会話イベント > 合戦イベント(第二章)


概要

  • 第二章実装以降の合戦イベントで紹介札を獲得した時及び条件達成時に発生する、会話イベントの一覧。
    • 不自然な全角スペースの箇所は、作中の台詞における改行箇所に当たる。


毛利三本の矢


賤ヶ岳の三将


宿敵の龍虎-虎之陣-


真田の軍略


伊達三傑


九州三国志・島津の陣


宿敵の龍虎-龍之陣-


信義の槍-姉川の戦い-


龍を継ぐもの-御館の乱-


九州三国志・龍造寺の陣


凄絶!四国統一戦


反逆の将-有岡城内戦-



聖なる夜-戦国クリスマス-

天国・第二陣-正則と三成

  • 福島正則:寒ぃ!マジ寒ぃ!! ありえねえくれえ、寒ぃよ!!
  • 石田三成:馬鹿は風邪を引かないから安心だな
  • 福島正則:んだと、コラッ!? ……って、ちげえんだよ、 心ん中が寒いってんだよ!
  • 石田三成:……年中、暑苦しそうだが
  • 福島正則:そんな哀れなもん見る目で見んな!! なんかよー、最近、虚しさ寂しさが はんぱねえぜ
  • 福島正則:この心の寒さを取り除いてくれる イイ女が側にいてくれねえかなって 思う訳よ!!
  • 石田三成:……馬鹿の考えることはわからんな
  • 福島正則:はっ!頭デッカチが気取りやがって!! 俺だけモテ力磨いてやっからな! 後悔すんなよ!!

天国・第四陣-お市と長政

  • お市:長政様、お身体は大丈夫ですか? この寒さの中であまりご無理は なさらないでくださいね
  • 浅井長政:この通り、それがしは元気だぞ! それより市こそ、体調は大丈夫か?
  • お市:私も大丈夫ですよ ……こうやって長政様のお側に居れば 身体も心も暖かいですから……
  • 浅井長政:それがしもだ、市 そなたが側に居れば、寒さも暑さも 関係ない!
  • お市:ふふ、長政様ったら

初級・第二陣-政宗と愛姫

  • 伊達政宗:「くりすます」の日に出没する 「さんた」とやらは何でも願いを 叶えてくれる力を持っておるそうじゃ!
  • 愛姫:その「さんた」と申す者に、 奥州制覇を唱えれば、叶うと……?
  • 伊達政宗:その通り!小十郎たちも呼べ! 伊達家総出で捜索するぞ!
  • 愛姫:その要求、拒否します
  • 伊達政宗:な!?何故じゃ!? わしの言うことが間違ってるという のか!?
  • 愛姫:何ら信ぴょう性がありません 時間の無駄です
  • 伊達政宗:そうやって、躊躇なく わしの意見を切り捨ておって……
  • 伊達政宗:お主は叶えたくないのか、奥州制覇を! 奥州の次は田村家の復興よ!
  • 愛姫:……私の家の復興…… 政宗様はそこまでお考えだったの ですか
  • 伊達政宗:当り前であろう! 我が妻の家を気にしない夫など おらんわ!
  • 愛姫:……では許可します 私も一緒に「さんた」を探しましょう
  • 伊達政宗:おお、行くぞ、愛!

初級・第四陣-義光と義姫

  • 最上義光:可愛い甥っ子が「さんた」とやらに 願いを叶えてもらうって騒いでたぞ
  • 義姫:あら、他人に頼むなんていけない子 私に言ってくれれれば、愛する 政宗のために何でも叶えてあげるのに
  • 義姫:そう、なんでも……ね
  • 最上義光:一途で盲目的なところも可愛いな そんな可愛いお義は何を望む?
  • 義姫:……ふふ、政宗が永遠に私のものに なってくれたらいいのにって いつも願ってるわよ
  • 最上義光:政宗のやつ、俺の可愛いお義に 愛されてて本当に羨ましいねえ

中級・第二陣-お江と秀忠

  • 徳川秀忠:「くりすます」とやらは、良い子が 何でも好きな物を貰える催しもの らしいぞ!
  • お江:じゃあ、あんた貰えないじゃん!
  • 徳川秀忠:フフン、お前は見る目がないな こんなにも頼りになって、頭が良くて、 気の利く男、他にいないだろ?
  • 徳川秀忠:俺様こそ、貰う資格がある!
  • お江:はいはい…… っで、あんたは何が欲しいの? お金?食べ物?
  • 徳川秀忠:……物はいらぬわ お忙しい父上とお言葉を交わせたら それが一番の贈り物よ
  • お江:ふーん…… 案外、可愛いところあるじゃん

中級・第四陣-利家とまつ

  • 前田利家:まつ、今日はずっと一緒に居ンぜ!
  • 前田まつ:いきなりなんだってンだ!?
  • 前田利家:「くりすます」って日は大切な人と 過ごすンだとよ。俺にとって 一番大切なのはまつだかンな!
  • 前田まつ:な、なんだい!急にこっ恥ずかしい こと言いやがって!
  • 前田利家:照れンなよ、まつ!
  • 前田まつ:照れてねえ!! ……っで、今日がその 「くりすます」って日なのか?
  • 前田利家:……いや、それはちょっとわかん ねえンだが……
  • 前田まつ:なんだ、それ!?
  • 前田利家:まあ、細かいことは気にすンな! どんな日だろうと、俺の側に居るのは まつに変わりはねえだろ
  • 前田まつ:アンタ……

上級・第二陣-直茂と彦鶴

  • 鍋島直茂:庭先で焚き火とは…… この寒い中、気が利くな ……ん?何か良い匂いがするが
  • 彦鶴:芋を焼いているのですよ 寒さもしのげて、調理もでき、 一石二鳥でございましょう
  • 鍋島直茂:そなたはやはり、頭が良くて 機転が利くな
  • 鍋島直茂:そなたの側にいられる拙者は幸せ者だ
  • 彦鶴:そう言っていただけて 私は嬉しいです、直茂様
  • 彦鶴:さあ、温かな焼き芋を食べ、 身体を暖めてください
  • 鍋島直茂:ああ、ありがとう、彦鶴

