人は同じ過ちを繰り返すのか・・・・・・・・・。
シャア「この暖かさを持った人間が地球さえ破壊するんだ!」
「それを分かるんだよ!アムロッ!!」
人類への絶望と悲嘆・・・・・・・・・
地球へと落下しつつあった小惑星アクシズは
人類への愚かさに悲しみ、贖罪をと叫ぶ
シャアの心、そのものであった。
ある意味、彼の言葉は真実であり
やはりある意味間違っていた。
アクシズを覆うように現れた光。
アムロのνガンダムから放たれたそれは
人の可能性を示す心の光でもあった。
アムロ「・・・・・・・・・だから!!」
「世界に人の心を見せなけりゃならないんだッ!!」
冷たく、物言わぬ岩の塊と
それすらも包み込む暖かな光。
さながら、シャアとアムロ、2人の
心を示すかのごとき光景が広がり・・・・・・・・・
そして奇跡は起こった・・・・・・・・。
地球へと落下しつつあったアクシズはその動きを止め
ゆっくりと、だが着実に地球から
離れていった・・・・・・・・・。
この日、宇宙世紀0093年3月12日。
後に「シャアの反乱」と呼ばれる
戦いは終結した・・・・・・・・・。
もはや敵も味方もない・・・・・・・・・
ただ、暖かなオーロラの光が
静かに、そして優しく
地球を取り巻いているだけである・・・・・・・・・。
最終更新:2016年05月10日 08:54