- ドボン問題
…提示された選択肢の中からお題に合致するものを選ぶ際、お題に合致しない選択肢を選ぶと即不正解となる問題形式のこと。
個人戦や団体戦のクイズで用いられ、正解をすべて選びきることがクリア条件となる場合がある。
個人戦や団体戦のクイズで用いられ、正解をすべて選びきることがクリア条件となる場合がある。
時をさかのぼり、アッシュフォード学園にて。
ルルーシュとゼロのチェスはほぼイーブンで進んでいた。
ルルーシュの打ち筋はやや前のめりながら周到にわなを仕掛けてくる繊細な肉食獣のような物で、ゼロの打ち筋はやや受け身ではあるが相手の次の手を的確に見良い出し対応する辛抱強い狩人のような物だ。
ルルーシュとゼロのチェスはほぼイーブンで進んでいた。
ルルーシュの打ち筋はやや前のめりながら周到にわなを仕掛けてくる繊細な肉食獣のような物で、ゼロの打ち筋はやや受け身ではあるが相手の次の手を的確に見良い出し対応する辛抱強い狩人のような物だ。
「ゼロよ、今更言うまでもないと思うが現在我々運営に対抗する勢力は未曽有の危機に瀕している。
五道化はいまだコルファウスメットを除き健在。
ジンガ、グラファイト、記憶操作の女といった四凶に及ばぬだけで十二分に凶悪な勢力はまだいる。
それに加えて、南部で暴れているかつてキヴォトスを焼いたクルーゼが用意したと思われる対MS戦艦アークエンジェル。
そこでの事かは分からないが、デクやキャルなど対四凶戦でも十分なかちゃくを見込める善良なプレイヤーも脱落している。
我が神聖ブリタニア帝国としては、ぜひ鉄華兵団には王様戦隊と協力して欲しいのだ」
五道化はいまだコルファウスメットを除き健在。
ジンガ、グラファイト、記憶操作の女といった四凶に及ばぬだけで十二分に凶悪な勢力はまだいる。
それに加えて、南部で暴れているかつてキヴォトスを焼いたクルーゼが用意したと思われる対MS戦艦アークエンジェル。
そこでの事かは分からないが、デクやキャルなど対四凶戦でも十分なかちゃくを見込める善良なプレイヤーも脱落している。
我が神聖ブリタニア帝国としては、ぜひ鉄華兵団には王様戦隊と協力して欲しいのだ」
改めて突き付けられた現実に、さりげなく明かされた新しい情報に一瞬言葉に詰まるがゼロは素早く次の駒を動かす。
「それは願ってもない話だ。
だが皇帝ルルーシュ、我々が望むのはお前が支配する組織の配下になることではない」
だが皇帝ルルーシュ、我々が望むのはお前が支配する組織の配下になることではない」
「結構。黒の騎士団がまた誰かの傀儡になる姿など創設者として見るに忍びない。
意志が固いのは良いが、言葉に気を付けたまえ。
王様戦隊はブリタニア、プラント、オーブ、アビドス、トリニティの五王国による対等な同盟だ。
国同士に優劣は存在しない」
意志が固いのは良いが、言葉に気を付けたまえ。
王様戦隊はブリタニア、プラント、オーブ、アビドス、トリニティの五王国による対等な同盟だ。
国同士に優劣は存在しない」
「対等?笑わせるぜ。
メラ相手に尻尾巻いて逃げる時には全員お前の言いなりだったらしいじゃねえかよ?」
メラ相手に尻尾巻いて逃げる時には全員お前の言いなりだったらしいじゃねえかよ?」
「っ!……誰かは知らないが、我が同盟国の民を丁重に扱ってくれたようだな。感謝申し上げる」
「話を逸らすなよ。で、なんでその時逃げたんだ?」
「その時は我らはブリタニアとザフトの連合軍だったのだ。
他国同士の連合であろうと軍階級において正規軍大元帥の私が義勇兵隊の一部隊の長に過ぎないジュール卿とその隊員やデクのような警察権を与えられた戦士よりも立場で優越するのは当然であろう?
私は連合軍の最高階級保持者として最小の犠牲で敗走を成功させたと自負している」
他国同士の連合であろうと軍階級において正規軍大元帥の私が義勇兵隊の一部隊の長に過ぎないジュール卿とその隊員やデクのような警察権を与えられた戦士よりも立場で優越するのは当然であろう?
