アメリカ同時多発テロの首謀者オサマ・ビン・ラディンの居場所を突き止めた末にネイビーシールズチーム6(DEVGRU)は射殺に成功する。
少佐「ターゲット確保。味方に負傷者なし。神と国家の名のもとジェロニモは死亡」
CIA職員「やったぞ!」
その無線報告を聞いたCIA並びにネイビーシールズらは歓喜の声を上げる。
変わっては時間稼ぎをしていたワセムらは警官から事情聴取を受ける。
ワセムら「署長はご存知だったか?」
警官「ああ、確認できたでしょ?君らの言った通り」
ワセムら「よかった、じゃあ握手気をつけて」
警官「どうも」
ワセムら「ご苦労様でしたさようなら」
警官「さぁ、家に帰れ!」
ワセムら「もう終わり。帰って。もう終わりだよ。帰ってください」「もうおしまいだ」
警官とワセムらは住民らを家に帰らせようとする。
変わってネイビーシールズらはビン・ラディンの隠れ家を後にして外に出た後。
変わってCIAで局長ギドリーが携帯の着信音に気付きかける。
ギドリー「もしもし?」
パレッタ長官(電話)『おめでとう、よくやったなあ』
ギドリー「どうも」
パレッタ長官(電話)『チームを労ってくれ』
ギドリー『分かりました』
パレッタ長官(電話)『コリンズはいるか?』
ギドリー「ええ、目の前にいます」
パレッタ長官(電話)『少し話したい』
ギドリー「お待ちを」
ギドリーはそういったあと携帯コリンズに渡す。
コリンズ「もしもし?」
パレッタ長官(電話)『コリンズ?。パレッタだ』
コリンズ「どうも長官」
パレッタ長官(電話)『よ~くやった。君は正しかったな』
コリンズ「感謝します。長い道のりでした」
パレッタ長官(電話)『達者でな。よく頑張ってくれた』
コリンズ「ありがとうございます」
コリンズはそういった後、携帯の電源を切る。
変わってネイビーシールズらはヘリコプターに乗って帰る中で、証拠隠滅の形で動けなくなったヘリコプターを爆破する。
次にオバマがビン・ラディン殺害の件についてインタビューをする場面となる。
オバマ「こんばんは。合衆国国民と世界を報告します。今夜アルカイダの指導者であるオサマ・ビン・ラディンの殺害作戦を決行しました。テロリストの彼は多くの罪なき人々を女性、子供の命を奪いました。今日、私の指示のもとパキスタンのアボッターバードにある建物をターゲットとした作戦を決行しました。この作戦は少人数のチームがたぐいまれなく勇気と努力で遂行しました。こちら側に負傷者はありません。民間人に犠牲者が出ないよう細心の注意を払い、銃撃戦の末にオサマ・ビン・ラディンを殺害し、遺体を確保しました」
変わってギドリーがCIA本部内を歩く場面となる。
ギドリー「お疲れ。スーザン。サウジ大使に連絡してくれ」
次にギドリーはサウジ大使と電話する。
サウジ大使「サウジ大使です」
ギドリー「サウジ。はい、事実です。ええ、彼はあなたの国で生まれた。遺体の引取にご興味ではないかたと思いまして。ええ、分かります。どの国も同じ気持ちでしょう。お任せを」
ギドリーはサウジ大使との会話を終える。
次に真夜中にネイビーシールズらが乗ったヘリコプターが飛行する場面となる。
大佐(この作戦に遂行した人たちに感謝します。この国に仕えるものとして。プロフェッショナリズム、愛国心、怯みなき勇敢さを体現しました。彼らはあの日からとっても重い責務を担ってきた世代なんです)
大佐がそういった後。エンドロールと共にビン・ラディン殺害後のその後の出来事をナレーションが語る。
オサマ・ビン・ラディンはイスラムの伝統に従いアラビア海の北方に水葬された。遺体の写真は公開されていない。
パキスタン政府は国家反逆罪でアフリディ医師を逮捕、彼に禁錮33年の刑を言い渡した、翌日合衆国政府はパキスタンへの軍事援助を削減、その額は3300万ドルである。
マリクとアセムは空港に向かう途中、パキスタン警察に逮捕された。反逆罪で告発され有罪となれば死刑に処せられる。
パキスタン政府はビンラディンの潜伏を一切知らなかったと主張。襲撃の報復としてCIA・イスラマバードの実名をリークしたと言われている。
ビンラディンが潜伏していた屋敷は聖地化を避けるため。パキスタン政府が取り壊した。しかし今も過激な多くの信奉者が訪れている。
9.11以降アルカイダ指導者の30人のうち22人がゼロ作戦により死亡した。
2011年8月。レンジャー部隊の援護に向かったチーム6のメンバーが25名がヘリの墜落で死亡。海神の槍作戦のメンバーが何人巻き込まれたかは不明である。
ビン・ラディンの死後、アルカイダの新たな指導者として。アイマン・ムハンマド・ザワヒリが指名された。『彼はアメリカとイスラエルに対するジハードを引き継ぐこと』を誓い、パキスタンの部族地域に潜んでいると考えられている
(吹替ナレーション)
最終更新:2023年09月08日 22:31