プレシディオの男たちのオープニング (吹替版)

THE PRESIDIO

アメリカ・サンフランシスコの街並みの背景とともにテロップ・映画のタイトルが映し出され、次にプレシディオ陸軍基地内でパレードが行われている場面となり、その中でアラン・コールドウェル中佐は歩きながら演奏を続ける兵士たちに敬礼をする。

変わって夜中のプレシディオ軍事基地。
やってきた車から降りた運転士である女性の兵士は何かの用事として、基地内に入る。
次に警備担当と思われる憲兵たちが話し合っていた。

憲兵「助けてくれよグレイ大佐の秘書のやつ、たまんねえんだすごく電話してきてさ…こっちはそれほど暇じゃないっての」

憲兵がそう言った中、やってきた女性憲兵のパティ・ジーン・リンチがやってきて、黒人の憲兵が彼女の無線機を取り上げる。

黒人憲兵「おっと、ジョリーが病欠だ代わりにデスクを頼む」
パティ「勘弁してくださいよ…」

パティがそう言うと、黒人憲兵は無線機を彼女に返す。

黒人憲兵「じゃあ、無線を切るなよ!霧が濃いからな」
パティ「OK」

パティは施設の中を歩く中で引き出しから拳銃を取り出す。

憲兵B「オートバインの辺りに誰かいたようだ」
パティ「了解」
憲兵C「パティ・ジーン。あんまり寒かったら俺を呼びなよ」
パティ「ジャケットがあります」
憲兵C「俺の法がずっとあったかいぜ」
パティ「いえ、間に合っています」

パティは憲兵にそう言った後、警備車両に乗って出発する。

パティ「フォックス15パトロールを開始」

パティは基地内を警備する中、不審な車が通過するのを目撃する。

パティ「こちらフォックス15、ただいまオートバインを通過中。デートの邪魔をしたみたい。車の種類から判断してホテル代くらいはありそう」
憲兵「こちら本部了解。無線は絶対切らずにおけ」
パティ「わかってます」

パティがそういった後、警備車両で巡回する中で停車し車から降り、懐中電灯を持ち辺りを施設内を見渡す中で扉の錠前が壊されていることに気づく。

パティ「フォックス15から本部。将校クラブにドアが破られた形跡あり」
憲兵「フォックス15、直ちにブラボー2号を応援に出すから単独で行動を起こすな。今すぐ行く、着くまで待機しろ」

無線で連絡した憲兵がそういった後、パティが将校クラブの中の物音に気づき拳銃を構えて中に入り見渡し扉に入ると人がいるのに気づく。

パティ「動くな!」

パティがそういうのも束の間、将校クラブの中にいた侵入者が拳銃を発砲し彼女を射殺し、その侵入者となる2人組は車に乗って全速力で逃走する。

憲兵「本部どうぞこちら2号、大木にぶつかった。容疑者の車はグレーのリンカーン。バーナード・プレシディオに向かっている。ノーブレーキでまっすぐ突っ込んできやがった。とんでもねえ奴だ」

他の警備車両に乗っていた見張り担当の二人の憲兵はその無線を聞く。

憲兵2人「あの車だ!行くぞ!」「容疑者の車発見4番ゲートに向かっている!」
黒人憲兵(無線)『追わなくていい。基地の外に追って出るな。後はサンフランシスコ市警に連絡して彼らに任せる。ジェイク?どうした?返事をしろ!』
ジェイク「先回りして、行き止まりだ!」

カーチェイスが続く中、ジェイクの提案で迂回して容疑者の車を追おうとするが、通過してきた車を見て即座に方向を変える。

ジェイク「危ない!」

ジェイクが乗った車は衝突し大破する。

ジェイクと憲兵「大丈夫か?」「何とか…」

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最終更新:2023年09月08日 22:40