宇宙船がワープを繰り返しながら地球に不時着。
裏山の奥に突っ込んでしまう。
翌朝。のび太は空き地で子供たちにあやとりを見せていた。
のび太「ここをこうして、こうやって、こうすると…… はい、これが富士山! 蝶々! お星様!」
子供たち「すげぇ!」「やってみせて!」
のび太「よろしい…… じゃあ、今度は…… 六段梯子!」
そこへジャイアンとスネ夫がやってくる。
ジャイアン「あらのびちゃん、楽しそうね……」
のび太「ジャイアン、スネ夫……」
スネ夫「子供相手にあやとりなんて、のび太らしいよ」
2人「ふふふふふ!」
のび太「なんだよ、別にいいじゃないか。ん? それ何持ってるの?」
2人「あっ!」
ジャイアン「おーっと!」
スネ夫「のび太には関係ないの。のび太なんかに構ってないで早く行こうよ……」
ジャイアン「そうだな…… んじゃあのびちゃん、あやとり頑張ってね!」
ジャイアンとスネ夫は去っていく。
のび太「ちぇっ、なんだよ。さぁ、みんな続けようね……」
子供たち「ああっ! 忘れてた。早く帰らなきゃ」「そうだ! 『銀河防衛隊』の始まる時間だ‼︎」
のび太「『銀河防衛隊』?」
少年「急げ!」「待って!」
少年たちが去っていく。
のび太「ぼ、ぼ、僕も帰らなきゃ。ごめんね‼︎」
少女「お兄ちゃん、またあやとり教えてね!」
のび太「うん、またね!」
少女たち「バイバーイ!」
のび太「急げ‼︎」
ドラえもん のび太の 宇宙英雄記 |
最終更新:2020年03月05日 22:22