ここでは、本作を始めたばかりの方向けに解説をします。
基本的な操作や序盤のコツ、スタートダッシュイベントについて等を解説していきます。
ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開けについて
このゲームは原作「指輪物語」(J.R.Rトールキン著)、映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の世界、中つ国(ミドルアース)を舞台に、数々のif要素を取り入れた自由度の高いストラテジーゲームとなっています。
ひたすら資源を集めたり、モブと呼ばれるNPCを退治するもよし、PvPで戦争に明け暮れるもよし、はたまた中つ国中を冒険し、マップの隅々まで探索するもよし。遊び方は人それぞれです。
映画で見たことのあるキャラクター、原作にしか出てきていないあのキャラクター、ゲームオリジナルの癖の強いキャラクターなど、善悪含めて70人以上の指揮官と呼ばれるキャラクターたちが登場します!
人間、エルフはもちろん、敵役であるオークやウルク=ハイ、強力な助っ人であるエントや鷲、強大な力を持ったトロルやムマキル(映画にも登場した巨大な象!)など、ありとあらゆる種族、兵士を雇用することができます。あなただけの最強部隊を編成しましょう!
前述の指揮官もそうですが、他にも原作や映画に登場した数々の名品、武器や装飾品が多数実装されています。また、各指揮官には1キャラクターにつき1つの固有装備が実装されており、これも大きなコレクション要素の一つとなっています。
勢力について
基本システム
ここでは、本作の基本的なシステムを項目毎に解説します。
長いので折りたたんでいます。
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指揮官 |
指揮官
このゲームでは登場する操作可能なキャラクターのことを「指揮官」と呼びます。
各種指揮官にはさまざな要素があるため、順番に説明します。
入手方法
まず、ゲームを始めたばかりのプレイヤーには、次のいずれかのキャラクターが各勢力毎に配布されます。
- 善勢力(自由の民、光勢力)
- 悪勢力(サウロン軍、闇勢力)
上記の指揮官以外を入手するためには、他ゲームでもおなじみのガチャ(本作ではマゾムという)を引いたり、「酒場」でのクエストをこなしたりする必要があります。ただし、酒場クエストはかなり効率が悪いため、基本的にはガチャ頼りになります。
指揮官の成長
指揮官は、各種戦闘を行うことで経験値を獲得し、レベルが上がっていきます。
レベルが上がるとスキルポイントを獲得し、それを消費してスキルを覚えさせることで各指揮官の特徴が強化されていきます。
また同時に率いることのできる兵士数の上限も上がり、戦闘力が上昇します。
つまり基本的にはレベルが高い指揮官が強いのですが、必ずしもレベルが高い方が勝つという訳ではないということを覚えておきましょう。
- 指揮官のタイプ...指揮官にはそれぞれ「タイプ」があり、それが各指揮官の特徴を決定付けている。指揮官Lv20以上で有効になり、それ以下のレベルでは発動しない。それぞれのタイプを理解し、特徴にあった運用を心がけること。
タイプ |
Lv.20以降ボーナス |
特徴 |
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指導者 |
[指揮力]+5 |
リーダータイプ。 兵士のバフが得意で、率いることのできる兵士も多い。 |
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戦士 |
[腕力]+25、[スキルポイント]+2P、[指揮官の与える物理ダメージ]+10.0% |
ファイタータイプ。 高い腕力で指揮官自ら攻撃し、物理ダメージを与えるのが得意。 |
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戦略家 |
[精神力]+25、[スキルポイント]+2P、[指揮官の与える術・毒・燃焼ダメージ]+10.0% |
ストラテジストタイプ。他ゲームのソーサラーやメイジに近い。 高い精神力で、術火毒等の特殊ダメージを与えるのが得意。 |
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支援 |
[精神力]+25、[スキルポイント]+5P |
サポートタイプ。 豊富なスキルを駆使し、軍勢にバフを与えたり回復させたりするのが得意。 |
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平衡 |
