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  • 1つ問おう!ヴィラン共の企みを阻止する次代の象徴には何が必要だと思うかね?そう……ヒロインだ!

真贋バトルロワイヤル

1つ問おう!ヴィラン共の企みを阻止する次代の象徴には何が必要だと思うかね?そう……ヒロインだ!

最終更新:2024年10月19日 23:13

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
苦痛には限度あれども恐怖には限度なし。
プリニウスニ世





あれからそう時間がたたずに絆創膏による拘束が解除された。
解放さると同時に九堂りんねは選択を迫られる。
宝太郎を探すか、彼(キズナブラック)を追うか。

「……うん、彼を追おう」

りんねが選択したのは、宝太郎を探すことではなくキズナブラックを追うことだった。
勿論、りんねにとって苦渋の決断でもある。
本来、死を迎えるはずの自分。
この状況が死の間際に見せた幻覚かどうかは今もわからない。
だが、自分がまだ何かできるのであれば、真っ先にするべきことは、宝太郎を独りにさせないこと。
たとえ、会場に居た宝太郎が自分の知る宝太郎でなくても。
そこまで、宝太郎のことを対等の相棒として接していながらも、りんねは彼を追うことを選択した。
ではなぜ、りんねは、そちらの選択をしたのか――

「違う。俺はもう誰とも絆を結べない。俺は…独りで闘い続けなきゃいけないんだ。」

決め手はやはり、自分との共闘を拒絶した際に彼が呟いた言葉と表情。
彼の表情と後悔の声色は、宝太郎に少し似ていた。
宝太郎は、仲間を次々と失うたびに自分を責めた。怒りをぶつけた。
一人、またひとりと失うたびに眉間に皺が刻まれる鬼気迫る表情と守れなかった自分への怒りを隠しきれない声色は、”大物錬金術師になる”と口にしていたときの宝太郎とは似ても似つかなくなっていた。
そんな苦しむ宝太郎の姿に私は、隣に立って戦わなければと勘違いした。
だって対等の相棒として接したいから。
だが、私は最大の失敗を選択してしまった。
希望に繋ぐ自らの死は、宝太郎を独りにしてしまうだけであったということ。
私がしたことは宝太郎を”孤独”にさせた。

きっと、彼……キズナブラックもそうなのだろう。

彼とは出会ったばかり。
秘めたる想いはまだ分からない。もしかしたら自分が勝手に思い込んでいるだけかもしれない。
だけど、彼も宝太郎のように仲間を……守るべき人を失い、自分を責め続けているに違いない。
このままでは、小さく見えた彼の背中はさらに小さくなるだろう。そして、最後は……
ならば、自分がその背中を……絆をとりんねは選択したのだ。
しかし、それは叶わない。
1つはケツイを決めた直後、参加者に通達されたラウ・ル・クルーゼによる放送。
そしてもう一つは――

「え!?ドラゴン……!?」

りんねの前に立ちふさがるはドラゴン。
NPCダースドラゴン。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「ふむ……どうやらここに部下達はいないみたいだな」
「しかし、俺の名がないだと?どういうことだ……?」

放送が終えると、男は名簿を確認する。
名簿には部下であるファミリ―の名前はなく、さらに男の名も記されてなかった。
見間違いかともう一度確認をする。

「名簿には本名で表記されていない者もいると言っていたが……ん!?んんん~~~?ダークマイト……?」

男はある参加者の名に目線を留める。

”ダークマイト”

名簿に表記されるは象徴をもじった名前。

「もしや、俺の名か……?」

確信はない。だが、その名に体の芯から滾ってくる。
そう、これから象徴を継ぐ者として日本へ向かっていた。

「次は、――――君だ」

オールマイトから自分へ向けた引継ぎの言葉。
英雄生誕の国で華々しく後を継ぐ。
意志を引き継ぎ、混乱した日本を平定することで世界は俺を認める。
オールマイトの次は俺の時代だと。
最高の演出だ。
しかし、一つ問題があった。
それは、次の象徴の名だ。
まぁ、そのままオールマイトでも構わないが、その名は先代だからこそという思いもある。
そんなときに目にした”ダークマイト”という名前。

