ジョジョの奇妙な東方Project@Wiki

東方星波紋 第12話

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
 東方星波紋
  第12話 ジョジョの奇妙な緋想天―?―

    「それはコッチの台詞だ・・・DIO」

   承太郎が臨戦態勢に入る。
   その殺気に当てられ、DIOもスタンドを展開しようとする。
   だが、当然ながらスタンドの展開は承太郎の方が速かった。

    「ちょっと、承太郎!?」

    「DIO、待ちなさいよ。あなたの強さは知らないけど
     承太郎は大妖怪クラスの実力持ってんのよ!!」

    『スタープラチナ・ザ・ワールド』

   ―――――時は止まる―――――

    「オラア!!!」

   時を止めて先手必勝とばかりにスタープラチナの拳を振るう。
   DIOも時を止められるが、この短時間でしかもスタンドを
   展開していない状態では、防御すらも間に合わないだろう。

    「無駄アァ!!!」

   止まった時の中を動き、DIOは自身の腕で弾く。
   その後遅れて【ザ・ワールド】を展開する。
   その様子を見て、承太郎は後ろへ下がる。
   パワーとスピードでは自身のスタンドが劣っている事を
   知っているからである。
   そして、その状態で5秒が経過し・・・

   ―――――時は動き出す―――――

    『ザ・ワールド』

   ―――――時よ止まれ―――――

   間髪入れず、DIOが時を止める。
   だが、承太郎は動かない。
   他人の止めた時の中では、5秒も止めていられない事を
   知っているからだ。
   短い時間でいかに、相手を攻撃するかという思考に切り替える。
   おそらく、動けて2~3秒といったところだろう。
   DIOがどのくらい止めていれるかは知らないが、
   10秒前後だろうと予測する。

    「5秒も止めていられるとは・・・やるではないか承太郎。
     もっとも、いきなり攻撃するのは少々失礼じゃないか?」

   3秒経過地点でDIOが言葉を紡ぎ出す。
   何故か無意味に辺りの木々をなぎ倒している。
   そして、数秒後には平地が出来上がった。
   この地点で8秒経過・・・
   予想が正しければ、そろそろ時が動き出すはずだが・・・

    「今のオレにお前に対する敵意は無い・・・おっと、9秒経過だ」

   DIOの言うとおり9秒が経過した、だが、まだ世界に色は戻らず
   静止したままだった。アリスと霊夢は離れた位置にいる。
   勿論、この二人は動かない。

    「その外観から予測するに、お前はまだこのDIOを倒した時から
     それほど経ってはおらんな?
     ふむ、数ヶ月といったところか?」

   既に、10秒が過ぎている・・・DIOはまだパワーを失ってはいない。
   流石の承太郎も焦りが出はじめた。
   だが、まだ動かない。距離がありすぎる。

    「オレはお前に敗北し、首だけがこの幻想郷に辿り着いた。
     適当な死体を頂戴しアリスの家に厄介になって二十年程経ったな」

   余裕の表情で淡々と話すDIO。
   承太郎は内心で歯噛みしながらその言葉を聞く事しか出来ない。

    「その間にもこのオレは時を止める能力を鍛え、
     この幻想郷にて【天国】へ向かう方法を模索していた」

   ・・・エジプトで承太郎が見つけた資料だ。
   見ていて、馬鹿らしいと思う反面、危険と感じ取りすぐさま焼き捨てたが。
   DIO自身が生きているとなると、再びその手記は作られただろう。

    「ま、それも今となってはどうでもいい」

   はっきりと言い捨てる。表情を見たが、嘘をついているようには見えない。
   ・・・演技の可能性もあるが・・・。

    「この幻想郷は平和すぎる・・・人と妖怪が共存し、強者の争いは
     限定されている。確かスペルカードルールといったか・・・
     確かに頂点に君臨する妖怪は存在しているが・・・
     最強というわけではなく、巫女に敗北を喫したりしている」

