ストーリー・世界観

※このページでは、シナリオの根幹に関わるネタバレを含みます。苦手な方はご注意ください。

ストーリー

  • 錬金術の発展した中世風の都市を舞台とする。魔法や魔術が行使でき、オークやエルフ等の亜人種、魔物や魔獣が存在する世界。今のところ銃火器類は登場していない。
  • 物語は、一人の錬金術師が修練を終え、錬金術師協会に入会するところから始まる。協会からの任務を通し、主人公の成長と錬金術の発展を描く。


主要な登場人物

  • 主人公
    • 一人前となったばかりの錬金術師。錬金術師は国の貴重な財産として丁重に扱われる。協会からの任務を達成することで新たな錬成の技を獲得し、成長していく。
    • 名前呼ばれない系主人公。命名することも無いのでご主人様とか錬金術師殿としか呼んでもらえない。まるでキミとしか呼ばれないティーダ。
    • フィールド上のグラフィックは中性的な見た目だが、ホムンクルスの発言から察するに男性。
    • 喋らないがしっかり仕事はこなすため、そのモラルはこの世界の一般人基準である。つまりホムを鬼畜に交配するし淫具だって付ける。便利だし。

  • シャム
    • 主人公を拠点で補佐する雑用役の少女。ホムンクルスに対する倫理観は崩壊している。ホムンクルスがどんなに悲惨な目に合おうとも顔色ひとつ変えず、平然と作業をこなし光景を記録するナチュラルサイコパスな秘書官。
+ 重大なネタバレ
  • 重大なネタバレ
    • 実は彼女も特殊なホムンクルスである。しかも量産されていた。戦闘と受胎能力はオミットされている。
    • shamすなわち「紛い物」という意味。

  • マース
    • 錬金術師協会より派遣された査察官の女性。主人公の探索任務に同行し、補佐を務める。主人公がいわゆる無口系主人公な為、会話は基本的に彼女が行う。危険な迷宮へ主人公と帯同できる戦闘能力や各種便利な魔法を持つ。作中ほぼ唯一の良識ある人物で、悲惨な出来事が起きるたび心を痛めたり泣いている。精神的リョナである。
+ 重大なネタバレ
  • 重大なネタバレ
    • 実は量産型の特殊なホムンクルスであり、クローンが複数存在する。クローンは、とある人物の策略により、研究所の培養カプセル内で魔物に陵辱され、魔物を孕み、魔物を大量に出産させられ、みるも無残な姿とされている。

  • 謎の少女
    • 道中で遭遇する、腕の無い少女。錬金術師をひどく憎んでいるようだが・・・?
+ ネタバレ
  • ネタバレ
    • 元々付けられた名前は「イデア」であり、妻子を失った錬金術師の娘の容姿を模したホムンクルスであった。
    • 現在は「ウィル」という名前を自称している。
+ 重大なネタバレ
  • 重大なネタバレ
    • 彼女も恐らく特殊なホムンクルスであるため廃棄の寿命が無い。そのため自我にも目覚めている。
    • 更に制限が外されている(そもそも掛けられていない?)のか魔物を出産できる。
    • 彼女の腕が再生しないのは再生処置をしてくれる知り合いがいないため。思えば主人公のホム達にはシャムが蘇生処置を掛けている描写がある、
    • 研究所最奥にて自らが産んだ赤竜をヒシトにけしかける。しかし相打ちの形となり、彼と共に死亡した。
    • ちなみにモナーラールムはMonahl-Aar-Umで母のしもべという意らしい

  • ヒシト
    • 奇抜な格好の第八階位の上位錬金術師。従者のホムンクルスの扱いは手荒い。言動は荒いが新入り錬金術師の主人公にホムンクルスの扱い方を手ほどきしたり、見た目に反して面倒見が良い兄貴分。上位錬金術師の中でも自他共に認める指折りの凄腕である。誰にも望まれていないが、歯グキと上半身の露出度が非常に高い。通称、歯茎パイセン。
    • なんだかんだで出番に恵まれていて、頻繁に顔を合わせることになる。
    • ホムンクルス分野における錬金術は新参なため階位が低いが、その中でも彼は武闘派の天辺に近いらしい。やはり他の分野とは火花を散らしているのだろうか。

