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真贋バトルロワイヤル

C♯0

最終更新:2025年05月29日 08:54

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
「もう入ってきていいわよ」

ドア越しに聞こえた亜里紗の声にデクこと緑谷出久とキリトこと桐ケ谷和人が入室する。
一見、ただの落ち着いた雰囲気の部屋だが入口から見て左側、窓に頭を向ける形で設置されたベッドには布団が掛けられているが枕が外されている。

「悪いな、一番嫌な役割頼んじまって」

「仕方ないわよ。
この子もいくら死んだ後だからって、彼氏でもない男にべたべた触られたくないでしょ」

何故ならここには軽井沢恵の首を斬られた死体が安置されているからだ。
枕も使ってしまうと流石につながっていない首がおかしなことになってしまう。

(ごめんなさい。
僕たちが、もう少し早く駆けつけていれば……)

氷を詰めた袋や保冷剤などはデクとキリトで運び、最後の仕上げだけは亜里紗にやってもらった形になる。

「……」

それぞれが遺体の前でそれぞれの方法でその死を悼み、部屋を出る。

「それで、どうする?
アタシは例のグリオンって手下にやらせて自分は踏ん反って高みの見物決め込んでるオッサン気に食わないし、協力してあげてもいいけど」

「飯おごれとか言ってなかったか?」

「あんなの見た後で食べる気にならないわよ!」

「じゃあこれぐらいは飲んどけ」

そう言ってキリトは亜里紗にさっき氷や保冷剤を確保した時に冷蔵庫から失敬したゼリー飲料を手渡した。

「これって……」

「長時間のゲームのお供だ」

「……ありがと」

「どういたしまして」

そんな二人の様子を見て少しだけ気分を持ち直したデクが話を切り出した。

「これからどこに向かうにしても、最初は彼女が座り込んでいた場所に行きたいと思う」

「あのルルーシュってやつの放送見た所?
なんか変な物とかあったっけ?」

「最初はあの人と放送、それからすぐに戦闘になって碌な現場検証も出来ていないから彼女が急に錯乱した理由とかを知っておきたいんだ。
多分理由の半分ぐらいは、放送でルルーシュの部下と紹介されてた同じ制服の人だと思うけど」

「なるほど。
なら彼女の支給品を確認してから出発だな」

そう言ってキリトが持っていた軽井沢のリュックを開ける。

「ええ……なんか死体漁りみたいでいやなんだけど」

「PK上等の悪意を持った連中に使われるよりいいだろ。
それに合流出来て協力できそうだったら知り合いや元持ち主に返せばいい」

そう言ってキリトはリュックの中から支給品を取り出して並べた。

「取り出された形跡が全くない……」

「錯乱して一目散に逃げちゃうような状態だったし、戦うことすら頭に浮かばなかったみたいね」

「内容的には一応戦わせる気は……最低限ゲームとして成立させる気はあったみたいだな」

それぞれが一つずつ支給品をもらい受け、その性能や能力を確認する。
幸い柳瀬舞衣に支給されたソードスキルの様な極端すぎるデメリットを持ったものはなく(そもそも一般人も一般人の軽井沢が使う前提だったので当然と言えば当然だが)休憩もそこそこに三人は最初に軽井沢に出会った広場に戻った。

「NPCモンスターはもういないみたいね」

地面に刺さったままだったグレイスのバトルアックスを蹴とばしながら亜里紗が言った。

「あんまデカい音出すなよ……。
今のうちに調べるもの調べて離れよう」

「そうね。
あんまり休めてはない上に、さっきの戦闘で使っちゃったせいでここらのエナジーアイテムはもうしょっぱいのしか残ってないし」

亜里紗の言葉に二人が頷くと、それぞれ調査を始めた。
一見すればただの大型ショッピングセンターだ。
日常とかけ離れた戦闘の痕跡こそあるが特段変わった物は置かれていない様に見える。

「これは……」

だが変わった物は落ちていた。
元々は一枚のカードだったらしい細切れにされた何かだ。

「何かあったのか?」

「うん!ちょっとこっちに来て!」

三人は風の入ってこない屋内に移動し、無人の百円ショップからテープとノート、筆記用具を失敬する。

「その細切れの、アタシも見つけたわ」

「ぱっと見同じ種類の物みたいだな」

「並べてみよう」

裏表を確認し、パズルのように並べていくと裁断されたゼインカードが元の姿を取り戻した。

「カメンライダーストロンガーと、カメンライダーアバドン?」

「仮面ライダーって、さっきルルーシュが放送で言ってたあのパワードスーツか?」

「一番最初に羂索に突っかかってた彼や、名簿にももう1人ゼインって人もそうだって書かれてる」

「デクみたいなコードネームか?」

「そうだとしたら、ヒーローのカードにどうしてこんなひどいことを……」

そう言って目を伏せるデクの姿は今だけはトレーディンググッズの開封に一喜一憂するファンボーイのそれだった。

「多分ギギストのアレみたいに拾われて使われない為じゃない?
こんだけバラバラにするのは念入りすぎる気もするけど」

そう言われてデクはギギストの錬成した怪人からドロップした二枚のカードを取り出した。
彩を失ったそのカードの名前の部分を見ると、仮面ライダー電王、仮面ライダーゼロワンと書かれている。

「ストロンガー、アバドン、ゼロワン、電王、ガッチャードにゼインか」

「イマイチ名前の法則性が分かんないな」

「顔はなんか昆虫っぽいって思ったけど、そうなると電王が変な顔してんのよね」

「ま、そこは考えても仕方ない。
結局この場で起こったことは、ギギストみたいに仮面ライダーの力を使い捨てにして暴れる誰かに出くわしちまって運よく見つからなかったけど……ってところか」

「だね。
出来るなら、もう少し情報が欲しかったけど」

そう言ってデクはテープで繋げた二枚のカードをノートに挟む。

「『将来の為のヒーロー分析ノート』?
いつタイトル何て付けたの?」

「今回はヒーローだけじゃなくてヴィランもだけどね。
やっぱり羂索やクルーゼたちの“個性”や能力はしっかり分析した上で対応策を練っておきたいからね。例えば羂索の場合脳だけで身体を渡り歩く『術式』って言葉を使っていたよね?この時点で僕の知る“個性”や成見さんの言う『魔法』とはそもそもの原理からして違う力の可能性があって」

そう言ってブツブツ呟きながらものすごいスピードでノートを書き上げるデク。
ドン引きして思わず一歩引いてしまった亜里紗の代わりにキリトがノートを取りあげた。

「分かった!お前が筆まめよくわかったから一旦落ち着けって、もうこんなに……」

左ページにはややデフォルメの効いた羂索のイラストと服装や能力に関する考察が書かれており、右ページにはより踏み込んだ内容が書かれている。

「『ver.バトルロワイヤル』って書かれてるけど、もしかして日常的に?」

「うん。けどいつもはNo.って感じのナンバリング」

「じゃあなんでこれだけ違うの?」

「この一冊っきりで、終わらせるため」

「なるほど、いいじゃないか。それで次はどこに行く?」

ノートを返しながらキリトが尋ねると亜里紗が首を傾げた。

「どこって、アンタの家はいかなくていいの?」

「行きたくないって言ったら嘘になるけど、さっきのクルーゼの放送で言ってた鍵穴がどうのって、覚えてるか?」

「そんなことも言ってたわね」

「もし主催者が茅場や須郷みたいな俺の世界の関係者ばかりって言うんならその鍵穴の候補として迷わず向かってもいいんだけど、そうじゃないからな。
羂索やクルーゼ、あと梔子ユメに関係のある場所も調べておきたい。
そう考えると今いる位置的に後回しにしないとアビドスやテレビ局に行けない。
それに、皆そう簡単にゲームオーバーになる程軟じゃないからな」