「……・いい」

「いいじゃないか!”ダークマイト”気に入ったぞ!」

男はその名を気に入る。

「オールマイトを光とするなら、その跡を継ぐのは闇……ッ!」
「ならば、俺はオールマイトではなく《ダークマイト》と言ったところか!……いいね、いいひびきだ!ダークマイト!」

それは天啓。
ダークマイト誕生の瞬間であった。

「……ん?」

耳に聴こえるは戦闘音。
見えるは、ドラゴンとそれに立ち向かう黒髪の少女。
そして、少女は唱える。


万1者
      物はこれなるノ
          造 まれ

改と生
                   して生くう


「ほう、あれはもしや錬金か!……ふむ、あの少女……使えるなぁ」

見知らぬ少女が使用する錬金に関心すると同時に抱くのは、”使える”
上手く扱えばアンナのように戦力となる。手に入れたい。
ダークマイトはケツイする。

「1つ問おう!ヴィラン共の企みを阻止する次代の象徴には何が必要だと思うかね?そう……ヒロインだ!」

言葉と同時にダークマイトは走り出す。
竜から姫を救うべく行動を開始した――

☆彡 ☆彡 ☆彡

「万物はこれなる一者(ひとつもの)の改造として生まれうく」

地面の土が土塁にように盛り上がると、ダースドラゴンのひのいきを防ぐ。

――ズキ

「いたっ……」

先ほど、彼には命呪も体力も全て出し切らずにすんだと言ったが、メラとの戦闘の余波は思った以上に大きかった。
NPCとはいえ、連続の戦闘は、疲労がさらに蓄積されてくる。

「無理でもやらなくちゃ。それが私の!錬金術師の使命だから」

身体が悲鳴を上げているがそんなの関係ない。
ここで、自分が斃れたら宝太郎を独りにさせてしまう。
同じ過ちは繰り返したくない!

「今!」

ひのいきが弱まるタイミングで素早く土塁の横から飛び出すと、錬金術で攻撃しようとする。
すると、りんねは見てしまう。

「え……」

――涙?

ドラゴンは涙を流していた。

りんねは攻撃の手を止めてしまう。
しかし、それはつうこんのいちげきであった。
ドラゴンの爪がりんねの命を刈り取ろうと振るわれる。

「しまっ!?」
(ごめん、宝太郎……!!)

りんねは目を一瞬瞑る。
しかし、いつまでたっても切り裂かれる感触が無い。
恐る恐る目を開くと、目の前に男が立っていて、ドラゴンの爪を掴み押さえていた。

「FUFUFU……」

太くひびく笑い声。
自分に絶対的な自信を持つ声。

「麗しきお嬢さん。もう大丈夫だ……なぜって……」

りんねを守った男は筋骨隆々とした体つき。
頭には二本の長い触角がピョンと勢いよく立ち上がっている。

「俺が来た!」

それは、一ノ瀬宝太郎ともキズナブラックとも異なる――全方位迷惑場違い英雄気取りの男。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「FUFUFU……サイモンの奴が喜びそうな造形だな」

ダークマイトが言うサイモンとはファミリーの一員のこと。
ファミリーで一番のエンターテイメントのサイモンの個性は”怪物召喚”(モンスターサモン)
様々な怪物を召喚できるサイモンにとってもダースドラゴンは歓喜するデザインであることからダークマイトはつい口に出した。

「っと、いけないいけない。今は気をとられている場合じゃないな」

チラリと背後にいるりんねに視線を送る。
りんねは、突如現れた男に若干困惑したような表情を見せるが、その場を離れずにいた。
りんねがきちんとその場にいることを確認終えると、ドラゴンへ視線を戻す。
そして、掴んでいた爪をそのまま強引に振り放す。

「麗しき少女を守るべく俺が退治するはドラゴン……決めた!」
「さしずめ”ドラゴンクエスト”とでも名付けようか!」

ダークマイトは目を輝かせながら名づける。
目の前のドラゴンがNPCとはいえ、竜退治は伝説の幕開けに相応しいと。
バッ――とスーツを脱ぎ捨てると下に着ていたヒーローコスチュームが現れる。
そう、オールマイトがシルバーエイジのときに着ていたコスチュームそっくりのが。

