薬の合法化

 荒木 THW legalize drugs. (薬物の合法化)

一応ひと段落終わりました。無駄に長いので、こんな情報いらんと思ったところは削って印刷してください。

あと、書き方の形式が良くわかんなかったので、テキトーです。

薬は定義によってまったく変わってくるので、1.大麻の場合と2.ドーピングの場合に分けて書いていきます。

1/7変なところがあったので修正しました。たいしたところじゃないですが。

1.薬=大麻の場合

(1)基礎知識と現状

現在、大麻は依存度が低く、かなり大量に摂取しない限りは体へのさまざまな悪影響もあまりないといわれている。(悪影響と大麻の因果関係はないといわれている)

しかし、次のような影響があると紹介しているHPもある。

・身体的影響

A. 大麻の急性効果
・心拍数の増加、結膜の充血、食欲の亢進、平均感覚の障害、口渇、頻尿、悪心、嘔吐

B. 大麻の慢性効果
・喉頭炎、慢性気管支炎
・男性ではテストステロンの分泌低下、精子数の減少
・女性ではプロラクチンの分泌低下、月経異常
・狭心症
・白血球減少、免疫力の低下

・精神的影響

慢性的な摂取は、じょじょに精神に障害を及ぼします。最初は情緒不安や集中力、忍耐力の低下、自発性のなさなどの障害ですが、それらは幻覚や妄想の引きがねとなり、常に朦朧とした意識状態に陥ったり、うつや偏執病的症状が現れてきます。

http://www.dapc.or.jp/data/taima/

医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis)または医療マリファナは、大麻(マリファナ)や合成THCカンナビノイドを利用した生薬療法。現在、アメリカ合衆国の一部の地域とカナダイスラエルベルギーオーストリアオランダイギリススペインフィンランドなどで使われている。大抵の場合、大麻の使用には処方箋が必要になり、地域法によって販売(配給)の方法が異なるのが特徴である。

合成大麻成分のドロナビノール(合成テトラヒドロカンナビノール:THC)はアメリカ合衆国でマリノールという商品名で販売され、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和のために処方されている.

しかし日本では大麻草は大麻取締法の規制により、大麻の化学成分(THC、CBDなど)は麻薬及び向精神薬取締法の規制により、医療目的であっても使用、輸入ならびに所持は禁止されている。

大麻はHIVアルツハイマーうつ病強迫性障害不眠症てんかん気管支喘息帯状疱疹多発性硬化症筋萎縮性側索硬化症クローン病パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果がある。

利点として大麻が医療用途に注目される理由には

  • 身体的害(副作用)が少なく、第一選択薬として望ましい。
  • 法的規制の問題を除けば、本質的には製造・入手が容易かつ安価。
  • 嗜好植物としての大麻には多くの品種が存在しており、薬効成分(THC、CBDなど)のバランスが多様なため、患者の個人差・病状の差に適合した品種を見つけることができる(一種のテーラーメイド医療と言える)。
  • 既存の治療薬の効果が薄かったり、副作用が強い患者に対して別の選択肢となりうる。
  • いまだ有効な治療薬が存在しない疾患、難病に対して効果が認められることがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB

オランダには、「コーヒーショップ」といわれる公然とソフトドラッグを販売する店が存在する。コーヒーショップにおいて、法律に基づき個人使用目的において法が許している最大量を顧客に、法に従い販売している。その限りにおいては、コーヒーショップは処罰されない。しかしながら、コーヒーショップの仕入れ先は、まだ処罰されている。

オランダにおいて大麻は今なお規制物質である。かつ、個人使用のための製造及び所持は軽犯罪であり、罰金を科せられ得る。コーヒーショップも、法に照らし合わせれば違法である。オランダでは法の刑罰に優先順位を付けており、「個人使用目的とした5グラム以下のソフトドラッグ所持」と「個人使用目的とした0.5グラム以下のハードドラッグ所持」は優先順位が低い。そのため、これらの罪は通常、起訴が猶予される。

(オランダの薬物寛容政策の土台となる考え方)

大麻などのソフトドラッグ使用者が多いオランダでは、ソフトドラッグを完全追放できないと考える。これを禁止法で抑えつければ、ソフトドラッグハードドラッグと同じ闇市場に出回る結果、ソフトドラッグ使用者がハードドラッグ使用に走る機会を増し、薬物による害を増やすことになる。

これよりは、行政がしっかり管理できる施設にのみ一定条件下でソフトドラッグ販売を許可し、ソフトドラッグ市場とハードドラッグ市場を完全に分離し、ハードドラッグが入ってこないようにソフトドラッグ市場を限定して厳格に管理したほうが薬物による害は少なくなる(ハーム・リダクション)、との考えである。