上級・第四陣-誾千代と宗茂

  • 立花宗茂:誾千代は「さんた」に 何か頼みたい物ないのか?
  • 立花誾千代:三太……? それは誰だ?強いのか?
  • 立花宗茂:「さんた」は大きな白い袋を持って 子供のように清らかな心を持った 人間のところにやってくるらしい
  • 立花誾千代:大きな袋……? まさか、その中に大量の武器が 入っているのではないか!?
  • 立花誾千代:恐ろしい奴だ…… しかし、立花は負けぬ! 立花の誇りにかけ、三太を潰す!
  • 立花宗茂:きっと、純粋な誾千代のところにも 「さんた」は来てくれるであろうな

地獄・第二陣-ガラシャと忠興

  • 細川忠興:そなた、何か欲しいものはないか? 私が「さんた」とやらに 書をしたためよう
  • ガラシャ:ダチがたくさん欲しいのじゃ!
  • 細川忠興:ダチ……? そなたには私がいるであろう? それで十分ではないか!!
  • ガラシャ:そちとダチはまた違うのじゃ ダチは大切なのじゃ!
  • 細川忠興:ダチ……では孫や蘭は そなたにとって とても大切なのか……?
  • ガラシャ:もちろんなのじゃ!
  • 細川忠興:そうか…… ……フフ……
  • ガラシャ:どこへ行くのじゃ?
  • 細川忠興:私は孫と蘭に会いに行くため、 少し出かけてこよう
  • 細川忠興:フフ…… ……待っておれ、孫と蘭よ……

地獄・第四陣-秀吉とねね

  • ねえ、お前さま 「くりすます」って知ってる?
  • 豊臣秀吉:くりすます……? 初耳じゃのう。さっぱりわからんわ
  • ねね:おまつちゃんから、聞いたんだけどね、「くりすます」の日は御馳走を用意し て、大切な人と過ごすんだって
  • ねね:だから、あたし、たくさん御馳走を 用意したよ!
  • 豊臣秀吉:おお、美味そうじゃ!! しっかし、作りすぎじゃろ こんなに食べきれんて……
  • ねね:三成や清正、正則…… 大切な家族みーんなで食べようと 思って、たくさん作ったんだよ!
  • 豊臣秀吉:ねね、そりゃあ、いい考えじゃ!! よっしゃ!早速、三成たちを 呼ぶぞ!
  • ねね:そうだね、お前さま! きっとみんなも喜んでくれるよね!
  • 豊臣秀吉:もちろんじゃて ねねの御馳走を見たら、笑顔しか 出てこんわ!

修羅・第二陣-元親と菜々姫

  • 長宗我部元親:聖夜…… それはすべてのものに与えられた、 一時の安らぎ……
  • 菜々姫:ならば、あなたは今宵、反骨の鐘を 鳴らし続ける己の魂を鎮めるのか?
  • 長宗我部元親:否…… 一時の安らぎにすがりはしない。魂の 叫びは絶えず響き続けるのだからな
  • 菜々姫:一時の安らぎにすがるは愚か、か…… しかし、わたしの隣にいる時くらいは 心を落ち着かせたらどうだ
  • 菜々姫:わたしはあなたの止まり木 壮絶に羽ばたいた蝙蝠が身体を 休ませる場所……
  • 菜々姫:一時の安らぎではない…… それは覚えておいてほしい
  • 長宗我部元親:……上等 ならば、今宵はその止まり木で羽を 落ち着かせるか……

修羅・第四陣-稲姫と信之

  • 真田信之:なぜ雪が降るか…… 知っているかい?
  • 稲姫:寒いから、ですか?
  • 真田信之:いや……
  • 真田信之:一年でこの土地に染み付いてしまった 悪いものをすべて洗い流し、 清らかな春を迎えるためだよ
  • 稲姫:それは…… とても素敵ですね
  • 真田信之:天から舞い降りた無垢な結晶…… 雪とはまるで、稲のようだね
  • 稲姫:な……!? 信之様、不埒です!
  • 真田信之:はは 稲は相変わらず、照れ屋だね

羅刹・第二陣-信長と濃姫

  • 濃姫:この時期に降る雪に願いを込めると 叶うらしいわ
  • 織田信長:お濃は何を願う
  • 濃姫:地獄が見たいわ…… 地獄の業火でこの大地ごと 降り積もった雪を干上がらせて
  • 織田信長:クク…… 雪に願うとは無意味!
  • 織田信長:信長と共に駆けよ さすれば、本当の地獄を 見せよう、ぞ
  • 濃姫:……そうね 雪に願うより、あなたと共に…… 地獄の先までずっと……

羅刹・第四陣-正則と清正

  • 福島正則:他の奴ら、モテ力はんぱねえだろ!? んだよ、なんで俺だけひとりなんだ!?
  • 加藤清正:馬鹿…… 自分の顔をよく見てみろ
  • 福島正則:ひでえ!!結局、顔かよっ!?
  • 加藤清正:別にモテなくたっていいだろ? 俺らには帰る家があるんだから
  • 福島正則:……まあな 叔父貴とおねね様が出迎えてくれる 家が俺らにはあるよな……
  • 福島正則:っしゃあ!帰んぞ!清正ぁ!! こんな寒い日は家族と過ごすのが 一番だっての!


戦国正月合戦

天国・第一陣-忍び暗躍

  • 猿飛佐助:くのいちの姉ちゃん、正月だからって たるんでんじゃない?
  • くのいち:そういう佐助っちこそ、お正月だから って、鍛錬サボってるんじゃない?
  • 猿飛佐助:まあ、幸村様も正月くらいは休めって 言ってたし、いいでしょ
  • くのいち:何言ってんの! お正月こそ、幸村様のお役に立つ 絶好の機会だよ!
  • えー…… くのいちの姉ちゃん、また面倒な こと考えてない?
  • くのいち:ほら、文句言わずについてくるの! そうと決まれば、才蔵っちも呼ばないと!

