ここは会場内にある複合商業施設に併設されている高級ホテル内のロビー。
そこには黒のYシャツとタイトなジーパン、そして革ジャンをワイルドに羽織った二枚目半といった顔立ちをした男がいた。
彼はロスター、『クレイジー・ヒューズ』というコードネームを持ち、様々な世界を股にかけて活躍する捜査官である。
そんな彼はいま、このロビーの中で怪物たちと闘っていた。
金属製のヘッドギアのようなものを付け、右腕にはドリルが取り付けられたゾンビのような怪物たちだ。
金属製のヘッドギアのようなものを付け、右腕にはドリルが取り付けられたゾンビのような怪物たちだ。
「…ったく、どこのどいつだぁ?こんな悪趣味作ったヤツは……!」
そう言いながら彼は自らに支給された、重機関銃を無理やりハンドガンに改造したような拳銃を手に取りながら弾丸を次々と打ち込み、穴だらけになり倒れていく怪物たち。
しかしいくつかの怪物は自身の核ともいえるリアクターを右腕で防御しながら彼の方へと向かい、そのドリルを突き立てんとする。
しかしいくつかの怪物は自身の核ともいえるリアクターを右腕で防御しながら彼の方へと向かい、そのドリルを突き立てんとする。
ヒューズの銃撃や怪物の放ったドリルを躱すことによってロビーのカウンターや設置されているソファーなどに風穴があき、どんどんとフロアが荒れ果てていく。
すると突然ヒューズの背後から現れた怪物が彼に向かって攻撃を仕掛けてきた。
すると突然ヒューズの背後から現れた怪物が彼に向かって攻撃を仕掛けてきた。
「おおっと!危ねぇなぁっと!」
しかし彼は冷静にその攻撃を躱し、背後の怪物を回し蹴りで吹き飛ばす。
そして後ろを振り返ると、ロビーの階段の上から同じような姿をした別の怪物と視線を交わす。こちらは右腕だけでなく両手にドリルが搭載された個体だ。
そして後ろを振り返ると、ロビーの階段の上から同じような姿をした別の怪物と視線を交わす。こちらは右腕だけでなく両手にドリルが搭載された個体だ。
「なんだ?新手かぁ?」
それを見たヒューズは拳銃を左手で持ち、それを発砲すると放たれた弾丸は狙い通りに怪物の眉間に命中した。
頭を撃たれた怪物はそのまま後ろに倒れこみ、やがて動かなくなった。
それに気が付いた他の怪物たちが一斉に襲いかかってくる。
だがヒューズは臆することなく、再び右手で拳銃を構えると次々に怪物たちに銃弾を撃ち込んでいく。
そのあまりの猛攻に、とうとう最後の一体となった。
頭を撃たれた怪物はそのまま後ろに倒れこみ、やがて動かなくなった。
それに気が付いた他の怪物たちが一斉に襲いかかってくる。
だがヒューズは臆することなく、再び右手で拳銃を構えると次々に怪物たちに銃弾を撃ち込んでいく。
そのあまりの猛攻に、とうとう最後の一体となった。
「さーて、後はアンタだけだぜ?さっさと片付けるか」
ヒューズがそう呟いて銃口を向けると、その怪物は両腕のドリルを回転させながらヒューズに向かってきた。
だがヒューズはそれを難なく躱し、そのドリルのエンジン部分を左手で掴む。
だがヒューズはそれを難なく躱し、そのドリルのエンジン部分を左手で掴む。
「オラァッ!」
そしてそのまま怪物の腹部に銃を突き付けて大量の銃弾を叩き込んでいく。
すると怪物は身体中に風穴をあけられて、その場に崩れ落ちた。
すると怪物は身体中に風穴をあけられて、その場に崩れ落ちた。
「ふぅ……これで全部か?ったく、手こずらせやがって」
ヒューズはそう呟きつつ拳銃を下ろすとロビーにある、綿がいくつも飛び出してすっかりボロボロになったソファーに腰を下ろした。
「さてと、この辺りも片付いたことだし……少し休んだら客室の様子も確認して、そっから人探しでもするとしようかねぇ?」
そしてヒューズはそう呟きながら煙草を取り出そうとするも、それも主催者に没収されていることを思い出して不機嫌な顔になる
だがすぐに気持ちを切り替え、今後のことを考える。
だがすぐに気持ちを切り替え、今後のことを考える。
「しっかしまぁ、誰も人が見当たらねえとはな……。さっきの連中も恐らく参加者だろうが……」
ヒューズはそう呟きながら辺りを見渡す。ロビーには彼と数人のゾンビのような怪物の死体しかない。
しかしヒューズのいる場所から少し離れた場所に、何者かが隠れているのを発見した。
それは頭と背中に巨大な羽飾り、たくさんのフリフリが付いたピンクの衣装に右手には魔法のステッキのようなものが握られた、いかにも日曜朝などのテレビで出てそうな服装をした少女だった。
そんな少女はヒューズの視線に気づくと慌てた様子で四つん這いで駆け出し、近づいていった。
