仮想サーバ(VM)を作成します。
仮想サーバの作成は、「コンソール」で作成した方がより詳細に設定できますので、コンソールを起動します。
1. 仮想サーバの作成
- 「設定管理」項目において左側のメニューの「仮想サーバ」を選択します。
- 右上の「コンソール」アイコンをクリックして、コンソールを起動します。
- 左側メニューの「仮想サーバ」を選択します。
- 右上の「仮想サーバの追加」ボタンをクリックします。
(1) セットアップ
■ゾーンの選択
仮想サーバを格納する物理サーバが表示されます。
※表示だけで、変更はできません。
■ISO またはテンプレートの選択
「テンプレート」を選択します。
「次へ」ボタンをクリックします。
(2) テンプレートの選択
「CentOS 7.2 64bit」を選択します。
「次へ」ボタンをクリックします。
(3) 仮想サーバー
「Custom Server」を選択します。
「vCPU 数」、「メモリ (MB)」を指定します。
「次へ」ボタンをクリックします。
(4) ディスク
仮想サーバにはOS領域として「20GB」のrootディスクが用意されていますが、データ用追加ディスクを作成します。
「Standard Disk 1GB~1024GB」を選択して、ディスクサイズを指定します。
「次へ」ボタンをクリックします。
※「Maximum number of resources of type 'primary_storage' for domain id=xxxx has been exceeded.」というようなエラーが発生して仮想サーバが作成できない場合には、リソースの利用上限に引っ掛かっている場合があります。その場合には、とりあえず「選択しない」として追加のディスクを作成しなければ、仮想サーバを作成できる可能性があります。
参考サイト:リソースの利用上限はありますか?
(5) アフィニティ
アフィニティグループとは、複数台の仮想サーバーをそれぞれ異なる物理サーバー(ハイパーバイザー)に収容するグループ分けの機能です。 そのため、1つの物理サーバー(ハイパーバイザー)に障害が発生しても、別の物理サーバー(ハイパーバイザー)に収容している仮想サーバーに影響はなく、安定運用が可能となります。
この設定はスキップします。
「次へ」ボタンをクリックします。
(6) ネットワーク
仮想サーバーに割り当てるセキュリティ グループを選択します。
ここでは前項で作成した「 WEBサーバ用」を指定します。
「次へ」ボタンをクリックします。
(7) 確認
以下の項目を入力します。
名前 (オプション) |
仮想サーバ名 |
追加先グループ (オプション) |
(空白) |
キーボードの言語 |
日本語キーボード |
「VMの起動」ボタンをクリックします。
仮想サーバが作成され、
仮想サーバ「xxxxxx」のパスワードは「xxxxxxx」です。
というメッセージダイアログが表示されます。
rootパスワードはこのダイアログ以外に表示されませんので、必ずメモして下さい。
最終更新:2016年12月19日 15:33