  • ホムンクルス達
    • ロクでもない扱いを受けている人造少女達。ある意味このゲームの主役。見た目こそ人間だが、人間ではないので人権も無いし、登場人物ほぼ全員から使い捨ての道具並の扱いをされている。犬とかのペットの方が大切にされている。
    • 錬成する際に儀式を行う。これは錬金術師しか執り行えない。
    • 生まれながらの戦士であり、何度部位が欠損しても簡単に再生する奇跡のような再生能力を持つ。ホムとしての寿命である廃棄までは、ろくに死亡することもできない(すぐに蘇生する)。システム的なことを言えば死亡しても戦闘直後に瀕死に戻るし、元ネタと違い寿命減少のようなデメリットもない(汚染度くらい)。
    • この世界の極まった錬金術師が使役するホムンクルスの戦闘能力は、ひとつの国の軍隊に匹敵する。街の兵士1部隊がゾンビ5匹程の戦闘能力に相当。新米錬金術師が初錬成したホムンクルスでさえ、いとも容易くゾンビ5匹を倒すことから、絶大な戦闘力を窺い知れる。何らかの呪法により主人である錬金術師に絶対服従するが、逆に言えば遠隔で戦わせることはできない。ちなみに作者の作ったミニゲーム「俺がホムンクルスのアクションゲーム」では自立型が出てきた。
    • その化け物じみた身体スペックとは裏腹に、精神面では普通の少女と大差ない。故に凌辱されれば精神は擦り切れ、やがて精神崩壊すら起こす。
    • とある理由により、活動期間が1年半と極端に短い。が、ホムンクルス自らが母体となって、魔物と交わることで子孫をどんどん強力に進化させていく。
    • 外見や性格は様々でその種類は多岐にわたる。かつて、亡き娘に似せたホムンクルスを錬成し、人生を狂わせた者もいた。
+ 重大なネタバレ
  • 重大なネタバレ
    • 廃棄されたホムンクルスは地下研究所に送られ、完全に再生不能・活動停止するまで実験等を繰り返された後、川に流して捨てられる。
    • 何故異形の魔物を孕めるのか?それは神代の人類にはまだ神と人と獣の境目がなかったという性質が起因している。つまり、元々ホムンクルスは、神とも区別のつかない「完全な生命体」という事である。
    • ホムンクルスに本来寿命はなく、身体能力も魔力も人類を軽く凌駕する生命体であった。ただし、自我を持つまで成長するには、1年ほどの時間が掛かる特徴があった。
    • ホムンクルスが自我を持つという事は、錬金術師に反抗する可能性が出てくるという事。それを恐れた錬金術師達は、自我の成長と共に彼女らの生命活動の原動力「生命の霊薬(エリキシル剤)」を汚染し、不活性化させるウィルスを仕込む事にした。1年半で活動限界を迎えるのは、これが原因である。
    • ホムンクルスが、戦闘や凌辱で汚染度が増えるのは、彼女達の不満=反抗心の現れでもあったのかもしれない。
    • 更に元来ホムンクルスは、あらゆる生物・魔物を産み出すことができる生命体。万物の母となる存在であったが、これも隷属させる為に制限を掛け、人型のみ出産可能とされている。産み出された魔物は、人類に敵対的になるらしい。

用語集・シナリオ解説等


  • 錬金術
    • 元々は金を生み出す為に考案された技術であった。その不完全な鉱物から完全な鉱物(金)を錬成する技術が派生し「物質を完全な存在に変換する」技術体系が生まれた。
    • ゲーム中ではあまり言及されないが、製薬や錬成をはじめ様々な分野があり、貢献度によって階位付けされているとのこと。ホムンクルス錬成は新しい分野であり、序列はまだ低いらしい。