天国・第二陣-忍び暗躍

  • 霧隠才蔵:……何用だ
  • くのいち:相変わらず、才蔵っちは 愛想悪いね
  • 霧隠才蔵:忍びに愛想など必要ない お前こそ、忍びらしく振舞え
  • くのいち:はいはい…… それより、特別任務ですよ~
  • 霧隠才蔵:任務? 幸村様からは何も聞いていないが
  • くのいち:正月で浮かれている今が、各家に 忍び込む絶好の機会だと思わない? 成功すれば、きっと幸村様も喜ぶよ!
  • 霧隠才蔵:確かにそうかもしれないな…… ならば、粛々と任を遂行する
  • くのいち:ちょっと待って、才蔵っち…… もう、才蔵っちは任務しか頭にないな
  • くのいち:……でも、あたしだって、幸村様の ために負けてられない!

天国・第四陣-北条家の正月

  • 北条氏康:神社に来て、何しようってんだ? 初詣かあ?
  • 甲斐姫:もちろん!
  • 北条氏康:神頼みたあ、感心しねえなあ っで、ここは何の神様が祀ってあんだ?
  • 甲斐姫:縁結びですよ! ここで願い事をすれば百発百中 らしいんです!!
  • 甲斐姫:うがああああ!!もてたい、もてたい!! アタシに春よ、来いぃぃぃ!!
  • 北条氏康:ド阿呆が…… そんな必死な姿を晒したら、 誰も寄り付かねえだろうよ

初級・第二陣-上杉家の正月

  • 直江兼続:景勝様! 何か、ご所望の物など ございませんか?日頃の感謝を込め、 お年賀をお贈りしたいのです
  • 上杉景勝:欲しい物…… ……刀……
  • 直江兼続:いえ! もう何もおっしゃらないでください! この兼続、分かっております!!
  • 上杉景勝:……うむ
  • 直江兼続:どうぞ、これをお受け取りくだされ!
  • 上杉景勝:………………
  • 直江兼続:おお、嬉しくて言葉が出ないと!?
  • 上杉景勝:……兼続
  • 直江兼続:礼の言葉など良いのです。景勝様の その喜びに満ちたお顔を見られただ けで、私は満足でございます!
  • 上杉景勝:……これは……
  • 直江兼続:ええ、私とお揃いの兜です! 今年は愛の字を共に身に付け、 共に義を示しましょう!!
  • 上杉景勝:………………

初級・第四陣-伊達家の正月

  • 義姫:お正月だもの、特別に私がお料理を 作るわあ
  • 愛姫:義姫様、私もお手伝いいたします
  • 義姫:うふふ、あの子、私が作った、おせち 食べてくれるかしら?隠し味として、 私の愛をたっぷり入れてあげなきゃ!
  • 愛姫:政宗様は拒否します 義姫様の愛は重いです
  • 義姫:あはは!何を言っているのかしら、 この子は……私と政宗が仲良しなの が気に入らないのね
  • 義姫:こうやって、私が料理してるとこ ろを見張って…… 邪魔をするつもりかしら?
  • 愛姫:あなたの動作、何ひとつ見逃す つもりはありません
  • 愛姫:新年早々、毒を盛られて、当主に 倒れられては困りますので

中級・第二陣-蒲生家の正月

  • 蒲生氏郷:山三郎よ、昨年も見事な槍働きで あった
  • 名古屋山三郎:いえ、氏郷様、子猫ちゃんたちのため にも、いいところ見せようとしただけ ですよ
  • 蒲生氏郷:お年玉というわけではないが、 いくらでも俸禄を加増しよう 希望を申してみよ
  • 名古屋山三郎:いくらでも、ってわけにはいかない でしょう。家臣も少なくはないの ですから
  • 蒲生氏郷:いや、お前たちのおかげで我が 蒲生家はあるのだ。私に出来るのは 加増くらいのものだからな
  • 名古屋山三郎:ありがたきお言葉…… まぁ、子猫ちゃんにちょっと贈り者が できるくらいあれば困りませんよ
  • 蒲生氏郷:よし、わかった!貢となれば どのくらいが良いかな 屋敷三戸分くらいで足りるか?
  • 名古屋山三郎:……いえ あの、あまり要りませんよ、という 意味だったのですが……

中級・第四陣-島津家の正月

  • 島津家久:兄者、元日に夢は見られましたか? 初夢に何を見たかによって、今年どの ような一年になるか決まるそうです
  • 島津義弘:このところ戦ばかりで夢は 見ておらぬな…… 家久は何か見たのか?
  • 島津家久:ええ…… 巨大な熊が出てくる夢を見ました
  • 島津義弘:巨大な熊? ほう……
  • 島津家久:夢の中で私はその熊を罠に追い込み、 見事に仕留めたのですよ。ふふ、 とても愉快な夢でありましょう?
  • 島津義弘:良い夢を見たな 近々、その夢、真のものになるやも しれぬ
  • 島津義弘:主にとって…… いや、島津家にとって、今年は 良い一年になるであろう

上級・第二陣-将軍家の正月

  • 足利義昭:兄上、また鍛錬?まったく…… 正月くらいのんびりしなさいよう!
  • 足利義輝:正月といえ、鍛錬は欠かせぬ 我が剣にて世を導かねば
  • 足利義昭:はー、付き合ってらんないわあ 将軍が自ら戦うなんてありえない じゃない
  • 足利義輝:今は乱世 何が起こるかわからぬぞ そなたも共に鍛えぬか
  • 足利義昭:絶対イヤ!あたしは家督相続しないから関係ないのよう! のんびりさせてよ、もう!

