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林間アブノーマル規格外Love

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「ふぅ……」
酒と女で賑わう都会の喧騒も、この地下にまでは届かない。
私、加神瞳がこの店に通うようになってから3ヶ月が過ぎた。
数軒歩き回って見つけた理想のカクテルバー。
「夜のアーバンリラックスなダンディ空間があなたの瞳を濡らします」という
マスターの言い回しは意味不明だったけど……。
市内の何処にでもいるごく普通のOL……なんだけど、騒がしいのが苦手だから、
飲むときはいつも一人。それも通好みの(悪い意味で客が少ない)店しか行かない。
普通を装う社会生活のガス抜きに相方はいらないから。何故なら私は……、

上場済みの一流企業、それも「取引の時に有利になるから」という理由だけで
プロ野球球団を買収した勝ち組社長の一人娘として生を受けた私は、
何の疑いもなく『おかねもちのとこのおじょうさま』として育てられた。

そんな私に、父は何度も結婚を薦めてきた。出会った事のない何処ぞのおぼっちゃんを並べて。
あからさまな政略結婚…。愛も恋もない道…。娘を思うなら絶対出来ない真似……。
でも父は現実の世界でシビアに生き過ぎた。誰にも手を抜くことが出来ない人になった。
唯一の理解者であった私の母に先だたれてから、その生き様はより鋭くなった。
世の中が金とパイプと裏だと思い知らされてきたから、実の娘も利用しようとする。本音を偽って。
それはエゴでもあるし、寂しさでもある。だから私も反対はするが家庭を潰すような反抗はしなかった。
深夜の晩酌時、誰にも見せない筈の父の哀愁を漂わせた背中を何度も見てきたから……。

「あの、すいません。もう一杯いただけますか?」
酒のおかわりを頼んで、私はつまみのチーズを口に運ぶ。
悩んでいてもしょうがない。これを飲み終えたら帰ろ……、

どすん!

喧騒とは無縁の店内に、一瞬の地震が起きた。
目の前に置かれたのは頼んだ酒。ただし視界を完全に塞がれるほどの巨大な『酒樽』。
「え……え……」予想の範囲外の出来事に、私は次の言葉を出せず、ただ絶句した。

「あちらの方からです」
「(*^ー゚)b」

え、そんな、ま、マスター、困りますよ。これ。
いや、あなたもそんな勝ち誇ったような顔しないでください!
どうしよう……これ本当に飲むの? ご丁寧にカットライムとストローが付いてるけど。
「こ、これ……………………キープはきくんですか?」


「壬嶋義樹だ。よろしく、お嬢さん」
「えと、瞳と申します」
店を出た私とナンパ男Aさんは、互いに自己紹介をせざるを得なかった。
「俺流のサプライズだったんだけど、どうだったかな?」
「はあ……インパクトはありましたけど、コント…かな?」
「おや、こりゃ手厳しい。俺としては会心の掴みだったんだけどな」
そう言って、屈託なく笑う。身振り手振り言い回しに役者じみた『癖』がある人だ。
自分に否があってもジョークと言い張るタイプ、正直苦手だ。悪人ではないだろうけど…。
「ところで、これから時間はあるかい? もしよろしければ、もう一軒付き合ってほしいんだけど」
きた! と、私は思った。酔わせて終電過ぎまで付きあわせて死のコースまで目論んでいるのだろう。
こんな人になし崩しに操を捧げるわけにはいかない。私は断固として断ろうとしたのだが……、
選択肢がバグで一つしかなかったのか、それとも妖精さんでも頭に舞い降りていたのか、
私は誘われるままホイホイと付いていっちゃったのだ。


連れられて来たのは『小粋』という名の、あからさまに狙って外した感のあるJAZZバーだった。
薄暗い店内の住民は、黒人とアジア系が混同した多国籍人種ばかりで構成され、日本人は客だけのようだ。