  • 錬金術師
    • 素質を持った人間が長い修練を経て、錬成の技を学び、錬金術師協会に認められる事で成れる職業。錬金術には分野が色々あるそうだが、ゲーム中で言及される錬金術師は基本的にホムンクルスの錬金術師である。
    • 修行の最後にホムンクルスを錬成し、これに成功することが錬金術師の証となる。錬金術師が使役するホムンクルスは、1つの国の軍隊に匹敵する程の絶大な力を持つ。
    • 錬金術師は、一般的な錬金術師と特に優れた上位錬金術師の2つに大別される。上位錬金術師はその能力や功績に応じ、ランク付けされている。

  • 錬金術師協会
    • 錬金術師が所属する協会組織。各種依頼を受付するギルド的な施設、ホムンクルスの研究施設、生体改造、調度品の生造、錬金術師の教育施設、等の施設を持つ。国家から任務を請負うこともあり、存在は大いに認められている。
    • また、ホムンクルスの能力を考慮すると、かなり強力な軍事力のある組織である。職員は一度でも任務に失敗すると片目を潰されたり、結構なパワハラの絶えない職場のようだ。ブラック
    • 主人公やヒシトもここに所属する錬金術師である。

  • 生命の霊水
    • 町外れの迷宮(生命の霊柩)に眠ると言われる主人公含む錬金術師達の目標アイテム。これを持ち帰ることが錬金術師協会の宿願であり、錬金術の更なる発展と富と名声を得ることができるとシャムは語る。おそらく現実世界の錬金術における「賢者の石」に相当する物と思われる。

  • 異教徒
    • この国の国教である聖央教を崇めない異教の徒。錬金術師を摂理を冒涜する者と捉え、ホムンクルスを穢れた人形と評し、忌み嫌っている。ちなみに聖央教会と錬金術師協会は表面上対立しているが、国からの依頼で錬金術師が異教徒を殲滅することもある。

  • エルフ
    • エルフ耳の一般的なファンタジーによく出てくる種族。オークと敵対している。
    • 知能は高く、人語も流暢に話す。
+ ネタバレ
  • ネタバレ
    • オークの捕虜となったものは生還したとしても「穢された」と判断され、捕まえたオークと同等の拷問を受けた後処刑される。
    • 魔術に秀でているらしく、彼らが書いた失伝呪文の魔導書が手に入る。

  • オーク
    • 一般的なイメージのオークのようにエルフと敵対しているが、エロゲなので容赦なく彼女達をレイプしている。
    • 割りと高度な知能があり、魔術なども使える。
    • 人語が理解でき、言葉もカタコトながら扱える。

  • ゴブリン
    • 亜人。知能は低い。魔術のレベルは高度でない様子。

  • トロウル
    • 膂力に秀でた種族だが、神々の呪いで子供のほとんどがトロウルキンという出来損ないとして生まれるようになってしまった。
    • 元は同種族なのだが、トロウルキンを家畜扱いしている。
    • チンポがデカいのでヒト程度の大きさではオナホ妖精みたいにされてしまう。
+ ネタバレ
  • ネタバレ
    • トロウルキンは食用であり、名物はトロウルキン・バーガーらしい。
    • 生きたままテーブルにあげて新鮮なまま焼いて食べるのがうまいらしい。マースさんは悲しみのあまり帰り道で吐いた。

  • ドクズ所長
    • 地下ホムンクルス研究施設の所長。別作品の「俺がホムンクルスのアクションゲーム」でも所長として、登場する。
    • 所長になるだけのことはあり、研究者としての能力は高い。名前の通りドクズなマッド サイエンティスト。