「そっか。その、ごめん」

「謝らないでくれ。
ここからなら発電所、テレビ局、アビドス砂漠の順番で行けば無理なく回れるはずだ」

そう言って歩き出したキリトに続く形で二人も歩みを進める。
闇檻の魔女の大破壊の後に到達したのは丁度午前七時だった。
時間は少し進み午前七時三十分。
さえぎる物の無いまっさらなエリアを突っ切る事を嫌って河を伝って北上した者がいた。
仮面ライダーエターナルこと大道克己の造り上げた死者兵団の主力、ジゴワットの破壊の閃光を生き延びた者の一人、イノベイドどころか純粋種のイノベイターすら超えたと豪語するイオリア計画の簒奪者、リボンズ・アルマークである。
いくら肉体が器に過ぎないとはいえ、ベーダと意識データをリンクさせることができない今は肉体の死がリボンズという存在の消滅に他ならない。
それを十分に理解しているからこそリボンズは目いっぱいクアンタ・フルセイバーを飛ばして安全圏まで逃げ延びることを選んだのだ。

そしてエリアE-8の民家にたどり着くと、そこでしばらく休むことにした。
と言っても最低限の警戒は欠かすことはなく、食事をとってソファーに座っていただけだが。

「一応、次いつ確保できるかもわからないし水と保存食ぐらいは持っていくべきかな」

リュックにいくつかビスケットの缶や水のペットボトルを放り込み、壁に掛けてあった時計を見ると、時刻は午前八時になろうとしている。
そろそろ動くべきかとホットラインのマップから現在地を確認する。

「ここからだと発電所が一番近いか」

テレビ局との位置を考えると先ほど放送を行った自称皇帝ルルーシュに反発する者たちが拠点に選ぶ可能性も低くない。
何よりもしこの発電所が張りぼてではなくこの島全体のシステム運営を司る場所だとすればここを掌握することで特定の……までは細かすぎるが指定は無理でも一定範囲内のレジスター停止させて一網打尽、なんてことは出来るかもしれない。

(これは恐らく電波受信で動いているだろうし、電力供給を止めて電波の発信装置を停止させれば……)

そう考えたリボンズは飾り棚に引っ掛けて会った鍵を使ってガレージの止めてあった車を普通に解錠すると乗り込んだ。

「リボンズ・アルマーク、行く」

モビルスーツに比べればあまりにも素直な地上用車を北西に向けて30分ほど飛ばすと目当ての施設が見えて来た。

「発電所にしては建物が少ないな。
設備は地下に集約されているのか?」

まさか場所を間違えたか?とも思ったが往く手を阻むように無数のティエレンが出て来たのを見てここには何かがあると確信する。

「ガンダムでないMS、それも所詮再現体の贋物で僕を止めようなんてね」

あまり戦闘を想定していないにも関わらず現行エース専用量産機を凌駕するダブルオークアンタの殲滅専用兵装装着形態であるフルセイバー相手に一対一では第三世代ガンダム相手にすら手も足も出ないティエレンごときに負けはしない。
いくら戦闘のダメージや疲労が尾を引いていたとはいえ第四世代のガンダムマイスターを全員一度に相手取っても勝ち得る装着者の腕もあってあっと言う間に無数の機体を廃品屋送りにしたリボンズは装着を解除し施設内に入る。

(本当に重要な設備は管理施設と作業用エレベーターだけじゃないか。
ここが発電所だと言う体裁を整える為だけに職員用宿舎や食堂なんて恐らくは誰も立ち寄らないだろう張りぼてまでセットで建設したのか?
奇怪なことを!)

呆れ半分、驚き半分のリボンズは管理設備へと入った。
どうやら地下設備のメンテナンスは全てドロイドにより行われているようで、ここからは指示出しとエレベーターの操作によるドロイドの回収しか行っていないようである。

「どれ、この簡素な設備でどうやってこの島の電力を賄っているか見せてもらおうじゃないか」

一流ピアニストが百万回弾いた曲を寝ていようと奏でられる様に迷いない指捌きでコンソールを叩くリボンズ。
次々とセキュリティを突破し、部屋のメインモニターに映し出されたこの施設の『心臓』の姿に先ほどの呆れが全て驚愕に塗り替えられる事となった。

「太陽炉!?
それもこのGN粒子の色は……ということは!」

鮮やかな緑色のGN粒子をコーン型スラスターから放出するシリンダー型の動力炉はGNドライヴに違いない。

「ここの地下全てがGN粒子遮断防壁だとでも言うのか!?」

だが同時に納得もある。
パワードスーツに落とし込まれたチェスナット型、人間大にあわせたサイズの物程度なら兎も角、モビルスーツに搭載可能なサイズのGNドライヴから生成されるGN粒子を垂れ流しにしてしまえばその副作用が電波で動く機械、特にレジスターなどはたちまち機能を停止させられ、鎮静剤の投与がストップしてしまう。
そうなればプレイヤーは勝手に全滅してゲームセットだ。

「いや!それよりもこの緑色の粒子はオリジナルの太陽炉でなければあり得ない!
周波数は……馬鹿な!ナドレのだと!?
ナドレの太陽炉はティエリア・アーデのガンダムに搭載されたはずだ!
そしてそのガンダムも僕がリボーンズキャノンで破壊した!
だ言うのになぜ……」

オリジナルのGNドライヴは擬似太陽炉と違い変調できず固有の量子波を持つ。
そのせいでツインドライヴシステムの実現という一点を見ればオリジナルのGNドライヴよりも擬似太陽炉の方がやりやすいまであるのだ。

(いや、いやそんなはずはない。
大方パワードスーツに超小型化したGNドライヴの搭載を実現しているようにGNドライヴの製造工程を何らかの方法で短縮することに成功したんだろう。
そうして造ったこのGNドライヴがたまたまナドレの物と同じ周波数になった。
そうに違いない)

そもそものGNドライヴの技術はほかならぬリボンズ自身がアレハンドロ・コーナーたちをそそのかして全人類に行き渡っている。
羂索たちがそれを入手できたとしてもなにも不思議はない。

「やれやれ。君たちを野放しにできなくなってしまったじゃないか、ケンジャク」

最初から許しておくつもりなどまるでなかった。
上位種たる自分を畜類如きと同列に扱った時点で罪人である。
だがGNドライヴの製造能力を持つと確信を得た今、明確にリボンズ・アルマークという神の座を脅かす存在であると認識せざるを得ない。