[腕力]+25、[精神力]+25、[速度]+25、[スキルポイント]+2P |
バランスタイプ。 平均的な能力を持ち、あらゆる運用をすることができる。 |
- ステータス...指揮官にはそれぞれ原作の設定に基づいたステータスが設定されてる。指揮官のレベルを上げることで、指揮官それぞれに設定されたレベル毎の上昇値分成長する。
ステータス |
与える影響 |
備考 |
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指揮力 |
率いることのできる兵士数の上限 |
指揮力1Pは必ずしも兵数100人ではない。 例えば騎馬隊なら50人等、兵種によって変化する。 |
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腕力 |
指揮官の与える物理ダメージ及び軍勢の与えるダメージ |
腕力20毎に軍勢の与ダメージ+1% |
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精神力 |
指揮官の与える術・毒・燃焼ダメージ及び軍勢の受ける被ダメージ |
精神力20毎に軍勢の被ダメージ-1% |
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速度 |
指揮官の行動順、軍勢の行軍速度及び戦闘中の速度(つまり行動順) |
速度20毎に戦闘中の速度及び行軍速度+1% |
- スキル...少しだけ上記内容で触れたが、各指揮官はそれぞれ独特な「スキル」を持っている。このスキルが各指揮官の強さを決定付けていると言っても過言ではない。様々な効果があり、汎用的につかえる無難なスキルから、発動すると戦闘の流れを一気に変えてしまう強力なものまである。それぞれのスキルに合わせた編成や装備を構築することが大切です。
- 称号スキル...公式では単に「称号」と言い、プレイヤーは便宜的に「金スキル」や「称号スキル」と呼ぶ。各指揮官の原作や映画での呼び名や与えられている称号、あだ名が元ネタになっている。注意事項として、初期状態で解放されている2つの金スキルのうち片方に1Pでも振ると、もう片方はトータル5Pのスキルを取得するまでロックされてしまう。
- 派生スキル...公式には単に「スキル」と言い、プレイヤーは便宜的に「銀スキル」や「派生スキル」(〇〇金スキルの派生)などと呼ぶ。各指揮官の原作や映画での行動や性格、攻撃方法を元ネタにしている。取得している「称号スキル」の半分の値までその称号スキルの派生スキルを取得することが可能。
- 敬意レベル...各指揮官には、それぞれ敬意というパラメータがあり、酒場クエストをこなしたり、「指揮官への贈り物」というアイテムを贈ることで敬意が上昇する。酒場クエストはランダム性が高く、上がる敬意も低いためやはりマゾム(ガチャ)頼りになる。募集(入手)した指揮官は敬意Lv0からスタートし、敬意Lvが1上がる毎にスキルポイントが1Pもらえる。最大レベルは25、一定のレベルまで上昇させることでいくつかの特性がアンロックされる。指揮官のレアリティが高いほど次のレベルまでの必要敬意が多いが、その分アイテムによる上昇値も高い。
- 敬意Lv1...装身具が装備可能になる。
- 敬意Lv3...2段目の称号スキルが解放される。
- 敬意Lv5...3段目の称号スキルが解放される。また、固有装備の任務がアンロックされる。まずはこのレベルを目指そう。
- 敬意Lv10...固有任務を完了した指揮官は固有装備の作成が可能になる。
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装備品 |
装備品
本作には、原作や映画に由来する多数の武器、鎧などの装備品が登場します。ほとんどの装備品には 装備ステータスと 装備スキルが備わっており、各指揮官に装備させることで長所をさらに伸ばしたり、短所をカバーしたりといったことができます。
また、各指揮官には1人1つ 固有装備が実装されています。
- 入手方法...酒場クエストをこなす、マゾムを引く等の方法があり、主な入手先はやはりガチャ(マゾム)になる。1日1回の無料マゾムと酒場クエストを忘れずに行いましょう。運が良いと高レアリティの装備品が手に入る。
- 装備部位...手、鎧、頭部、装身具の4種類の装備部位がある。
- 手...主に指揮官や軍勢の攻撃力を強化する。
- 鎧...主に軍勢の被ダメージを減らしたり、受ける特殊ダメージを軽減したりする。
- 頭部...主に軍勢の与ダメージや被ダメージを増減させたり、状態異常を無効化したり逆に付与したりする。
- 装身具...装備ステータスが若干低めなものの、各種ダメージの増減、敵のバフを無効化するなど多彩なスキルがある。
