少年、継国縁壱は自分に与えられた肉体に心底驚愕している。
元の体の人種とは異なる肌の色、
あどけなさを感じる子どもの身体とは対照的な筋骨隆々の偉大な肉体。
元の体の人種とは異なる肌の色、
あどけなさを感じる子どもの身体とは対照的な筋骨隆々の偉大な肉体。
だがそんな上記の特徴が心底気にならなくなるほどインパクトがあり
最も注目を奪われたのは肉体の下の中央。
最も注目を奪われたのは肉体の下の中央。
雄なら誰もが付いている男根であった。
これでもかというほど驚愕するだけあって普通の男根とはあらゆる次元が違う。
なんと重さ約250貫(約1トン)の生き物すら一切の苦も無く
持ち上げられる偉大な根だという。
これでもかというほど驚愕するだけあって普通の男根とはあらゆる次元が違う。
なんと重さ約250貫(約1トン)の生き物すら一切の苦も無く
持ち上げられる偉大な根だという。
とても信じられない、普通に考えても、多少ひねって考えてみても
信じることなど到底不可能。
縁壱は思わず、元の子どもの体の男根で物を持ち上げる想像をしたがやはり無理がある。
まだ短く未熟な根では持ち上げられず
重さに耐えきれず股間が最悪の場合壊れてしまいそうだ。
信じることなど到底不可能。
縁壱は思わず、元の子どもの体の男根で物を持ち上げる想像をしたがやはり無理がある。
まだ短く未熟な根では持ち上げられず
重さに耐えきれず股間が最悪の場合壊れてしまいそうだ。
というかなぜ男根で物を持ち上げる必要があるのか
欠損しているならともかく、このキンターマンの両腕は健在なので
普通に持つべきではないのだろうか。
欠損しているならともかく、このキンターマンの両腕は健在なので
普通に持つべきではないのだろうか。
荒唐無稽にもほどがあるが、
疑いと同時に興味もある、
男根が本当に約250貫(約1トン)を持てるほどの馬鹿力が宿るのか。
めちゃくちゃだが、本当に持つことができればそれはそれでなんだか面白いように思えた。
疑いと同時に興味もある、
男根が本当に約250貫(約1トン)を持てるほどの馬鹿力が宿るのか。
めちゃくちゃだが、本当に持つことができればそれはそれでなんだか面白いように思えた。
なので無邪気な好奇心のままに縁壱は試してみることにした。
呼吸を整え、神経と血の巡りを落ち着かせ
全身の力を男根の一点に極限まで集中させる。
人は全身の力を普段は抑えており、全体の三割しか引き出せない。
全身の力を男根の一点に極限まで集中させる。
人は全身の力を普段は抑えており、全体の三割しか引き出せない。
しかし縁壱は生まれ持った特殊な呼吸法で規格外の膂力を極限以上まで上げられるのだ。
「信じられない」
でたらめでもなんでもなかった、男根に凄まじい馬鹿力が宿るのは事実のようだ。
活力が込められた男根は棍棒のように野太く厳つく勃起し、
紅蓮を思わせる熱い色に染まり、
強大さを主張するかのように血管がびっしりと浮き上がった。
すごいと思った。
活力が込められた男根は棍棒のように野太く厳つく勃起し、
紅蓮を思わせる熱い色に染まり、
強大さを主張するかのように血管がびっしりと浮き上がった。
すごいと思った。
「やはり世界は広く、大切なものなんだ。」
本来なら寺へ向かうはずの縁壱だったが
初めて三畳の畳のへやから生まれて初めて自由の身となって
開放感と世の広大さに打ち震えるほど高揚するあまり一心に地平を駆け抜けた。
初めて三畳の畳のへやから生まれて初めて自由の身となって
開放感と世の広大さに打ち震えるほど高揚するあまり一心に地平を駆け抜けた。
この力ある男根を見た感動は、あの走った際の高揚感に極めて近いものがあった。
やはりこの世は美しくありとあらゆるものが尊い、
兄上と母上が教えてくれた人の温かさと優しさ、
そしてこの男根のような触れたことのない未知への驚きと感動が世界に溢れている。
兄上と母上が教えてくれた人の温かさと優しさ、
そしてこの男根のような触れたことのない未知への驚きと感動が世界に溢れている。
だから優しくも温かい世を澱ませ悲しみを降らせてはいけない。
あの厭夢という人物が行おうとしている殺し合いはまさにそれに当てはまる。
あの厭夢という人物が行おうとしている殺し合いはまさにそれに当てはまる。
殺し合いを宣言する邪悪な言葉、天から大地に向けて禍々しい面構えで睨む月。
まだ幼い継国縁壱を恐怖させる外的要因は多々あったが
怖いものに屈しているだけでは尊いものはきっと踏みにじられるだけだ。
怖いものに屈しているだけでは尊いものはきっと踏みにじられるだけだ。
後に鬼狩りの全集中の呼吸の創設者となる少年は
殺し合いと厭夢を止める揺るぎない意思と、
この肉体を元の持ち主であるキンターマンに返すと心に決めた。
殺し合いと厭夢を止める揺るぎない意思と、
この肉体を元の持ち主であるキンターマンに返すと心に決めた。
その決意と同時に、いつまでも男根を勃起させるのは
端から見れば品がなく、卑猥に見えるので
呼吸で再び肉体の脈を制御して男根を縮小させた。
端から見れば品がなく、卑猥に見えるので
呼吸で再び肉体の脈を制御して男根を縮小させた。
次に勃起させるのはまた必要となった場合だけである。
【継国縁壱@鬼滅の刃】
[身体]:キンターマン@キン肉マン
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いと厭夢を止める
1:まずは他の参加者と出会いたい。
2:殺し合いにのった参加者は説得か強行手段で無力化する。
3:2の状況になっても命を殺めたくはない。
[備考]
※継国家を出て空の下を走りぬけた後に
うたに会う間からの参戦です。
[身体]:キンターマン@キン肉マン
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いと厭夢を止める
1:まずは他の参加者と出会いたい。
2:殺し合いにのった参加者は説得か強行手段で無力化する。
3:2の状況になっても命を殺めたくはない。
[備考]
※継国家を出て空の下を走りぬけた後に
うたに会う間からの参戦です。
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