「さて、では一刻も早く君たちの元に行かなければならないね。
おや?」

出発前に周囲の状況を確認しようとモニターに監視カメラの映像を映しているとリボンズの入ってきたあたり、ティエレンの残骸が転がる一帯を慎重に歩く五人組の姿が見える。

「……ルルーシュとの交渉の手札は、少しでも多い方が良いかな?」

従わぬものは支配するスタンスであるなら、他の雑多な人間よりかは会話が成り立つと考えているリボンズは席を立つとクアンタ・フルセイバーを装着し迎撃に向かった。




時間は少し戻り、エリアE-7にて。

「認識阻害の魔法があるとは言え同じ学校に通っててほぼ毎日会ってるのに気付かないなんてことがあるの!?
うちのレッドなんて一週間で正体バレたのよ!?」

「それはヒーローとしてどうなんだよ……」

一方的にかかってきた通信を終えた大魔導士イドラ・アーヴォルンとスーパーヒーローアルカイザーことレッドの2人は頭を抱えていた。
成り行き上共闘し、絆を結んだマジアベーゼの正体がアルカイザーの最初の同行者であるマジアマゼンタこと花菱はるかの級友、柊うてなだと発覚したからだ。

「名簿の並び的に不自然もないし、ほぼ間違いないか」

「はぁ……こっちから連絡できる手段はないし、教えたくても教えられないわね」

「教えたところで聞く耳もつかも微妙だけどな」

何故だか知らんがああまで『魔法少女の敵』であることに固執するマジアベーゼだ。
数時間ちょっとの極めて短い付き合いだが、多分魔法少女たちの正体に関しては何を言ったところで聞き入れないだろうという確信がある。

「後々不和の種にならないかだけが心配ね」

「ノワルとかそのアルジュナ・オルタだっけ?
あのレベルやそれに準ずる連中とやり合ってる間にそーゆー問題でごたついたら最悪だしな」

流石にあのレベルがそうぽんぽん出てくるとは思いたくないが、あのノワルとの闘いというには綱渡りが過ぎるバトルを経てイドラとアルカイザーはここではどんな最悪も起きうるという共通認識が出来上がっていた。

「あと問題と言えばルルーシュだな。
お前とマゼンタはその……捕まってたから知らないだろうし、俺もベーゼと一緒に追いかけてる途中だったから話半分も聞けてないけど一番最初に羂索に命令してたルルーシュってやつも多分ここのテレビ局の設備を使って呼びかけてた」

「そうだったの……。
だとするとこのE-7って位置がどうにも微妙よね」

今二人のいる場所はノワルの大破壊が行われた場所からも悪逆皇帝の拠点からも近くも遠くもない絶妙な位置なのだ。

「一応、最短距離で一番近いのは発電所か?」

「ハツデンショって?」

「ああ、そっか。知らなくて当たり前か。
なんて言ったらいいかな。
えーっと、魔力の代わりに色んな道具を動かす為の電気をつくる場所、かなぁ?」

「つまりキズナファイブにおける絆エネルギーや私たちの言う魔力を造ってる場所って事ね」

「そうそう!吞み込み速くて助かるぜ!」

「これでも大魔導士、研究職よ?
うちのレッドみたいな根本も根本からしっちゃかめっちゃかな奴よりかは理解しやすいわ」

思えば最初であったばかりの頃は頭の中で延々と突っ込み続けていた物だとしみじみ懐かしく思いながら移動する。

「なんか。一周回って穏やかね。
気の抜けない殺し合いの筈なのにノワルが居ないってだけで気が抜けちゃいそう」

「気持ちはわかるけど、どうやら早速気を引き締めなきゃいけないみたいだぜ!」

前方で薄桃色の閃光が光るのが見えた。
まさかマジアマゼンタの変身の光か?と思ったがそれが散発しているのを見て戦闘の光と判断し駆け付けるそこで見たのは。

「こんのぉおおおお!」

「SMASH!!!!!」

マゼンタとはまた別の魔法少女が大鎌をぶん回して雑にNPCモンスターを薙ぎ払い、残った敵を緑色のコスチュームを纏った少年が見た目からは想像もつかないパワーで殴るか蹴るかして吹き飛ばす姿だった。
それでも残った絶妙な距離にいた敵には二人の後方から飛んでくる高エネルギービームが対応している。

「……やっぱりシノンのようにはいかないか」

グレネード弾装備の高エネルギービームライフルのスコープ越しに3発撃ってようやく命中し沈んだ敵を見て呟くのはデュエルガンダム。
軽井沢の支給品の一つである起動鍵を使ってキリトが装着している。
このデュエルガンダムのパワードスーツはこのゲームの為に特別な仕様となっており、核動力仕様の上に装着時にアーマー無し、アサルトシュラウド装備、デュエルブリッツを選択できる。
今回キリトはなにも装備していない素のデュエルを選択した。

「あとはそこか!」

右のサイドスカートに銃をマウントし、スラスターを目いっぱい吹かせて飛び上がる。
核エンジンに換装されたゆえの高出力で向かった先はイドラとアルカイザーの方だ。

「まさか俺たち!?」

「いえ、違うわ!」

迎撃態勢をとるアルカイザーをも飛び越えてデュエルは高速で二人に迫っていたユニオンフラッグに肉薄する。
飛行形態のままリニアライフルを撃つフラッグだがその悉くを物理攻撃を無効化するフェイズシフト装甲に弾かれ、バックパックから引き抜かれたビームサーベルで一刀の元に斬り捨てた。

「やっぱりこっちの方が性に合ってるな」

刀身をオフにしたサーベルを基の位置に戻し、装着を解除する。

「あなたたちは……」

「仮免ヒーローと、その臨時サイドキックかな?」

「ヒーロー?あの魔法少女か?」

「いや、あっちの緑の方だ。
2人は魔法使いと、変身ヒーローさんでいいのかな?」

周囲にもう新たなNPCモンスターが居ないことを確認した五人はドロップアイテムのカンドロイドに周囲の警戒を任せ、歩きながら話すことにした。
勿論このままテレビ局方面に向かう訳にはいかなかったので発電所の方に向かいながらである。

「ギギストにグリオンだけでもお腹いっぱいだってのに何よノワルって!
アタシら魔法少女の天敵じゃない!」

「PoHとかダークマイトとは別ベクトルで危険すぎるだろ。
ギリギリ会話が出来そうなステインのがまだマシだな……」

背筋にぞくぞくと冷たい物が走るのを感じながら亜里紗が思わず悲鳴に近い声を上げた。
横を歩くキリトもげんなりとした表情で肩を落とす。

「そのステインすら殺人に躊躇ない奴って、お前らの出会った連中ヤバすぎないか?」

質は兎も角ギギスト、ステイン、そしてグリオンとその配下たち(ノノミにホシノと呼ばれていた)

「拘束の魔法一本で国土を攻撃できるレベルの敵(ヴィラン)と遭遇したお二人には負けますよ……。
イドラさん、ノワルの見た目ってこんな感じであってますか?」

フルカウルなら全身にエネルギーを張り巡らせて拘束された傍から弾き飛ばして対応できるだろうが、都合よくそんな異能を持っている者が果たしてこのゲームに何人呼ばれているだろうか?
なんて考えながらデクは歩きながらまとめていたノートをイドラに渡した。