薬物に対する寛容政策を採るに至った幾つかの背景がある。

  • オランダには、ヨーロッパにおける海上貿易の玄関口としての側面があり、物品の出入が激しく、薬物の入出が激しい。ロッテルダムの貿易量は世界一であり、貿易中継地点である。また多くの人々がこの国に出入りする。
  • 人口密度が高く、都市化が進んでいる。

また、薬物に対する寛容政策を採るに至った、歴史的背景が指摘されている。

  • オランダは歴史的に多くの迫害者を受け入れており、また移民を受け入れてきた。それにより、さまざまな文化に対して寛容である。
  • 18世紀から19世紀の西欧諸国において、薬物、特にアヘンの貿易は経済的に重要であった。(関連:阿片戦争)西欧諸国は東アジアに向けてアヘンを輸出して経済を潤している側面があり、アヘンはその当時最も価値ある商品の一つとなっていた。オランダにとってもまた、アヘンは重要であり植民地への商品として輸出された。20世紀初頭までは、オランダはコカインの最大生産国であり、これもアヘンと同様に植民地へ輸出された。アヘン及びコカインの製造はオランダによって管理され、これらの貿易の収入は国庫を潤した。
  • アメリカ合衆国やその他西欧諸国に比べると、薬物への危機意識が少なかった。アメリカにおいては、南北戦争の際広くモルヒネが使われており、これに伴い多くのモルヒネ中毒者を生み出した。その他西欧諸国おいても、普仏戦争で同様のことが起こった。オランダはこれらの薬物禍に関わらなかった。

以上などの理由により薬物市場が形成され、早い時期から薬物禍が起こった。政府はその様な背景を基に、薬物の全面的な排除は非現実と判断している。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%81%AE%E8%96%AC%E7%89%A9%E6%94%BF%E7%AD%96

規制維持・強化を求める人々  
彼らは、大麻が社会の安全を損ねることや、大麻自体に重大な保健衛生上の問題があることから、大麻の規制緩和・撤廃に反対している。
彼らは、大麻が生産国の反政府ゲリラテロ組織、暴力団の資金源となることを理由として挙げている。
規制緩和・撤廃派のソフトドラッグ・ハードドラッグの分類論を背景とした「ソフトドラッグである大麻の規制を緩和・撤廃することにより、ハードドラッグの使用者減少のメリットを訴える主張」に対し、彼らは、そもそも日本とオランダ(ソフトドラッグ分類論発祥の国)やEUでは薬物汚染人口が全く異なるので、ソフトドラッグ理論は当てはまらないとの反論をする。また、仮にその理論を日本に当てはめるとしても、(薬物汚染が比較的進んでいない) 日本の現状を踏まえれば、大麻の使用が薬物使用の入り口となり覚醒剤などのハードドラッグの使用へとつながる可能性があるとして反論する。
規制緩和・撤廃を求める人々
規制緩和・撤廃を求める人々の多くは、大麻と覚醒剤などのハードドラッグを分け、覚醒剤などのハードドラッグの規制を認めている。両者を区別する考え方は、オランダの薬物政策から引用されたものである。
彼らは、頻繁に「規制を緩和させた一部国家の、一部地域の法令」や「海外における一部の研究機関での肯定的な研究結果」を引用する。しかし、海外と日本との安直な比較は、必ずしも正確ではないことに注意が必要である。例えば、頻繁に引用されるEU各国の現状では、大麻の生涯使用者(今までに1回でも使用したことのある人)が7100万人で、欧州人口の22%にのぼっている(2008年度EMCDDA調査より)。つまり、日本とEUとでは薬物汚染の進行具合が異なり、そのような背景を考慮することなくEUの法令や研究データを引用することには無理があるとして批判を受ける。
彼らは、「大麻を合法化することが暴力団などの非社会的組織の大麻による資金源を断ち、そうした組織との接触がなくなることでハードドラッグの蔓延を防ぐ」とも主張する。
彼らは許容を求める理由として、同じく人体に対する有害性があるのに国内法で合法として扱われるタバコや酒との比較を用いる。また、海外で「大麻はアルコールやタバコより毒性が低い」とする論文・研究報告が現在までに複数発表されていることを理由に挙げる者もいる。ただし、この論文はWHOにより、信憑性に乏しいとの評価を受けている。これらの論文・研究報告を曲解し、「大麻は無害である」と誤った認識をしている者もいる。
彼らは、大麻の医薬的有効性も併せて主張する。ただ、これは医療大麻の問題であり、趣味快楽嗜好を目的とした麻薬の問題とは切り離して考えるべき問題である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%BA%BB

(2)definition/plan

 薬=大麻と設定、場所は日本、年齢は成人以上はOK

 他に設定がいるところがあったら指摘をお願いします。

(3)Argument

 <Gov>・医療法として有効なら使うべき(大麻の有用性)

     ・そんなに有害じゃないし個人の自由

     ・ソフトドラックとハードドラックの市場の切り離し(オランダの例)

 <Opp>・暴力団の資金源になる(治安の悪化)