錬金で生成したエネルギーを勢いよく練り上げると――

「ダークマイト伝説の幕開けだぁぁぁぁぁ!!!!!」

巨大な黄金の手がダースドラゴンを叩き潰す。
竜は斃れる。
流した涙を拭うことなく。
勿論、このダースドラゴンはNPC。
だがその涙は視た者につい感じさせてしまう。
ついぞ、己の後悔が雪がれぬことはなかった……と。
人の想いを感じ取れぬ男は当然感じない。

「……」

この場で感じるのは、ただ一人の若き錬金術師の少女のみ。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「そうか、君はりんねというのか!いい名ではないか!」
「……どうも」

「ああ、感謝しなくていい。あのドラゴンはこの俺に楯を突いたんだ。平和の象徴となる、この俺にな」

感謝は無用だとダークマイトはHAHAHAと白い歯を見せながら笑う。
だが、りんねはうかない表情。
男はそんなりんねの微妙な反応に気にも留めない。

「……」

助けてもらってなんだが、苦手なタイプだ。
九堂りんねがダークマイトに対して抱く感情は好印象ではない。
それもそのはず、このダークマイトは粗暴、ナルシスト、傍若無人といった自己中な男。はっきり言って所謂、優等生の一面をもつりんねと相性が悪い組み合わせだ。
もし、このダークマイトが敗北を知り、新しい自分を目指そうと再起をはかる男であったら違う未来が待ち受けていただろう。
しかし、たらればをここで論じても栓無き事。
このダークマイトは敵”ヴィラン”と何一つ変わりない男なのだから。

「それでは、りんね。君は今から俺の同志だ!俺とともに歴史をつくろう!」
「は?」

突然のダークマイトの同志認定にりんねは首を傾げる。
女性の心を何一つ理解できていない、その強引な物言いもマイナスポイント。
疑いたくなる。本当に憧れらしいヒーローになろうとしているのかと。

「いえ、悪いけど遠慮します」
「何故だ!?象徴の俺がいれば羂索共の企みなんか蹴散らすことが容易に可能だと言うのに!?」
「……じゃあ尋ねるけど、貴方は先ほどのドラゴンの涙に気づいた?」

りんねは問いかける。
ドラゴンが斃れる前に流していた涙の存在に。
それが、ダークマイトと行動を共にできない理由だといわんばかりに。

「んん?涙……?FUFUFU、りんね、あれは参加者ではなく羂索が用意したNPCモンスターだよ。つまるところゲームの雑魚キャラだ。そんな雑魚が涙を流すはずがないじゃないか。……ま、もしもりんねが言う通り涙を流していたなら、それはバグだろ。ゲームにバグはつきものさ」

りんねの問いかけにダークマイトはバグだと断じる。
気にすることはない現象だと。
その答えは、ダークマイトと九堂りんねを決定的に壁を築き上げた。

「……やっぱり私は貴方に協力できない。あの涙に気づけない貴方はグリオンと変わらない。ヒーローなんかではない!人々を悲劇へと陥れる闇よ!」

りんねはケツイする。
その答えは自分の直感通り、ダークマイトとは協力できない証だと。
NPCモンスターとはいえ、あの涙に気づけない者がヒーローなわけがない。
宝太郎なら気づく。そして、寄り添う。NPCだろうと。ケミーたちのように。
用意されたキャラクターだとしても、流した涙をバグと断じる者と行動を共にすることはできない。
ダークマイトと共闘してもケミーと人が共生する世界を思い描けないからだ。

「……仕方がない。では、強情な君にはこれをプレゼントするしかない」

ダークマイトはやれやれとため息をつくと、支給品を手に持つ。
強情なのは構わない。気の強い女は好きだ。
だが、象徴を引き継ぐ自分を否定することは許されない。
故にダークマイトはケツイした。
暴力と恐怖で九堂りんねを従わせることに。

「それは……?」
「これかい?未来の道具だそうだ」

「……は?」

それは……22世紀の未来道具であった。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「拳銃……?」
(一見、普通に見えるけど、この拳銃が未来の道具?いけない……油断しては!)