   そういって、霊夢の方へ指差す。
   この地点で50秒が経過する。
   まだパワー減少の兆しが見られない。

    「勿論、規律を破り妖怪がむやみやたらに人を食らう事もあるが
     その場合には八雲紫と博麗の巫女が処罰する」

   そういって、一つの木をザ・ワールドの手刀で切り倒し、
   切り株に腰掛ける。

    「幻想郷に来て外出したのはこれが初めてだが・・・
     出歩いてみるものだな・・・懐かしい元宿敵に会えるとは」

   友人に語りかけるように淡々と話すDIO。
   その口調に思わず気が緩みそうになるが・・・
   アブドゥルや花京院の話から、DIOの話し方に
   ついて知っているので、しっかりと気を保つ。

    「・・・まあ、信じろとは言わないがとりあえず戦闘は無しにしないか?
     お前も見えているだろう・・・何処かへと吸い寄せられる気質の事が・・・」

   そう言われて、気がつく。
   よく目を凝らすと霊夢やアリス・・・DIOや自分自身から霧の様なもの
   が溢れている事に・・・もっとも時間が止まっているためその霧は
   動いてはいないが・・・

    「アリスの話を聞いてある程度は知っている・・・博麗の巫女が
     異変を解決する。
     お前はこの異変に連れられて来た口だろう?」

    「・・・そうだ」

   承太郎が折れる。
   もはや、時間が止まっているのが100秒を超えた・・・
   2~3秒動けたとして意味は無い。
   信じてはいないが向こうに敵意が無いので諦め
   返事を返す。
   もっとも、ほんの少しでも動けるようになるために
   喋るだけだったが・・・

    「・・・そこでだ承太郎。
     ここは一つ、我々でこの異変を解決する気は無いか?」

    「解決?」

    「そうだ、おっと130秒経過か・・・」

   ―――――時は動き出す―――――

    「・・・・・・って!何この惨状!?」

   時は動き出し世界に色が戻る。
   そして、体から漏れる霧も何処かへと向かっていった。

    「巫女以外にも白黒の魔法使いが解決に
     奮闘をしている場合もあるらしい・・・
     別に、我々がやってもいいだろう?」

    「・・・テメーと行動する理由が無い」

   DIOの性格に変化があるのには多少驚いたが、
   それだけで親しくするなど言語道断だった。
   少なくとも、仲間の花京院はDIO自身に殺されたのだ。

    「まあいい。オレも同行するが構わないか?」

   霊夢達の方向を向いたが、霊夢たちは緋想天会話に入っていた。
   現実逃避しているらしい。

    「・・・そういうわけだ。待つのもいいが、手掛かりを
     持っていそうな者の元へと行こうではないか」

    「・・・信用したわけではないからな」

   霊夢達の様子を見て時間がかかると思ったのだろう。
   仕方なく、元宿敵の吸血鬼のDIOと行動を共にする事となった。

    「それで、何処へ行くんだ」

    「香霖堂だ、其処には褌男がいる」

   DIOと承太郎は香霖堂へと向かった。
   あきらかに背を向けていて隙だらけだが、
   攻撃は仕掛けず、警戒しながら後をついていった。
   霊夢とアリスは戦闘中。

               to be continue




NGシーンちょっと長め カオス注意

           NGシーン

    「その間にもこのオレは時を止める能力を鍛え、
     この幻想郷にて【天国】へ向かう方法を模索していた」

   ・・・エジプトで承太郎が見つけた資料だ。
   見ていて、馬鹿らしいと思う反面、危険と感じ取りすぐさま焼き捨てたが。
   DIO自身が生きているとなると、再びその手記は作られただろう。

    「ま、それも今となってはどうでもいい」

   はっきりと言い捨てる。表情を見たが、嘘をついているようには見えない。
   ・・・演技の可能性もあるが・・・。
   そして、DIOは霊夢とアリスの元へと近づく。
   承太郎が何かを察知し、動こうとするが距離的に間に合わないし、
   時間が足りない。
   限界時間に達し、動きが止まる。
   承太郎が自身の迂闊さに歯噛みする中、DIOは霊夢とアリスを掴み・・・