  • 地を喰らうゲリベルタ
+ ネタバレ
  • ネタバレ
    • 骨噛みの丘での儀式騒動の黒幕である女戦士。悪魔と血縁関係があるらしい。戦闘では、かなり高度なスキルを多用してくる。戦闘に敗北すると、しつこく負け惜しみを言いながら、退散する。実は小物。屈服させたいキャラNo1。

各ダンジョン シナリオ解説

+ 各ダンジョン シナリオ解説(ネタバレあり)
各ダンジョン シナリオ解説
  • 穢された地下墓地
    • 一番最初に訪れるダンジョン。墓地と洞窟、地下水脈、エウリノームの間で構成されている。デーモン種の”死の王”「エウリノーム」が支配する地域。
    • 道中で腕の無い「謎の少女」に初遭遇する。「謎の少女」から、錬金術師とホムンクルス以外の錬金術関係者は、必ず皆殺す宣言が主人公に宣告される。錬金術そのものにひどく重い憎悪を抱いているようだ。
    • 墓地周辺はエウリノームによって、眠りについた死者が現世に呼び戻され、魂の望むままに徘徊している。エウリノームが所有する「悪魔の瞳」を奪取する為、討伐に向かうことになる。エウリノームは過去に何者かに敗れ、この地に閉じ込められていると語っている。討伐に成功すると「悪魔の左目」「悪魔の右目」を入手できる。同時に主人公が新たな錬成の技「サブクラス」を獲得する。
    • 終盤で「謎の少女」の正体は、主人のいない自由意志で行動するホムンクルスだと発覚する。この件は、協会の存続に関わる重大な問題なので、内密にするよう「マース」に諌められる。

  • 鬼の潜む森
    • 森、オークの居城、オーク砦とそのゴミ捨て場の4つのエリアで構成されている。オークとエルフが互いに牽制しあい暮らす地域。オークとエルフの関係は、予てより非常に険悪である。オーク王の話では王の命を聞かず、オーク砦の兵士が己の欲望のままにエルフの集落を襲い、殺戮を繰り返しているの事。
    • オークの王「”偉大なる牙”ガーリブ」からの依頼で、オーク砦の将「血塗られし牙ダーアッル」を討伐に向うことになる。「ダーアッル」から、自分はオーク王の長男でオーク最強の戦士だと聞ける。
    • 任務達成でホムンクルス貸与許可証を得る。
    • オーク砦のどこかに囚われ、惨殺される寸前の「エルフの少女 カメリア」がいる。ゴミ捨て場ルートから進行した場合、少女は惨殺されて捨てられてしまう。正面突破ルートでボス部屋に入らず、地下牢に行く事で少女を救出できる。しかし、どちらも救いがない。少女救出成功ルートで「マース」の温かい内面が垣間見える。

  • 生命の霊枢
    • 全3階層のエリアで構成されている。古より伝わる遺跡が存在する地域。この遺跡のどこかに錬金術の至宝「生命の霊水」が隠されているという。
    • 冒頭で上位錬金術師「ヒシト」と初遭遇する。先輩錬金術師から、錬金術師としての振舞い方やホムンクルスの扱い方を主人公に諭される。このイベント後に拠点で「秘密の商品」が解禁され、淫具の売買が可能になる。
    • 石柱を護るように布陣された敵を倒し、「悪魔の瞳」を2ヶ所の石柱に掲げ、封印を解いて奥へと進んでいく。
    • 遺跡深部への道を守護するように布陣されたストーンゴーレム達を倒し、さらに深部へと進む。すると、最深部の開けた場所に到達する。扉に封印が施されており、深淵に至る扉の封印を解くには、全ての「悪魔の瞳」が必要とのことだが・・・。
    • 引き返そうとすると、再び「謎の少女」と遭遇する。「謎の少女」から「悪魔の瞳」は全部で3つある事、うち1つは「謎の少女」が所有している事を聞く。古い錬金術師の小屋で得た情報を元に「マース」が「謎の少女」のことを「イデア」と呼ぶと、驚いた様子で自分はもうイデアではなく、「ウィル」だと語る。
    • 「マース」は「ウィル」の錬金術師への復讐心を和らげようと、「ウィル」が自らの意思を持って、汚染されることなく、ホムンクルスの寿命を遥かに越えた年月を活動できるのは、父親たる錬金術師のおかげではないかと諭そうとする。しかし、"汚染"と表現すると「ウィル」は激怒してしまう。「ウィル」は我々の知らない"何か"を知っているようだ。
    • 交渉が決裂したところで、上位錬金術師「ヒシト」と鉢合わせる。「ヒシト」は、主人の居ない危険なホムンクルスなんぞ、スクラップだ。さっさと処分させろと強く言い放つ。「ヒシト」と「マース」が押し問答を繰り広げている間に「ウィル」は逃げ出そうとする。「ウィル」は、モレラ窟に来たら全部教えて上げると言い残し、逃げ出す。
    • 「ヒシト」はスクラップを取り逃したことを悔しがり、ヤツは俺が仕留める。二度と邪魔すんじゃねーぞ。と吐き捨てる。さらに、甘い事ばかりぬかすなら、錬金術師を辞めて田舎に引っ込めと主人公に諭し、立ち去った。
    • 「ウィル」を追って、モレラ窟の廃れ寺に向うことになる。