- 装備品の強化、精錬...各装備品は、下記の方法でステータスやスキル特性を伸ばすことができる。
- 強化...強化したい装備品の同部位同レアリティの装備品を使用して装備品のステータスを上昇させる。緑は強化不可、青は☆4まで、それ以上は☆5まで強化可能。
- 精錬...精錬したい装備品と同一の装備品を使用して装備品のスキル特性を成長させることができる。強化済みの☆分まで精錬することができるが、青装備は精錬ができない。
- 固有装備...S2以降、敬意レベル10以上の指揮官が固有任務を達成し、専用の素材アイテム「ミスリル」を消費することで作成できる各指揮官の専用装備で、指揮官毎に装備部位が違う。別の指揮官が装備したり、強化素材にしたりすることはできない。固有任務は、各指揮官が敬意レベル5になると解放される。作成、精錬には各指揮官のレアリティに応じたミスリルが必要かつ強化には金装備が必要。
- エルフの工匠の槌...使用することで強化、精錬済みの装備品を無強化状態に戻し、使用した装備品を素材として返還してくれる貴重なアイテム。課金でも入手できず、現状のred{入手手段がシーズン報酬や配布のみ}のため、使いどころを熟考する必要がある。2023/3/22のアップデート以前に素材にしたかどうかで、返還される装備品がすべてそのまま返ってくるのか、強化専用素材になってしまうのかが違う。固有装備にも使用でき、無強化状態ならミスリルに戻すことができる。
- 使い古した装備品...所謂、強化専用素材。使い古した「武器」(手用)、「鎧」、「兜」(頭部用)、「装身具」の4種類があり、それぞれのレアリティの強化素材として使用できる。当然だが精錬には使用できない。
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マゾム |
マゾム
マゾムとは、他ゲームで言うところのガチャシステムです。
元ネタはホビットたちの「必要だけど今すぐ使わないもの」のことを「マゾム」と言うところからです。
いくつかの種類のマゾムがありますが、基本的には1回400ジェムでランダムな3アイテムが出現します。
マゾムから排出されるアイテム
- 「指揮官の招待状/紋章」...指揮官の敬意を青指揮官[270]、紫指揮官[300]、金指揮官[1000]上昇させる。1つのアカウントにつき各指揮官3つまでしか出現しない。
- 「指揮官への贈り物」..指揮官の敬意を青指揮官[40]紫指揮官[100]金指揮官[300]上昇させます。「エール/装飾用の獣の骨」は、青指揮官ならそれぞれ善/悪の誰にでも使うことができ、敬意を[10]上昇さる。
- 「各種装備品」...緑~金までの装備品を装備部位ランダムで排出する。
- 「マゾムの証明書」...1,2,5,10枚の3パターンあり、一定枚数集めることで、敬意アイテムや装備品と交換できる。
マゾムの種類
- 珍しい骨董品/呪われた宝物...所謂常設ガチャ。1日1回無料で引けるマゾムはこれを引くことになる。
- 各種ピックアップマゾム...シーズン進捗が進むと、特定の指揮官の敬意アイテムが出現しやすくなるピックアップマゾムが期間限定で出現する。特定の指揮官のアイテムが出現しなくなるため、狙った指揮官の敬意を上げやすくなる。
- 初心者限定マゾム...S1期間中しか引くことのできないマゾム。おまけアイテムが豊富のため、特定の指揮官の敬意を上げやすく、引くことで序盤のアドバンテージになる。また、本作唯一の「天井」があり、50回引くと特定の指揮官が必ず手に入る。200回までしか引けない。
- 魔法使いの旅...光勢力の初心者限定マゾムで、ピックアップ指揮官は「灰色のガンダルフ」。灰色のガンダルフは非常に強力な指揮官で、初心者から上級者まで間違いなくお世話になるため、課金するつもりなら引いて後悔はしない。
- 弓兵ラーツ...闇勢力の初心者限定マゾムで、ピックアップ指揮官は「ラーツ」。ラーツは強力な指揮官だが、S2以降は価値が下がるため課金をするつもりならよく考えた方が良い。ただし重課金者御用達の「サウロン」の排出可能性もあるため、運が良いと序盤からかなり戦力がアップする。
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拠点 |
拠点
拠点は、各プレイヤーの本拠地であり、建築、徴兵、負傷兵の治療等、
全てのアクションのメインとなる場所です。
- 建築物...拠点のメインともいえる要素。資源の生産施設や倉庫、兵士の徴兵施設や治療施設等を建設、増築していく。
- 領主の館...拠点のメイン建築物。マップ上での外観、拠点の耐久値、各建築物のアンロックやレベル上限に影響する。序盤は最優先、中盤以降は寝る前や仕事中に増築を始めるとスムーズ。
