊ゴセイジャー!!」」」」」
膜イン「おのれぇ!!」
レッド「止めだ!」
ゴセイジャー「「「「「ミラクルゴセイダイナミック!パニッシュ!!」」」」」
必殺技・ミラクルゴセイダイナミックが膜インの心臓に炸裂した。
膜イン「ぎやあぁ!!」
「ああぁ・・・・」
膜インの心臓が消滅し、エルレイの函から出ていた膜インも消滅した。
筋グゴン「まさかやられたのか!膜イン!?」
ゴセイナイト「隙アリだ!」
ゴセイナイトがナイトイレイザーソードで筋グゴンを切り裂く。
ゴセイナイト「ナイトメタリック!」
レオンイレイザーソードの斬撃が筋グゴンに炸裂した。
筋グゴン「おのれぇ!」
筋グゴンは筋グ棒から衝撃波を放つも、ゴセイナイトはレオンイレイザーソードで切り砕き、その爆発を突き抜け、筋グゴンに迫る。
ゴセイナイト「つあぁ!」
ゴセイナイトはレオンイレイザーソードで筋グゴンの腹を貫き、そこからレオンイレイザーガンに変形させ、至近距離から連射した。
ゴセイナイト「バルカンヘッダー召還!レオンセルラーセット!」
ゴセイナイトはレオンイレイザーガンにバルカンヘッダーとレオンセルラーを合体させる。
ゴセイナイト「断罪のナイティックパワー、バニッシュ!!」
レオンセルラー「ナイトダイナミック!」
必殺技・ナイトダイナミックが筋グゴンに炸裂した。
筋グゴン「ぐわぁぁ―――!!・・・まだだ・・・まだだ・・・まだだ!!」
筋グゴンは膝を付きながらも、武レドランから奪ったビービ虫の巣を取り出した。
筋グゴン「行けぇ!」
筋グゴンはビービ虫を出してから、ビービ虫の巣を投げ捨て、ビービ虫に噛まれて巨大化した。
ゴセイナイト「チェンジカード、天装!」
レオンセルラー「チェンジ、グラディオン!」
ゴセイナイト「天装合体!」
レオンセルラー「カモン、ゴセイグランド!」
ゴセイナイト「ゴセイグランド!降臨!!」
ゴセイナイトは本来の姿のグラディオンヘッダーに変化し、
そこから3体のゴセイマシンと合体し、ゴセイグランドになった。
データス「皆さん!町からブヨブヨが消え始めました」
レッド「そっか、良かった!」
データス「はいデス!あっ・・・!」
望「どうしたの、デーダス?」
データス「まずいデス!幽魔ホールが収縮を始めました。このままではアラタさん達は脱出できない所か、幽魔ホールと消滅してしまいます!」
筋グゴンはゴセイグランドを圧倒していた。
筋グゴン「膜インとお前ら、全員道連れだ!道連れだ!道連れだ!!」
幽魔ホール。
ピンク「空間が消えていく!」
ブラック「何だと!」
イエロー「どうなってるの!?」
ブルー「落ち着けみんな!」
レッド「そうだよみんな、諦めるな!」
ゴセイレッドはゴセイブラスターを撃つも、そのビームは遙か彼方に飛んでいった。
レッド「あぁ・・・」
望「アラタ!エリ!アグリ!モネ!ハイド!やだよ・・・!こんなのやだよ・・・!絶対帰ってくるって行ったのに・・・!僕の誕生日祝ってくれるって・・・!」
データスの画面に、マスターヘッドが映った。
データス「あっ、マスターヘッド様。大変なんデス」
マスターヘッド「分かってる!彼らは諦めていない。私は今から究極の手段を使う。聞こえるかみんな!」
レッド「マスターヘッド!」
マスターヘッド「お前達には護星の使命と叶えねばならない夢がある。だからまだ生きなければいけない!私の今持てるパワーの全てを捧ぐ事にする!・・・!むわぁぁぁ!!」
エルレイの函が一瞬光った。
データス「あぁ!?」
望「何、今の!?」
幽魔ホール。
レッド「何か来る!」
ゴセイジャーの前に、巨大な三角形の岩のモニュメントが来た。
そのモニュメントの中央には、マスターヘッドの顔が刻まれていた。
ブルー「あれは、マスターヘッドの顔か?」
マスターヘッド「それは、天の塔の礎だ!」
レッド「天の塔の?」
マスターヘッド「護星界の民が持つ全てのゴセイパワーの結晶だ!」
ゴセイジャーの持つゴセイテンソードから、ミラクルゴセイヘッダーが飛び出した。
ピンク「あ!ミラクルゴセイヘッダー、どうしたの?」