上級・第四陣-毛利家の正月

  • 毛利隆元:ち、父上! が、元旦から、毛利家への使者が 絶えませんね
  • 毛利元就:そうだね 皆、忙しい中、新年の挨拶に 来てくれているのだ
  • 毛利隆元:し、しかし、正月くらい休まれては いかがですか?あ、挨拶の対応で 身体が休められておりません……
  • 毛利元就:一年の計は元旦にあり
  • 毛利元就:何事も始まりが肝心なんだ。元旦 から怠けて、正月の儀式を疎かに してしまうのは良くない
  • 毛利隆元:な、なるほど…… わ、私も父上を見習い、正月も 気を緩めずに過ごします!
  • 毛利元就:ああ、いい心がけだ それでこそ、私の息子だ

地獄・第二陣-長宗我部家の正月

  • 香宗我部親泰:正月は実家へ挨拶に戻られないの ですか?こういう時くらい、家族 水入らずもいいじゃないですか
  • 菜々姫:必要ない わたしは長宗我部家の人間だからね
  • 香宗我部親泰:フフ、そうですか…… まあ、私はあなたを長宗我部の 人間とは認めてはいませんけどね
  • 菜々姫:あんたがわたしを嫌ってるのは 壮絶にどうでもいい……
  • 菜々姫:ただ、あの人に迷惑を掛けるような ことはやめてよ
  • 香宗我部親泰:あなたは馬鹿なのですか? 私が兄上に迷惑を掛ける行いなど するはずがないでしょう
  • 香宗我部親泰:……でも、まあ、兄上のためを思って 動くあなたの姿勢 嫌いではないですよ

地獄・第四陣-徳川家の正月

  • 井伊直政:何だ、その竹で出来た置物は
  • 本多忠勝:正月飾りの門松 そんなことも知らぬのか
  • 井伊直政:正月飾りだと!? 皆、正月のせいで浮かれては いまいか!?
  • 本多忠勝:これは殿直々の命令で飾ったのだ 竹は武田を表す
  • 本多忠勝:竹の先端を斜めに切ってあるのは、 いつか武田の首を落とす…… という意が込められている
  • 本多忠勝:殿は三方ヶ原で武田に敗れてこと、 忘れられないのであろう
  • 井伊直政:殿も攻めの姿勢であるな! 貴様も、殿と俺を習い、 攻めの気持ちを持つのだ!

修羅・第二陣-今川家の正月

  • 今川義元:氏真よ、正月だし、蹴鞠ろうの!
  • 今川氏真:父上は正月に限らず、いつも蹴鞠を なさっているではありませんか
  • 今川義元:我が子の脚が、一年でどれだけ成長 したか、確認するの!
  • 今川義元:今川家の子息として恥じぬ華麗なる 技を魅せる……のっ!
  • 今川氏真:父上の相手は面倒…… いえ、骨が折れるので、辞退を 願いたいですが……
  • 今川義元:爺も呼んで、早く、蹴鞠る、の!
  • 今川氏真:……やる気になっている父上を 説得するのは無理のようですね

修羅・第四陣-織田家の正月

  • 明智光秀:これは……
  • ナレーション:織田家の正月の宴会の席で、光秀は 金箔に飾られた髑髏に目を留めた
  • 織田信長:金の髑髏…… 光秀よ、気に入ったか?
  • 明智光秀:正月にこのような物を飾るとは……
  • 織田信長:クククッ…… 罰当たりな、か
  • 織田信長:光秀よ、目を背けるな 多くの死の証をその目に焼き付けよ
  • 織田信長:なれば、時は進もう、ぞ フッ……クハハハハッ!
  • 明智光秀:やはり、苛烈な御方…… しかし、言葉の裏に何か信長様の 真意が……?
  • 明智光秀:私にはもう、あの方のお心がわからぬ

羅刹・第二陣-武田家の正月

  • 武田信玄:幸村よ、鍛錬か? 今日くらい、槍を置き一緒に飲まぬか ほれ、良い焼酎があるんじゃ
  • 真田幸村:お誘いは有難いのですが、 遠慮いたします
  • 武田信玄:あらら、残念 つれないのう
  • 武田信玄:そういえば、おことの忍びたちが 何やら、動き回っておるのう
  • 真田幸村:ええ、正月くらい、休んでほしいの ですが……
  • 武田信玄:ふっふっふっ 主が主ならば、家臣も家臣よ
  • 武田信玄:帰ってきたら、忍びたちも交えて、 宴でも開こうかのう
  • 真田幸村:はい、お館様!

羅刹・第四陣-忍びの正月

  • 猿飛佐助:まったく、くのいちの姉ちゃんに ついて行ったけど、ほっとんど収穫 なしだよ~
  • 猿飛佐助:熊姫の縁結びとか、麿眉の蹴鞠とか、 いつもと変わらないじゃん?
  • 猿飛佐助:あーあ お正月くらい、だらっとしよう 思ったのにな~
  • 霧隠才蔵:勝手に怠けていろ お前がそうしている間に俺は幸村様 のため、鍛錬を積むぞ-
  • 猿飛佐助:はいはい、どうぞご勝手に。まあ、 鍛錬積もうが積まないが負ける気 なんてないけどねえ。俺、天才だから
  • 霧隠才蔵:……ならば、今すぐ試してみるか? 俺とお前、どちらが優れているか
  • 猿飛佐助:去年の手合わせは引き分け続きだった けど、今年最初の手合わせ、どっちが 勝つだろうね?
  • 霧隠才蔵:粛々と勝負をつけてやろう
  • 猿飛佐助:新年早々、手合わせか…… ま、楽しいからいいけどさ
  • 猿飛佐助:さーて、覚悟しろよ、才蔵!

葵四天王

1陣-清洲同盟

  • 徳川家康:逆らえぬとはいえ、今川の下、信長様 とは対立の立場にありました 信長様に顔向けできますまい
  • 織田信長:家康よ、死を望むか
  • 徳川家康:信長様にお許しいただけるのなら 今ここで切腹いたす所存
  • 織田信長:それが三河武士の誇りか? ……無価値!
  • 織田信長:うぬが死んだとて乱世は終わらぬ
  • 織田信長:生きよ 生きて、信長と共に駆けよ! 留まることは許さぬ、ぞ
  • 徳川家康:信長様……
  • 徳川家康:はっ! 拾っていただいた、この命で信長様の 行く道を共に駆けまする!

