"トロヴァトーレ"

対訳【朝比奈隆 訳】

君の微笑(動画対訳)

アンヴィルコーラス(動画対訳)

編集者より

  • 朝比奈隆は1949年に関西オペラグループ(現関西歌劇団)を結成し、以来、「椿姫」(1949)、「カルメン」(1950)、「お蝶夫人」(1951)、「ラ・ボエーム」(1952)、「カヴァレリア・ルスチカーナ」「パリアッチ(道化師)」(共に1953)と、毎年次から次へとオペラを上演しています。「トロヴァトーレ」は1972年の第33回公演で上演されました。
  • 朝比奈隆訳で参考にしたのが、大フィルに保管されている、スコアです。RICORDI の総譜 PARTITURA D' ORCHESTRA(出版年不明) に全訳が書き込まれています。T.ASAHINAのスタンプが押され、Aug.24.1972 OSAKA と書かれていますので、恐らく1972年11月の「トロヴァトーレ」初演の際に指揮者の朝比奈隆が使ったものと思われます。
  • そこでWEBでダウンロードしたイタリア語のテキストと朝比奈訳をできるだけ楽譜に合わせて並べました。朝比奈隆は上演の度ごとに訳詞に手を入れていたとオペラ歌手の方々からは聞いています。実際、書き直されていたり、訳詞が2種類あったりする箇所があります。そこで、もとの訳詞の上に更に書かれている場合は、(別訳:)という形で併記しました。ダウンロードしたイタリア語のト書きは、あるほうが分かりやすいので、訳しておきました。
  • 対訳で難しいのは、繰り返しの場面です。繰り返しが同じ訳の場合は、省略してありますが、同じテキストで訳語が異なるときは、訳をつけておきました。二重唱で、イタリア語は二人同じでも、日本語では訳し分けてあるものは、分けて書いておきました。鉛筆書きの訳語が消えてしまって、どうしても分からない箇所は空欄にしてあります。

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@ Aiko Oshio

管理人より

  • 指揮者の朝比奈隆(1908年7月9日 - 2001年12月29日)が翻訳した「歌える日本語訳」を使用しています。日本語訳は左のイタリア語の意味とは必ずしも一致しません。
  • 朝比奈のテキストは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。

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最終更新:2022年09月24日 20:03