ボクシング会場で選手との戦いが続いていた。
観客「そら、行けー!」「息を出せ!」
観客の応援の叫びが続く中で試合が終了する。
司会「今のポイント」
黒人ボクサーが休む中でボクシングのボスであるフランキー・ダンが来る。
フランキー「私はこいつとは戦いたくないと思った男は一人だけ」 |
フランキー「どいてろ!」
フランキーは戦いで傷ついた黒人ボクサーの治療をする。
フランキー「彼の凄腕はボクシング界で一番だった。60年代にトレーナー兼マネージャーに転向するがその腕は衰えていなかった。」 |
フランキーが黒人ボクサーの治療中の中、司会がやってくる。
司会「傷を見せてくれ」
フランキー「大丈夫、戦える」
司会「出血が酷ければ、試合中止だ。もう1ラウンド様子を見る」
審判「急げ、時間が無いぞ」
黒人ボクサー「どうすりゃいい?」
フランキー「パンチを貰え!」
黒人ボクサーが試合に復帰すると観客は歓声を上げる。
フランキー「どうすることもできない時だってある。傷が開き過ぎて痛み。傷が骨まで達していたり。血管が切れていたり。止血剤が傷の奥深くまで届かないこともある」 |
観客「何やってんだー!」
フランキー「肉のどこまで傷ついているのかよって様々な条件があるがフランキーはこの状況にも対応できた」 |
フランキーは試合の様子を見ていた。
フランキー「よぉーし!」
そんな中、女性であるマギーことマーガレット・フィッツジェラルドがその試合を見ており、フランキーがアドバイスしているところを見る中で黒人ボクサーは試合相手をKOした。
フランキー「人は血を見るのが好きだ。交通事故があると、死体を見るため現場を覗く。ボクシング好きを辞任するのはそういう連中だが本当はボクシングとは何かわかっていない。ボクシングはプライドの脅威。プライドを手に入れるため相手のプライドを勝ち取る」 |
黒人ボクサーの試合相手は戦闘不能となり優勝する。
最終更新:2017年12月28日 14:56