- 倉庫...各種資源の貯蔵施設。上限を超えると自然回復しなくなるため、ある程度レベルを上げておいた方が拠点運営はスムーズになる。(目安はLv15)
- 薬療院...負傷兵の治療施設。収容上限を超える負傷兵は死亡するため、負傷兵の管理も重要な要素の一つ。レベルを上げることで収容上限を上げ、回復時間を短縮する。
- 兵舎...兵士の収容施設。収容上限を超えて徴兵はできない上に、S1の任務進捗報酬ユニットも上限を超える場合消滅する。
- 産地...タイルに比べて少量ではあるが各種資源を生産する。レベルを上げておくと戦争で資源タイルを失った時等に重宝する。
- 徴兵所...兵士の徴兵施設。レベルを上げることで一度の生産数の上限やスロット数を増やし、徴兵時間を短縮する。最大レベル(Lv20)で徴兵スロットが4つになる。
- (参謀室)...クラン施設。レベルを上げるとクランメンバーからの建築支援効率が上がる。
- 市場...資源の交換やアイテムの購入を行う施設。レベルを上げると交換レートが良くなるため常に最大レベルまで増築しておきたい。
- 城壁...拠点耐久値にボーナスを与える。拠点を破壊されるデメリットは他ゲームに比べて少ないため、増築の優先度は低い。
- 戦術研究所(訓練用野営地)...指揮官の率いることのできる兵士数にボーナスを与える。指揮官の強さは兵士数に比例するため、常に最大レベルまで上げておきたい。
- 弓兵塔...防衛戦時、各ラウンド敵にダメージを与えることのできる施設。もちろん防衛部隊を配置しないと発動しない。戦力に差がある戦闘では雀の涙なので優先度低。
(管理人は最大レベルまであげたことはない)
- 各種族の陣営...初期状態でメイン種族の陣営が解放されており、その後「領主の館」がLv6,7,8と上がるとその他の種族の陣営が解放される。また、メイン種族の陣営がLv10になると自勢力の固有ユニットがアンロックされる。勢力により各種族の陣営の解放順が異なる。
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序盤攻略のコツ
チュートリアルに従ってゲームを進める
同じようなゲームの経験がある方も含めて、まずはチュートリアルの指示に従って進めましょう。
このゲームにしかない独特な「指輪システム」をはじめ、慣れているゲーマーも戸惑うようなシステムが多いです。
特に兵士の運用やスキルの習得をテキトーに進めてしまうと思わぬところでつまずいてしまったり、
ジェムや資源を無駄使いしてしまうことも...
スタートダッシュバフを大切にする
キャンペーン開始時に、プレイヤーには24時間の「スタートダッシュバフ」がつきます。
このバフ期間中は行軍等による勢力拡大が効率良く行えるため、
少なくともこの24時間は頑張ってみましょう。
「任務」をこなす
資源等の報酬がある「任務」には「チャプター」という進捗があります。
これに従ってゲームを進めることで効率良く拠点を運用することができます。
「行軍」して占領タイルを増やす
このゲームでは、「タイル」を占領することでプレイヤーの「指輪レベル」を上げる「戦力算出」と
各種資源の算出量を増やすことになります。
どちらも重要な算出です。片方を疎かにしたり、資源算出に偏りがあると拠点運用が滞ります。
自分に今必要な資源を見極めて、欲しいタイルをしっかりと確保していきましょう。
兵士を大切にする
上記項目とは若干矛盾しますが、「兵士」もプレイヤーの大切な資源の一つだと考えましょう。
序盤は無理に高レベルタイル1つを取るよりも、損失なく複数のタイルを取れる方が効率良く勢力を拡大できます。
指揮官のレベルが上がり、兵士に余裕ができたら高レベルタイルにチャレンジしてみましょう。
育てる指揮官を決める
ある程度ゲームが進むと、マゾムで新しい指揮官を引いたり、
手持ちの指揮官の特性がわかってきたりすると思います。
どんなに熟練したプレイヤーでも、同時に育てる指揮官は2~4人程度が限界です。
まずは自分のプレイスタイルに合った指揮官を見つけ、その指揮官を重点的に育成しましょう。
一部のキャンペーンを除き、Lv40の指揮官が5人いるよりも、Lv50の指揮官が1人いる方が戦いやすいです。
クランに入る
どのサーバー、どの勢力にも必ずクランがあります。
慣れないうちは自分で作成せず、今あるクランに入りましょう。
ジェムの節約にもなり、強いプレイヤーがすでにいる場合が多く、
資源産出にボーナスがついたり、「クラン要塞」を利用して遠方に移動できたり、とメリットしかありません。
次シーズンへの準備
最終更新:2023年04月26日 21:17