ロックマンエグゼBEAST+の第1話

ビヨンダードの荒野。
光熱斗が迫り来る獣化ウイルスの大群から逃げる中で阻まれてしまうも、前述の出来事は夢であった。
ベッドから転げ落ちる形で起きた熱斗。

熱斗「夢か…もうビヨンダードじゃないんだっけ…」

その名はゼロ

熱斗は朝食を食べながら母・春から話していた。

熱斗「で、俺を助けてくれたのはバレルさんなんだ」
はるか「強いのそのバレルさんっていう人?」
熱斗「強いよなんのってグレイガ軍のウイルスをちぎって何だり
はるか「それからそれから?」
熱斗「ごめん、メンテナンス中のロックマンを科学省に迎えに行かなくちゃ…」
はるか「えーっ!もっと聞きたいなビヨンダードのお話」
熱斗「ごちそうさま。また今度ね。いってきます」
はるか「車に気をつけるんですよ
熱斗「はーい

熱斗は自宅を出発して科学省へと向かう。

I.P.C(伊集院PETカンパニー)。
伊集院炎山が書類を書く仕事をしていた中、秘書がコーヒーが入ったカップをテーブルの上に置く。

秘書「またここにお泊まりだったんですか?」
火山「留守にしていた案件が山積みになっていたものだから、つい…」
秘書「あまりご無理をなさないでくださいね」

秘書がカーテンの窓を開けて、火山はコーヒーを飲む。

火山「帰ってきたんだな…
秘書「え?
火山「うまいコーヒーだ

科学省。
数多くの戦いで負傷したロックマンのメンテナンスが行われていた。

祐一朗「データの損傷も広かったんだがトリルとの最後の合体でロックマンに獣化の能力が残留していたんだ」
メイル「獣化の能力が?」
ディンゴ「また獣化して突然暴れだしたりしちゃうのか?
祐一朗「その危険性はなかったがロックマンの負担を考えて獣化の能力はこの2枚のチップに移植した。ほら

光祐一朗は熱斗に2枚の獣化チップを渡す。

熱斗「このチップがあれば好きな時にロックマンを獣化できるんだね。すごいや」
祐一朗「ゾアノロイドや獣化ウイルスが全滅した今ロックマンが再び獣化して戦う必要がないことを願うかね」
名人「熱斗くん。君のPETだ。獣化チップに対応するよ改良を加えておいたよ」
熱斗「ありがとう名人さん」
名人「さんはいらないよ」

名人がそう言った後、コンピューターの大きな音が鳴る。

熱斗「ロックマン!」
ロックマン「熱斗くん」
祐一朗「よし、ロックマン、もうPETに戻っても構わないぞ」
ロックマン「はい、パパ」

ロックマンはそう言った後、熱斗のPETに入る。

熱斗「気分はどうだロックマン?
ロックマン「快調だよ体が軽くなった見たい」
熱斗「良かったなロックマン
ディンゴ「ところだよ博士またビヨンダードの入り口が」
メイル「そう、ホッスアンピエンスが口を開ける心配はないんですか?」
祐一郎「大丈夫だよビヨンダードの獣化因子が完全に消滅したことで今は安定したはずだ」
ディンゴ「ビヨンダードにも平和が戻ったし、万々歳だな」
ロックマン「でも、ちょっと寂しいな…」
熱斗「ロックマン…」

シャーロ。
スノーモービルに乗っていたライカは犬・モロゾフと共にどこかへ向かう途中で休憩として一旦停車する。

ライカ「よせよ!モロゾフ。よせったら…」

柴犬がライカにじゃれついている中でPETから通信音が鳴る。
ライカ「はいこちらライカ」

PETで無線を聞いた後、ライカはスノーモービルでとある工場へと向かう。

ライカ「ネットセイバーです」
警備員「ご苦労様です」
ライカ「で?奇妙な植物というのは?

