ホーム・アローン (吹替版)のオープニング

テロップが流れると共に、真暗な夜になり青いお家が映って映画のタイトルが表示される。

|HOME ALONe|(背景黒、文字青)

変わって住宅街の大きなお家。
家の中ではマカリスター一家がクリスマスの準備としてかドタバタとなっている中、警官であるハリーが訪問していた。

ハリー「ちょっとお嬢さん。ちょっとああ…君!ちょ、ちょっと待った!ちょっとお嬢ちゃん待ってよ!お兄ちゃん!ああ奥さん失礼、奥さん×3!待った小っちゃいの!」

マカリスターの一家はハリーの言うことをきかなかった。
変わって母のケイトはクローゼットを整理しながら電話をしていた。

ケイト「主人と兄の家族が来て、もう大騒ぎ」
電話相手『それじゃあ、フィッシュ料理を持ってきて』
ケイト「フィッシュ料理?彼女の実家で」
電話相手『うちも実家で』
ケイト「いつ飛び立つの?」
電話相手『明日』
ケイト「荷造りまだでしょ?」
電話相手『ほんと?』

そんな中、ケイトの息子であるケビンがやってくる。

ケビン「ママ。オジサンがテレビを見せてくれないよ。結構見てるのに何で僕だけ…」
ケイト「ママは電話中よ。いつ戻るの?そうね」
ケビン「エッチじゃないのに、ただの意地悪だ」
ケイト「ケビン、オジサンがいけないと仰るの。子供にはよくないんでしょ?。いえ、犬はペットボトルにいたわ、こら降りなさいケビン!」

ケイトは旅行用のバッグの上に載っていたケビンを注意する。

ケイト「向こう行って!」

ケビンはフランスのガイドブックと思われるものを読んでいた。

ケビン「下したきゃ、降ろしてみなよ」

ケビンがそう言う中、父のピーターがやってくる。

ピーター「ケイト、電圧変換用のアダプターを買っといてくれたかい?」
ケイト「時間がなくて…」
ピーター「どうしてもフランスで髭を剃るんだ」
ケイト「髭伸ばしたら?」
ケビン「パパ、誰も相手にしてくれないんだ」
ピーター「みれば、わかるだろ。皆忙しいんだ。それより散らかしてるミニカーを片づけなさい。レスリー叔母さんが踏んづけて転ぶところだったんだぞ」
ケイト「また接着剤で遊んでたわよ」
ピーター「注意したはずだぞ」
ケビン「遊んでだと思う?それは違うね、デリバリーで壁飾りを作ってたんだ」
ピーター「新しい針でか?」
ケビン「古い針で作れるわけないでしょ。力尽きたミミズがこびりついてる」
ケイト「あなた…」
ピーター「おいでケビン。出ろ」

ピーターはケビンを持ち上げる。

レスリー「あなたたち電圧アダプターはある?」
ピーター「あるとも、ほら!」

ピーターはレスリーにケビンを渡す。

レスリー「重くなったこと、早く荷づくりをしなさい」
ケビン「僕が…荷造り!」

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最終更新:2018年02月06日 17:37