〔ヴァンパイア〕

 俗に言う吸血鬼であるが、BBNTRPGにおいてはヴァンパイアは吸血鬼とは異なった独立した種族として存在している。
 彼らは人間を遥かに上回る身体能力や、驚異的な回復能力、暗所を見通す目などの特別な力を備えた生物である。
 その食料はもちろん血液であるが、必ずしも生き血でなくても良いようだ。
 またこの吸血によって、人間を精神的に支配下に置いたり、吸血鬼(ダンピール)に変化させることが出来る。
 その他にも多くの力を持つものの、同様に弱点も数多い。

 一般によく言われるニンニクや十字架は嫌がる程度だが、日光にさらされるとその体は急激に弱体化し、能力値の半減、身体技能の使用不可といった制限が課せられる。
 また銀はヴァンパイアにとって劇物であり、銀によって負わされた傷は人間と同様の速度でしか治癒していかない。
 そして彼らは魂を持たず、霊術の使用や幽霊の認識が不可能。
 夜間には全ての行動に修正を得るなど非常に強力な反面、状況次第で脆さを露呈する一癖ある種族だろう。

種族特性

 夜間では全ての判定に+4の修正を得る。
 〔霊体〕を視認することができない。(行動の対象にすることもできない)
 ≪霊術技能≫を習得できない。
 日光の元では≪格闘技能≫≪武器技能≫≪銃器技能≫を使用できない。
 日光の元では「苦痛」が与えられる。
 流水に触れると「苦痛」が与えられる。(弱点耐性可能)
 にんにくの匂いを嗅ぐと「苦痛」が与えられる。(弱点耐性可能)
 十字架を直視すると、1時間の間「苦痛」が与えられる。(弱点耐性可能)
 十字架に触れると火傷する。この火傷は≪身体回復≫でも再生できない。(弱点耐性可能)
 任意の年齢で老化を停止できる。(老衰死しない)

能力値上限

 『筋』……『15』
 『速』……『15』
 『技』……『12』
 『体』……『15』
 『魔』……『15』
 『呪』……『12』
 『霊』……『10』
 『知』……『15』
 『感』……『15』

消費能力値

『身体被害度』=『体』×2+15
 『体力値』  =『体』×2+15
 『精神値』  =『魔』+『呪』+『霊』+15

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最終更新:2009年06月18日 00:26