「歩きながら書いてたの?
……上手いじゃない。
魔法も効果含めてよくまとめられている。
異世界人じゃなかったら是非助手になって欲しいわね」

「いやいや!こんなの趣味の延長みたいなもので……」

「御謙遜を。イドラ、一ページ前も見てみてくださいよ」

「これってルルーシュ?
すごいわね。遠目に一回と放送来ただけだろうにこんなに詳しく……」

「え?もうアイツの分も書いてたの?」

「あ、そうだ!ルルーシュと言えば俺たちノワルと戦ってた時に丁度アイツの放送がやってたタイミングだったせいで内容全然知らないんだよ。
教えてくれないか?」

まあ、そりゃあ下手したらダークマイト以上のスーパーヴィランと戦っていたのだからそんなこと気にしている余裕もなかったか、と納得し3人は放送の詳しい内容を説明した。

「何考えてんだよルルーシュの奴!
羂索に逆らうどころか殺し合いを加速させてんじゃねえか!」

「しかも特権魔法じみた洗脳能力にキズナレッドやアメンみたいな変身アイテムを造る魔導具持ちって厄介過ぎるでしょ」

ノワルとは別ベクトルの脅威なりえるルルーシュに二人はそれぞれの形で難色を示した。

「実際あの放送を見て錯乱した挙句に殺されたプレイヤーも居た。
このデュエルも、そのプレイヤーの遺したアイテムなんだ」

「そうだったのね」

「一応聞くけど今からテレビ局に向かうとしてルルーシュに協力する気は……」

「「ないわ(ねえよ)」」

異口同音に応えた二人に分かってはいたが安堵する亜里紗。
対してキリトは考えるような仕草をする。

「どうしたんだ?」

「アルカイザー、なんでルルーシュは普通に考えたら敵ばかり増やすような放送をしたと思う?」

「そうかな?自分の持つ力、そして自分が与えうる力を餌に従順な配下を増やすのは僕の知ってるヴィランもやってたことだけど……」

「いや、今回の場合ルルーシュの目視だが肉声だかで相手を操る能力が露見している以上、綾小路を配下として紹介する行為は自分の能力に警戒を抱かせるだけだろう?」

「確かに。
比べるのもなんだけど、発動までの手間を考えるとノワルの闇檻ほど万能でもないのに自分の弱点ばかりを晒しているような気が……」

「じゃあなに?
自分の命を危険にさらして悪ぶってまでしたい事があるって言いたいの?」

「それがなんなのかまでは分からないけどな」

「もしかしたら、ルルーシュの今出来るだろう事を洗い出して行ったらなにか見えてくるかも」

そう言ってデクは分析ノートのルルーシュのページを開く。

「ルルーシュ個人の異能は心操君の『洗脳』と似て非なる能力。映像越しに僕らが操られていないのを察するに多分電話越しとかでも効果が出ない。そのかわりに堀北さんの口調みたいにルルーシュ本人の側を離れても特定の行動を本人の意志とは無関係に継続させることが可能。つまり洗脳、今は仮に洗脳って呼ぶけどそれを仕掛ける際の有効範囲は少なくともルルーシュ本人が対象の位置を把握できる範囲と予想できる。一度に操れる人の数は不明。腰に巻いたベルトは仮面ライダーの装備を製造するサポートアイテム。これにも綾小路君の物のように仮面ライダーのコスチュームを装着する機能があるかは不明。だけどルルーシュの能力の特性上……」

「まーた始まったよデクのブツブツモード……」

「おーいデク、そろそろ戻ってこーい」

「いや、構わないよ。続けてくれたまえ」

全員が一斉に飛びのき、それぞれ戦闘態勢を取る。
見上げた先にいたのは、光り輝く緑の粒子を翼の代わりに広げた白い機体……全てを睥睨する死の天使が如き魔人が居た。

「あなたは……」

「僕はリボンズ・アルマーク。
人類を導く神、『ガンダム』だ」

「神?がんだむ?」

「人類を導くって……ルルーシュみたいに力で従わせて、刃向かう奴には噛みつくつもり?」

ガンダムフェイス越しにもこちらを見下す酷薄な笑みが透けて見える声に嫌なものを感じながら亜里紗が問うた。

「噛みつく?品性を疑う表現だね。
従わない者を粛清するのは上位種たる僕の義務さ」

「……その義務の果てに、何をする気だ?」

確かな怒気をにじませながらデクが尋ねると至極当然のようにリボンズは答えた。

「人類はいつまでたっても相争うことを辞めない劣った存在……文明に対して幼過ぎると言い換えてもいい。
今のままでは外宇宙、そして今回の件で証明された異世界からの未知の脅威に一丸となって対応することは不可能。
だから来る外側からの存在との対話のために僕という圧倒的個により統治しまとめあげるのさ。
そうしなければ人類は滅びてしまう」

「その為に自分が生まれたとでも言うつもりかよ?」

「生まれたんじゃない。
人類を救う者であれと生み出されたのだよ。
そんな僕を神と呼ばずして何と呼ぶんだい?」

「それは!……お前とお前の野望の為に都合のいい奴隷を造ってるだけじゃないのか?」

リボンズの物言いから連想するのは、師であるオールマイトどころか全人類を苦しめかねない圧倒的巨悪。
どこまでも自分の都合でこの世は自分のおもちゃ箱とばかりに他人の人生も大切な者も磨り潰す厄災の権化、オール・フォー・ワン。
このガンダムには、それとよく似た『邪悪』を感じる。

「そうだとも。
この僕こそが、世界を支配し、遍く人間を管理する。
純粋種のイノベイターすら超えた……最強のイノベイターたるこの僕が!
それで、君たち三人はどうする?
ピンクの彼女と緑の彼にその気はないようだけど……」

「悪いけど、あんたのその一切合切ガッチガチに管理しようって考えは受け入れられないわ!」

「俺もだ!ヒーローみたいなカッコして魔王みたいなこと言いやがって!」

キリトが無言で起動鍵を構えたのを見てリボンズは無数の武器の中から特に行為威力の物を選ぶ。

「デク、下がってろ!」

「キリト!?」

クアンタ・フルセイバーのGNガンブレイドが火を噴く。
デクの前に出たキリトにGN粒子のビームが炸裂する。
粉塵が晴れるとそこにいたのは

「ガンダムだと?」

再びデュエルを纏ったキリトの姿だった。
使い物にならなくなった対ビームシールドを投げ捨て元々の手持ち武器である長い方のシャドーセイバーを装備する。

「GNドライヴの反応はないが、その機体もあの少女のと同じガンダムタイプか。
だと言うなら僕が戦うには十分な理由になる」

「いいかデク、下がってろ。
下がってるんだぞ?
コイツは全力全開でないとどうにもできそうにないんだからな!」

「っ!……分かった」

デクが後方に走って行くのを見送ったキリトはバックパックからビームサーベルを一本抜いて二刀流で構える。

「待っててくれたんだな?」

「どうせなら悔いなく、そしてその行動が無意味だと痛感するように殺してあげようと思ってね。
リボンズ・アルマーク……ダブルオークアンタ・フルセイバー、行く!」

「……桐ケ谷和人、デュエルガンダム、往くぞ!」

GNソードVとシャドーセイバーが火花を散らす。
その隙に変身を遂げたアルカイザーはイドラを抱えて退避。
見ると亜里紗も変身して武器を構えていた。

「デク!私はあっち探すから向こうお願い!」

「分かった!」

しかしすぐさま亜里紗はデクと反対方向に走り出した。

「ちょ、ちょっと待って!
流石にあんな武器全部の背みたいなやつにあんなこざっぱりした最低限の武器しかないキリト一人で戦わせる気かよ!?」

慌ててデクと追いかけるアルカイザー。
デクは走りながら返答する。

「だからありったけ回復のエナジーアイテムを!
この作戦、どれくらいキリトが耐えてくれるかと、僕にかかってます!」



<幸運!>

エナジーアイテムを獲得し幸運値を上昇させた亜里紗が走る。
最初はそんなビデオゲームじゃあるまいしとも思ったギミックだが、先のキリトたちとの戦いでその効果は既に実感している。
思った通り適当に足を向けると目当ての物が落ちていた。