   互いに抱き合わせた。

    「・・・・・・何をしているんだ!?」

    「霊夢×アリスはオレのジャスティスだ」

    「まてコラ!」

    「おっと、限界か」

    ―――時は動き出す―――

    「・・・え?」

    「・・・は?」

   霊夢とアリス、自分の状況が全くわかっていない。
   ただ互いに羞恥に顔を紅くして硬直している。

    「・・・何だこの状況は」

   DIOが何やら納得し、霊夢とアリスは硬直、承太郎は
   この流れについていけず突っ立っている。
   いくらNGとはいえこれは無いだろう。
   何故かディアボロが怯えながら、辺りを見回している。
   その内、急に何を思いたったのかアリスの唇が霊夢の唇に触れた。
   霊夢は驚いていたが、何故か抵抗していない。

    「・・・アリスが攻めでもいいな」

    「まて其処の変態吸血鬼」

   このままでは、この話がやばい方向に行きそうである。
   NGとはいえまずいと思ったのか、承太郎は止める手段を模索していたが
   DIOが邪魔をしているため、近づけない。
   焦りに焦っていたが・・・

    『キング・クリムゾン』

   ―――――時間消し飛び中

    ディアボロ奮闘中

   ―――――時間は再始動する

    「・・・何!?何が起こった!?」

   アリスと霊夢は離されていた。二人ともさっきの行為を思い出し、
   首を高速で横に振る。
   その近くでディアボロが承太郎に親指を立てていた。
   承太郎も親指を立てて返した。

    「よかろう・・・このDIOに対して!!!」

   ディアボロは逃走した。DIOはロードローラーを持ち上げ、追跡した。


       霊夢・・・一時の気の迷いだとすっぱり忘れた
       アリス・・・霊夢に同じ
       DIO・・・怒り心頭でロードローラーを担ぎながらディアボロを追いかけた。
       ディアボロ・・・アレな行為を時間消し飛ばし中に阻止して
             承太郎にサムズアップして立ち去る。死亡なし。
       承太郎・・・帽子を深く被り安堵の溜息、DIOに対する怒りを高め、
            ディアボロに対して奇妙な友情を感じる。

           何か変な感じになった、が、後悔はしていない
            ついでにDIOの緋想天特徴を

緋想天的特長
 満月:攻撃速度が上がる程度の天気

 A 1段目は足での蹴り。
  2段目でスタンドの拳で攻撃。
  3段目でもう片方の拳で攻撃。
  4段目で拳で吹っ飛ばす。
 B ナイフ3本前方向に投げる
 C ナイフ5本相手に向かって投げる
特殊技
 「無駄無駄ラッシュ」
  →→→射撃
   技の出が早く、基本ヒット数が多い。

 「貴様、見ているな!」
  →↑↑射撃
   強力な光線状の攻撃を相手に向かって繰り出す。

 「これが『世界』だ」
  ↓↓射撃
   瞬間移動し、強力な打撃を繰り出す。
   空中の相手には命中しない。

スペルカード
 「ザ・ワールド」
   周囲の時間を完全に停滞させ、
   一方的に攻撃を行なえる反則スペル。
   咲夜の世界と同等の待ち時間と効果時間。
    コスト:5

 「チェックメイトだ!!」
   コストによって、ナイフの数が変化する。
   相手に向かって直進方向にナイフを乱舞する。
    コスト:1~4

 「死ねぃ!幽香京院!!」
   時を止めて、幽香を連れてきて殴り飛ばす。
   命中精度、ダメージ共に高め。
   ネタかと思いきや、意外と使い勝手が良い。
   何枚も入れて幽香を虐めないで下さい。
    コスト:3

 「ロードローラーだ!!」
   時を止めて瞬間移動して上空からロードローラーを突き落とす。
   命中すればそのままコンボに繋がり、一発逆転も夢ではない。
   多少の無敵時間が存在するため、扱いやすい。
   だが、発動に時間がかかる為、回避されやすい。
    コスト:5




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー