テロップが流れると共にとある部屋では髪を丸刈りにされた子供が僧侶にバーコードらしきものを頭の後ろに彫られる場面となる。
次にその子供が教育され、格闘戦してる場面、 次にその子供二人がとある施設から脱走しようとする中で監視していたスナイパーがその二人を射殺し、次に子供がいる教室のモニターには「鍛錬」と表示され、拳銃の射撃訓練をする場面となる。
次にその子供が何かの薬を注射され、その成人した子供と思われる男性が僧侶に拳銃を差し入れられる場面となる。
変わってイギリス、ロンドンの住宅街。
一台の車がやってきてその車を運転していた警官マイケル・ウィッティアが降りて家に入りミルクが入ったコップグラスを持って歩く中、何かに気づいてグラスをカーペットに落とす。
マイケル「何だ？」
照明が点灯しそこにはスキンヘッドの男・エージェント47が銀色の拳銃を持って机に座っていた。
エージェント47「ホルスターは空だ銃はキッチンに置いたのか？」
マイケル「どうしてここに？」
エージェント47「素敵な家族だな…」
エージェント47はマイケルの家族の写真を見る。
エージェント47「無事だ生きてる。寝てるよ」
エージェント47はその写真の額縁を机に置く。
マイケル「俺を殺す気か？」
エージェント47「もし殺す気なら、あんたが車に乗る時にやっている。死体がばったり倒れている頃には立ち去っている」
マイケル「だから何をしに？」
エージェント47「話がしたい。だがマイケル、バカな真似をしたら家族も死ぬぞ。座れ」
エージェント47の指示でマイケルは怯えたかのように椅子に座る。
エージェント47「あんたは善人か？警部」
マイケル「だと、思う」
エージェント47「だが、人を殺してるな」
マイケル「ああ」
エージェント47「質問に答えてもらいたい。それにどう答えて今夜の終わり方が変わる。善人はどんな時に人を殺そうと思う？。あんたが追ってきた男は人殺し、幽霊だ」
最終更新：2019年10月03日 17:49