10陣-攻め三佐の決意

  • 森長可:親父殿ぉぉ! 次の戦での活躍もぉぉぉ、 期待してますからあぁぁぁ!
  • 森可成:ああ。信長様の力となるよう、 精進せねばな
  • 森可成:しかし、この先の戦はさらに厳しい ものとなるだろう。私にもしものこ とがあったらしっかりと家を頼む
  • 森長可:しゃらくせぇこと 言わねぇでくれぇぇ!!
  • 森蘭丸:父上……
  • 森可成:長可、お前は強くたくましく育って くれた。まあ行き過ぎたところもあ るが、それも良い。今後も励むのだぞ
  • 森可成:蘭丸は優しく気が利くな ただ、もう少し男らしくならなけれ ばな
  • 森長可:親父殿はぁぁ!!攻めの三佐!! どんな戦でも怯まねえぇぇぇ、そうだ ろうぉぉ!?
  • 森長可:まだ、教わることがあるんじゃねぇ ですかぁ!?
  • 森蘭丸:そうです、父上…… 必ず戻ってきてください
  • 森可成:そうだな、きっと…… 帰ってこよう
  • 森可成:…… 可愛い息子たちに心揺らいでしまう とは、攻め三佐もまだまだか
  • 森可成:信長様が天下のため、いざ、死地へと 向かわん

20陣-姉川の戦い・徳川別働隊

  • ナレーション:織田の軍団は迫る浅井・朝倉の大軍 に押され、劣勢を強いられていた
  • 酒井忠次:いかんですな、このままでは織田も 徳川も甚大な被害が出ますぞ
  • 榊原康政:今はまだ、我らが劣勢の立場…… しかし、この策が上手くいけば 道は開けましょう
  • 酒井忠次:朝倉の横を突くとは大胆ですな いや、しかし、これこそ敵の 意表をつく策
  • 榊原康政:横から攻撃を受け、敵は混乱しまし ょう。そして、徳川の本陣が我らに 続き、動くはず
  • 榊原康政:……では参りますか 忠勝、そちらは頼みましたよ

30陣-姉川の戦い・単騎駆

  • ナレーション:織田の窮地に駆けつけた徳川軍は 一万の朝倉軍勢を目の前に、 動けずにいた
  • 徳川家康:下手に動けぬ 我らが崩れれば、織田の本隊も たちまち崩れるであろう
  • 本多忠勝:康政の隊が側面より朝倉の軍勢を 叩く、その時こそ我らの好機
  • 徳川家康:しかし、朝倉の一万の軍勢に 立ち向かうなど、正気の沙汰では なかろう……
  • 本多忠勝:御心配召されるな 殿を危険にさらしはせぬ故
  • 本多忠勝:…… ……康政が動いたか
  • 本多忠勝:いざ参る! 忠勝が武、その目で見よ!
  • 徳川家康:な……単騎で朝倉の軍勢に……!? 我らも忠勝に続け! 我が家臣を死なす訳にはいかぬ!

50陣-姉川の戦い・信義の槍

  • 徳川家康:もう十分、信義は貫けたであろう 矛を収められよ
  • 浅井長政:義兄上に勝つまで、それがしは 戦を止めぬ!
  • 徳川家康:義理ながらも、互いに信じあった兄弟 ではないのか? この状況、信長様も憂いておるはず
  • 浅井長政:それがしには分かる…… この戦、義兄上の望みでもある
  • 徳川家康:惜しい、真に惜しいものよ……

60陣-姉川の戦い・勝利

  • 森可成:信長様、我らの勝利でございます
  • 織田信長:まだ勝負はついておらぬ 大将の首を取り損なった
  • 森可成:浅井の大将……長政殿の決心は固い ものでありましたな。戦を通して、 伝わって参った
  • 織田信長:修羅の道を歩む覚悟がついたか 義弟よ、頼もしくなりおって
  • 森可成:……もう昔には戻れぬのですか? 義兄弟として、絆を深め、 共に戦った日々に……
  • 織田信長:長政の願う世は信長と討ち叶う もの……今、歩みを留めること、 無価値!
  • 織田信長:可成よ。乱世の終わりはまだ先…… うぬも留まること、許さぬ この信長の共をせよ
  • 森可成:はっ! 信長様の意志に寄り添い、 共に参りましょう

70陣-三方ヶ原の戦い

  • 徳川家康:今、信玄公の背後を奇襲すれば勝ち目 はある!三河武士の意地、今こそ 見せる時!進め!
  • 武田信玄:……やはり来たかね、家康 若さよのう……
  • 本多忠勝:殿!お待ちあれ! 敵は戦巧者の信玄 背後を取るなど至難の技……
  • 武田信玄:全軍!魚鱗の陣で徳川軍を 分断、殲滅せよ!
  • 徳川家康:さすがは信玄公、備えておったか……! 兵力も軍略も敵が上…… このままでは……!
  • 本多忠勝:戦場にあって迷いは禁物! 鶴翼の陣で、敵の魚鱗の陣に 備えられよ!

90陣-酒井の大太鼓

  • ナレーション:武田信玄の策により三方ヶ原にて 大敗となった徳川軍 浜松城内は意気消沈していた
  • 徳川家康:我が失策により、甚大な被害が出て しまった。信玄公の軍略、 まことに恐ろしきものよ
  • 酒井忠次:家康様。なりませぬぞ!!当主たる者、 こんな時こそ気丈に振舞わねば!!
  • 酒井忠次:どれ、わしが得意の太鼓を叩きま しょうぞ。なんですと!!海老すくい踊りもご所望と!!
  • 酒井忠次:ホレ!!ホレ!! っよよいのよい♪
  • 徳川家康:……忠次よ、面目ない お主のその想いにもきっと応える 強さを身に付けようぞ
  • 酒井忠次:家康様、この乱世を生き抜くには 様々な荷を背負うことになりましょう しかし、殿には多くの家臣がおります
  • 酒井忠次:家臣の多くは三河武士たる真面目な 性格、ならば盛り上げ役は、 この酒井に一手にお任せあれ!!