それは頭と背中に巨大な羽飾り、たくさんのフリフリが付いたピンクの衣装に右手には魔法のステッキのようなものが握られた、いかにも日曜朝などのテレビで出てそうな服装をした少女だった。
そんな少女はヒューズの視線に気づくと慌てた様子で四つん這いで駆け出し、近づいていった。
「あ!ヒューズもこっちに飛ばされちゃってたんだね!」
「うおおっ!?なんだ嬢ちゃん?俺のこと知ってるのかい?いやぁ、人気者はつらいねぇ♥はっはっは♥」
「うおおっ!?なんだ嬢ちゃん?俺のこと知ってるのかい?いやぁ、人気者はつらいねぇ♥はっはっは♥」
ヒューズは突然現れた少女に驚きながらも、おどける様にそう言ってみせる。
すると少女はヒューズの手を取りながら口を開く。
すると少女はヒューズの手を取りながら口を開く。
「…ああ!確かにこの姿じゃわかりにくいよね!じゃあちょっと変身を解くね」
そう言うとその少女の姿は謎の光に包まれて、そしてそこには動物の耳と無数に枝分かれした尻尾を持った、どことなく犬を連想させる姿をした少年の姿があった。
「んん!?おっ…お前…クーンか!っていうか何ださっきの姿は!?」
その姿にヒューズは見覚えがあった。その姿は別の事件を担当していた時やここ最近あった事件の解決の際に協力してもらった少年の姿だったからだ。
その少年の名はクーン。寿命を迎え滅びゆく世界『マーグメル』に住むラモックスという種族、その中で故郷を救うために指輪を集める度に出ていた少年だ。
その少年の名はクーン。寿命を迎え滅びゆく世界『マーグメル』に住むラモックスという種族、その中で故郷を救うために指輪を集める度に出ていた少年だ。
「ん~と…ボクにもよく分からないんだけど、この近くにあったお店にかけてあった服を見てたらなぜか変身できるようになったんだよね~」
クーンは腕を組み、頭を捻りながらそう言ってみせる。
そんなクーンにヒューズは頭が痛くなってるような様子で問いかける。
するとクーンもヒューズの様子を見てか、ポンッと手を叩いて口を開いた。
そんなクーンにヒューズは頭が痛くなってるような様子で問いかける。
するとクーンもヒューズの様子を見てか、ポンッと手を叩いて口を開いた。
「でもラモックスは性別が曖昧だからね~、これはこれで面白いと、ボクは思ってるよ」
「…そうだったな、お前の種族って『前向きなのが取りえ』っていうもんな……」
「…そうだったな、お前の種族って『前向きなのが取りえ』っていうもんな……」
そして能天気な様子の彼を見てヒューズはこめかみを押さえながらそう言うのだった……。
【ヒューズ@SaGa Frontier(サガフロンティア)】
状態:健康
服装:ワイルドな刑事といった様子の格好
装備:パンツァーブラスター@魔界戦記ディスガイアRPG
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:脱出し、その後にIRPOの威信にかけて主催者たちを全員逮捕する。
01:まずは他の参加者を探すのと会場内を探索し、事件解決の手がかりを集める。
02:死体を改造して兵器にするなんて、ぞっとすることしやがるな……!
03:ここに俺が呼ばれてるということは他のIRPOの連中、それにエミリアやレンも呼ばれてるんじゃねぇのか…!?
04:それにクーンも呼ばれてるってことは、間違いなく古代の遺産に関わる何かってことになるな……。
05:あの『羂索』という妖魔、アイツは一体何者だ?
参戦時期:リマスター版のヒューズ編、エミリアシナリオ(BADルート)終了後。またクーンを仲間に加えていたことがある。
備考
※参戦時期の関係から、今回の事件についてキューブにまつわる陰謀が絡んでいるのではないかと推理しています。
また羂索をその容姿や性格から、下級妖魔の一種ではないかと推理しています。
※本名はロスターですが、名簿上はコードネームである『クレイジー・ヒューズ』の名で登録されています。
状態:健康
服装:ワイルドな刑事といった様子の格好
装備:パンツァーブラスター@魔界戦記ディスガイアRPG
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:脱出し、その後にIRPOの威信にかけて主催者たちを全員逮捕する。
01:まずは他の参加者を探すのと会場内を探索し、事件解決の手がかりを集める。
02:死体を改造して兵器にするなんて、ぞっとすることしやがるな……!
03:ここに俺が呼ばれてるということは他のIRPOの連中、それにエミリアやレンも呼ばれてるんじゃねぇのか…!?
04:それにクーンも呼ばれてるってことは、間違いなく古代の遺産に関わる何かってことになるな……。
05:あの『羂索』という妖魔、アイツは一体何者だ?
