シェルの言語設定【AlmaLinux 10】
AlmaLinux 10では、日本語ロケールが入っていないので、その場合にはまず最初に日本語ロケールをインストールする必要があります。
1. 日本語ロケールのインストール
(1) 使用可能なロケールの一覧
使用可能なロケールの一覧を表示します。
C.UTF-8
en_AU.UTF-8
en_BW.UTF-8
en_CA.UTF-8
en_DK.UTF-8
en_GB.UTF-8
en_HK.UTF-8
en_IE.UTF-8
en_NZ.UTF-8
en_PH.UTF-8
en_SC.UTF-8
en_SG.UTF-8
en_US.UTF-8
en_ZA.UTF-8
en_ZW.UTF-8
(2) 日本語ロケールのインストール
まず、日本語ロケールのパッケージ名を検索します。
Last metadata expiration check: 0:42:54 ago on Tue 08 Sep 2020 09:20:00 AM JST.
============================= Summary & Name Matched: locale, ja ==============================
glibc-langpack-ja.x86_64 : Locale data for Japanese
パッケージ名が表示されたら、インストールします。
# dnf install glibc-langpack-ja
2. 言語設定
(1) 日本語UTF-8に設定
使用可能なロケールの一覧(日本語のみ)を表示させます。
# localectl list-locales | grep -i ja
日本語UTF-8に設定します。
# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
(2) キーボードの設定
キーボードマッピングのリストを表示します。(日本語キーボードのみ)
# localectl list-keymaps | grep -i jp
jp
jp-OADG109A
jp-dvorak
jp-kana86
jp106
日本語キーボードに設定します。
# localectl set-keymap jp-OADG109A
現在のロケールの確認します。
3. 設定の反映
下記コマンドは設定ファイルを書き換えるだけです。この
言語設定を反映させるには、改めてログインし直すか、以下のコマンドを実行します。
# source /etc/locale.conf
最終更新:2025年10月27日 08:31