実況パワフルプロ野球シリーズ@2chエロパロ板まとめwiki

あおいちゃんのとある一日 6時~7時

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
 空はようやく明るみを増してくる時間帯、一つの携帯電話に可愛らしい着信音が部屋中に鳴り響いた。
 持ち主の彼女は、まだ眠気が抜け切れていないのか、布団の中でもぞもぞとした。
 一度着信が途切れるが、続け様に着信音が鳴った。
 流石にやかましくなった彼女は、携帯を取った。 そして眠たい目蓋を擦りながらボタンを押した。

『あおい、おはよう……』

 着信の正体は、早川あおいの親友、七瀬はるかからだった。
 それがあおいの一日の始まりだった。
 ……訂正、あおいの恥辱的な一日の始まりだった。



――六時

「あ……はるかぁ、おはよう……」

 あおいはいかにも眠そうな声ではるかに返答した。
 朝の部屋は、ひんやりとした冷気を保っており体全体が寒かった。

「どうしたの……? はるかから電話するなんて……」
『ううん、ただのおはようの電話』
「そうなんだ……ボクまだ寝ていたんだけどなぁ」
『ごめん。 ちょっと私、早く起きちゃって……何もないからあおいに電話掛けてみたんだけど』
「ううん、分かった。それぐらいなら良いよっ」

 二人の間に会話の花が咲いた。
 友人の二人だからこそ、和気藹々と話せるのだろう。
 数分の間、彼女達は笑いながら話していた。

「じゃあボク、早く起きたついでにゴハン食べに行くからっ」
『うん、じゃまた後でね』

 はるかの御蔭ですっかり眼が冴えたあおいだった。
 あおいは朝食を摂る為に、部屋を出て行った。


――七時

 制服に着替えようと、パジャマのボタンを一つ一つ外していく。
 今日はあるかの御蔭で早起きが出来た。 更に数分の間だが楽しい会話が出来た。

(今日は何か良い事が起きそうな気がするなぁ)

 そんな風に思いながら、あおいは気分良く制服に着替え始めた、
 ――その時だった。

 けたたましく、携帯電話が鳴り響いた。
 あおいは携帯電話のボタンを押す。 すると再びはるかの声が聴こえてきた。

『あおい、ちょっと言いたい事が有るんだけど、良いかな?』
「はるか。 一体如何したの?」
『……この前、言い忘れていたの。 あおい、この前の試合結構失点したでしょ?』
「うっ……」

 はるかが言うとおり、あおいはこの前のパワフル高校との練習試合で、かなり打ち込まれたのだ。
 短気の性格が災いしたのか、制球を乱し、球が大きくコースから外れたのだ。
 決め球のシンカーも切れが悪く、相手打者に簡単に弾き返された。
 ベンチから見ていたはるかでも分かるほど、あの試合のあおいはマウンドでの輝きを失っていたのだった……。

「大丈夫よ、あの試合から小波くんと沢山特訓しているんだからっ!」
『でもあおい、昨日も矢部君に怒ってグーパンチを入れたじゃない』
「み、見てたの!?」
『うん。 やっぱりあおいは怒りやすいね』
「あはは……」
『そこで私、今日はあおいの精神力……と言うか、我慢強さを鍛える為に練習メニューを入れるよ』
「な、なに……」

 笑い事ですまない。 あおいは少しビクビクとした口調ではるかに聴いた。
 するとはるかから、驚くような返答が返って来た。

『あおい、今日……学校にノーブラノーパンで来て』
「え……」

 あおいは携帯電話を片手に凍りついた。


――数十分後

(た、確かに怒りたくなるけど、怒れないよぉ……)

 幾ら友達の練習メニューとは言え、驚いた。 いや、驚いて普通。
 勿論反論したが、「じゃないと、もっと酷い練習をさせるから」とはるかは、半分脅してきた。
「もっと酷い練習って何……?」、と言いたかったが、おぞましい練習メニューが組まれそうだったので辞めた。
 現在、駅のベンチで座っているあおいは、スカートを抑え、顔を真っ赤に染めながら俯いていた。

(……うう、ベンチが冷たいよぉ……スカートの中がスースーするよぉ……)

 見事なまでにノーブラノーパンで登校したのである。
 勿論こんな事は初めてだ。 しかも少しでも風が靡いたらばれてしまう。
 効果は絶大だろうけど、誰かにばれたら笑いものどころじゃない、世間の恥曝しだ。
 今ばかりは恋々高校のスカートを恨む。 いや、どの制服もスカートを穿くのだろうが。

(ま、まぁこの時間帯だし、電車の中は空いているだろうし……)