参戦時期:リマスター版のヒューズ編、エミリアシナリオ(BADルート)終了後。またクーンを仲間に加えていたことがある。
備考
※参戦時期の関係から、今回の事件についてキューブにまつわる陰謀が絡んでいるのではないかと推理しています。
また羂索をその容姿や性格から、下級妖魔の一種ではないかと推理しています。
※本名はロスターですが、名簿上はコードネームである『クレイジー・ヒューズ』の名で登録されています。
【クーン@SaGa Frontier(サガフロンティア)】
状態:健康、ヘヴンダンサーっぽいナニカに変身できる
服装:動物の耳としっぽが生えた少年のような姿
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1~3
思考
基本:脱出し、主催者が持っているかもしれない指輪を取り戻す。
01:ヒューズについていく。
02:メイレンやフェイオンも、こっちに来ているのかな?
03:これも、指輪を探している人たちのせいなのかな?
参戦時期:リマスター版のヒューズ編、いずれかのシナリオで仲間に加入している状態。そのためヒューズとは面識がある。
備考
※制限により能力吸収が行えなくなっています。そのため変身できる姿についても固定されている状態です。
状態:健康、ヘヴンダンサーっぽいナニカに変身できる
服装:動物の耳としっぽが生えた少年のような姿
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1~3
思考
基本:脱出し、主催者が持っているかもしれない指輪を取り戻す。
01:ヒューズについていく。
02:メイレンやフェイオンも、こっちに来ているのかな?
03:これも、指輪を探している人たちのせいなのかな?
参戦時期:リマスター版のヒューズ編、いずれかのシナリオで仲間に加入している状態。そのためヒューズとは面識がある。
備考
※制限により能力吸収が行えなくなっています。そのため変身できる姿についても固定されている状態です。
【施設解説】
- 複合商業施設@現実
…会場内のどこかに設置された施設で、ショッピングセンターなどの商業施設をはじめとした様々な施設が集まった建物。
地上10階建て、駐車場については地下3階まで存在している。
また主要な施設としては
1~2階 ショッピングセンターにレストラン街、衣類などの物販施設が入った商業施設
3階 商業施設兼、オフィスフロアへの窓口
4~7階 オフィスフロア
その他に併設された施設として10階建ての高級ホテルが存在しており、こちらについては最上階に大浴場が設置されている。
地上10階建て、駐車場については地下3階まで存在している。
また主要な施設としては
1~2階 ショッピングセンターにレストラン街、衣類などの物販施設が入った商業施設
3階 商業施設兼、オフィスフロアへの窓口
4~7階 オフィスフロア
その他に併設された施設として10階建ての高級ホテルが存在しており、こちらについては最上階に大浴場が設置されている。
【NPC解説】
- ゾルダート・アイン@バイオハザード ヴィレッジ
…カール・ハイゼンベルクが自身の拠点である工場において製造している機械化死体兵の1種。
筋骨たくましい成人男性の遺体を素体とし、右下腕部を切除して工業用の電動ドリルを移植させた個体で、
その電力を供給するためのリアクターが胸部に取り付けられている。
筋骨たくましい成人男性の遺体を素体とし、右下腕部を切除して工業用の電動ドリルを移植させた個体で、
その電力を供給するためのリアクターが胸部に取り付けられている。
- ゾルダート・ツヴァイ@バイオハザード ヴィレッジ
…アインの発展型で、より戦闘能力の強化改造が施されたゾルダート。
武器である電動ドリルは両腕に装着され、弱点である制御リアクターは背中側に着ける事で敵から狙われにくくされている。
また、頭部の行動制御用装置はヘッドギアに代わって鼻と口を金属製のフェイスシールドで覆う形となっている。
武器である電動ドリルは両腕に装着され、弱点である制御リアクターは背中側に着ける事で敵から狙われにくくされている。
また、頭部の行動制御用装置はヘッドギアに代わって鼻と口を金属製のフェイスシールドで覆う形となっている。
【支給品解説】
- パンツァーブラスター@魔界戦記ディスガイアRPG
…ヒューズ@SaGa Frontier(サガフロンティア)に支給。
重機関銃を無理やりハンドガンにしたような形状の拳銃で、説明には『堅い装甲もグッチャグチャのギッタギタにします』とある。
重機関銃を無理やりハンドガンにしたような形状の拳銃で、説明には『堅い装甲もグッチャグチャのギッタギタにします』とある。
- ヘヴンダンサーっぽいナニカ@インペリアルサガ エクリプス
…本来は支給品でないが、こちらに記載。
様々なモンスターの能力吸収を行った結果予想もつかない大変身を遂げそうな状態になったクーンが、魔女っ子衣装に刺激されたことで変身してしまった姿で、本人曰く『二度とは起こらない奇跡の変身』。
なお本来のヘヴンダンサーは真やアニメの魔法少女を思わせる、ハイグレレオタード姿のヒューマン系(人間)の敵キャラである。
様々なモンスターの能力吸収を行った結果予想もつかない大変身を遂げそうな状態になったクーンが、魔女っ子衣装に刺激されたことで変身してしまった姿で、本人曰く『二度とは起こらない奇跡の変身』。
なお本来のヘヴンダンサーは真やアニメの魔法少女を思わせる、ハイグレレオタード姿のヒューマン系(人間)の敵キャラである。