ロフィルナ語:djanei
ナシーシャク語:yəjane
		| 神性 | 善神 | 
		| 居場所 | 神国図書館 | 
		| 武器 | 技術の光 | 
 
ジャネイ(ロフィルナ語:djanei、ナシーシャク語:yəjane)とは、エルドラーム創約星教ブルシェク派の技術神である。
概要
 悪神の一柱であるが、神話においては善神に悪の神であると勘違いされ続ける呪いを受けた神であるため、立場上はそうだとしても人間に恵みを与える神として描かれることが多い。五曜のうち祭曜を司る神であり、本来の権能である技術の他に図書、祭儀、伝統などを司る神として信仰されている。
名称
 ジャネイという名前は古典ロフィルナ語に由来するため、現在に至ってはその語源は不詳である。
 古典ツォルマ語ナシーシャク方言(ナシーシャク語)に訳された際には、ヤジャーネ(yəjane)と表記されたが、これは「ページを捲ること、読書」を表す√нежайという語根の第113派生形に基づき「本を読む神様」という意味を表す。
神話
 聖祭の円卓と悪神の間で起きた「モネアスの轟き」の後、善神に遅れを取ったジャネイは人を助けているうちに悪神の手下たちに行く手を阻まれ、その手下を倒して行けば永遠に善神とは合流することができない呪いを掛けられてしまった。これによって、彼女は手下を倒して人々を救ったものの、善神からは悪神として対立関係にあると勘違いされ続けることになってしまった。
 主な祭儀に関わる神であるため、祭儀書などに現れることが多く、興味や関心がすこぶる高い絶世の美少女の姿をしているとされる事が多い。
社会との繋がり
 ジャネイを主神として祀る礼拝堂は少ないとされているが、これは殆どの祭儀がジャネイを通したものであるため、間接的にもジャネイとの繋がりが高いためであるとされている。
 日常的に神頼みをするとき祈りを捧げる対象はジャネイであることが多いが、これは主神であるアルヴェファーンやゲザッセルなどに祈るとあまりにも無礼であると考えられるため、より身近なジャネイに頼むという考え方に由来する。
最終更新:2025年10月15日 21:46