「ジャンプ強化、これもジャンプ強化……あった回復!」

落ちていたエナジーアイテムを拾い集め元からストックしていたアイテムと合わせて種類を確認する。

「回復はこれ一枚だけか。
ソウルジェムに使う分は残したかったけど、あんなビームばかすか撃てるガンダム相手にそんなこと言ってらんないわよね」

「アリサ!あんた達一体どうゆうつもりよ!
仲間置いて逃げるとか本当にヒーロー?」

アルカイザーよりも少し遅れて追いついたイドラが走り寄る。

「どう考えても最初から全員で戦うべきだったでしょ!?」

「別に逃げ出したつもりなんてないわよ。
イドラは実際に見てないから信じられないだろうけど、デクの本気のキックなら相手を建物ごと吹き飛ばしてなお吹っ飛ばせるだけのパワーがあるのよ。
多分キリトは真面目に全員出かかるよりリボンズが油断したタイミングでデクの必殺技を叩きこむのが一番いいって判断したんだと思う」

そう言って亜里紗は手持ちのエナジーアイテムを一枚除いてイドラに全て渡した。

「これは?」

「羂索が最初に言ってたエナジーアイテム。
これでデクを思いっきりパワーアップして叩きこむ!
戻ったらこっちはデクに渡して。
で、この回復の奴だけはキリトにあげて」

そう言って最後の一枚もイドラの手に置いた。

「それは良いけど、あなたはどうするの?」

「もうちょっとだけあっちの建物の方を探して集める物集めておくわ。
まだ幸運値の上昇は終わってないみたいだし、後でリボンズ使われて逆転されたとか笑えないし」

「……分かった。
そのかわり絶対無事に戻ってきなさいよ」

「当然。あとでね!」

五枚のエナジーアイテムを受け取ったイドラを見送り、亜里紗も反対に走りだす。

「あった!マッスル化に……混乱だっけ?」

自販機の上や階段の踊り場などを巡りながらエナジーアイテムを集めていく。

「七枚か。これだけあれば……っ!」

幸運値の上昇もそろそろ切れそうだったこともあり、戻ろうと走ろうとした亜里紗は何げなく横を見て

「っ!」

こちらに銃口を向けるNPCモンスターの存在に気付けた。
手元にあった一枚のエナジーアイテムを投げながら身をかがめる。
バララララと戦争映画でしか聞いたことのない銃声と同時にさっきまで亜里紗の頭の有った場所を銃弾が通り過ぎて壁に穴をあける。

「だったら!」

<高速化!>

スピード値を上昇させて遮蔽物から飛び出し、持ち前のパワーで思い切り地面を踏みしめ飛び上がる。
こちらに気付いたNPCモンスター、ジン長距離強行偵察複座型が銃口を向け直すがもう遅い。
すくい上げる様に放たれた斬撃で逆袈裟に斬られたジンは、亜里紗に踏み台にされ蹴とばされると同時に爆散した。

(よし!一体だけだったみたいだしさっさと合流を……)

そんなことを考えながら着地に意識を裂いた瞬間、亜里紗の背中から腹を貫く様に紫色の光矢が貫いた。



【成見亜里紗@魔法少女すずね☆マギカ 死亡】



桃色の光と共に変身解除され、異能どころか肉体を支える力さえを失い真っ逆さまに落ちる亜里紗を仮面ライダー001こと綾小路清隆が見送った。
そしておかしなポーズで地面に横たわる亜里紗の頭にもう一射光の矢を撃ち込む。
灰色の脳漿ぶちまけながらねじ切れた頭がツーバウンドほど転がって動かなくなった。

(有効射程距離ギリギリからだったとは言え、背骨を射抜いた上に落下時に受け身を取れた様子もなかったから十中八九死んでるとは思っていたが、間違いないな)

実は清隆はルルーシュより言い渡された偵察任務の一環でこの発電所にリボンズより早く来ていた。
そしてティエレンとの戦闘の光でリボンズの存在に気付いた彼は1人でダブルオークアンタ・フルセイバーに喧嘩を売るような真似はせず、仕留めるならば確実な暗殺を決めるべきと判断。
様子をうかがっていた所デクたちがやってきたという訳なのだ。

(しかし全員分かれてくれたのは行幸だったな。
ステルスジン経由で知れた会話内容から推察するに特にルルーシュ様と相いれないだろうこいつを始末できた上にレジスターと令呪のサンプルを確保できたのも大きい)

亜里紗の令呪の宿る腕の手首で切断し、レジスターは肩から腕を切断して抜き取る。
支給品を自分のリュックに移し替え、亜里紗のリュックに彼女の手とレジスターを入れ、さらに自分のリュックに仕舞うと清隆はその場を後にすることを選んだ。
会話を至近距離で聞かせる必要が合った都合上、ステルスジンはフルセイバーとデュエルの戦闘に巻き込まれて破壊されており、これ以上は捨て札に使える駒が居ない。

「……思ったより、あっけなく死ぬんだな」

数時間前にルルーシュにその気が有ったら情報を抜き取るだけ抜き取られて殺されていたかもしれない自分も、割と簡単にこうなるかもしれない。
と、どこか他人事のように思いながら最後にもう一度だけ死体を一瞥し、清隆はテレビ局に戻った。

【エリアE-7/発電所 職員用宿舎付近/9月2日午前9時】

【綾小路清隆@ようこそ実力至上主義の教室へ】
状態:正常、絶対遵守のギアス(極大)
服装:高度育成高校の制服(男)
装備:フォースライザー
   ライジングホッパープログライズキー
   ザイアスペック
   アタッシュアロー
令呪:残り三画
道具:ホットライン、成見亜里紗のランダム支給品×0~2
   軽井沢恵のランダム支給品×1、成見亜里紗のレジスター
   成見亜里紗のリュック、エナジーアイテム×5(種類不明)
思考
基本:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを利用して自分の夢を掴む
00:『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアへの質問には包み隠さず答える』
01:ルルーシュに仕え、このゲームをひっくり返す。
02:堀北ら知り合いへの対処はその時次第。
03:ルルーシュの仮面ライダーとして諜報活動を行う。
04:ドラえもんの持つ情報がルルーシュ様にとって有益だといいんだがな
05:人って思ったよりあっさり死ぬんだな……。
06:令呪とレジスターのサンプルを持ち帰る為に一度テレビ局に帰投する。
参戦時期:少なくとも船上試験よりは後
備考
※絶対遵守のギアスをかけられました。
 異能力を無効化する異能力をかけられない限り、新たにルルーシュのギアスの影響を受けることはない代わりにルルーシュからの質問に包み隠さず答えます。
※ザイアスペックでの通信はルーター無しでの場合同エリア内に居なければ不可能なようです。
※成見亜里紗のリュックには成見亜理紗の手首(令呪付)と成見亜理紗のホットラインが入っています。
※エナジーアイテムの種類に関しては後の書き手様にお任せします。



