汚職警官の仕業と見せかけ警官を射殺し暴動でやって来た暴徒諸共バンリュー13地区を更地にする形で破壊しようとしたウォルター・ガスマンの陰謀はダミアンならびにレイトを筆頭に13地区それぞれの縄張りを仕切る数多くのボスと共に阻止される。
大統領「私は共和国大統領だ」
13地区の各ボスら「おい、家にもテレビくらいあるぜ」「ああ、インターネットもな」
大統領「トーマス・ダミアンか。どういうことだ?」
ダミアン「口で説明するより見たほうが早いでしょう」
レイトは手に入れたディスクをパソコンのハードディスクドライブに入れて映像を大統領に見せる。
モニターの映像。
撮影者の声「カメラを止めるな」「どうも臭う。」「なんなんだあいつら?」「さあ普通のデカより強そうだ」「早く撮れ」
次の瞬間、警官が射殺される場面が映る。
大統領「これは何だ?」
ダミアン「DISSの活動です。警官を殺し、郊外の暴動を煽った。撤去したら、一旦破壊しある企業に託し再建する。そして謝礼を受け取る」
ダミアンがそう解説した後、別のディスクをテーブルに置く。
ダミアン「他の証拠もあります。局長と建設会社のやりとりです。俺をぶち込むときは両手を縛っとけよ」
レイト「休暇を与えるとか?」
レイトがそう言うと、ガスマンは悪事を暴かれたのか大統領を人質にする。
ガスマン「全員、動くな!。銃を出せ!キーを出せ!」
ガスマンは強行手段でビルを爆破しようとしていた。
ガスマン「早くしろ!キーを出すんだ!。キーを挿して回せ!さあ!やれや!」
ガスマンそういう中で女性のボスがやってくる。
女性のボス「何、騒いでんの?」
アラブ系ボス「しかじか大統領選だ」
ガスマン「お前に打ち上げ花火だ早く!キーを回せ!」
ダミアンが近づこうとするも、ガスマンは咄嗟に銃を向ける。
ガスマン「トーマス動くな!。一歩でも近づいたら殺すぞ!。キーを回せと言っているんだ」
ガスマンの言うとおり大統領は爆破装置にキーを挿して回すと、飛んでいた戦闘機が攻撃態勢に入る。
パイロット「了解、ターゲット上空、ミサイル準備完了」
ガスマン「やれ!」
大統領「やめろガスマン…逃げられやしない!」
ガスマン「任務をやり遂げるのが軍人だ!命に変えてもな!それを名誉と呼ぶ!お前らのような掃き溜めのようなクズには理解できないのだ!」
13地区のボスら「ああ、わからん。俺たちにとって大事なのは何よりも仲間だ」「俺たちをつなぐ絆」「互いを守る」「団結の場」「そうだ」
ガスマン「なら、仲良く立ち会って、泣くがいい。みんな殺してやる!さあ早くボタンを押せ!おい!どこへ行く」
ガスマンがそういう中でレイトはどこかへ向かう。
レイト「どこにもちょいとこれが気になって…」
レイトはそばにあった箱を開けた後、中に入っていた葉巻を持つ。
レイト「ああ…やっぱり葉巻だ…」
ガスマン「元に戻せ!。トーマス!よせ!」
ダミアンはその隙にガスマンに不意打ちのキックを浴びせる。
13地区のボスら「お~ラッキーコレクションが増えた!」
その後13地区のボスらはガスマン袋叩きにし絨毯で拘束する。
アラブ系ボス「アラビアの高級絨毯だよ。大統領」
大統領「紳士諸君。レディもいたね失礼。言葉じゃ言い尽くせないが、ありがとう。大きな借りができた。君たちはフランスを救ってくれた。ひどい政府に嫌ぞさしけただろうな。誓って約束する2日以内に十分な予算を確保し君たちの住む地区フランス社会の中で誇りを取り戻し快適に暮らせるよう街を修復し…誓うよ」
レイト「一言いいですか大統領?。」
大統領「ああ、何だ?」
レイト「腐ったものを大金かけて直すように新しく作った方がいい」
大統領「どういうことだ?」
レイト「本物のいい街を作ったらどうです?。緑があり仕事がある町です。」
大統領「もっともな意見だ。ダミアン、君をこのプロジェクトの責任者とする」
ダミアン「喜んでOKします」
大統領「わたしの約束は政府の約束だ」
レイト「男の約束ですか?」
大統領「男の約束だ」
レイト「どう思う?」
13地区のボスら「俺はいいぜ」「俺も」「賛成」「俺もだ」
ダミアン「よし」
ダミアンは爆破装置を大統領の真ん中あたりに動かす。
ダミアンとレイトは鍵を二つ同時に回した後、大統領は金箔の中でスイッチ押して建物を次々と爆破しそれを終える中、施設の出来に異常が起きる。
帽子をかぶったボス「ああこれは、多分、俺のアジトだ」
大統領「今夜はワインを飲みたい気分だ」
最終更新:2021年08月19日 03:45