属性魔術基礎形成(直接)
属性を持った魔術の根底となる技能。
●基本判定
‥命中 『感』or『知』+SLd6
‥ダメージ 『魔』 +SLd6(属性により変化)
●特性
1・属性魔術の基本特性
属性魔術は、専用の(付加)技能を付加しない場合、「自然な」現象を手のひらの上程度の空間のみで引き起こす。
属性魔術が存在していられるのは原則的に1タイムだけだが、燃え移ったり地面にしみこんだりしたらGM判断でいつまでもその場に自然な炎、水として存在させてもよい。(自然解釈変化のみ)
また、自身が(付加)技能で魔術範囲に含まれる場合は、同じく巻き込まれ、防御判定が必要となる。
ただし、自分の周囲のみ範囲から除くと宣言する事で回避可能。
2・詠唱時間
属性魔術は(付加)した技能に設定された詠唱時間の合計だけ詠唱が必要。
ただし、1/2以下は切り捨てとなる。
3・属性
属性魔術は様々な属性を持ち、それぞれに異なる特徴がある。
これらの属性は一律で<魔属性>として扱われる。
以下に、全属性を示す。
属性ごと個別に技能レベルを上げること。
‥<火属性>
燃え盛る炎の形を操る。
<氷属性>に強い。
≪
範囲拡大≫でさらに+SLm分広く広げることが出来る。
‥<水属性>
流れる水を発生、形を操る。
<火属性>に強い。
≪
根底変化≫(後述)で「回復」へ変化させたときは振れるダイスの数は2個上昇する。
‥<雷属性>
稲妻を発生、形を操る。
<水属性>に強い。またそれを伝わる。
≪
根底変化・攻撃≫≪
根底変化・特攻≫属性での使用で、相手に5P以上のダメージを与えたとき、バッドステータスの「放心」を共に与える。
‥<地属性>
地面より土を巻き上げ、形を操る。
<雷属性>に強い。
≪
根底変化≫で「防護」へ変化させたときは振れるダイスの数は2個上昇する。また、≪雷属性≫を完全にシャットアウトする。
‥<風属性>
大気を操り、目には見えないが形を自由に操れる。
<地属性>に強い。
≪
事象移動≫≪
出現指定≫で(×SL)mさらに遠くまで射程が延びる。
‥<氷属性>
水属性と本来は同種だが、こちらは固体で温度が低い。
<風属性>に強く、≪根底変化≫しない場合は手のひらサイズの氷として存在。
≪根底変化・攻撃≫≪根底変化・特攻≫へ変化させた場合、命中時出血効果を及ぼす。
‥<光属性>
目にも止まらぬ速さと正確さを持ち合わせる属性。<闇属性>と相互の侵食効果がある。
≪
根底変化≫しない場合は手のひらサイズの球体光として存在、明るさは100Wの電球ほど。
ただし、≪
根底変化・攻撃≫≪
根底変化・特攻≫へ変化させた場合、命中判定へ+2d6。
カットしてもダメージが減らない特性がある。
‥<闇属性>
暗闇で辺りを覆う属性。<光属性>と相互の侵食効果がある。
≪
根底変化≫しない場合は手のひらサイズの暗闇となり、向こう側が見えない程度で別段害はない。
ただし、≪
範囲拡大≫された中にPCやその他のキャラがいた場合、≪
暗視≫があるか領域から離脱しない限り全ての行動へ-2d6の制限を科す。
全8種類の属性がある。
また、上記の8種類の属性に当てはまらない特殊な技能として以下のものがある。
‥≪選択型≫
全八種の属性の中から使用時に一つを選び、使用することが出来る。
ただし、判定時に、通常SLd6であるところを、代わりに(SL-2)d6にして計算する。
(魔が15、SLが5の時に光魔術を選んで攻撃変化で使用した場合、命中は光属性のボーナスを受けて15+5d6、ダメージは15+3d6になる)
4・属性の優越
A←<火属性>←<水属性>←<雷属性>←<地属性>←<風属性>←<氷属性>←A
<光属性>⇔<闇属性>相互に攻撃側が優勢。
以上の表の順に、属性は優越性がある。
強い属性に攻撃したときは攻撃側のダメージに-1d6の修正が与えられる。
弱い属性に攻撃したときは攻撃側のダメージに+1d6の修正が与えられる。
5・(付加)技能の後付け
属性魔術は、基本的に使用前に(付加)を全て決定して使用する。
ただし、≪
現象延長≫などの(付加)技能により、直に効果時間が切れず、場にあり続ける魔術には後付けで(付加)技能を追加でつける事が可能。
また、1行動で新たに(付加)出来るのは1技能のみ。
最終更新:2008年12月23日 19:00