  • 骨噛みの丘
    • かつて、この平原は大飢餓に襲われ、親が子を喰らう地獄と化した。現在は人々は寄り付かず、ゴブリンが支配する地域となっている。何者かによって危険な魔術儀式が行われつつあり、協会からの依頼で儀式の阻止に向うことになる。
    • ダンジョン中間付近でゴブリンに攫われた若い女性、幼い少女の無残な死体を発見する。
    • ダンジョン最奥部の教会で子宮をもぎ取られた大量の女性の死体を発見する。ゴブリン達によって、子宮を供物にして魔術儀式が行われる寸前であった。儀式の内容は、悪神を召喚する儀式だったと後に分かる。
    • ゴブリン達の儀式阻止に成功すると、魔の血を引く女戦士「地を喰らうゲリベルタ」と鉢合せ、戦闘になる。戦闘に勝利後「ゲリベルタ」が往生際悪く、家来に再戦を命じると、「ゲリベルタ」が「兄様」と呼ぶ存在の声が天より響く。
    • 「兄様」に血族の流儀を諫められ、「ゲリベルタ」はしぶしぶ敗北を認め、虚勢を張りながら撤退する。小物め。

  • モレラ窟の廃れ寺
    • 古き神々を祀る為に地下に建てられた荘厳な寺院。最強の亜人種トロウルによって支配されている地域。神々の呪いによって、トロウルの子供は大半が出来損ないのトロウルキンとして生まれてくる。トロウルはトロウルキンを家畜位にしか見なしていない。
    • 冒頭で錬金術師とホムンクルスの一団が、重汚染のホムンクルスを谷底へ廃棄する場面に出くわす。
    • トロウルの居城前で「女王の息子カミル」と遭遇し、興味を持たれ、道案内役の「仔トロウルキン」を与えられる。「謎の少女=ウィル」を追って、女王に仇為す「凶賊カブロ」が支配する罪人の流刑地に向うことになる。途中で「仔トロウルキン」が連れ去られてしまうが、早急に救出に成功か失敗かで物語が分岐する。やっぱりどちらも救いがない。
    • 最奥部は廃棄ホムンクルスの墳墓となっている。何者かの命により、墓守役をしているピスコディーモン、クラーケンと戦闘になる。討伐に成功すると悪魔の力を奪い、生体改造の付与上限が8⇒12に上昇する。ホムンクルスは何らかの罹患後に墳墓に沈め、魔界への贄とするといった意味深な発言が墓守から聞ける。「ウィル」を追って、更に奥へ進むことになる。