110陣-本能寺の変

  • ナレーション:家康が信長の訃報を知ったのは 京へ向かっている最中のことであった
  • 徳川家康:信長様が……まさか……
  • 本多忠勝:殿、織田の残党狩りに見つかる前に 出立のご準備を
  • 徳川家康:ここで逃げよと申すか!? 三河武士の誇りがそれを許さぬ! わしも信長様と……
  • 本多忠勝:共に死ぬと申すか ……我ら家臣、誰ひとりとてそのよ うなこと望んでおらぬ
  • 本多忠勝:我ら家臣を見捨て、織田信長の元へ 参るおつもりか?
  • 徳川家康:……すまぬ、忠勝 ここでわしが死ぬわけにはいかぬな
  • 本多忠勝:殿が謝る必要は無し 殿に生きてほしいと願うのは忠勝の わがまま故……

130陣-神君伊賀越

  • 榊原康政:殿は明智軍に背を向けたこと 後悔しているでしょうか
  • 本多忠勝:後悔しているかもしれぬな
  • 井伊直政:やはり、迎え討つべきだったのだ! 落ち武者狩りなど、恐れず 攻め立て、明智軍を陥落させよ!
  • 榊原康政:直政、少し黙っていてください そのように大声を出せば、敵に気づ かれましょう
  • 本多忠勝:しかし…… 殿の判断は間違ってはおらぬ
  • 本多忠勝:逃げた後ろ指さされたとしても、 殿には生きて成さねばならぬことが あるのだ
  • 酒井忠次:皆の衆、こういう時こそ笑いなされ 笑えば、殿も安心しますぞ
  • 酒井忠次:さあ、わしの太鼓に合わせて! 笑って!笑って!
  • 榊原康政:忠次殿、太鼓はしまってください 笑ってはいられない状況になりますよ
  • 本多忠勝:……考えても仕方あるまい どのような結果を招こうと 殿と共に進むことは変わらぬ

150陣-小牧長久手の戦い・始まり

  • ナレーション:山崎の戦い、賤ヶ岳の戦い……数々の 試練を越え、秀吉の天下統一への道が 確かなものになりつつあったが……
  • 石田三成:あと一歩というところで、 家康と織田信雄が手を組んだか やはり、くえぬたぬきよ……
  • ナレーション:両者の関係は悪化、豊臣と徳川、 両軍は小牧長久手に土塁を築き上げ、 戦は避けられないものとなった
  • 石田三成:家康が長宗我部、雑賀の助けを借り、 我らの背後をつこうとしているよう だな
  • 加藤清正:長期戦は避けなければなるまい
  • 福島正則:っしゃあ!家康を引きずり出して ゲンコしてやりゃあいいんだろ!?
  • 加藤清正:馬鹿…… そんな単純な話じゃないだろ
  • 石田三成:清正の言う通りだ 相手はあの家康 舐めてかかっては痛い目見るぞ

170陣-小牧長久手の戦い・榊原の挑発

  • 豊臣秀吉:無の旗印、榊原じゃな! 忠勝にも劣らぬ武勇、皆のものも 気をつけい!!
  • 榊原康政:おーおー、これはこれは猿山の 大将殿ではありませぬか
  • 豊臣秀吉:何じゃ、いきなり挑発しおって! しかし、そんな見え透いた挑発なぞ のらんぞ!
  • 榊原康政:信長様亡き後、信長様が築いた領地 を根こそぎ奪って、天下天下と叫ん でいる
  • 豊臣秀吉:……
  • 榊原康政:それこそ猿真似ではありませぬか いや、見事な猿っぷりですぞ
  • 豊臣秀吉:……
  • 榊原康政:猿真似されてしまった魔王様は どう思ってるんでしょうか?
  • 榊原康政:天国で見ておりますか? ……あ、地獄でしたが失礼
  • 豊臣秀吉:わしのことだけでなく信長様までも 馬鹿にするのは許せん!! 榊原を 討ったものには賞金を用意する!!
  • 榊原康政:……これで兵を引きつけられましょう さすがに肝が冷えましたね あとのことは何か考えましょう

190陣-英傑の子

  • 堀秀政:秀康、また腕を上げたか! 家康の奴もさぞ、鼻が高かろうな!
  • 結城秀康:……秀政様、父上は私を嫌って おります。私のことなど気にも 留めておらぬでしょう
  • 堀秀政:何、戯けたことを 価値の無い人質を秀吉様のところに 寄越す程、狸は愚かじゃない
  • 堀秀政:人質として、幼少の頃を過ごし、 今のあいつがある
  • 堀秀政:奴も考えがあって、お前にそのようか態度を取るんだろう
  • 結城秀康:……父上は偉大な御方。私のような 凡人では父上の真意を図ることは 難しいのでしょうね
  • 堀秀政:凡人じゃねえよ! 家康によく似て、才気に溢れてる 俺もお前の成長が楽しみだ!
  • 結城秀康:秀政様…… ありがとうございます さらに精進いたします

200陣-乱世の業

  • 榊原康政:魔王が死に、太閤が死に…… この世は天下泰平を望んでいないの でしょうか
  • 本多忠勝:否…… 泰平の世を守る大役、 殿に回って参った
  • 榊原康政:しかし、秀吉殿の意志を継ぐ者たち が黙っておらぬでしょう
  • 本多忠勝:……殿は非常な選択を強いられるで あろう
  • 酒井忠次:既に殿は覚悟を決めておいでのよう ですな。乱世に散っていった者たち の業を一身に背負う覚悟を
  • 榊原康政:でしたら、我ら四天王がすべきことは 決まっていますね
  • 榊原康政:私は知略を駆使して、殿をお助け しましょう
  • 本多忠勝:拙者は今までと変わり無く、 殿の側で、この槍振るうだけ
  • 酒井忠次:ならば、わしは殿が立っていられる よう、鼓舞しつづけますかな
  • 井伊直政:俺はどんなことがあろうと攻めの 姿勢を崩さぬ!先陣を駆け、 道を切り開かん
  • 本多忠勝:我ら四天王は、殿と共に在り!

対決!武田騎馬隊-長篠の戦い-

天国・第二陣-松姫の手紙

  • 武田信玄:松や、何をしておるのかね?
  • 松姫:信忠様への文をしたためているので ございます
  • 武田信玄:松は信忠が好きかね?
  • 松姫:え、あ……その……信忠様はいつも 優しい文面で……えっと、えっと……
  • 武田信玄:ふっふっふっ、許嫁に好意を抱くのは 良いことよ。実に微笑ましいのう
  • 武田信玄:しかし、あの魔王の子。恐ろしくない かね?文も別の者が書いてると思わ ないかね?
  • 松姫:……これは信忠様がわたしのために 書いてくださった文。字を見れば どなたが書かれたものかわかります!
  • 松姫:父上…… わたしは信忠様のこと、信じていま す……
  • 武田信玄:な……泣いておるのか?
  • 松姫:だって、父上が意地悪を言うから……
  • 武田信玄:ごめん、ごめん。ちと意地悪しすぎた のう。わし、困っちゃうから、 泣かないでくれないかね?