「……ジャズ、お好きなんですか?」
奢りで出された辛口のお酒と、香辛料と青唐辛子を利かせたサラダを口に運びながら私は尋ねる。
関係ないけど実は私は極度の辛党だ。マヨ一気飲みは無理だが、タバスコなら飲める。マスタードも大好物だ。
「まあね。こう見えて音楽は詳しいよ。学生の頃は演劇部と社交ダンス部とマーチングバンド部と野球部に所属してたし」
「最後だけ、ジャンルが違うんですけど……」
「別に間違い探しじゃないさ。こう見えても、本業は球児でね。甲子園に出たこともあるよ。ハハハ…」
「多芸なんですね。飽きっぽい……というわけでもなさそうですけど」
「俺は楽しいのが好きなのさ。退屈な時間を埋めるためには努力を惜しまない。羽休めは寝る時で充分さ…」
そう言って、また笑う。自分の事をとても楽しげに語る人だなと私は思った。なんというか、見てて和む。
父だって、社長の椅子に腰掛ける前は夢と情熱に溢れた好青年だったと母も言ってたし。
「さてさて、俺の事ばかり喋ってもな……。瞳嬢ちゃんのことも聞かせてくれないか?」
「お断りします。詮索されるのは好きじゃありませんから。尾を引かず、後腐れのない別れをお願いしたいですね」

「それは残念…。女の股を……いや、女の口を魅力で割らせる男を目指せって、
 今は亡きじっちゃんに言われてきたんだけどな。俺も修行が足りん。仙人も雲から落ちる…」
この人の言い回しって、金曜ロードショーの恋愛コメディみたいだな、と私は思った。
なんというか……吹き替えたら妙に味のある訳し方になったというか。
「うーん…………ここらで二人を結ぶ赤い糸でもあれば盛り上がるんだけどな……、
 あいにく懐の種は、今夜は切れてるんだ。仕方ないから…………これをあげるよ」
そう言って、取り出したのは野球の観戦チケット。それにこれは……、
(お父さんの球団だ……)


……自分でも分からない。夜のひと時を過ごすならいつものように一人で酒でも飲んでいればいい筈なのに。
私は導かれるようにスタジアムにやって来た。きっと見えない電波に引き寄せられたんだと強引に自分を納得させて。

『鮮血の買収劇』と罵られた数年前の企業買収から数年……、
悪趣味にも『血の紅』と名付けられた球団は、非難批判をバネに優勝を狙えるチームに成長したという。

素人目にも今夜の勝負は盛り上がりの連続だと実感する。点の取り合いで迎えた9回裏、7対8、1点ビハインド。
逃げ切りを狙う敵チームの抑えに執拗に喰らい付くバッター達。塁を埋めながらもあと一人となったところで…、

『ブラッディレッズ、選手の交代をお知らせします』
アナウンスが流れた瞬間、ドームの全照明が落ちた。
「え? ええ?」私は何事かと暗闇の中で辺りを見回す。
あれほど騒いでいた観客が、場違いなほど不気味に口と動きを止めている。これも演出なの?

『必殺仕事人』のBGMが流れ、ネクストサークルにスポットライトが照らされる。
球場の全ての人々の視線が、そこに集まっているのだと瞬時に理解する。

『バッター、相木に替わりまして、壬嶋義樹。背番号、99』
竜虎の着流しに、般若の面、腰には真紅の特注バットを挿した男が闇の向こうからゆっくりと現れる。
光の中央で、くるりと一回転、衣装を脱ぎ捨て、バットを高々と天に掲げる。
再び照明が球場の全てを照らし、その刹那、スタンドから耳をつんざくような大歓声が上がる。
「な、何!? なにー!?」一人の選手に観客総出の歓声。ありえない、絶対ありえないと私は思った。
でもバッターボックスに向かおうとしている人は、間違いなく昨夜出会ったナンパ男Aさんだった。

「おう壬嶋、今日も格好いいとこ見せてくれよ」
「監督よぉ、期待しすぎると落差も激しいぜ。ピエロは泣く時も笑顔って分かってる?」

どんな名打者も監督に見放されては活躍の場すらない。野村政権時の今岡しかり、原政権時の仁志しかり。
実際、前任の監督は壬嶋のショーマンアップを不真面目としか評せず、延々と2軍で干し続けた。
そんな爪弾き者に転機が訪れたのは、一年前……、
『勝ち負けを見せることしか出来ないプロ野球界には、漫画みたいな魅せる男が必要だ、その大役、おまえに任せるぜ』
そう言って壬嶋をプロデュースしたのが現役時代から『道楽男』と言われ続けた現監督だった。
「ま、俺をエンターティナーと評してくれるのは監督だけだからな。それじゃご期待に答えるとしますか」
打撃一流、弱肩、守備ザル、代打か指名打者しか活用方法がない男がチームの名物になる。
これもある種のシンデレラストーリーと言えよう。