一見、玩具の拳銃
だが、りんねは油断しない。
この出来事事態が、普通じゃない。ダークマイトが言うように未来の道具が支給されていてもおかしくない。

「ああ、そうともりんね」
「だが……強力すぎる故、弾丸は一発のみなのが、欠点だがね」

ダークマイトは残念そうにりんねに語りかける。
できるならここで使用したくなかったと。
そして、りんねは理解する。
よくわからないが、目の前の男は自分にその銃を使用して弾を撃ち込もうとすることに。

「……!!」

もう、言葉を交わすことさえしたくないほど、りんねはダークマイトに嫌悪感を抱く。
そして、構える。
仮面ライダーマジェードに変身するため。
だが、それよりも早くダークマイトは移動し、りんねの指を掴むと、ハイアルケミニストリングを取り上げる。

「なっ……!?」
「世界は違えど、同じ錬金術を嗜む者。”それ”に気づかないと思ったかな?」
「くっ……」

ダークマイトの個性《錬金》は、触媒を利用して物質を創造する。
不運にも、りんねが扱う錬金術に類似していた。
故にダークマイトはりんねの錬金術の源となるハイアルケミニストリングが媒介となるのを見抜いたのだ。

「それじゃあ、ショーの始まりといこうか!」

りんねは地面に組み伏せられる。
そして、銃をりんねの腹に強く押し付ける。

「痛ッ!?いや!やめて……ッ!」
(これじゃあ……避けられない!?)

服の上からとはいえ、乱暴に銃を押し付けられたことで生じた痛みにりんねは、顔を歪ませると同時に拒絶しようと体を動かすが、ダークマイトのがっしりとした筋骨隆々の拘束に抗う術はない。

「りんね。これが最後だ。俺の同志となれ。君の錬金術は必ず俺の役に立つ」
「……」

この期に及んでダークマイトはりんねを勧誘しようとする。
だが、当然ながらりんねは頷かない。
りんねはダークマイトのある言葉を聞き逃さなかった。
”俺の役に立つ”
傍若無人さがここに極まる。
どこまでもオールマイトを理解できていない男である。
ダークマイトの質問にりんねは睨みつつ無言で返す。
その反応が、りんねの答えだ。

「残念だ……りんね。最後に何か言うことはあるかね?」

念には念を。りんねを錬金で生成した光の矢で拘束しつつ最後通達で訊ねる。

「……人が、嫌がることはしない。小学生でも知ってる」
(ごめん……宝太郎)

「FUFUFU、いい回答だよりんね……っ!!!」

拘束されつつも僅かに抵抗を感じ取るが、問題なしと一気に力を込め奥までズンッと弾を打つべく引き金を引く。

九堂りんねにガーチャンコ!

――ズドン

☆彡 ☆彡 ☆彡

「――――え?」

りんねは生きていた。
正直、死を覚悟していた。
だが、これは幻覚でもない。現実。

だが――

「りんね。両手を頭の後ろに組んで立ちなさい」
「!?」

撃たれた影響は確かにあった。

「あぐぅっ……!?」

肉体の変化を感じる。
抵抗しようともできない。
ダークマイトの言う通りに両手を頭の後ろに組む
まるで、捕虜のように。
身体が染め上げられている。
九堂りんねの肉体が刻み込まれた。

「ど……どういう……こと」
(体がいうことをきかない……っ!?)

もちろん、これはダークマイトが使用した銃の効果。
りんねが決してダークマイトを受け入れているわけではない。

「FUFUFU……」

りんねの振る舞いにダークマイトは可愛いなとほくそ笑む。

「ふむ!どうやら説明書どおりのようだな!この”命れいじゅう”は!」
「っ!まさかっ―――!!」

ダークマイトが口にした命れいじゅう。
その名前から意味を悟ると、りんねの顔はみるみると蒼白へと変わる。

「FUFUFU、聡明な君なら意味は分かるだろう?」

そして、ダークマイトは聞き手を握りしめると――

「嫌っ……やめて!」
「悪いが……無理だ!」

SMAAASH!!!

「んぐぅぅぅぅぅ!?」

容赦なく、ダークマイトはりんねの腹を殴りつけた。
そして理解した。自分はこのダークマイト(男)に逆らえなくなったことに。

「どうだいりんね?生まれ変わった気分は?」
「はぁ――……はっぁ……はっぁ」
(さ……最悪!)