天国・第三陣-桶狭間の戦い・前

  • 織田信長:人間五十年 下天の内をくらぶれば
  • 織田信長:夢幻の如くなり 一度生を得て滅せぬもののあるべきか
  • 堀秀政:今川の三万の軍勢はすぐそこだぜ……信長さんよ、これから何が起こるってんだ?
  • ナレーション:嵐が風雨をともなって夜を覆う やがて、舞の足が止まった
  • 織田信長:貝吹け!具足持て!
  • 織田信長:天に問う時が来た 信長に時を進めよと望むか、と
  • 織田信長:懸からば退け、退かば追い崩せ 是非を覆い倒せ
  • 織田信長:信長はこれより、天下に武を布く ……行くぞ、秀政よ
  • 堀秀政:おうよ!どこまでも供、するぜ!

天国・第四陣-桶狭間の戦い・後

  • 豊臣秀吉:信長様には見えとる、この国の行く 末が。この戦の勝利なんぞ見え見え に見えとられた
  • 豊臣秀吉:じゃから、わしらはこんな絶望的な 戦でも恐くなかったんさ! 普通に戦えた!
  • 豊臣秀長:……兄上、信長様と共に修羅の道を 歩まれるのですね
  • 豊臣秀吉:ああ、もちろんよ。信長様は天下を 目指して戦っちょる。他の奴らから 見りゃあ、お笑い草かもしれんが
  • 豊臣秀吉:わしは信長様なら天下を望めると 思っとる!
  • 豊臣秀長:では、私は精一杯、兄上の補佐を いたします
  • ねね:秀長はお兄さん想いのいい子だね! よしよし!
  • 豊臣秀長:ね、ねね殿! 何をなさるんですか……!
  • ねね:恥ずかしがってるんだね! こういうところはお前さまに似てな いねえ

初級・第二陣-信玄の王道

  • ナレーション:武田軍は天下に王道を敷くべく、 上洛を開始した
  • 井伊直政:武田信玄め…… 徳川の領地を悠然と通るとは……! 殿への愚弄、見過ごすわけにはいかぬ!
  • 徳川家康:我ら三河武士の意地、今こそ示す時 であろう
  • ナレーション:家康は怒りに身を任せ、武田の後を 追った
  • ナレーション:しかし、三方ヶ原には軍勢を整え、 徳川軍を待ち構える武田軍の姿が あった
  • 武田勝頼:信玄公 やはり、三河武士たちは立ち向かっ てきた
  • 武田信玄:ふっふっふっ、皆、青いのう じゃあ、参ろうかね 武田の軍略、見せてやらねば

初級・第四陣-三河武士の意地

  • ナレーション:三方ヶ原で家康を退けた信玄は 合戦の地を眺めていた
  • 武田信玄:一人として敵に背を向けて倒れて おらぬ。三河武士、恐るべし、じゃな
  • 島左近:……家康の器とそれを信じる家臣た ちの絆。それが軍略を超えたって わけですかい
  • 武田信玄:互いの意志を信じて結ばれた絆の強 さ、それがまた人の意志を揺るぎな いものにする
  • 武田信玄:そして、時代を切り開くんじゃよ
  • 武田信玄:……やはり、簡単にはいかないのう 天下に王道を敷くにはまだまだ 力が足りぬよ

中級・第二陣-予感

  • 筒井順慶:やはり、織田と武田が対立することは 免れないようですね
  • 柳生石舟斎:三方ヶ原での徳川の敗北 このまま上洛すれば、あの魔王も 逃れられまい……
  • 松永久秀:果たして、そうでしょうか?
  • 筒井順慶:松永殿、何を……
  • 松永久秀:信玄公ももうお年でしょう? そろそろ、乱世よりご退場いただ いた方がよいではありませんか?
  • 柳生石舟斎:御託はお止めくだされ、松永殿 そのような願望を申したところで 何も……
  • 松永久秀:クク……私には分かるのですよ 武田には死の匂いが満ちている 芳しい、腐ちた香りが……フフ、ハハハハッ!

中級・第四陣-武田軍撤退

  • ナレーション:三方ヶ原で徳川を退けた後、 信玄は病に倒れたのだった
  • 高坂昌信:お館様、何もご心配なさらず身体を 休めてください
  • 武田信玄:おお、昌信、おったのかね いきなり声かけられて、わし、 びっくりしちゃうよ
  • 高坂昌信:驚かすつもりはなかったのですが 申し訳ありません……
  • 内藤昌豊:昌信殿の言う通り、お館様は休息を 織田は我らにお任せください
  • 武田信玄:頼もしいのう…… これで、わしが居なくても武田の 行く末も安泰かね?
  • 内藤昌豊:何を縁起でもないことをおっしゃい ますか
  • 武田信玄:ふっふっふっ、格好悪いのう、わし ……王道もここまで、か
  • 武田信玄:勝頼に伝えてくれぬかの…… 何か困ったことがあったら、 上杉謙信を頼れ、と……
  • 武田信玄:謙信はお人好しだから、困ったら 必ず助けてくれるじゃろう……
  • 内藤昌豊:お館様…… ……お館様のお言葉、心得ました

上級・第二陣-高天神城の戦い

  • ナレーション:家康は武田軍が上洛を止めたところを 狙い、長篠城の城主を寝返らせる ことに成功した
  • ナレーション:これに怒った武田勝頼は家康の 重要拠点、高天神城攻め入った
  • 馬場信春:お館様がお果たせなかった 高天神城攻略を……
  • 武田勝頼:たかだか、一城…… 信玄公の足元には及ばぬ
  • 武田勝頼:まだまだ我らの戦いはこれからよ ……武田を裏切った者共々、 葬り去ってやろう
  • 武田勝頼:信長よ…… 長篠の地で待っておれ

上級・第四陣-開戦

  • 堀秀政:信長様、勝頼率いる武田軍が徳川に属する長篠城を包囲した模様だ!
  • 織田信長:虎の子が動いたか ……秀政、成政
  • 堀秀政:ああ!既に準備は万全だ 筒井ンとこにも援軍を要請してる
  • 佐々成政:鉄砲隊の準備も万端 配置も済んでます。
  • ナレーション:信長の背後にはどこまでも延びる 馬防柵。そこには三千丁の鉄砲が ひかえていた
  • 織田信長:予は覇道を成すなどくだらぬことは 言わぬ。だが……
  • 織田信長:この戦国乱世は武の力により拓かれ た。力が拓きし戦国乱世はより強大な 力によりねじ伏せられるべきよ
  • 織田信長:ゆえに信長は天下に武を布くと宣ずる。それが世の望み そしてこの信長の望みだ
  • 織田信長:予は予が信長たるゆえんを成さんがため、武田を討ち滅ぼし、長篠に再び武を布く!
  • 織田信長:全軍、開幕だ…… いたぶり……なぶり…… そして武田のすべてを根から絶やせ!

