6.pHを下げる
pHが高い石けんは肌トラブルの元になります。シャンプー後、いつも以上に髪がきしむときも、pHを下げてから使いましょう。
リキッドソープのpHを下げる方法
pHを下げるもの | 特徴 | リキッドソープ100gに対するめやす量 | 注意点 |
レモン汁、蜂蜜、砂糖類、その他の酸味があるもの | pHが少しだけ下がる。 | 少しずつ | 様子を見ながら加える。 |
クエン酸2%水溶液 | pHが大幅に下がる。 | 小さじ1前後 | 下記参照。 |
ミリスチン酸 | pHが大幅に下がる。約50℃以上で溶ける。くもりやすい。 | ひとつまみずつ | 湯煎にかけて、良くなじませる。たくさん入れると固まりやすくなる。(カリソープをのぞく。) |
重曹8%水溶液 | とろみがつく。 | 小さじ1くらいずつ | とろみ加減を見ながら加えるとよい。 |
注意入れ過ぎは泡立ちをおさえたり、くもりの原因になるため、pHを確認しながら加えてください。
お手軽な方法
- クエン酸水を用意する。精製水(100cc)に、クエン酸(小さじ1/2弱)の割合で溶かす。
- リキッドソープに、クエン酸水を、少しずつ加える。加えた瞬間は白くなり、良く混ぜると透明になる。
良く混ぜても、少しだけくもる状態になったらストップ!!しばらく置くと、なじんで透明になる。 - pHテストする。足りなければクエン酸水を追加する。
クエン酸水を入れすぎてくもってしまったら・・・透明にもどす方法
pHを上げると透明にもどります。
- あらためて、(pH高めの)リキッドソープを用意する。
- 1に、(クエン酸で)くもったリキッドソープを少しずつ加える。pHが適正値になったところでストップ!!