縦横無尽に宙を駆けるソードビットを二振りの剣で弾きながら本体の振るうGNソードVやビームにも対応し食らいつく。
だがリボンズが纏うのは片や外宇宙より這い出ずる未知の脅威を殲滅すべく開発された現行最強のガンダムを超えたガンダムであるダブルオークアンタ・フルセイバー。
対してキリトが纏うのはいくら各動力仕様に換装されているとはいえコズミック・イラのファーストガンダム、つまりリボンズの世界での0ガンダムに相当するデュエルガンダムだ。
あまりにも根本から差がありすぎる。
それをどうにかSAOから培ってきた剣技と反射神経だけで捌いているのだからキリトも一角の戦士と言えよう。

「実に惜しいね。
ただの人間にしては随分と良く動く。
今からでも気が変わったと言うなら僕の下で働かないかい?」

「なに勝った気でいるんだよ!」

再び武器を握り直して駆けるデュエルに大剣モードに合体させたGNソードⅣフルセイバーが一刀の元に斬り捨てた。

「がっ……!」

光と共にアーマーが解除され膝をつくキリト。
リボンズの口角がガンダムを下したという優越感で吊り上がる。

「キリガヤカズト、身をもって理解しただろう?
僕が一番ガンダムを使えるんだよ。
まだ気が変わらないと言うなら、仕方ない。覚悟!」

生身のキリトにGNソードⅣフルセイバーが振るわれる。

「光求め道を成せ!地精の進撃!!トリルノーム・ダイバー!!」

コンクリートを固めて生成されたドリルが迫る。
リボンズはGNドライヴ搭載機特有の浮遊機動でこれを簡単に避けると剣を振るってドリルを破壊。
だがイドラにとって一瞬でも狙いをキリトから逸らせれば十分だった。

「月夜も閉ざす!安静の外套!!オーバー・シェイド!!」

黒い六角形のエネルギーが組みあがりキリト、そして呪文を唱えながら滑り込んで来たイドラを包んだ。

「無駄なことを!」

GNガンブレイドで粒子ビームを撃ち込むリボンズ。
だが闇色の結界は悉くそれを弾き飛ばした。

「なんだと?」

これはリボンズ、そしてそれどころか呪文を唱えたイドラにすら知り得ぬことだがこのゲームでは刀使の中では最も未来から呼び出された十条姫和に支給された術式のように本来の物とは違う燃料でもオリジナル同様に動かせるケースがある。
これは一見元々なんの異能ももたない華鳥蘭子が術式と同時に呪力を得ていたケースと矛盾するように思えるが、蘭子の場合デクの世界で言う所の“無個性”だからこそ異能を許容するキャパシティに元々御刀が必要とは言え幽世に干渉する力を持っている姫和よりはあると言うことなのだろう。
さて、少し話がそれてしまったが何が言いたいかというと、様々な能力や道具が必要に応じて規格を合わせられており、オーバー・シェイドも魔力を断絶する結界から異能や異形の力の源を断絶する結界に結果的にチューンナップされているのだ。
その為、GN粒子での攻撃は(イドラの根性次第で)大体弾くことができる。

「00ガンダム……もっと言えばエクシアを源流に持つこの機体を前にGNフィールドモドキで守勢に回ろうとは。
身の程知らずめ!」

もう一度武器をGNソードⅣフルセイバーに切り替え斬りかかる。
じわじわと両面を削られ終に中まで刃が達した時、結界が勝手に消えた。
同時に無数のミサイルがリボンズに殺到する。
GNソードⅣフルセイバーの刀身を盾代わりに全弾受け止めながら距離を取る。
見ると少し息は上がっているがまだ余力のあるイドラと、先ほどとは違う姿になったデュエルガンダムが居た。

「その姿は……」

「デュエルガンダム・アサルトシュラウドっ!
初戦は俺のワン・ダウンだが……ここからはラウンド2(ツー)だ!」

「無駄なことを。
そんなぺら布一枚着こんだ程度、ツインドライヴの前には何の足しにもなりはしない!」

「どうかな!?」

イドラから受け取った回復のエナジーアイテムで体力の戻ったキリトは五連装ミサイルポット、固定式レールガン、そしてビームライフルとグレネードランチャーの一斉射撃をつゆ払いに接近し切り結ぶ。

「結局近接一辺倒じゃないか!」

「覚えが悪いんでね!」

シャドーセイバーとGNソードⅣフルセイバーによる斬撃の応酬が始まる。
出来ればソードビットで増加装甲や増設スラスターを早々に剥いてやりたいところだが、そちらは新たにやってきたイドラに回す。
目の前の敵と白兵戦を行いながらビットを操り銃御無人の攻撃を仕掛ける。
最強のマイスタータイプであるリボンズだからこそ出来る芸当だ。

「君もあきらめが悪いね!」

「待たせてる人たちが居るからな!」

「良いコトを聞いた。
君も殺して僕の武器にしてあげよう!
コイツのように!」

そう言って武器をGNソードⅣフルセイバーから刹那の遺体を変化させた剣に切り替える。

「武器にするって、まさか特権魔法がソードスキルに!?」

「人類にしては理解が速いじゃないか。
そうとも。
これが救世主である僕に逆らった者への罰だよ!
僕の武器として、かつての仲間の生き血を啜る!」

「悪趣味野郎が!」

至近距離で放たれたレールガン攻撃を首をかしげて避けたリボンズはそのまま身を捻って大ぶりの斬撃を放つ。
キリトも身を捻って増加装甲の部分で刀身を受け止めダメージを抑えた。

「やるね!」

「何のためのフルアーマーかって話だよ!」

もう使い物にならなくなった装甲を捨て、更に肉薄する。
だがソードビットをイドラが引き受けてくれているとはいえ相手は百戦錬磨のリボンズ・アルマーク。

刃が振るわれるたびに装甲をはがされ、不意打ち気味に放つミサイルやレールガンも悉く対応される。

「こんのぉ!」

「無駄なあがきはっ!やめたらどうだい!?」

GNガンブレイドに装備を切り替え逆手刃の連続攻撃がキリトを襲う。

(クソ!残りエネルギーが!)

デュエルを始めとしたGAT-Xシリーズに採用されるフェイズシフト装甲、そしてその発展形であるTP装甲やVPS装甲は相転移の意地の為に電力供給が必須となる。
つまり増加装甲をはがされ連続攻撃を叩きこまれているこの状態はいくら核動力とは言え一時的なエネルギーの枯渇を起こしかねない。

「キリト!」

「よそ見!」

「しまった!」

デュエルのフェイズシフトダウンに気を取られたイドラに牽制攻撃をさせながら引き戻したソードビットとGNソードⅣを合体させGNランチャーモードへ移行。

「諸共に吹き飛ぶと良い!」

こんなものでもないよりましと判断したのか最初に投げ捨てた対ビームシールドを構え直す。
イドラもオーバー・シェイドをもう一度唱えるが、数秒と持たずに突破され、踏ん張るのもやっとなデュエルに盾越しとは言え粒子ビームが炸裂した。
木っ端みじんに吹き飛んだシールドの残骸が雨のように降る中、膝をついたキリトのアーマーが解除される。

(削ってやっていたとはいえ増加装甲に救われたか。
だがもう一撃で仕留める!)