最悪だ。この先のことを考えると。
ふと、よぎってしまう。
こんな目に合うなら、あのとき、そのまま死ねばよかったのではと……

ううん――負けない

キッとダークマイトを睨みつける。

「いい目だ、りんね。それでこそ俺が見定めた女だ」

そう、言いながらダークマイトはりんねのツヤがある黒髪を撫でる。
植物を愛でるかのように。
連続の戦闘に洗礼として腹に受けた一撃もあり、りんねは、ガクリと意識を落とす。

「ふっ……象徴に相応しいヒロインを手に入れた。FUFUFU、やはり次は俺だな」

ダークマイトは気絶したりんねの肩を抱くと、ニヤリと口角を上げる。
りんねは使える。自分の個性である《錬金術》とは少し違うが、俺の同志として合格だ。
俺に対する反抗心もこうして眺めるのは可愛いものだ。

それに”いざ”というときは■■すればいい。

こうして九堂りんねは従う。
一度は希望(ヒーロー)を見出した。
バッドエンドの先に光が見えた。
だが――

九堂りんねにHappyendは訪れない。

バッドエンドの先はバッドエンドでしかない。



【エリアA-8/草原/9月2日午前6時】

【ダークマイト@僕のヒーローアカデミア】
状態:正常,
服装:オールマイトのシルバーエイジ時代のコス
装備:金の指輪と金貨@僕のヒーローアカデミア 
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2(りんね)、浅垣灯悟のランダムアイテム×1 、ケミーカード(ザ・サン、ユニコン)@仮面ライダーガッチャード 、ハイアルケミストリング@仮面ライダーガッチャード 、ホットライン
思考
基本:象徴を引き継ぐ者として、このゲームを破壊して優勝する
01:りんねをヒロインとして引き連れる
02:象徴として参加者を導く
03:いざという時はりんねを――■■する
参戦時期:本編、日本に襲来する前
備考
※本編での敗北前なので粗暴、ナルシスト、傍若無人の3つが合わさった自己顕示欲の塊かつオールマイトとは似ても似つかない全方位に迷惑しかかけていない秀逸な場違い野郎です。
※名簿のダークマイトを気に入り、名乗ることとしました。
※ルルーシュの演説は耳にしていません。

命れいじゅう@ドラえもん
ダークマイトに支給。
相手にさせたい事を命令として紙に書いたのを詰め込んだ弾丸で撃つ。撃たれた相手は意思に反してその命令通りに体が動く。 ダークマイトが書いたのは《これから先、自分の全てを捧げてダークマイトに従い尽くす》余りにも強力な秘密道具なため、支給品の枠を2つ分と扱われた。
バルド……力のみによる支配は恐怖しか生み出さないby先代ゴリーニ

【九堂りんね@映画 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク】
状態:気絶、ダメージ(大)、この先、全てを捧げてダークマイトに従い尽くす
服装:錬金アカデミーの制服(ボロボロ)
装備:
令呪:残り三画
道具:
思考
基本:今後ダークマイトに従い尽くす。全てを捧げながら
01:……
参戦時期:冥黒王に殺害された後、意識をザ・サンへ移す直前
備考
※ 命れいじゅうの弾により、意識がある中、ダークマイトに全てを捧げて従い尽くします。
※ラウ・ル・クルーゼの放送と同時にNPCモンスターに襲われたため、名簿などチェックはできておりません。
※ルルーシュの通信演説も同様に耳にしていません。

NPCモンスター

ダースドラゴン@ドラゴンクエスト
竜王の城を徘徊するオレンジ色のドラゴン。
炎(ひのいき)だけでなく《ラリホー》《マホトーン》を使用することが出来る
りんねの前に現れたダースドラゴンはもしかしたら生前、勇者との戦闘に心残りがあったのかもしれない……

011:この願い、たとえ魔法がなくたって(後編) 投下順 012:会いたい気持
時系列順 013:回り道こそ最短の道かもしれない
候補作039:パロロワ界隈よもう大丈夫!俺がきた ダークマイト
候補作073:それでも、ハッピーエンド/バッドエンドのその先で 九堂りんね

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