チュートリアルガイド

メニュー画面の上のパネルを選んでチュートリアルを体験することができます。
簡単なアクションアドベンチャーを作ることで基本的な操作を学ぶことができるので、
ぜひプレイすることをお勧めします。

基本的にゲームの作成はハイライトされたボタンなどをクリックしていけばよく、
それを都度テストして動作確認するという流れなので英語が少々ダメでも理解することができますが、
せっかくなので理解を深めるためにもこのページで解説を加えます。

なお、Windows版のチュートリアルの操作はキーボードとマウス対応になっています。

指示されたとおりに操作せずに余計な操作をすると、先に進めないことが起きるという問題がありますので、
注意してください。チュートリアルをやり直すときはいったん"Exit Tutorial"のボタンを押して
チュートリアルを終了し、ポーズメニューからExitで終了してメニュー画面に戻ってからやり直してください。

-主人公のPropを配置する

Propギャラリーから好きなキャラクターを選択してワールドに配置します。

左クリックでキャラクターを配置した後、カーソルをキャラクターに合わせると
キャラクターの周囲にアイコンが出てきます。人間の頭のアイコンがBrainという
ロジックを定義するモードですので、それを選択してロジックを定義します。

-Brain

Brainというコーディングツールは、一行ごとにWhenで条件、Doで行動を定義し、
上から順番に条件を満たした行を実行するという仕組みです。
それぞれ命令一つ一つをタイルという形で配置します。
例えばキーボードでWASDを押したときにキャラクターを動かしたければ、
WHENでコントローラーからキーボードのWASDを選択し、
DOでMovementからmoveを選択します。

-テスト

ポーズメニューからTestを選べば、いつでも動作確認をすることができます。
なお、作成中にオブジェクトの上にBrainにひびが入ったアイコンが表示される
ケースがありますが、これはそのロジックがおかしいことを示しています。
テストが正常に動作しないことがあり得ますので、Brainから修正してください。
どうしても直せない場合は、コメントアウトの命令もあるので、それでいったんテストを進めることができます。

-ボタンやキーを押した時の動作

ジャンプを定義しますが、単にボタンやキーを定義しただけだと、
それを押しっぱなしにしている限りジャンプし続けることになります。
押した時に処理する、という動作にするには、
キーの後にpressedというタイルを置く必要があります。
操作系の制御で必要になるので、覚えておいてください。

-カメラ

最初にテストしたときにはカメラ位置は見下ろし固定になっています。
キャラクターが画面の外まで出ても追いかけてくれることはありません。
カメラもきちんと定義する必要があります。
Brainで命令を定義するとき、WHENを定義しないと、Doに書いてある命令は常に実行されます。
カメラのようにずっと動作させておく命令はWHENを定義せずにDOのみに記述します。
なお、見落としがちですが、円形のフォルダーリストの右上に"1 of 3"といった表示があれば、
同じ階層で複数の円形のフォルダーリストが存在することを示しています。
ここでリストを切り替えれば、Camera、follow cameraを選択することができます。
なお、ジャンプはダブルジャンプになっていますが、これもキャラクターのプロパティメニューで変更することは可能です。
チュートリアル終了後に試してみてください。

-攻撃

左クリックで攻撃、右クリックでShootという設定を試すことができます。
Shootはデフォルトではファイヤーボールが出てきます。
なお、武器を装備させれば攻撃もパンチから武器攻撃になります。
もちろんクリックしっぱなしで連続攻撃、ファイヤーボール連発となるので、
クリック連打させたければジャンプの時のようにpressedを選ぶことになります。
再びテストすることになりますが、このように作ってはすぐにテストするというのが
簡単にできることがProject Sparkの特徴の一つであり、コーディングの楽しさを
体験できる仕組みと言われています。

-敵

攻撃手段を得たら、敵が必要になります。主人公と同様にPropを配置できます。
以前選ばれたPropはPropパレットという画面下に出ていますので、
Prop ギャラリーを開かなくてもPropを選択できます。
PropにはそれぞれにあったBrainがデフォルトでセットされるので、
ゴブリンを置くと敵として動作します。もちろん、ゴブリンのBrainを変えれば
味方として動かすこともできます。

これで基本的なBrainプログラミングは終わりです。

-クリエイトモードでのカメラ操作

キーボードでの操作は以下の通りとなります。
WASD:カメラを左右、前後に動かします。
Q/E:カメラを上方向、下方向に動かします。
マウスの右ドラッグ:今のカーソルの位置でカメラを置いて回転させます。
R/F:カメラのズームをin/outします。マウスホイールのスクロールでも可。

-山を作る

Sculptモードで地形を作ることができます。
Sculptでは複数のツールが用意されていますが、常に逆のツールも用意されています。
例えば地形を広げることができるツールは、逆に地形を削ることのできるツールもあります。
カーソルには球体、立方体、円柱があります。
大きさも変えることができます。
Intensityを変えることで、ボタンを押した時の強さを変えることができます。
間違えても、画面下のスライドバーでスライドすればやり直しできます。
Paintで好きなテクスチャを貼ることができます。地形に応じて自動的に
その場にあったテクスチャにしてくれますので、地面の凹凸を気にしなくても大丈夫です。
Propと同様に、Materials Browserから好きなテクスチャを選ぶことができます。

-コインや木で世界を彩る

キャラクターだけでなく、コインや木のようなオブジェクトを置いたりできます。
チュートリアルの説明にもありますが、プロパティでいろいろな設定を行ったり、
簡単に大きさや位置を変更したりできます。

これでチュートリアルは完了です。引き続きさらに自分の世界に作りこむこともできますし、
このまま終了して新たな世界を作りに旅立つこともできます。
色々試してみてProject Sparkを楽しみましょう。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年02月28日 16:12