 この駅から恋々高校までの道則が、近い事だけは良い事。 更に満員電車を避けて、時間帯を早めて登校したのだ。
 あおいは早く高校に着きたいと言う一心だけで、電車を待っていた。
 駅のプラットホームにはぞろぞろと人が集まってきた。 ふぅ、と彼女が溜息が空気に溶けた時、ようやく電車がやってきた。
 この段階さえ抜ければ、とある意味で意気込んでいたあおいが目の当たりにしたのは……

「えっ……」

 電車の中に、人! 人! 人!
 しかもぎゅうぎゅう詰めになるほどの電車を利用している通行人があの箱の中に。
 あおいは絶句した。 目の前に現れたのは、正しく満員電車その物だった。


『ドアが閉まります、ご注意ください』

 座れない。 更にぎゅうぎゅう詰めで動けない。
 何にも考えられない。 非常にまずい事態。

(………)

 電車がゴトンゴトンと動き出す。 彼女にとっては地獄行きの電車が発進した。
 頭の中が真っ白。 とりあえず彼女は落ち着こうとする。
 あおいは、はるかが言っていた事を思い出す。 これは一つの特訓なんだ。 練習なんだ。
 そう思い込むが、一つだけ、練習でも特訓でもないけど、と言う考え。

(どっちだよっ!)

 自分の考えている事に突っ込んでしまった。
 とにかく、落ち着く事が大事なのは分かった。 まずは息苦しい中、ゆっくり深呼吸した。
 あんまり暑苦しい空気の中、ほんの少しだけ落ち着いた。

(よしっ……後は何とかばれない様に……)

 その一瞬安堵した、瞬間だった。

「――ッ!」

 あおいの尻の方から、他人の手の感触が伝わった。
 スカート越しだが、ノーパンなので。
 思わず背筋がゾクッとしたが、ここで落ち着けと言われたのだ。 あおいはこの瞬間で考えた。

(満員電車なんだし、絶対偶然他の人の手が当たったんだよ……っ)

 そう思いこみ、再び落ち着こうとするが。
 再び尻の方へ触られている感触。 今度は先程より強く。

(……んっ!)

 もう少しで声を出しそうな所を口を塞いで我慢する。
 そして彼女の耳に悪魔のような囁きが聴こえてきた。

(……お嬢ちゃん、良い尻しているね)
(――!!)


 男の声。 どす黒い濁った声があおいの聴覚は感じ取った。
 この時点で気付く。 これは完全に故意でやられている事を。
 痴漢。 彼女の脳内がその二文字で埋め尽くされた。
 早く何とかしないと、と満員電車の中で動く片方の手を伸ばし、痴漢を捕まえようとするが……。
 逆に片方の手で完璧に動きを封じられ、ゆっくりと尻を揉まれる。 その度に彼女は背筋がざわめくのを感じた。

(イイこと、してあげるからさ……)

 再び悪魔の囁きがあおいの耳に入ってきた。
 痴漢は手慣れているのか、あおいの後ろへ回り込み制服の中に手を入れた。
 大きな声を出したらばれてしまう。 しかも満員電車の中、身動きが出来ない、抵抗が出来ない。
 痴漢の手がゆっくりと胸へ動いてくる。 その動きをあおいは硬直しているだけだった。

(……アッ)」
(おっと、あまり声出さないほうが良いよ……、周りにばれちゃうからさ」
(………)
(それにしても、ノーブラノーパンだったとはねぇ……ククッ、本当は痴漢されたかったんだろう?)
(ちっ……違う……っ!)
(でも、ここは硬くなっているぜ)
(ンッ……!)

 痴漢はあおいの乳首の部分をゆっくりと触る。 あおいが一瞬感じた事に笑んだ痴漢。
 その表情は、「体は正直だぜ」と言わんばかりにニヤリとした笑みだった。
 今度は胸を優しくもみ始める。 小振りの胸だったが、その分感度は良いのか、あおいは先程より筋肉が弛緩した心地になった。

(感じたの……?)
(かっ……感じてなんか……っ)
(でも小振りの胸って感度良いからね……もう少し楽しませてあげるよ)

 他人に気付かれないように、ゆっくりと胸を揉みしだく。
 あおいは声が漏れそうなのを必死に我慢した。
 だが痴漢の手は容赦なく、あおいの表情を楽しむかのように攻撃的に胸を責めていた。

(……声…っ、声…漏れちゃうよぉ……っ)

 喘ぎ声が我慢出来ない。 彼女はもう寸前まで声が漏れそうな所までやってきていた。
 幾ら口で感じてないと言っても仕方がない。 口が開きそうになる所を必死で塞いでいる。
 だが性感で充たされそうな体は、その思いを砕きそうになる。

