軽工業省

軽工業省(The Ministry of Light Industry)は新ソ連の行政機関。憲法に記載されていない非憲法省の一つ。繊維産業、食品産業、印刷業といった軽工業の管理発展と3つのの中央国営企業の管理を担っている。

機能
軽工業省は軽工業大臣によって統括される(軽工業省法第一条)。軽工業大臣は連邦軽工業省を統括するとともに、連邦を構成する共和国の軽工業省またはそれにあたる省庁を監督する(軽工業省法第二条)。軽工業大臣は自らの権限内で既存の法律、布告、最高会議の規定を実施するため命令および指示を発し、またその実施を監督する。
軽工業省は次の産業を所管する。

• 繊維産業
• 皮革産業
• 煙草産業
• 食品産業
• 製紙業
• 木工業
• 印刷業
• 窯業

一般に繊維産業機械や電子部品製造は軽工業に含まれるが、上記に記載がないように新ソ連においては重工業省の管轄とされている。

歴史
新ソ連軽工業省の前身となるアッシリア産業省は150年の建国と同時に設立された。中東紛争が終結し新ソ連が成立するとアッシリア産業省は新ソ連産業省に発展した。153年4月1日に産業省は軽工業省を含む複数の省庁に分割解消された。
ヴェーラー政権の解放政策期に巨大な行政機構の統廃合が計画された際、軽工業省も統廃合の対象に挙げられた。この統廃合計画は最終的に重工業省・内務省をはじめとする大省庁の反対によって中止された。

組織構成
軽工業省は大統領によって任じられる軽工業大臣の監督下にある。

大臣官房
工業規定庁
繊維産業庁	綿局
	羊毛局
	絹局
	麻局
	ジュート局
	人工繊維局
皮革産業庁	革製造局
	合成皮革局
	ゼラチン局
	革製品製造局
タバコ庁
食品加工庁	飲料製造局
	精肉局
	製粉局
木工庁	製材局
	家具局
	楽器局
印刷庁
窯業庁	ガラス局