連合帝国内務省鉄道庁の説明と歴史
説明
ユミル・イドゥアム連合帝国内務省鉄道庁が管理する地上交通として運用される鉄道について。
共立公暦1000年時点で本線級の路線は約1200路線あるが、簡易軌道や鉱山路線を含めると約85300路線存在する。
レール幅は高速鉄道用の3000㎜、本線用の1500㎜、簡易鉄道用の1000㎜がある。
歴史
宇宙新暦1511年イドラム1世が帝国鉄道庁を設立、内務省の一部門としてレシェドルティとジャゴラスの間に鉄道を敷いて運用させた
これが連合帝国における鉄道運用の始まりである
当初はレール幅1500㎜で現在の在来線規格となっている
惑星フォフトレネヒトや惑星ヘズレルでも1623年ぐらいに連合帝国と共同で鉄道が開通する、この路線は現在でも帝国鉄道庁の路線として運用されているが、フォフトレネヒトで開通したのは地下鉄だった
フォフトレネヒトの地下鉄は建設費を削減する目的で小型車体を採用し、現在連合帝国鉄道庁地下鉄道整備局の標準型となる
2110年魔導機関船が無動力の客船を連結牽引し星系間の運行を始めた、これが航宙軌道の始まりだが
この航宙軌道の運用権を巡り内務省と外務省が争い始めた
結果的に他国に接続する国際交通機関である航宙軌道は外務省の担当になり鉄道庁の管轄では無くなった
2250年スクルシ王国に経済支援の一環として鉄道を建設、身長が小さいスクルニ用に地下鉄用の小型車体を採用、木々の発育を阻害しないよう全線高架鉄道として建設される
2300年以降は戦時体制が発動され終戦まで新規の旅客鉄道は建設されなかった。代わりに貨物鉄道と軍用鉄道が138億路線建設されたが、そのうち18億路線は貧弱な軌道であり大半が戦時中に破壊された
4700年、停戦条約締結から1年後に鉄道庁は旅客運用を大々的に開始したが
戦時中に破壊された路線や列車が多く、更にかろうじて残った120億の路線用の旅客列車を用意出来ず慢性的な車両不足に悩まされていた
4761年に発生した惑星統括AIによる暴走に巻き込まれて3億本もの路線になんらかの被害が発生、うち56000の路線は復旧困難な状態になり廃線になる
4801年、帝国政府による混乱の終息宣言があったが鉄道庁は被害が甚大で急いで復旧にあたる
4960年、混乱がようやく収まって来たため更に大規格の、列車を計画レシェドルティ〜ジャゴラスに線路幅7メートル、車高11メートルの巨大列車を走らせる
以後幾つかの路線で採用し鉄道庁高速鉄道整備局が運行を担当した
4993年、首都星フォフトレネヒトの帝都カーマフォルトでイドラム3世となるトローネの誕生パレードがあり、鉄道庁もこの日のために制作した新型皇室列車を運用
以降トローネの国内視察に使われる
最終更新:2023年02月19日 22:21