(ンッ、…アッ……、……声漏れちゃう……もう……


「駄目」とを言おうとした瞬間、痴漢の唇があおいの唇に命中した。
 あおいは、今、何が起きたか分からなかった。
 今まで彼女はキスの経験なんてこれっぽっちもない。 つまり、この痴漢魔にファーストキスを奪われたのだ。
 それどころか、痴漢は彼女の口の中に侵食してきた。
 痴漢は無理やり舌を絡ませ、あおいの唇の感触を、楽しむかのように貪っていた。

(…んっ…じゅぷっ……ちゅぱ……うぅ…」

 最後は思わず声が漏れてしまったが、もう痴漢は止まらない。
 ニヤニヤとした表情は変わらず、今度は下半身に手が伸びてきた。
 痴漢が触った股間の周りの蜜を掬い、あおいに見せ付けた。
 そこには間違いなく、彼女の下半身から漏れた物だった。

(もうグチョグチョじゃねーか。 ククッ……可愛がってやるよ)
(…も、もうやめて……)

 痴漢魔の手は気持ち悪いのに、その「気持ち悪い」は性感に代わってしまっていた。
 再び唇を奪い、喘ぎ声を塞ぎながら彼女の下半身を弄り始めた。
 痴漢はゆっくりと膣内の周りを責め始めた。

(んあっ……! アッ……!)

 今までの感度の中で比べ物にならないほどの感覚が彼女を襲った。
 痴漢は膣内の周りだけを責める。 だがその指は彼女の敏感の所ばかりを責める。
 唇から離れ、今度は耳をしゃぶり始める。 ここも彼女の敏感なところ。
 擦り続ければ続けるほど、彼女の秘所からの蜜は溢れるように垂らして来る。

 クチュ……クチュ……

(ンンッ…うっ! ……いやっ……!)

 今更抵抗しても遅い。 彼女は完全に痴漢に操られている。
 痴漢の息に、痴漢の舌に、痴漢の指に如何しても反応してしまう。
 彼女は今や痴漢の操り人形と化してしまったのだ。
 あおいの涙腺から涙が溢れていた。「早く終わらして」、と涙目で訴える。
 勿論、痴漢はそんな事お構いなし。 むしろ、興奮したのか、指の動かすスピードを早めた。
 むしろ彼には、早く「イカせてくれ」、と映ったのかもしれない……。

(……ッ! もうっ……! 駄目ッ……!!)

 再び痴漢に唇を奪われ、あおいは言葉を発することを封じられた。
 痴漢は己の欲望を達成するためだけに、あおいをターゲットにして――責め続けた。

(……ッ! あああぁぁぁっ……!!)

 ビクンッ、ビクンッ、ビクンッ……

 容赦なく続いた痴漢行為に、あおいは遂に絶頂を迎えた。
 スカートの中から、大量の蜜が溢れ出る。
 男にスーツにしがみ付き、秘所から溢れ出るのが止まるのを待った。


(はぁ……はぁ……)
(イッちゃったけど、まだ終わるのは早いぜ、お嬢ちゃん)
(へっ……?)

 男は此方を向きながら、ニヤニヤと笑っていた。
 そう言えば、自分の手に何か握られている、温かい長い感触。
 視線を送るまでもない。 一瞬で分かった。 彼の下半身……を握っている。
 ……誰が? と一回だけ考えている。 が、答えは一瞬で弾き出た。
 男の……下半身。 それが痴漢のズボンのチャックが開いて、それが自分の手に。
 生々しい、彼のムスコが顔を出していた。

(やぁ……いやぁ……)

 その瞬間だった。 プシュウ、と音が発しドアが開く。 一斉に乗客がドアに向かった。
 そして女の人の悲鳴。 お決まりの掛け声。

「こっ……この人痴漢よぉ―――――っ!!!」

 男は逃げようとするが、一斉に他の乗客者達に取り押さえられた。
 あおいは自分が被害者だという事をばれない様に、顔を背けながら電車を降りて行った。
 ばれたら、それこそ学校中の笑いものだ。 幸いにも、この駅が降りる目的地だった。


 思いっきり走って息が切れた。 立ち止まって息を整える。
 野球をやっていた中で、こんな事は始めてだ。

「………」

 精神的ショックも大きい。
 ファーストキスをあんな男に奪われ、オマケに絶頂までイカされたのだから。
 だが、そんな事を学校にまで持ち込んではいけない。
 チームメイトに心配されるし、何より、はるかに心配される。 こんな特訓を持ち込んだのも、全て彼女が心配してくれているから。
 荒治療と言った所か。 荒治療過ぎだが。

「よし!」

 両手で拳を作り、気合を入れる。
 あおいは恋々高校へ向かって歩き始めた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー