一番最初にセキュリティグループを作成します。
デフォルトで「default」というセキュリティグループが作成されていますが、一度仮想サーバ(VM)を作成するとセキュリティグループの割り当てが変更できなくなりますので、ここでは「WEBサーバ用」という新しいセキュリティグループを作成します。


1. セキュリティグループの作成

  • 「設定管理」項目において左側のメニューの「ファイアーウォール(セキュリティグループ)」を選択します。
  • 「+」アイコンをクリックして、「セキュリティグループの追加」を選択します。
  • 名称に「WEBサーバ用」と入力して「追加する」をクリックします。
「WEBサーバ用」という名称で、「受信」、「送信」の2種類のセキュリティグループが作成されます。

2. 受信側の設定

WEBサーバが受信を許可するサービスおよびIPアドレスを設定します。
基本的な方針としては、許可するサービスをセキュリティグループで制限して、IPアドレスの方はWEBサーバ側で制御します。

(1) ルールの追加
  • 「WEBサーバ用」の「受信」をクリックします。
  • 許可するサービスを指定します。(※必要に応じて選択および追加してください。)
■SSH
プロトコル TCP
ポート番号 22
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■HTTP
プロトコル TCP
ポート番号 80
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■HTTPS
プロトコル TCP
ポート番号 443
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■SMTP
プロトコル TCP
ポート番号 25
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■Sub Mission Port
プロトコル TCP
ポート番号 587
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■POP3
プロトコル TCP
ポート番号 110
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)
■DNS
プロトコル TCP
ポート番号 53
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)

プロトコル UDP
ポート番号 53
対象ネットワーク すべてのIPアドレス (0.0.0.0/0)

3. 送信側の設定

デフォルトでは、すべてのサービスが許可されています。
送信側では、とりあえずデフォルトのままにしておきます。



最終更新:2016年12月19日 11:41