ミラクルゴセイヘッダーは変化・巨大化しながら、モニュメントのマスターヘッドの顔に合体した。
イエロー「あれは・・・!」
モニュメントの岩が砕け、ゴセイマシン・ゴセイアルティメットになった。
ミラクルゴセイヘッダーが展開し、その下にあった部分が光っている。
レッド「よし、行こう!」
ゴセイジャーがその部分に飛び込むと、マスターヘッドの顔が後ろに飾られたコックピットに出た。
レッド「よし!」
ゴセイアルティメットが飛び上がっていった。
マスターヘッド「未来ある護星天使よ・・・!お前らの力をこれからも信じているぞ・・・!」
マスターヘッドが消滅した。
データス「ああ!マスターヘッド様!!」
一方でゴセイグランド(ゴセイナイト)は筋グゴンと戦っていた。
筋グゴン「相棒をやられた恨み命に代えても晴らす!」
筋グゴンの攻撃を受け、ゴセイグランドが合体解除し、ゴセイナイトが地面に落ちた。
筋グゴン「止めだ!」
ゴセイナイト「ああっ!」
その時、エルレイの函を粉砕しながらゴセイアルティメットが飛び出した。
筋グゴン「あぁ!エルレイの函が!函が!函がぁ!!」
データス「やりましたです!望君!」
望「アラタ!エリ!アグリ!モネ!ハイド!」
レッド「望!データス!」
ピンク「ただいま!」
イエロー「えへっ」
ブラック「約束は守ったぜ」
ブルー「おう」
レッド「行くぞ、天装!」
ゴセイアルティメットは、各部を展開し、人型に変形した
ゴセイジャー「「「「「ゴセイアルティメット!降臨!!」」」」」
筋グゴン「ゴセイジャーめぇ!!」
ゴセイアルティメットは双剣、アルティメットソードを振るい、筋グゴンと切り結び、圧倒する。
レッド「はぁ!」
アルティメットソードの斬撃が炸裂し、筋グ棒の先端が切り落とされた。
筋グゴン「何!?ええぃ!」
レッド「これで最後だ!幽魔獣!」
ゴセイアルティメットの胸のマスターヘッドの顔が光り、筋グゴンの動きを止めた。
筋グゴン「が・・・が・・・!」
そこから、マスターヘッドの顔を展開し、隠していた機関銃で筋グゴンを撃った。
ゴセイジャー「「「「「アルティメットチャージカード!天装!」」」」」
レッド「俺達護星天使が!」
ゴセイジャー「「「「「悪しき魂に天罰を下す!!」」」」」
「「「「「アルティメットストライク!!」」」」」
ゴセイアルティメットの胸から、5体のミラクルゴセイヘッダーが撃ち出され、
マスターヘッドの顔を刻みながら、筋グゴンを貫いた。
筋グゴン「今行くぞ、膜イン・・・・。ぐわぁぁ!!」
筋グゴンが倒れ、大爆発した。
ブラック「よし!」
イエロー「やったぁ!」
アラタ「マスターヘッドが・・・!」
エリ「消えちゃった・・・・?」
データス「はいデス・・・今まで感知できた生体反応が一切無くなりましたデス・・・」
ハイド「俺達・・・孤立無援か」
エリ「天の塔の礎も・・・無くなっちゃたんだね・・・」
アグリ「でも・・・・・俺達が頑張るしかねぇだろ!今まで以上に・・・」
アラタ「この星の平和を、守り続けよう。ゴセイナイトと・・・、俺達で」
そこへバースデーケーキを持った天知博士が入ってきた。
天知「ハッパーバースデー、望~」
望「お父さん・・・」
アラタ「そうだ・・・今日はパーティーだよ!」
望「でも・・・」
ハイド「マスターも俺達が落ち込むことを望んでいないよ」
モネ「そうだよ、望」
エリ「おめでとう、望」
アグリ「誕生日、みんなで祝おうぜ」
天知「マスターって、どこの喫茶店のマスターですか?今日は私がその役です。料理もたくさん出てきますよ」
エリ「じゃあ行くよ!せーの」
アラタたち「「「ハッピーバースデー!望!!」」」
天知「おめでとう」
天知が望に誕生日プレゼントの望遠鏡を渡した。
望「ありがとう!」
アラタたち「「「「「おめでとう!」」」」」
筋グゴンが投げ捨てたビービ虫の巣は、海に浮かんでいたが、それが何かに引きずり込まれたかの様に、海の底へ沈んでいった・・・。
最終更新:2023年05月05日 08:57