宇宙開発

THW stop space exploration

(宇宙開発の停止)

宇宙開発とは

歴史と現状

宇宙開発とは、宇宙空間を人間の社会的な営みに役立てるため、あるいは人間の探求心を満たすために、宇宙に各種機器を送り出したり、さらには人間自身が宇宙に出て行くための活動全般をいう。宇宙開発が盛んにおこなわれるようになったのは、第二次大戦後の米ソ両国が冷戦状態になってからだ。国家的プロジェクトとして弾道ミサイルや人工衛星など、軍事的利用が可能な技術の研究が競われる宇宙開発競争が勃発した。国威を示すための宇宙開発である。人工衛星の実現による通信網の拡大は民間事業においても期待されていた。アメリカもソ連も早い段階から宇宙開発参入を宣言していた。アメリカが技術的問題に直面しているなか、ソ連は1957年10月に人工衛星、11月には犬を乗せたロケットの打ち上げに成功し、アメリカに対して技術的優位を見せ付ける。アメリカもその後打ち上げを実行するが失敗し、ソ連の衛星打ち上げの成功はアメリカの安全保障を脅かすと懸念されたことを受け、NASAが設立され、その後ロケットの打ち上げに成功した。

日本に関して言えば、当初は複数の機関が担当していたが、2003年以降宇宙航空研究開発機構(俗に言うJAXA)が牛耳っている。予算規模は年間1800億円(04年度)となっていて、NASAの10分の1程度である。
(sourse Wikipedia)

国別衛星打ち上げ数

順位 打上げ国 個数
1 旧ソ連 (CIS) 3228 (3212)
2 米国 1815 (1781)
3 日本    119 (111)
4 中国     99 (92)
インテルサット 70 (69)
ESRO / ESA 64 (63)
5 フランス 54 (52) 他に独との共同保有2
6 ドイツ 38 (37) 他に仏との共同保有2
7 インド 38
8 英国 35
9 カナダ 27 (26)
10 イタリア 20 (19)
びこー 
インテルサット=アメリカの通信事業者 
ESRO/ESA=ヨーロッパ各国で共同で設立した宇宙開発・研究機関
(sourse Wikipedia)

日本の宇宙開発の意義

3つに大別される
  1. 国及び国民の安全の確保
  2. 国民生活の豊かさと質の向上
  3. 知的資産の拡大
それぞれ、詳しくは以下のようになっている
  1. 国及び国民の安全の確保は、国が本来取り組むべき最重要課題であり、衛星を利用した情報収集、非常通信等は外交、防衛等の安全保障、大規模災害への対応等において大きな役割を果たす。
  2. 通信・放送、測位、気象観測、地球環境観測などの衛星利用は、既に国民生活に深く浸透している。また、宇宙科学を含む宇宙開発利用は、最先端の科学技術を結集して初めて可能となるものであることから、技術革新の原動力となるとともに、その拡充は、宇宙関連産業をはじめとする産業の活性化及び雇用・所得の増加などを通じて国民の豊かさの向上に貢献する。
  3. 宇宙科学は、地球やそこに住む生命がどのようにして生まれたか、宇宙や太陽系がどのようにして形成され、これからどうなるのかといった人類の根元的な疑問に答えようとする分野であり、大きな意義がある。その成果として得られる新しい知見は、人々の宇宙観、地球観、生命観に大きな影響を与え、新たな文明の展開をも促す可能性を持っている。

宇宙開発に対する懐疑的見方

批判の観点としては、費用対効果の面である。宇宙という一般国民との関連が薄い分野に投資するよりも地に足がついた政策(たとえば社会保障)に取り組むべきだということだ。夢や感動といった理由も、宇宙開発でしかできないとは言い難い。また、宇宙開発の現段階で実用的なあり方として挙げられる人工衛星も、電波が広範囲に行きわたりすぎるといったデメリットがあり、日本程度の国土面積なら不要だという意見もある
財政難であるという現状もこの懐疑的見方の原因になっている。
(source http://homepage2.nifty.com/tokyufubai/a/mars.htm)
↑結構偏ったWebサイトみたいです…


Case Setting

国際的観点から見たとき、GPS衛星や気象衛星といった現在欠かすことのできない技術があるため、全世界が宇宙開発をやめるのは非現実的と考えます。
日本が宇宙開発をやめる(しかも一時的に)と設定すると、アメリカに頼るなどといった政策や、財政難を解決した後に行う等の政策がとれます。


Argument

Gov(宇宙開発廃止の立場)

  • 費用の分だけ効果が出ているか?
  • 日本の財政難の現状
  • 日本がやめてもほかの国に頼れる
  • アメリカやロシア等の宇宙開発先進国に敵うか?

Opp(宇宙開発擁護の立場)

  • 国際競争力の低下
  • 子供の夢や希望になる
  • まだ発展途上の技術なので現状で判断すべきではない
  • 宇宙開発は異なる分野にもつながっている(地球の起源など)


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最終更新:2010年02月19日 22:19
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