ヒマラヤ。
国際ビーコン・プロジェクト基地。
地球周辺にある宇宙の人工衛星が映る。
ノグレディ「今日と言う日は科学技術の革新的な第一歩を。踏み出した日として記録されるでしょう。我々はいわゆる、コルディロックスという惑星の探査確認をはじめてきました」
変わってビーコン基地内通信室ではノグレディがその探査計画を説明しており、太陽系に似た惑星が映される。
ノグレディ「すなわちは我が太陽系と似通った星系で、太陽と惑星との距離が遠ければ冷たく、近ければ熱い。地球のような適度の距離に位置する惑星ならば生命の発生と維持が可能なのです。そしてついに発見したのです。太陽から適度の距離にあって豊富な水が存在し大気の維持に足る、質量を有する星」
変わって島に設置された通信用ビーコンが映る。
ノグレディ「これから先、24時間置きにハワイの送信所から、深軌道衛星ランドサッド・セブンに送られる信号はそこで増幅され目標の惑星に向けて発射されます。その星を我々はプラネットGと名付けました」
ノグレディはプラネットGである惑星を指し、説明を続ける中、キャル・ザパタ博士が話す。
キャル「もし、地球外生命体がいて地球に来るとしたら。コロンブスと先住民みたいなもんだ。僕らが先住民ね」
ノグレディ「では、よろしいかな?。新しい歴史が始まる瞬間、皆さんが証人です。送信開始」
ノグレディの前にマスコミのシャッター音とフラッシュが浴びる中、ビーコン送信機は通信用のレーザーを発射し長距離発射の衛星を通じてプラネットGに放つ。
変わってハワイ オアフ島。
アナウンサー『NASAは今日、オアフで新しいミッションを立ち上げました。国際ビーコン・プロジェクトのスタートです。ここオアフの送信所から強力なビーコン信号が深宇宙のどこかで耳を澄ましているかもしれない。何ものかのために』
ストーン「お祝いにもういっぱいだ」
ビールを飲んでいたアレックス・ホッパーの元に兄のストーン・ホッパーがやってくる。
アレックス「乾杯」
ストーン「ハッピーバースデー。アレックス。兄としてお前の成長と幸せを祈ってる。今年がいい年になると思ってた」
アレックス「なるとも。最高の年な、これ兄貴が?」
ストーン「ああ、もちろん」
アレックス「さすが気が利くな」
ストーン「一応はケーキだろ」
アレックスはストーンからの差し入れとしてもらったモンブランのカップケーキのろうそくに火を付ける。
ストーン「トニーってダチがいる。建設関係の仕事だが、紹介してもいいと」
ストーンがそれを言うと女性であるサマンサ・サム・ジェーンがテーブルの席に座る。
サム「ビール、それにチキン・ブリトーをお願い」
バーデン「すまんね。キッチンはもう閉めた」
ストーン「言うだけ無駄か…でもな」
アレックス「そのトニーによろしく。気持ちはありがたいけど今日仕事に就く気は…」
ストーン「だったら俺みたいに海軍にはいれ。」
アレックス「嫌だ」
サムを見てたアレックスにストーンは話しかける。
ストーン「分かった、よし。とにかく祈りながら蝋燭を吹き消せ。女なんかで無駄にするな。仕事とか、アパートとか、修理のために祈れ。を。お前のために車を転がすのはもううんざりだ」
アレックス「仕事はもういい。俺の誕生日だ。好きに祈る、いいだろ?」
ストーン「望みはないぞ」
アレックスはケーキのろうそくの火を吹き消した。
ストーン「ばかなまねは寄せ」
アレックス「どうかな、顔いいか?」
ストーン「むりだって。待てたるんでる」
ストーンはアレックスの顔に軽くビンタをする。
ストーン「これでいい、それじゃ、しっかりな」
アレックスはストーンの元を離れサムの元へ行く。
ストーン「いい出たしだ」
サム「はぁ…」
アレックス「何か問題でも ?」
サム「チキン・ブリトーが欲しい…お願い」
アレックス「ジョニー。彼女にチキン・ブリトーを」
バーテン「できない」
アレックス「俺の頼みでも?」
バーテン「キッチンはもう閉まった」
アレックス「名前は?」
サム「私、腹ペコ」
アレックス「それ名前がじゃない。俺に5分くれないか?5分でチキン・ブリトーを食わせる」
サム「5分よ、今スタート」
アレックス「チキン・ブリトー買ってくるぜ」
アレックスはガソリンスタンド兼ねてコンビニマートでチキン・ブリトーを買おうとしていた。
アレックス「待ってくれちょっと!あ~ちょい待ち待った!どうしても欲しいものがあるんだお願い閉めないで。ブリトーがそこにある」
店主「もう閉店。明日にしたら?」
アレックス「いいだろ?そこにある、頼むよ」
店主「夜中にブリトーなんて澱粉の塊よ」
アレックス「3ドル99だ。なんなら」
アレックスは店を天井から侵入する。
アレックス「よっ…チキン・ブリトー…」
アレックスは天井を壊し店内に入りブリトーを手に入れる。
一方でストーンはパトカーのサイレンの音に気付く。
アレックス「やったぞ!見つけたぞ!やった~!」
警官「おい!止まれ!おいおい!止まりなさい!」
アレックスは外に出てバーへ向かおうとする中、車が衝突し、サムの元へ向かう。
アレックス「お~いほらブリトーだ!ほら!やったぞ!」
アレックスは警官のスタンガンに仕留められる。
警官「伏せろ!」
アレックスはサムの元へ向かいブリトーを渡すとサムは笑顔になると同時に再びスタンガンで撃たれる。
警官「連行しろ」
変わってアレックスは自宅の氷風呂に入っていた。
ストーン「昨夜をお前がナンパした女、父親が誰か知ってるか?シェーン提督だぞ。わが艦隊の総司令官だ。これまでおまえのことには目をつぶってきた。いつか失敗から学ぶ日が来る、成長して大人になると信じていたからだ!。」
アレックス「俺の背中どうなっている?」
アレックスが起き上がると背中にはスタンガンが撃たれた跡があった。
アレックス「うわ~ひっでぇ~!」
ストーン「もう我慢できん」
アレックス「サツの野郎」
ストーン「これから先、この瞬間から決めた俺のルールに従え、俺の言うことは絶対だ。何であろうと俺の指示に逆らう事は許さん。反論も条件も無しだ!。俺のゆう事を聞き、言われたとおりに動くんだ!。わかったな?。生き方を新しい向きに変えていいころだ。生まれ変わるんだ。俺と同じ海軍にはいれ」
|BATTLE SHIP|(背景コバルト、文字シルバー)
最終更新:2017年12月06日 18:43