地獄・第二陣-武田騎馬隊

  • 武田勝頼:昌豊……今、何と申した?
  • 内藤昌豊:武田一万五千に対して、織田、徳川の 軍勢は三万五千…… ここは一度、 撤退し、態勢を整えましょう
  • 武田勝頼:臆病者め!ここで徹底を行えば、 高天神城……いや遠江国を敵に 明け渡す事になろう!
  • 武田勝頼:臆するな!我らには武田最強の騎馬隊が控えている!敵が何万いようと 信玄公の軍勢が負ける訳ないのだ!
  • 山県昌景:お館様の騎馬隊が最強…… 確かにそうかもしれない
  • 馬場信春:だが、お館様の威光に頼っては新た な道は開かぬ…
  • 馬場信春:……どうあれ、我らが勝頼様を お守りすることは変わらぬ
  • 山県昌景:ああ この赤備え、戦場に咲く華の如く 立派に咲かせてみせん!

地獄・第四陣-遠き想い人

  • 森長可:テメエ様あああぁ! 暗い顔しやがりまして、どうなさい ましたかああぁあ!?
  • 織田信忠:松姫のいる武田と戦わなくては ならないとは……
  • 森長可:一緒にヒネリ潰してやらなきゃなら ねえですかあああぁあ!?
  • 織田信忠:そんな!! ……許嫁殿に刃を掛けるなど 私には……
  • 堀秀政:……が、松姫ちゃんとの婚約関係は 三方ヶ原合戦で武田側から解消 され、今は何の関係もないがな……
  • 織田信忠:私はそのことについて納得した覚えは ありません!
  • 堀秀政:……わりぃ
  • 織田信忠:……すみません。私がこのようでは 兵の士気が下がってしまいますね 今の言葉は忘れてください
  • 森長可:テメエ様の気持ちは分かりやしません があ!文句言われない戦いをしやが ればいいんじゃねえですかああぁあ!?
  • 織田信忠:……ええ、そうですね あなたの言う通りだ
  • 織田信忠:松姫……この戦が終わったら、必ず、 あなたを迎えに行きます。どうか、 私を信じて待っていてください……

修羅・第二陣-三段撃ち戦法

  • 滝川一益:武田の騎馬隊が新入できぬよう 立てられた馬防柵
  • 滝川一益:弾込めの時間を考慮し、千丁ずつの 鉄砲を交互に撃たせる まさに名案にござるな!
  • 佐々成政:まったくだ! これで最強の武田騎馬隊も楽勝に 引きずり降ろせるぜ!
  • 前田利家:しかし、ちょっとばかし怖くなンぜ 武田の歴戦のもののふたちが 為すすべ無しかよ……
  • 滝川一益:武田殲滅が信長様の望み 我らは銃口をまっすぐ武田に向け、 狙い定めよ
  • 佐々成政:分かってますって ……逃さねえぜ、総大将・武田勝頼

修羅・第四陣-退却

  • ナレーション:絶え間なく、注がれる銃弾に 武田軍のもののふたちは為すすべなく、 次々と地に伏していった
  • 内藤昌豊:勝頼様!これより退却を!
  • 武田勝頼:まだまだだ…… ……信玄公が残してくださった力は こんなものでは……!
  • 山県昌景:既に我らの敗北は決しております
  • 武田勝頼:馬鹿を言うな! 我らの戦いはこれから……!
  • 山県昌景:我らが殿を努めます故……! どうか、勝頼様……!
  • 武田勝頼:……くっ……!
  • ナレーション:勝頼が乗った馬は戦場と逆の方 向へと駆けた
  • 武田勝頼:信玄公……父上…… あなたの騎馬隊が長篠の地に消えて いく……
  • ナレーション:勝頼の鼓膜を震わせていた銃声は 段々と小さくなり、次第に消えてい ったのだった

羅刹・第二陣-新たな時代

  • 筒井順慶:あの最強と謳われた武田騎馬隊も、 鉄砲の前ではこうも無力とは……
  • 柳生石舟斎:これは…… 我らもののふの敗北
  • 柳生石舟斎:信長は旧き時代を葬り、 苛烈に時を進めんとしている
  • 柳生石舟斎:しかし、失くしたものが大きい これで武田はもう……
  • 筒井順慶:信長殿……あなたが進む覇道とはこうも 厳しく辛いものなのですか?
  • 筒井順慶:……私はあなたと同じ道を 歩むことは難しそうです
  • 筒井順慶:あなたは、そんな私も旧き時代と 共に切り捨てるのでしょうか……

羅刹・第四陣-王道

  • ナレーション:勝頼は長篠の地から逃れ、高坂昌信と 合流すると、上杉謙信と和睦を結び、 甲斐へと戻った
  • 武田勝頼:武田は負けた……信春も、昌豊も……、昌景も…… 身を挺して、私を守り、 散っていった……
  • 武田勝頼:武田は終わりなのか……?
  • 高坂昌信:終わりではありません 勝頼様が居ましょう
  • 高坂昌信:武田を生かすため、信春殿たちは 命を賭し、あなたをお守りしたのです
  • 高坂昌信:勝頼様が生きている限り 武田は終わりではないのです
  • 武田勝頼:……次は負けぬぞ、信長よ! 必ず、この勝頼が天下に 王道を敷いてみせる!

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最終更新:2015年01月11日 02:53
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