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プログラマーがファンタジー世界に召還されますた(非公式まとめ)

ゲリラ修行中4

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pfantasy

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◇月▽日、私はクビになった。

ジャヴァが使えないのを誤魔化していた私だが、昨夜、ついに親方に追い出された。
あれから、周囲の目を盗んではその都度使い魔グーグルを召喚して、なんとかぼろは出なかった。
だが、私にも譲れないものがある。
MS帝国(や某国)では、魔道書の綴りは、音節の頭を強く表記(共通語で言うところの大文字)
していた。しかし太陽共和国では、(歴史は不明だが)ラクダに従って最初に限り小文字で表記する。
このルールで発音された呪文が耳に入ると、体質的に受けつけないのか、私は吐きそうになる。
先日も、数人での詠唱中、私はつい帝国流で発声してしまい、周囲にやり直しをさせてしまった。
…こんな使えない魔術師は追い出されて当然かもしれない。

する事も無く街を彷徨っていると、ある方向から歓声が聞こえる。
噂の豪族アイビー・エムが道を通っているらしい。アイビーは美形で、共和国内では英雄であり、
その英雄が、薔薇を買ったという話なので、皆、花束を捧げられる幸運な相手を噂している。
縁の無い世界だと傍観していた刹那、豪族を乗せた馬無し馬車(当然魔法の品)がクラッシュした。
怪我人は無さそうだが、周囲の心配そうな視線の中、馬無し馬車はなかなか再起動してくれない。
ジャヴァ・ヴィ・エムの起動は、シィプ・ラプラ使いにとって信じられないぐらい遅い。
さて、ここで出ていって、直すなり代わりを召喚するなりできれば、私の人生も変わるのだろう。
…無論、それができるぐらいなら、私はこんなところで暇人している訳も無く…
結局、時を費やしたものの、馬無し馬車は無事再起動し、アイビー・エムは行ってしまった。

さて、共和国に居ても仕方がないのだが…その時、風が吹いてきた。旅人には厳しい季節である。

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