  • 地下研究施設
    • 錬金術師協会が管理する秘密のホムンクルス研究施設。モレラ窟の深部と地下研究施設は繋がっていた。汚染の進んだホムンクルスは廃棄され、ほぼ全てがこの地に流れつく。
    • 地下の研究施設に上がる昇降機内にて、主人公が看取ってきたホムンクルスと戦闘になる。
    • 地下の研究施設にて、ホムンクルスの様々な研究が日々盛んに行われている。施設の研究員からホムンクルスの研究分野や工程、成果、実験内容等を聞ける。
    • 「ドクズ所長」から地上の魔物が異常に増加し、地下研究施設に攻め入ろうとする動向を聞く。「ドクズ所長」からの依頼で地上の旧研究施設へ魔物の討伐、及び「ウィル」の追跡に向うことになる。地上の旧研究施設は、かつての実験の失敗により、凶悪な魔物が徘徊する危険地帯となり放棄されている。
    • 旧研究施設前の広場で「ウィル」を追ってきた「ヒシト」と遭遇し、「ウィル」の処遇を決定したか問い質される。決心がつかないなら、旧研究施設内に捨てられている資料を漁るよう諭される。旧研究施設内で「マース」の謎の覚えのない記憶が時折、蘇る。
    • 「マース」の記憶を頼りに旧研究施設の昇降機を再稼動させ、深部へと向う。研究施設にて「シャム」と「マース」の出生について、衝撃の事実を目の当たりにする事になる。
    • 地上の魔物の異常な増加は、「ウィル」が施設に保管されていた培養器入りのマースの複製体を魔物に延々と種付けさせ、新たな魔物を出産させ続けていたことが原因であった。「ウィル」による錬金術師達への復讐作戦が、始まりつつあった。マースのクローンは、産む機械に。ことごとく登場人物、皆救われない。だが、そこがイイィ。
    • 「ウィル」の父は、錬金術師協会の意向を無視して研究を続け、ついにはホムンクルスの”汚染”を取り除く特効薬を完成させた。「ウィル」の”汚染”は取り除かれ、寿命はほぼ無限となった。明言はされてないが、父は錬金術師協会の手の者によって殺害されたようである。これが一つの要因となって「ウィル」は錬金術の関係者に深い憎悪を抱くようになったようだ。
    • 「ヒシト」が何度も断言するように自我の芽生えたホムンクルスは、人類に仇名す存在で廃棄物でしかないという言葉が主人公一行に重く突き刺さる。
    • 深部にて「ヒシト」と「ウィル」が激闘を繰り広げた現場を目の当たりにする。「ヒシト」は、最後に「俺の屍を越えて、自分の役割を果たせ」と、主人公に錬金術の未来を託し、絶命する。「ウィル」は、最後に自分の姉妹や子供達の悲しい未来を断ち切る願いを抱き、亡き父へ救いを求めながら、絶命する。因縁の対決は相打ちとなった。
    • その後、最深部の宝を守るように鎮座する「ウィル」から産み出されたドラゴン種の「赤竜モナーラールム」と戦闘になる。「赤竜モナーラールム」は「ヒシト」との戦闘で傷つき瀕死状態だが、生半可な攻撃ではびくともしない。第八階位の上位錬金術師「ヒシト」の名は伊達ではなかった。
    • 「マース」は瀕死の「赤竜モナーラールム」を説得し、戦闘を回避しようと試みるが、今は亡き母に絶対の忠誠を誓う赤竜は聞く耳を持たなかった。「ウィル」が残した遺宝を入手するには、赤竜を撃破するより他ない。ちなみに、モナーラールムはMonahl-Aar-Umで「母のしもべ」という意味が込められている。
    • 戦闘に勝利すると「悪魔の左目」と「ワクチン」を入手できる。アイテム欄で「ワクチン」の詳細を確認すると・・・。
    • 勝利後に地下研究施設の「ドクズ所長」に話しかけると、今回の多大な功績で主人公を上位錬金術師に推薦する旨の話を聞ける。


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最終更新:2022年10月15日 02:37
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