敵も味方も、打席に立つ壬嶋に声援を送る。投手はこんなピエロに打たれまいと本気で挑む。
あらゆる試合、あらゆる場面を最高の舞台へ昇華させる。これぞ壬嶋ゾーンの真骨頂だ。
「楽に幕が引けると思うなよ、来な!」

その日、チームは壬嶋のサヨナラ打で見事勝利を収めた。


……あれから、数ヶ月が経過した。
私と壬嶋さんは今もプライベートでたまたま会っている。私ともあろう人が、毒気に当てられたらしい。
「見てくれたかい? 今日の俺のタイムリーヒット!」
打ったら試合後デート、という約束をすると、壬嶋さんは大抵目標達成する。
万人の観客の応援よりも、私が観戦したほうが力になるらしい。調子いい人だなとつくづく思う。
「はったりも度が過ぎると、墓穴を掘りますよ」
「はったりじゃないさ。有言実行っていうの。あれは」
「私は不言実行する人の方がタイプですけどね」
なんだかんだと憎まれ口を叩き合いながらも、私達はそれなりに仲の良い間柄にまでランクアップしていた。
素性と事情のために、男性相手だと必要以上に壁を作る私だが、壬嶋さん相手には肩筋張らずに話せている。

その後も私達二人は順調にデートを重ねていった。

ランチの先は行きつけの激辛ラーメン店、ヒイヒイ言う壬嶋さんを尻目に、私は三杯完食。

暇つぶしにゴルフの打ちっぱなしへ。ブレずに真っ直ぐ打てる私を素直に称える壬嶋さん。
でも「ゴルフが出来るってことは、瞳っていいとこのお嬢さん?」という質問はされず終い。

秋葉原の本格派メイド喫茶に突撃。生オタクから「空気嫁」みたいな視線を浴びせられながらも、
紅茶の美味しさに満足。瞳に着せてみたいなという壬嶋さんの呟きは華麗にスルー。

この調子でいけば友情が愛情に変わり、恋愛へ発展していくだろう。
でも問題がないわけじゃない。いや、むしろ山積みだ。
自分の素性をどう話す? 父親をどう説得する? 壬嶋さんの本心は?

全てに答えを出すため、ある日の夜…私は意を決して壬嶋さんに尋ねることにした。
デートの延長戦で、わざわざ茂みを探せば濡れ場が見れそうな公園にやって来て……。

「壬嶋さん、私……ずっと内緒にしてきたことがあるんです」
「な、何だってー!? AA(ry」
「まだ何も言ってませんけど……と、とにかくです。私、人にはいい難い素性の女なんです」
「ん~……」
「分かります? 私の正体?」
どう考えても謎かけにすらなってない質問の仕方だけど、この際しょうがないと内心割り切る。

「瞳の正体は……、

『1.NEVADA、2.くまぇり、3.河原美代子』…………3番?」
「抗議しますよ」

聞き方をミスったんだろうけど、もうボケに付き合ってる場合じゃない。私は自ら素性を明かすことにした。
「そうじゃなくて、私は……私は……、


 私は……あなたの所属している球団の、オーナーの一人娘なんです!」
顔真っ赤にして、私はとうとう告白した。下手をすれば二人の仲を破壊する爆弾になりかねない告白を。
「ソースは?」
「……………………」
絶対わざとだと思うけど、付き合ってられないので私は懐から家族の写真を取り出し、壬嶋さんに見せる。
「……おかげさまで納得しました」
「どういたしまして」

「けど、だから何だって言うんだ? 仮に知ってたとしても、俺はコネ欲しさに近づくような真似はしないぜ」
「でも、もし知ったら……って思うじゃないですか」
「……瞳。俺、あの夜…何故君に声をかけたか分かるか? …ああ、答えないでくれ、自分で言う……」

