|SHANGHAI NOON|(文字黄、背景黒)
入口付近でとある者が付き添いに運ばれる。
周辺では数多くの近衛兵が警戒している。
隊長「全体ー止まれ!」
隊長がそれを言うと、近衛兵らは槍を構え突く体制をとる。
中国 紫禁城。
1881年。
近衛兵らは槍を振り回しながら踊る中、大官がやってくる。
大官「姫君のおなーりー!」
大官がそれを言うと、姫がやって来て近衛兵はひざまずき、槍を下に置く。
その中で近衛兵のチョン・ウェンが顔を上げペペ姫の顔を見る。
変わって紫禁城内では姫が帰った記念として王とその側近である大官らが踊り子がダンスを見物していた。
ペペ姫「父上…、あれが私の相手?ヒキガエルみたい、私は絶対に嫌。陛下がそんなにお気に入りなら、ご自分で結婚なさればいいよ」
夜の紫禁城。
チョンが雑巾でふいて掃除をする中、ぺぺ姫の声に気付く。
ぺぺ姫は「蛙の王子様」の本を文書に合わせて読んでおり、そばには英語教師のアンドリュースがいた。
ペペ姫「お姫様が言いました。カエルがいいました私に約束したはずでは、守ってください。」
アンドリュース「いいですよ、続けて」
一方で掃除しながらペペ姫の話を聞くチョン。
ペペ姫「お姫様がからむとその蛙にキスをしました。するとその途端、蛙はハンサムな王子になりました。そして二人は王国へ戻っていつまでも幸せに暮らしたそうです」
チョン「いつまでも幸せにか…」
ペペ姫「いつまでも幸せな訳ないわ」
ペペ姫はその本を閉じる。
チョンは姫の話を盗み聞きを続けていた。
ぺぺ姫「あんな王子じゃ無理よ。私が結婚させられる王子はまだ早いわ」
アンドリュース「あなたには申し訳ない…アメリカへ行き来ませんか?」
チョン「アメリカ?ホントかよ」
アンドリュース「実はアメリカへ向かう船というのは今夜出るんです」
チョン「今夜だって?」
するとペペ姫が外に出る中、アンドリュースは机の上に置き手紙を置く。
アンドリュース「姫、お急ぎを」
チョンは追いかけてぺぺ姫に言う。
チョン「姫君!」
チョンは跪く。
ペペ姫「邪魔をする気?」
チョン「そうもありません」
ペペ姫が去ると同時にチョンは姫が読んでいた本が落ちたことに気づき拾い上げる。
変わって朝の紫禁城。
大官が机の上にあった置手紙を読んでいた。
大官「ここから丁度、2カ月後の昼12時に金貨10万枚をここまで持ってこい、アメリカ、ネバタ州、カーソンシティの教会だ。さもないと姫君の命はないぞと」
この緊急事態に陛下は近衛兵に救出命令をくだす。
近衛兵はひざまずく。
大官「ただいまより皇帝陛下の勅命を下す!名前を呼びあげる、この衛兵の3名については宮廷の通訳・チェン・ワンの大官としてアメリカまで同行しペペ姫を無事に連れて帰ることを…。マングー!」
大官により衛兵の名前を呼ばれると、その衛兵は立つ。
大官「ジャウ・チャオ!。チョウ・ルー!以上だ」
隊長「右ー!」
他の衛兵らが走って去る中でペペ姫に心残りがあるチョンが残っていた。
大官「よいな」
近衛兵「皇帝陛下を万歳!万万万歳!」
大官「チョン・ウェン、何の用だ?」
チョン「今回のことは私の責任です。どうか私も一緒に行かせて下さい!」
チョンは他の衛兵同様に頭を下げる。
大官「駄目だ許さん」
するとチェンが大官に一言を言う。
チェン「大官、どうでしょうウェンは私の甥ですと年の分何かと役に立つといえるはず、私の荷物係にどうでしょうか?」
大官「いいだろう、どうせヤンキーどもにやられるだけだ」
チェン「左様ですね」
大官「では来て誓いを立てろ!」
4人は大声を上げる。
最終更新:2017年07月07日 21:57