再び粒子をチャージしようとした時、リボンズの頭上に影が差す。

「真――アル・フェニックス――――ッ!!」

不死鳥と化したアルカイザーが迫っていた。

「無駄なことを!ソードビット!」

GNランチャーから分離したビットがアルカイザーを達磨にせんと駆け抜ける。
だがデュエルの装甲すらアバンギャルドに引き裂く刃は悉く弾かれた。

「なんだと!?」

「鋼鉄化二枚重ね掛けだぜ!」

「ふん!一回凌いだ程度で!」


GNソードⅣフルセイバーに再度合体させ今度こそ貫こうとするが、いつの間にか下から迫る人影があった。

(こいつは確かデクと呼ばれていた……真っ先に逃がされていたはずなのになぜ?
いや、まさか!)

デュエルガンダムが解除されたキリトの方を見る。
気絶寸前のその顔はしてやったり、とでも言いたげな薄い笑みが浮かんでいる。

(格ゲーには、ストライカーが付き物だろ?)

(あの啖呵はブラフか!
コイツこそが切り札だから温存した!
むしろエナジーアイテムでの強化まで!)

「デク!受け取って!」

<マッスル化!マッスル化!>

今しがたイドラが投げ渡した分も含めて8重の強化。
デクが見つけた分の回復は既にアルカイザーに託している。
あとは、限界まで練り上げた最強の矛を不遜にも全ての刃(フルセイバー)を名乗る救世主に叩きこむだけ!

「擬似500%……DELAWARE!!!!!」

風圧だけでソードビットが、それどころか手持ちの武器も吹き飛ばされ、体の方も崩しを入れられ構えも解かれる。

(マズイ!GNフィールドを!)

「DETROIT SMAAAAAAAAAASH‼‼‼‼‼‼‼」

どんな曇り空も吹き飛ばす最強の拳が振り抜かれる。
対話を拒絶する偽りの救世主が、最強から受け継ぎ最高を目指す未熟ながら本物のヒーローに打ちのめされた。

「がっ!ああああ────っ!」

はるか彼方に吹っ飛ぶリボンズを見送りながら着地した瞬間デクは崩れ落ちた。

(こ、これはっ!まさか羂索、“ワン・フォー・オール”に制限を!?
腕が痛いっ!痛すぎて、立って、られない……っ!)

いくらエナジーアイテムで底上げして極力負担を削った上で瞬の間最大火力とは言え、500%だ。
本来のデクなら“OFA”とそれに蓄積した個性の併用、そしてそれらの本来のポテンシャルを発揮すれば一撃ぐらいならどうにかなるかもしれないが流石にこの場ではどうしても代償は避けられなかったようだ。

「お、おいデク!?大丈夫か!?」


「全く、異世界人の男ってなんでどいつもこいつも無茶ばかりするのかしら!?」

傍で倒れるキリトに回復魔法をかけながらイドラは思わず愚痴った。

「アルカイザー、そっちの方は?」

「気絶してるだけだ。
パワードスーツが有ったとは言え一人で粘ってくれてたキリトほどじゃないと思うぜ」

「そっか。
ひとまず屋内に移動しましょう。
アリサがエナジーアイテム集めてくれてるはずだから、後のことは合流してから考えましょう」

そう言ってどうにかデクを背負ったイドラとキリトに肩を貸すアルカイザーは移動を始めた。
亜里紗の死体がある方に。



【エリアE-7/発電所/9月2日午前9時15分】

【キリト@ソードアート・オンライン】
状態:気絶、ALOアバター、疲労(大)、ダメ―ジ(大)
服装:いつもの服装
装備:シャドーセイバー(長)@仮面ライダーBKACK RX
   デュエルガンダム(核動力型)の起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン
   シャドーセイバー(短)@仮面ライダーBKACK RX
思考
基本:このゲームを攻略する。
00:……ラウンド2、『俺たちが』貰ったぞリボンズ
01:態々俺に一対の剣を支給するってことは、間違いなく羂索の言ってた茅場は茅場晶彦だろう。今回で完全に決着をつけてやる。
02:デクたちと共にクルーゼや羂索、仮面ライダーを知る者たちを探す。
03:アスナたちやデクたちの仲間、ガッチャードなどの協力できそうな者を探す。
04:PoHやギギストにダークマイトだけでも厄介なのにグリオンにノワルにアルジュナ・オルタ……休む暇なしかもな。
05:ごめん、間に合わなかった……。
06:この短剣、もう投げるのはやめとこう。
  なんか毎回敵に拾われる。
参戦時期:少なくともマザーズロザリオ編終了後
備考
※アバターはALOの物です。

【緑谷出久@僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト】
状態:気絶、制限によるOFAの反動による幻痛(大)
服装:デクのヒーロースーツ@僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト
装備:同上
令呪:残り三画
道具:デクのランダムアイテム×1~2、ホットライン
   将来の為のヒーロー分析ノート(現地調達)
   筆記用具(現地調達)、軽井沢恵のランダム支給品×1
   失効状態のレジェンドライダーケミーカード(ゼロワン、電王)
   裁断済みのゼインカード(ストロンガー、アバドン)
思考
基本:羂索らこのゲームを仕掛けた一味を逮捕する。
00:羂索め、“OFA”に制限を……
01:間に合わなかった!ごめんなさい……。
02:キリト、成見さんと行動する。
  切島君やキリトやイドラさんの仲間との合流を目指す。
03:イドラさんたちから得られた情報も元に考察を進めたい。
04:ギギストやステイン、ダークマイト、グリオンに翼竜のヴィラン(冥黒ノノミ)、そしてノワル達は要警戒
参戦時期:映画終了直後
備考
※“ワン・フォー・オール”は制限されているがエナジーアイテムや“発頸”を活用すれば瞬間最大威力でなら100%を発揮できるようです。
ただ500%ともなると相応の『反動』を受けてしまいます。

【イドラ・アーヴォルン@戦隊レッド 異世界で冒険者になる】
状態:疲労(中)、精神的疲労(中)、ダメージ(中)、ノワル戦のトラウマ(極大)、快楽の残滓
服装:黒い露出度高めのローブ
装備:
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
   ジャンプ強化のエナジーアイテム×2
思考
基本:殺し合いを止めて元の世界へ生還する
01:ビクトリー・キズナバスターに無理させすぎた……!
02:ノワルとアルジュナ・オルタに対して最大限警戒。
  今戦ったリボンズやダークマイトとかも十分注意ね。
03:ひとまずデクたちを休ませてあげないとね
04:アリサとも速く合流しないと。
05:マジアベーゼは仲間になってくれると思ってるわ。
  ただなんで同じ学校に通ってて気づかないのよ!
  うちのレッドなんて一週間でバレたのよ!?
参戦時期:フォリング防衛戦(33話)終了後~35話終了
備考
※ビクトリー・キズナバスターはF-7空中で大破しました。
※主催者による調整により一部魔法の能力が魔力への干渉が各世界における魔力に相当する物への干渉になっている場合があるようです。
※エナジーアイテムの種類は後の書き手様にお任せします。

