BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣のエンディング

ついに原種ダアトを倒した日菜子達。

ダアト「(そうか。私をも撥ね返すか。小さき欠片よ、わが身を映すものよ。お前のことは忘れない。いつか、また会うだろう。)」
日菜子「…………」
ユズ「終わったー!」
ライム「あー、このままひっくり返りたい。」
日菜子「……制服、汚れちゃうよ?」

振り向くユズ。

ユズ「ほら、ヒナちゃんもこっち来て!」
日菜子「え?」

隣り合わせに座り込む日菜子達。

ライム「ふふふ。」
ユズ「えへへ。」
日菜子「…………」
ユズ「子供の頃から、よく二人でこうして『背もたれ座り』してたんだ。」
ライム「どこでも座れて楽なの。でも、どっちかが立つと、残ったほうはひっくり返っちゃうんだけど……」
ユズ&ライム「今は、三人で。」

そして、消えていくユズとライム

ユズ「これでもう大丈夫だね。」
ライム「うん。世界は守られた。ライムたちの役目はこれで終わり。終わりの、本当の終わり。そして、始まりの始まり。うん。ユズは頑張った。」
ユズ「………………やっぱり、怖いね。」
ライム「うん。でも大丈夫。ライムたちはこれからも一緒。ずっと、繋がってるから。あの世界で。」
ユズ「うん……。そうだね。」
ユズ&ライム「ヒナちゃん、忘れないよ。」

それから一週間後…日菜子は普通通りに学校に通う。

女子生徒「や。」
女子生徒2「おはよう。」
日菜子「(どこで手に入れたか…もう思い出せない指輪…お守りくらいにと思って…付けてきたけど…)」

校門に辿り着いた日菜子
日菜子「ふう…」
ユズ&ライム「ヒナちゃん!」
日菜子「!(ユズ…ライム…そうだ…私は願った…!最後に…心から願った…!)」

笑顔が出た日菜子。学校の鐘が鳴る。

日菜子「(絶対に…忘れないって…!)」

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最終更新:2017年08月19日 23:44