(今の俺、すっげぇイケメンじゃねぇか!)
などと、己の現在の身体の美貌に見惚れている黒髪ワイルド系イケメンがいた。
その外見はかの大英帝国で名を馳せる名探偵シャーロック・ホームズのものであった。
その外見はかの大英帝国で名を馳せる名探偵シャーロック・ホームズのものであった。
(おいマジかこれ、別の身体にされるとは聞いたが、こんなイケメン本当に俺のでいいのか!?)
残念なことに、その中身は名探偵とは程遠い情緒5歳児レッドアホゴリラ。
(一応優秀な)吸血鬼ハンターであるロナルドなのである。
(一応優秀な)吸血鬼ハンターであるロナルドなのである。
(いやまて、そういやあの魘夢とかいうやつ、元の体に戻るかどうか選べるとかだったよな。)
そして思い出す。【元の身体に戻る権利】と【どんな願いでも叶えられる権利】が生き残った際に与えられると。
それはつまり、選択によっては元の体に戻らなくてもいいということで。
それはつまり、選択によっては元の体に戻らなくてもいいということで。
(俺、このままこの身体のまま帰れば昔の兄貴みたく女の子にモテモテになるのでは?)
ロナルドの兄ヒヨシ。かつて優秀な吸血鬼ハンターとして女の子にモテモテでなんかビームとか出せた(ロナルド談)ロナルドにとって憧れの対象。
流石に身体変わった程度で兄貴に追いつけるはずはないのだが、イケメン具合だけでいえばシンヨコの平均男性顔面偏差値でトップワンを狙える逸材。
流石に身体変わった程度で兄貴に追いつけるはずはないのだが、イケメン具合だけでいえばシンヨコの平均男性顔面偏差値でトップワンを狙える逸材。
(別に元の体に戻らなくてもいいよな! 新たなるイケメン吸血鬼ハンターロナルドとして生まれ変わってもいいってことだよな!?)
などと、身体の関係者が聞いたら一部がマジで殺しにかかりそうな事を内心ぶちまけるこの5歳児ルド。
「……っていかんいかん。今はそんな事考えてる暇はねぇな。」
一周回って冷静になる。とりあえずこの身体のまま帰還するかどうかと、この殺し合いもどきみたいなサバイバルの事は切り離す。
勿論、この状況下で無辜の民の犠牲を許容できるほどロナルドはクズではない。
勿論、この状況下で無辜の民の犠牲を許容できるほどロナルドはクズではない。
「一般人はなるべくは保護、危険なやつはまあぶん殴って黙らせりゃいいだろ。」
至ってシンプルな思考ではあるが、ある種柔軟な方針。
妙ちくりんな場所を持ち前の体力で駆ける。
妙ちくりんな場所を持ち前の体力で駆ける。
「……おっと、第一発見者。」
一通り走り回ってみれば早速第一発見者。
見た目は自分よりもよっぽど小さな女の子。青白い銀髪に真紅の瞳。
薄いピンク色のドレスのようなのを着込んで、まるで貴族のご令嬢。
見た目は自分よりもよっぽど小さな女の子。青白い銀髪に真紅の瞳。
薄いピンク色のドレスのようなのを着込んで、まるで貴族のご令嬢。
「大丈夫か? 俺は……まあ身体の方は今は違うが、吸血鬼ハンターのロナルドっていうんだ。」
まずは優しく話しかける。ワイルド外見のせいで少々怖がられると思ったが。
肝心の少女はぽつんとロナルドの言葉に反応して彼の方を眺める。
肝心の少女はぽつんとロナルドの言葉に反応して彼の方を眺める。
「ロナ、ルド……?」
「大丈夫か嬢ちゃん、こんな所で一人で彷徨いてたらあぶねぇぞ?」
「大丈夫か嬢ちゃん、こんな所で一人で彷徨いてたらあぶねぇぞ?」
どうやら「ロナルド」という名前に反応しているようだ。
もしかして同じ名前の誰かと勘違いされているのでは、とスルー。
そもそも自分のモテなさは誰よりも知っている。
可愛い女の子と劇的な出会いなんてありえないのだ。
もしかして同じ名前の誰かと勘違いされているのでは、とスルー。
そもそも自分のモテなさは誰よりも知っている。
可愛い女の子と劇的な出会いなんてありえないのだ。
「……あ。」
「ん? どうしたんだい?」
「ん? どうしたんだい?」
肝心の女の子といえば、何かを思いついたかのようにデイバッグを探り始める。
ロナルドが気になって覗いてみれば、少女が手から取り出したのは。
ロナルドが気になって覗いてみれば、少女が手から取り出したのは。
セロリだった。
「オッボギャボオボボボッボギャッベボビャボギャギャボー!!!!!!????」
ロナルドは発狂した。イケメンフェイスを台無しにして涙やら鼻水やらを撒き散らして地面を転げ回った。
それはもう何も知らない一般人が見れば変人にしか見えないほどに。
それはもう何も知らない一般人が見れば変人にしか見えないほどに。
「ふむ。まさかだとは思ったが、やはりロナルドくんだったか。」
「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
少女の中身は吸血鬼ドラルクだった。レミリア・スカーレットという幼女吸血鬼の体になったクソ雑魚吸血鬼だった。
ロナルドは、ほんの一瞬でも運命の出会いかなと思った己を後悔し、絶叫した。
ロナルドは、ほんの一瞬でも運命の出会いかなと思った己を後悔し、絶叫した。
【ロナルド@吸血鬼すぐ死ぬ】
[身体]:シャーロック・ホームズ@憂国のモリアーティ
[状態]:セロリを直視したことによる発狂
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:まずは生き残る
1:※※※※※※※※※※※!!!!!?!???
2:クソ砂ああああああああああああ!!!!!
3:なぁ、俺このまま元の体に戻らないで帰って良いんじゃね?
4:無力無害な一般人は保護、危険なやつはまあ腕力で。
[備考]
※別にホームズの身体になったからといって頭がよくなるとかはありません(当然)
[身体]:シャーロック・ホームズ@憂国のモリアーティ
[状態]:セロリを直視したことによる発狂
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:まずは生き残る
1:※※※※※※※※※※※!!!!!?!???
2:クソ砂ああああああああああああ!!!!!
3:なぁ、俺このまま元の体に戻らないで帰って良いんじゃね?
4:無力無害な一般人は保護、危険なやつはまあ腕力で。
[備考]
※別にホームズの身体になったからといって頭がよくなるとかはありません(当然)
【ドラルク@吸血鬼すぐ死ぬ】
[身体]:レミリア・スカーレット@東方Project
[状態]:
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2、セロリ@吸血鬼
[思考・状況]基本方針:なんかよく分からんがさっさと帰りたい
1:ふむ、やはり彼はロナルドくんだったか
2:何処なのだねここ!?
[備考]
[身体]:レミリア・スカーレット@東方Project
[状態]:
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2、セロリ@吸血鬼
[思考・状況]基本方針:なんかよく分からんがさっさと帰りたい
1:ふむ、やはり彼はロナルドくんだったか
2:何処なのだねここ!?
[備考]
『支給品紹介』
【セロリ@吸血鬼すぐ死ぬ】
ドラルクに支給。至って普通のセロリ。ロナルドの嫌いな食べ物。
【セロリ@吸血鬼すぐ死ぬ】
ドラルクに支給。至って普通のセロリ。ロナルドの嫌いな食べ物。
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