【レッド@SaGa Frontier(サガフロンティア)】
状態:アルカイザーに変身、疲労(中)、精神的疲労(中)、ダメージ(中)、ノワル戦のトラウマ(極大)
服装:アルカイザーのコスチューム
装備:
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、通り抜けフープ@ドラえもん、ホットライン
思考
基本:ヒーローとして殺し合いを止める
01:ひとまずデクたちを休められる場所に向かう。
02:ノワル、アルジュナ・オルタに対して最大限警戒。
03:PoHにダークマイトにギギストとかノワルに及ばないだけで普通にヤバい連中もまあまあ居るとか最悪だろ。
04:マジアベーゼはきっと仲間になってくれる!
  ただトレスマジアの正体に関してで一悶着ありそうだな……。
参戦時期:本編終了後~アルカールにヒーローの資格を剥奪される前
備考

【支給品解説】
  • デュエルガンダム(核動力型)の起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
…軽井沢恵@ようこそ実力至上主義の教室へに支給。
地球連合軍が開発した試作機の一機で、全てのGATシリーズのたたき台となったコズミック・イラのファーストガンダムとでも呼ぶべきガンダム。
カラーリングはグレーとブルー。
決闘の名の通り白兵戦に特化した対MS装備が目を引く機体。
だが機体その物の汎用性と装備のバランスが重点を置かれているだけあって装備はグレネード付きビームライフルにビームサーベルが二本、対ビームシールドに頭部内臓のバルカン砲のみと手数が少ない。
その為、ザフト軍に鹵獲された後は肩部にミサイルポットとレールガンを追加すべくアサルトシュラウドによるフルアーマー化が行われた。
第二次ヤキンの戦いの後はしばらく日の目を見ることはなかったがファウンデーション事変にて核動力と兄弟機のブリッツの武装データをフィードバックした新型アサルトシュラウドにミーティアを引っ提げたデュエルブリッツガンダムとして再び戦場を駆けた。
この時型式番号がGAT-X102からZGMF-1027Mに改めている。
当ロワではパワードスーツ化に当たって装着時にノーマルのデュエル、アサルトシュラウド、デュエルブリッツのどれを装着するか選択できるようになっている。



「ぐっ……うぅうう……人間がぁ……っ!
人間如きがこの僕をっ!」

建物を貫通し、なおも吹き飛ばされたリボンズは残っていたGN粒子を慣性緩和に回し、どうにかブレーキを踏むことが出来た。
だが機体ダメージ、何よりリボンズ本人のダメージは無視できず、しばらく動くことはできないだろう。

「はぁ……はぁ……いや、考えてみればこれは殺し合いだ。
ならば刹那・F・セイエイ以外にも居なければおかしい。
あの死体人形のように支給品で下駄をはかずともこの僕に対抗可能な……純粋種のイノベイターに勝らずとも劣らずの力を持った者が。
でなければこの僕の独走になる」

ならばルルーシュに関しても最大限の警戒が必要ではないだろうか?

「仕方ない。このダメージのこともある。
もう少し見に回らせてもらうしかないか……」

そうつぶやくとリボンズはもう一度休める場所を探して歩き始めた。

【エリア?-?/市街地/9月2日午前9時15分】

【リボンズ・アルマーク@機動戦士ガンダム00(2ndSeason)】
状態:ダメージ(大)、疲労(大)、主催やルルーシュ、仮面ライダーエターナル(大道克己)、デクへの苛立ち(中)
服装:普段の服装
装備:ダブルオークアンタ・フルセイバーの起動鍵@機動戦士ガンダム00V戦記
令呪:残り三画
道具:刹那・F・セイエイの遺体が変化した剣、NPCの遺体が変化した剣(最低10本はある)
   0ガンダム(実戦配備型)の起動鍵(真っ二つ、現状起動不能)@機動戦士ガンダム00(2ndSeason)
   ランダムアイテム×0~1、ホットライン×2、刹那・F・セイエイのレジスター
   水と保存食(現地調達)
思考
基本:恭順を望む参加者以外の全てを皆殺しにする。
01:あの死体人形(大道克己)といい、緑の少年といいやってくれる!
02:ソードスキルを用いて剣を増やして行くとしよう。
03:あの2人(黒崎一護、タギツヒメ)は次は確実に殺す。
  その時はこの剣を見せてあげよう。
04:…僕は用済みの、純粋種の踏み台なんかじゃない…!!
05:これは殺し合い……ならば刹那・F・セイエイに勝らずとも劣らない者も参加していて当然か。
06:ルルーシュといい彼女(聖園ミカ)達といい、傲慢な人間しかこの殺し合いには居ないのかい?
07:発電所のGNドライヴは、一から造った物か?
  だとすれば君たち(主催者陣営)を生かしておけないね。
08:レジスターは手元にあるが……このダメージだ。
  今回は見に回るしかなさそうだね。
参戦時期:第25話「再生」にて、刹那に肉体を討たれた後から。
備考
※支給されていたソードスキルにより、上位竜ランサーの異能@月が導く異世界道中を習得しています。
※イノベイドを脳量子波で操る能力は制限されています。
 至近距離でないと発動しません。
※脳量子波による思考読み取りも至近距離でないと発揮されません。
※天ノ川学園高校内にて何を発見したか等については後続にお任せします。
※デクの疑似500%DELAWARE DETROIT SMASHを喰らって大きく吹き飛ばされました。租界エリア内のどこかではあるようです。

【全体備考】
※エリアE-8の発電所はガンダムナドレのGNドライヴで発電しています。
この発電所の地下施設が一気にぶち抜かれてGN粒子が漏れ出ようものならレジスターが電波障害により機能停止し全滅。
ゲームオーバーとなります。

【NPCモンスター解説】
  • ティエレン
…旧共産圏を中心に構成される国家群、人類革新連盟が開発した主力量産型モビルスーツ。
Eカーボン製の重装甲と大型火器で武装した重量機でその名は鉄人を意味する。
基本武装は長滑腔砲と6連砲身式機銃、カーボンブレイド。
その他作戦やバリエーションに応じたオプション装備がある。

  • UNIONフラッグ
…新大陸やオセアニア、日本などで構成される国家群、太陽エネルギーと自由国家の連合(通称UNION)が開発した次世代型可変MSの一種。
飛行形態を持つとあってかなり細身だがカスタマイズと武装lそしてパイロット次第ではガンダムタイプを相手に戦えるポテンシャルを秘めている。
001stシーズン時点でのUNIONの最新鋭機とあって配備数は少なく、これを駆るパイロットはフラッグファイターと呼ばれる。
基本武装はリニアライフル、ソニックブレイド、ディフェンスロッド、対人機銃、ミサイルなど。

056:more<STRONGLY/コンパスソング 投下順 058:ファントムパレード(前編)
081:渇望SP:運命と狂気の矛先 時系列順 078:最後 の 五道化
004:冥黒のヒーローモドキ キリト 075:不死鳥のフランメ
緑谷出久
成見亜里紗 GAME OVER
025:閑話F:魔女狩りクエスト/神殺しゲーム イドラ・アーヴォルン 075:不死鳥のフランメ
009:魔法少女ラブリーチカの災難 ―闇檻の胎動―(後編) レッド
020:言葉が人を結いつけるように/天・高・崩・壊 リボンズ・アルマーク
036:白のキングはまだ見えない 綾小路清隆 059:そうじゃないだろ

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