「一目惚れ……だったのさ」
「え……?」
聞き間違いでなければ、壬嶋さんは確かに一目惚れと言った。この自称千両役者が本気(ガチ)惚れ…?
「同期の奴とあの店に飲みに行ってさ、言われたんだ。素敵な女性が来るって。
 興味があって、通うようになった。そこで、瞳に会った。一目でハートにズキューンときてさ…。
 これ以上の女性はいないと思った。何としてでも、拝み倒してでも、自分の物にしたいと思って声をかけた」
「…………」
「俺は瞳がどんな人だって気にしないよ。なんたって、本気で惚れこんだ相手だからな。
 何だって受け入れるし、問題があったら協力する。瞳とは、裏表なしでいたいんだ」
「…………」
「俺も言うよ。……初めて会った時から決めていました。俺と付き合ってください」
……まさか、口八丁で役者気取りの壬嶋さんから、こんな王道の告白をされるとは思ってもみなかった。
だけど、想いは通じた。嬉し涙が出るほどに……。
「嬉しい……。私も、壬嶋さんが好きです」
私達は抱き合った。壬嶋さんは、二度と離さないとばかりに強めに。私は寄り添うように。
「これから、どうする?」
「……想いが通じ合った男女がすることといったら……やっぱりあれですよね?」
「あらま、瞳ってば大胆……」


「こういうふうに……なってるんですね」
初めてのいけないホテルの一室は、えっちぃですけべぇでピンクなムードが空間に充満している所だった。
ここで何人のカップルが激しいひと時を過ごしたんだろう……そう思うだけで、濡れそうになる。

熱めのシャワーを全身に浴び、身を清める私…。改めて自分の体を見る。
ぽっちゃり体系の私は、スタイルには全然自信がない。こんなことならダイエットしておくんだったな…。

「……おまたせしました」
壬嶋さんは既に準備万端でベッドに腰掛けていた。しかし私が話しかけると、態度を豹変させる。
「……眼鏡は?」
「えっ……?」
「眼鏡はどうした!?」
「え……そ、その、これからするって時に邪魔になるかな、って……」
「駄目だ駄目だ! そんな横暴許さん! 孫氏曰く、『眼鏡を取った眼鏡っ子は死罪』だ!」
孫氏は絶対そんな事言ってないと思った。でも壬嶋さんには壬嶋さんなりの譲れないこだわりがあるんだろう。
私は眼鏡を掛け直す。すると壬嶋さんは、途端にニヤケ顔になった。なんて分かりやすい人だ。

壬嶋さんは立ち上がり、私の身を纏っていたタオルをそっと剥ぐ。
「私……スタイルとかは全然駄目で……ちょっと太めなんですけど」
「逆に考えるんだ。抱き心地がいい肉付きと考えるんだ」

「あの、私…どうすれば……」
さすがにこの状況で憎まれ口はたたけず、私はベッドの上でマグロと化す。
「心配するな。何もしなくていいから、俺に任せろ」
私は目を閉じた状態で首を縦に振り、全て任せますと合図を送る。
そして、壬嶋さんの愛撫が始まった。
まずは胸から……。両手で胸を捏ねるように、優しく、優しく、ちょっと激しく……、
胸を揉みしだきながら、歯と舌で乳首に刺激を与えてくる。
さらに胸を搾る様に掴み、愛撫でぷくっと膨らんだ先端をついばむようにキスしてくる…。
「んっ……んん…はぁ……あぁ…ぁん…」
恥ずかしさで目を開けられない私は、快感に耐えられず声を洩らす。
私が声を上げるたび、壬嶋さんの愛撫はどんどん激しく、情熱的になっていく……。