     ・他の薬物への抵抗感が低くなり、別のドラッグに走るようになる

     ・体への負担

 

2.薬=ドーピングの場合

(1)基礎知識と現状

ドーピング禁止薬物の中には、アルコールカフェインのように、法律上服用が許容され、さらに、薬品ではなく通常の飲食物に含有されているものも多い。また、ドーピング検査による禁止薬物の検出を隠蔽するための薬品の使用もドーピングとみなされている。(なおカフェインについては、2004・2005年禁止リストで禁止物質から除外され、監視プログラムに移行した。)

持久力を高めるエリスロポエチンなどのように、もともと体内に存在する物質であるため検査が難しいものも多い。

また、近年、ドーピング指定薬が多くなったりするなど一層の厳格化が進んでいるが、その中で一部の効果の高い風邪薬や解熱剤なども禁止薬物に指定されるなど、選手の体調管理が非常に難しくなっているという問題もある。この様な状態を指して、極論ではあるが、「スポーツ選手は人ごみに近づく事すらままならない」と揶揄する者もいる。

また、ドーピング騒動が繰り返される事で競技全体の公正への信頼性に疑念を抱かれ、純粋にプレーする選手にすら冤罪の可能性がつきまとうなどの弊害も出てきている。実例としては陸上競技の男子ハンマー投があり、オリンピックではアテネ北京の2大会連続でメダル獲得選手にドーピング問題が発生したが、これを受けてのハンマー投競技関係者のコメントは、繰り上がりでメダルの対象になる選手がいる国の関係者ですら、喜びではなく、競技への信頼性が損なわれる事を懸念する声が並ぶ状態となった。

ドーピングは、たいてい競技に対する不正行為とみなされている。それに加えて、ドーピングの多くは選手の健康に対する脅威にもなりうる。ドーピングの副作用である健康への害を起こす症状は、現役を引退するまで出ないことも多い。そしてドーピング行為には何らかの権限を持つ機関によって、罰金が科せられることもある。これは、不正使用であっても、処方薬さらには麻酔薬である場合、すなわち医学的理由で使用された場合であっても同様である。

ドーピング検査は、選手生命そのものを左右する重大な決定を行う資料として用いられるために、検査する側においてもこの正確さかつは公平性が厳しく問われる。検査する側、もしくはライバル選手の周辺が不正を働く余地のないように様々な手段が講じられている。例えば、尿検査の際は尿を採取するコップを複数の選択肢の中から選ぶ権利を被験者に与えるなどの手順が定められていると考えられる。他にはもし禁止物質が検出されても、検体を分析機関に運搬する際に、運搬員が間違って検体を包んでいた袋を開封したといった些細な手続きの不備が判明した場合、被験者の利益を最優先し、検査結果を無効とし再検査を実施するなどの処置が講じられる。

(国内競技における規制の進展

これまでドーピング検査が行われてこなかった大相撲では2009年よりドーピング検査が導入される予定で、その前段階として2008年9月に力士会においてドーピング検査を行っている(その際、一部力士から薬物反応が検出されている)。

かつて、プロ野球では試合前に飲酒して出場したようなケース(今井雄太郎など)があったが、現在は試合前の飲酒は規制対象となっている。またSUPER GTにおいては夏場の車内温度が60度以上にも達するためにドライバーの多くがレース前に脱水症防止策として点滴を行っていたが、これも2008年以降はドーピングの対象となり禁止されている。

最近はジュニア期からドーピング意識を持ってもらう目的も含め、全国高等学校総合体育大会でもドーピング検査が行なわれている。

(副作用)ほんの一部です。

1)興奮剤:覚醒剤取締法により厳しく規制されており、中枢神経系を刺激して敏捷性を高め、疲労感の低減と心理的効果をもつが、正常な判断力を失わせてアクシデントの危険を招く。また、副作用として、振戦、不安、不眠、発熱、錯乱、激越があり、中毒性精神病や高熱による死亡も報告されている。2)麻薬性鎮痛剤:モルヒネとその間連物質であり、強力な鎮痛作用をもつが、呼吸機能の低下等の副作用と身体的・精神的依存を引き起こし、麻薬に指定されている場合が多い。3)蛋白同化剤:筋肉増強剤として、筋力、筋肉量を増し闘争心高める目的で乱用されている。黄疸、肝臓疾患・癌の発生、心血管系障害、女性の男性化と男性の無精子症、インポテンツ、小児での成長停止等の副作用をもつ。

(2)Definition/Plan

 薬=ドーピング、オリンピック大会で使用可能、オリンピック委員会が管理

(3)Argument

 <Gov>・選手の負担の軽減←現状では風邪薬にすら気をつけなければならない

   ・個人の自由

   ・新記録更新→盛り上がり

 <Opp>・不平等(国によって薬の開発能力が異なる)

   ・体への負担

   ・倫理的問題

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年01月07日 16:33
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。