建物内から異様な見た目の植物が出ていた。。

警備員「あれですよあれ。おかげで工場の電圧は低下するし…」

工場内でも同様の植物で各所で覆われており。

ライカ「確かに…普通の植物ではなさそうだな」

ライカがそう言った後、PETにいたサーチマンが立体映像として出てくる。

サーチマン「ライカ様。植物の正体は実体化した電子データです」
ライカ「電子データだと!?」
サーチマン「はい、電脳世界の産物です」

サーチマンがそう言った後、獣化ウイルスが現れて人を襲う。

ライカ「獣化ウイルス!。ディメンショナルエリアを要請します!。シンクロチップ、スロットイン!」

クロスフュージョンしたライカは獣化ウイルスに向けて攻撃する。

ライカ「スコープガン!」

科学省。

研究員「光博士!シャーロでディメンショナルジェネレーターが起動されました!」

ライカは獣化ウイルスと戦う。

ライカ「サテライトレイン!」
サーチマン「ライカ様後方です!」
ライカ「サーチマン。他にウイルスは?」
サーチマン「今が最後の一体です…」

サーチマンがそう報告した後、電脳植物は消える。

ライカ「植物が消滅する…」

科学省ではスクリーンを通じてシャーロにいたライカと連絡を取り合う。

祐一朗「ウイルスだって!?」
ライカ「しかも現実空間で実体化していました。幸い被害が拡大する前に始末できましたが…」
名人「獣化ウイルスの原因である獣化因子はあの時完全に消滅したはずでは?」
ディンゴ「生き残ったやつがまたいたのかな?」
メイル「そんな…」
ライカ「獣化ウイルスとは別に奇妙な植物を目撃しました
熱斗「奇妙な植物?」
ライカ「工場に出現し電圧低下を招きました。映像送ります」

ライカは現場内の映像を熱斗らに見せる。

名人「こっ…これは」
ライカ「サーチマンの分析では実体化した電子データだということですが獣化ウイルスとともに消滅しました」

秋原町周辺で電脳植物が現れる。
Maha壱番で大山デカオがカレーを作っていた。

デカオ「ディンゴが戻るまでに仕込みを済ませとかなくちゃ…」

デカオがコンロの火をつけようとするものの火がつかない中、バーナーから謎の植物が出てくる。

日暮屋。
氷川透が最新のバトルステーションの筐体を見ていた。

透「これだね日暮さん?今度入荷したバトルステーション」
闇太郎「そうでます。チップはもちろん最新の音楽もPETにダウンロードできる優れものでますよ」
透「試してみるよ」

透はバトルステーションを試遊しようすると、不具合があったのか画面が消える。

透「あれ?消えちゃったよ?故障かな?」
闇太郎「故障だなんて、そんなはずは…」

闇太郎がそう言った後、日暮屋の店内から電脳植物が出てくる。

闇太郎「何でますかこれは!?」

電脳植物が秋原町で溢れてる中で熱斗は急行する。

熱斗「あれは!?ライカが言っていた電脳植物だ!」
ロックマン「見て!ネット君!」

ロックマンがそう言うと獣化ウイルスが出現する。
一方でどこかに行ったらその人物がその様子を見て嘲笑っていた。

祐一朗「ディメンショナルエリア展開!」

熱斗がいた周辺にディメンショナルエリアが展開する。

熱斗「シンクロチップスロットイン!」
熱斗、ロックマン「「クロスフュージョン」」
熱斗「バトルチップ!ワイドブレード!」

熱斗はクロスフュージョン後、ワイドブレードで獣化ウイルスを次々と倒していく。

熱斗「これじゃあ今朝見たら夢と同じだよ…」
名人「アメロッパでも中華ウイルスです!電気、ガスなど電脳植物が原因と思われるエネルギーの低下も発生しています!」
祐一朗(意識的な破壊工作か…)

熱斗(CFロックマン)は獣化ウイルスと戦い続けていた。

熱斗「くそっ!きりがないぜ!それならこれでどうだ!バトルチップ!プリズム!バトルチップ!メガキャノン!」

熱斗(CFロックマン)はメガキャノンを空中に投げつけたプリズムに命中させた対地拡散の攻撃でウイルスを一掃する。

熱斗「どんなもんだい!」
ロックマン「危ない熱斗くん!」
熱斗「今のは…?」

攻撃を受けた熱斗(CFロックマン)の目の前にはネットナビ(ゼロ)のような存在が現れる。

熱斗「ゾアノロイド…違う…ネットナビ...?。バトルチップ!マシンガン!」

熱斗(CFロックマン)はマシンガンでゼロを攻撃するものの、瞬間移動で回避される。

熱斗「何!?」

ゼロは斬撃攻撃を熱斗(CFロックマン)に向けて放つ。

祐一朗「熱斗!」

ゼロが熱斗(CFロックマン)を再び攻撃しようとする中で火山(CFブルース)が駆けつける。

熱斗「火山!」

火山(CFブルース)がゼロと戦う中、ゼロのオペレーターと思われる人物が命令する。

?「引け!ゼロ!」

謎の人物の命令でゼロは撤退する。

火山「消えた…」

火山がそう言った後、町を覆っていた電脳植物は消滅する。

熱斗「油断したよ火山…」
火山「大丈夫か?」
熱斗「ああ…けどいったいやつは何者なんだ?」

(続く)

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最終更新:2023年05月31日 15:03