「大きくて、感じやすい胸だな」
「別に……ただ大きいだけの胸です」
「ふぅん……じゃあ、新たな使い道を開発しよう」
「えっ……?」


「んっ……ちゅ……ぴちゃ……ぴちゃ……ぅう…ん…」
壬嶋さんは今、私の胸の中で腰を振っている。ようするにパイズリだ。
私は両手で胸を固定してずれないようにしながら、壬嶋さんの肉棒の先を舌でチロチロと舐めっている。
でもこの『パイズリ』、想像以上に刺激的だ。
自分の胸の隙間から、男の人の滾ったものが出たり入ったりしている。それも目と鼻の先で。
私の唾液と、壬嶋さんの先端から流れ出る我慢汁で、胸の間はぬるぬるでいっぱいになっていく……。
「くっ……瞳の胸、気持ちよすぎて……俺、そろそろ」
「んん…ゅっ…え、出そうなんですか?」
見れば、壬嶋さんの肉棒がかすかに震えている。射精を告げる限界の合図だ。
「ん、い、いいですよ。このまま……私の前で出しちゃってください」
「……いいんだな? じゃあ、遠慮しないぜ」
壬嶋さんは動きを止めるどころか、摩擦で肉が焦げるくらいの速さで自分のモノを胸の中でしごく。
もう私の胸はどろどろのぐちゃぐちゃだ。
「瞳……! イクぞ……出すぞ……!」
「は、はいっ…壬嶋さ…………んああああっ!」
限界を迎えた壬嶋さんの肉棒は先端から盛大に精液をぶちまけ、私の顔面を眼鏡ごと白く汚す。
ゼロ距離で熱いものをかけられ、私は暑さと興奮で気絶しそうになった。それほど激しい行為だった。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
セックスがこんなに激しいものだとは思ってもみなかった。
けど壬嶋さんの肉棒は出したばかりだというのに少しも衰えることなく滾っていた。絶倫も程々にしてほしい。
一息ついたら、次はいよいよ処女喪失だ。分かってはいるけど、正直怖い。
でも壬嶋さんの肉棒を舐め続けていたせいか、私の秘部は指や舌を使う必要もないほど濡れていた。

「いくぞ、瞳……」
「はい……」

「うぅっ! く……ぅ…!」
濡れているとはいえ、私の淫唇は大きすぎる異物の侵入に悲鳴を上げる。
力を抜いた方がいいと頭では分かっているのだが、力を抜く余裕はない…。
慣らしながら数十分、ようやく私は鮮血を垂らしながらも破瓜を終えた。

「少し、間を置いてから責めるか……」
「すいません……」
男の人の心理なら思うがままに責めたてたいところだが、壬嶋さんはあえて気を配りながら律動を開始する。
女は処女じゃなきゃ嫌という男は多いらしいが、こんなに面倒くさいと知ったら気が変わると思う……。


「んっ……あは……はぁ………あ……んあっ…」
私の背中に回り込み、両乳首後ろから同時こねくりしながら5秒間隔でゆっくり出し入れしてくる。
挿入しているのに胸中心に責めてくれるから、私も少しずつ体が馴染み始めてきた。
淫肉の締りと愛液の量を肉棒を通して感じる壬嶋さん。その動きは4秒……3秒と少しずつ早くなっていく……。
「あっ…あああ…くふぅ…!」
次第に激しくなる突き引きに私は全身を震わせながら声高に喘ぐ。
この態勢だと壬嶋さんの大きいのが一直線に体奥を突いてくるから快感が半端じゃない。
「ああっ! …駄目…駄目ぇ! おかしくな…ああ! イク…イッちゃう!」
「瞳……、最後に景気よく締めてくれ…!」
「は、はい! あ…イク…イク…イッ……ちゃうううううっ!!」
瞬間、頭の中が真っ白になった。
意識が飛び、思考もおかしくなり、だけど膣の中に吐き出された精液の感触だけは確かで…。
「……嘘ぉ」
全然衰えない肉棒の固さも感じ取れて……。
「瞳、もう一回いいかな……?」
これが萎えるまで私は休めそうにない…。ヘルニアになったらどうしよう……。
「んっ…いいです…よ、私のあそこ…壬嶋さんのサイズ通りに開発しちゃっても…いい…ですから」


「あっ……ああっ! ああ、駄目、激しくて……どんどん気持ちよくされて…んっ!」
体を出来るかぎり密着させた折り曲げ正常位で壬嶋さんは私のあそこをガンガン犯す。

「いや…いや! こんな……けだものっぽく……でも、いいぃぃ……あああっ!」
尻を高々と持ち上げられてのバック責めは私の羞恥と劣情を刺激し愛液を止め処なく放出させる。

「んっ…ふぅ……あん…あっ…うぅ…壬嶋…さん…ああっ」
私はおっぱいを壬嶋さんの顔に埋め対面座位で淫らに腰を振り続ける。

「ああああっ!! 凄…凄い……こんな格好なのに…あああ……ああああっ! いぃいっ!」
体を持ち上げられ、駅弁ファックで不安定な私をこれでもかと突き上げてくる。

「ああっ! 凄い……! 私、何度も…あん! 壬嶋さんに…うっ……イカされて…こんな…ぁ!
 駄目…駄目……またイク! イカされちゃう…! 壬嶋さぁ…………いや……イッく…イクうぅぅ!!」


