ええ、とても幸福な気分です。
私は彼のファンですから。
ああ、それでも……この身体だけは、どうにか取り除かないと。
私は彼のファンですから。
ああ、それでも……この身体だけは、どうにか取り除かないと。
◆◆◆◆
(デンジくんの身体はね、そのロープを引けば好きな場所からチェンソーを生やせるんだ)
肉体の入れ替え。それだけでも訳がわからないのに私にはもう一つの人格を植え付けられる待遇。主催の言葉を借りるなら副人格というものが私の心臓に在る。
この場に降りてまずその人物、心臓のもう一人の人物の対話を試みてみた。最初に呼ばれたのは、名乗ってもいない自らの名。それだけならまだしもその後も次々と、言葉を発さずとも相手に思考を読まれ返答される。
相手に思考が全て読まれている。同じ肉体、どういうシステムなのかはわからないが厄介なのは確か。副人格というシステムがこうも危険なのは想定外であった。
この場に降りてまずその人物、心臓のもう一人の人物の対話を試みてみた。最初に呼ばれたのは、名乗ってもいない自らの名。それだけならまだしもその後も次々と、言葉を発さずとも相手に思考を読まれ返答される。
相手に思考が全て読まれている。同じ肉体、どういうシステムなのかはわからないが厄介なのは確か。副人格というシステムがこうも危険なのは想定外であった。
「(デンジさんは……魔法少女?)」
(うーん、デンジくんは取り敢えず魔法少女ではないかな。桃ちゃんの世界にあるシステムのことを深くは理解できていないけれどまずデンジくんは男の子だからね)」
(うーん、デンジくんは取り敢えず魔法少女ではないかな。桃ちゃんの世界にあるシステムのことを深くは理解できていないけれどまずデンジくんは男の子だからね)」
だから無駄に心情を隠すことはせず、心臓の相手との会話を始める。物腰は柔らか。ただ、どこかで味わった様な底が一切知れない性格。
そしてわかったことだが、どうやらこの肉体と心臓の彼女は知り合いらしい。与えられた身体の名はデンジ。心臓部分の人格ポチタという悪魔。これも新たにわかったことだが自らの過ごす世界と彼女らが住む世界ではどうも世界の理ごと違うらしい。闇の一族、光の一族。悪魔、デビルハンター。デンジと彼女の世界が同じだったことはひとまずポジティブなことだと考えておく、肉体のことを深く知れるのは利点でしかない。
そしてわかったことだが、どうやらこの肉体と心臓の彼女は知り合いらしい。与えられた身体の名はデンジ。心臓部分の人格ポチタという悪魔。これも新たにわかったことだが自らの過ごす世界と彼女らが住む世界ではどうも世界の理ごと違うらしい。闇の一族、光の一族。悪魔、デビルハンター。デンジと彼女の世界が同じだったことはひとまずポジティブなことだと考えておく、肉体のことを深く知れるのは利点でしかない。
ただ、その肉体、デンジをよく知る彼女は本当に安全なのか?彼女らの世界は聞いただけでも物騒過ぎる世。その様な場所で組織を集わせている彼女は本当に善良な人物なのか?
過去からの経験、人を疑う目だけは無駄に発達してしまった。
過去からの経験、人を疑う目だけは無駄に発達してしまった。
「(……取り敢えずは、あの魘夢って奴をどうにかしてここを脱出するつもりです。魘夢さえどうにかすれば私と貴方が一生同じ身体、ってこともないでしょうし)」
(それは賛成かな、取り敢えずは主催の人をどうにかしないとね)
「(だから取り敢えずは……協力者を探すことにします。殺し合いに乗った相手は戦うつもりですけれど)」
(デンジくんは大切な仲間だからね。私としてもこの身体が死んじゃったら困るから賛成かな)
(それは賛成かな、取り敢えずは主催の人をどうにかしないとね)
「(だから取り敢えずは……協力者を探すことにします。殺し合いに乗った相手は戦うつもりですけれど)」
(デンジくんは大切な仲間だからね。私としてもこの身体が死んじゃったら困るから賛成かな)
警戒はやめない。ただの疑いすぎならば良いのだが。
(ああ、そういえば)
(私が今いる人格、ポチタって言うんだけどね、桃ちゃんさえ許してくれれば私がデンジくんの身体を操作できる様になるから。桃ちゃんが勝てないって相手が出てきた時はいつでも言ってね)
「(……はい、覚えておきます。マキマさん)」
「(……はい、覚えておきます。マキマさん)」
◆◆◆◆
この身体は、どうにかして持って帰りたいな。
桃ちゃんは良い子みたい。いつもの力は無くなっちゃったけど今の所言う事を聞いてくれるからそこは大丈夫かな。それでも最後はこの身体から追い出さないと。
桃ちゃんは良い子みたい。いつもの力は無くなっちゃったけど今の所言う事を聞いてくれるからそこは大丈夫かな。それでも最後はこの身体から追い出さないと。
私がチェンソーマンになれる。
考えてもなかった。デンジくんの身体と結ばれた今、それも良いかもしれない。
考えてもなかった。デンジくんの身体と結ばれた今、それも良いかもしれない。
その為にはまず、魘夢の力を手に入れなきゃ。
【千代田桃@まちカドまぞく】
[身体]:デンジ@チェンソーマン
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:魘夢の打破、この場所からの脱出。
1:マキマは底が知れない。少し警戒。
2:デンジの力をどこかで試しておくべき?
3:心を読まれるのは厄介。無駄なことは考えない様にしよう。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手様にお任せします。
※デンジの能力についてマキマから聞かされました。
※チェンソーマンの世界についてマキマから聞かされました。悪魔等 やデビルハンター等の概念を理解しました。
[身体]:デンジ@チェンソーマン
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:魘夢の打破、この場所からの脱出。
1:マキマは底が知れない。少し警戒。
2:デンジの力をどこかで試しておくべき?
3:心を読まれるのは厄介。無駄なことは考えない様にしよう。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手様にお任せします。
※デンジの能力についてマキマから聞かされました。
※チェンソーマンの世界についてマキマから聞かされました。悪魔等 やデビルハンター等の概念を理解しました。
[副人格キャラ状態表]
【マキマ@チェンソーマン】
[身体]:ポチタ@チェンソーマン
[状態]:
[思考・状況]基本方針:チェンソーマンの力を手に入れる。
1:桃ちゃんにはよく働いてほしいな。
2:違う世界があるんだ。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手様にお任せします。
※まちカドまぞくの世界についての情報を得ました。
※支配の悪魔の力は使用できません。
※デンジの肉体から許可が出た、もしくはデンジの肉体が意識を失った場合デンジの身体を操作し『チェンソーの悪魔』に変身可能となります。『チェンソーの悪魔』の力は大幅に制限されています。
【マキマ@チェンソーマン】
[身体]:ポチタ@チェンソーマン
[状態]:
[思考・状況]基本方針:チェンソーマンの力を手に入れる。
1:桃ちゃんにはよく働いてほしいな。
2:違う世界があるんだ。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手様にお任せします。
※まちカドまぞくの世界についての情報を得ました。
※支配の悪魔の力は使用できません。
※デンジの肉体から許可が出た、もしくはデンジの肉体が意識を失った場合デンジの身体を操作し『チェンソーの悪魔』に変身可能となります。『チェンソーの悪魔』の力は大幅に制限されています。
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