……このまま眠ったらさぞいい夢が見れそうだけど、私はあえて起きていた。
男の人の情熱の証を5発も膣内で受け止めた私は今、壬嶋さんの胸の上で頬をすり寄せて甘えていた。
そんな私の頭を、壬嶋さんはあやすように撫でてくれている。
「……これからどうしましょうか?」
「ん……」
「お父さんを、説得しなきゃ……」
「そうだな。相手は所属球団のオーナーか。ハードルは高いが……越えなきゃならない高みとしては上等だな」
「そんな事言って、簡単な問題じゃありませんよ」
「……言ったろ。問題があったら協力するって」
「二人でお父さんを説得するんですか? 娘さんをわたしにくださいって」
「いや、俺が言うよ。一人で。娘の恋人としてではなく、一介の野球選手としてオーナーと話してみる。
 そういう切り口もあるはずだから……」

そして迎えた12月の契約更改。選手とオーナーが唯一対面できるその日……。

「お父さん、娘さんを私にください!」
「だが断る」
「何ぁ~故だぁ~!?」
「黙れ。貴様如きに父親呼ばわりされる覚えはないわ! 貴様なんぞトレードに出してくれる!」
「ふん、愚かな……距離が遠ざけられた程度では、我ら二人の仲は引き裂けん!」
「ええいこの娘を傷物にした鬼畜者よ、生かしては帰さん! じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」
「そこまで言うか……もはや説得しようとは思わん! 殺してでも奪い取ってやる!」

「…………………………………………」

「最強のオーナーを屠る者の名は壬嶋! この壬嶋によって、真の恋物語は始まるのだ!」
「良かろう! ならば息の根を止めてくれよう。この拳に我が全身全霊の力を込めて!」

「…………………………………………」

「奈落に墜ちよ! 壬嶋義樹!!!!」
「天に滅せい! オーナー!!!!」

「…………………………………………」

その日……、一人蚊帳の外に置かれ固まったまま一部始終を見ていた査定担当は後にこう語ったという。
「これなんて世紀末救世主VS世紀末覇者?」


「壬嶋さん!」
球団本社から生還した壬嶋は上半身がYOUはSHOCKになりながらも激闘を制し、愛する者の元へ帰ってきた。
「どうでしたか? お父さんは……」
「ああ……『我が生涯に一片の悔いなし』と叫びながら天に帰っていったよ……」
「…………」
言葉の意味はよくわからないがとにかく問題は解決したようだ。瞳は安堵する。
「それでさ、瞳、この後なんだが……ちょっと付き合ってくれないか?」


「ここって、教会……?」
「親父さんのあの調子じゃ、盛大な結婚式は見込めないんでね、ここでひっそり挙げようかと思ってさ」
住宅街のど真ん中にあった、古ぼけた小さな教会。壬嶋が前から目を付けていたという場所へ、二人は来ていた。
手を繋ぎ、ドアを開け、中へ……。ゆっくりと足を進め、キリストが待つ壇上へ……。

「ドラマの最終回っぽくいこうぜ。もっとも、二人の愛はプロローグだけどね」
「またそんな事言って……」
「舞台は誰もいない教会。そして、取り出しましたのは婚約指輪。ステージは二人の貸切だ。
 ……ああ、心配ないよ。種(脚本)も仕掛け(カメラ)も作為(やらせ)もないから。
 ここは俺達二人が誰の目に触れることなく想いを確かめ合う場所さ」
「でも牧師さんもいませんよ」
「大丈夫だ、演技せずに、地でやってくれれば俺は合わせるから」

「加神瞳、あなたは一万年と二千年前から愛していた夫を、見捨てずに慕い続けると誓いますか?」
「……誓います」

「壬嶋義樹、あなたは生涯をかけて、本気で愛した女性と苦楽を共にすると誓いますか?」
「勿論。瞳を手に入れることによって世界中の男を敵に回すことになろうとも……」
「もういいです」

「それでは、契約の指輪をインサートし……」

「誓いの……ちゅーを!」

こうして、壬嶋さんと私は晴れて夫婦の契りを交わした。
ファーストキスよりファーストフェラの方が先だなんていささか想定外だったし、
とても精神的に疲れそうな旦那様だけど……、
前途多難だけど、仲むつまじくやっていこうと思う。この人が千両役者の地位を築く日まで。
「これからもよろしくお願いしますね。あなた……」

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