私は連合軍の最高階級保持者として最小の犠牲で敗走を成功させたと自負している」
「てめぇの力の無さを責任のせいにするんじゃねえよ」
「四凶に勝てた私でもあれにはあの戦力でも勝てないと判断した。
ゆえに最小とは言え犠牲にしてしまった者に報いるためにもこうして諸君らに協力を仰ぎに来たのだ」
ゆえに最小とは言え犠牲にしてしまった者に報いるためにもこうして諸君らに協力を仰ぎに来たのだ」
あの状況はあの場で指揮をとれたルルーシュ、イザーク、アスランの全員が真っ当な軍事教育を受けていたからこそ起こったことと言えよう。
求められた以上の意見を述べたミカの方がおかしかったまである。
求められた以上の意見を述べたミカの方がおかしかったまである。
「あくまでも王様戦隊は鉄華兵団と協力したい。
支配するような意図はない。
これに間違いはないんだな?」
支配するような意図はない。
これに間違いはないんだな?」
「ああ。もう無理に差を造る段階は過ぎた。
それにそこな猟犬の態度から見るに、下手に首輪をつけようとしたら腕を食い千切られそうだ」
それにそこな猟犬の態度から見るに、下手に首輪をつけようとしたら腕を食い千切られそうだ」
かち、かちとボードを駒が移動する音だけが響く。
盤面の駒は確実に減ってきている。
盤面の駒は確実に減ってきている。
「……協力するにあたり、我々はお前が過去に重ねた罪についてどう思っているか聞かねばならない」
ゼロの言葉にルルーシュの顔が初めてこわばる。
流石に本人もこの話題が出てくることを覚悟していたのだろう。
流石に本人もこの話題が出てくることを覚悟していたのだろう。
「……神戸しおのことか?」
「……もし、卿らが冥黒の怪物と化した神戸しおや今亡き我が配下、綾小路清隆により多大な損害を被ったのならば謝罪しよう」
「いや、我ら鉄華兵団は組織として直接の損害は受けていない」
「なんだと?」
ルルーシュが心底驚いた声を上げた。
持ち上げかけたチェスの駒が再び盤面に戻りカチリと音を立てる。
持ち上げかけたチェスの駒が再び盤面に戻りカチリと音を立てる。
「ルルーシュ、お前は松坂さとうと成見亜里沙に対して明らかい排除に等しい動きを見せた。
仲間撃ちと言われて仕方ないだろう行為の証拠もある。
我々は未だ多くの困難が残っている中でお前という人間を信用できない」
仲間撃ちと言われて仕方ないだろう行為の証拠もある。
我々は未だ多くの困難が残っている中でお前という人間を信用できない」
大本命の話題を前に、罪状を突き付けられたに等しいルルーシュの表情は、いぶかしむような、困ったような、とにかく人殺しに味方撃ちという事実を突き付けられているにしてはあまりに落ち着いているように見えた。
「成見亜里沙に関しては、今となっては果たせぬ約束となってしまったが、デクに納得のいく説明を約束した。
相応の謝意と誠意も示す用意もあった」
相応の謝意と誠意も示す用意もあった」
ルルーシュは本当に残念そうに、そして少し困ったように答えた。
「なんでその場で説明しなかったの?」
「メラ率いるブラックナイツが目と鼻の先に居る中で悠長に話している時間はなかった。
むろん真面目に話すべき話題であることは理解しているが、どう考えても差し迫った脅威をどうにかする方が優先だった」
むろん真面目に話すべき話題であることは理解しているが、どう考えても差し迫った脅威をどうにかする方が優先だった」
話の途中だがワイバーンだ!という耳慣れたワードが藤丸とマシュの脳裏を巡った。
「ではデクにするつもりだったという説明を今僕らの前でしてくれるかしら?
まさか、彼を制御するのが煩わしかったなどとは言わないでしょうね?」
まさか、彼を制御するのが煩わしかったなどとは言わないでしょうね?」
「私にとって煩わしいのは諸君ら外野だよ」
「なっ!?」
あまりな言い様に全員が黙ってしまう。
ルルーシュは冷たい眼で返した。
ルルーシュは冷たい眼で返した。
「直接の損害も被っていない、関係者でもない。
なら少なくとも成見亜里沙に関して私を裁く権利を持つ者はここにはいない。
他人の怒りを自分に思い描けるのは結構だが、それで恨まれてはたまったものではないぞ」
なら少なくとも成見亜里沙に関して私を裁く権利を持つ者はここにはいない。
他人の怒りを自分に思い描けるのは結構だが、それで恨まれてはたまったものではないぞ」
「よくもぬけぬけと……」
鈴音の苦々しい顔にますます困惑を深めるルルーシュ。
先ほど動かし損ねた駒を動かし、続ける。
先ほど動かし損ねた駒を動かし、続ける。
「松坂さとうに関しては何度も言った通りだ。
奴は断罪されてしかるべき存在であり、むしろ私は対主催者全体のリスクを……」
奴は断罪されてしかるべき存在であり、むしろ私は対主催者全体のリスクを……」
「もういい」
「これがお前たちの答えか」
その声には確かな失望と苛立ちが込められていた。
やみのせんしの斬撃を受け止めたマグマのような流体金属、負の神性ノロで受け止めた
やみのせんしの斬撃を受け止めたマグマのような流体金属、負の神性ノロで受け止めた
「どうせイザークとか言うのも放送の時から操ってくるみってやつが邪魔になったから殺させたんだろう?」
「変身」
<アークゼロワン!>
<オーソライズ!>
邪推を無視してルルーシュが低くつぶやく。
それを合図に一人でに解けて流体金属になったアークドライバーゼロがルルーシュの懐に戻りながら回収したゼロワンドライバーを装着させて変身が実行される。
それを合図に一人でに解けて流体金属になったアークドライバーゼロがルルーシュの懐に戻りながら回収したゼロワンドライバーを装着させて変身が実行される。
<プログライズ!アーク!>
<FINAL CONCLUSION!アーク!ライジングホッパー!>
<A jump to the sky to gain hatred.>
赤い魔人が受け止めたままのクラレントにスパイトネガを流し込む。
衝撃で吹き飛ばされたやみのせんしに剣先を突き付ける。
事態は、完全に動き出してしまった。
衝撃で吹き飛ばされたやみのせんしに剣先を突き付ける。
事態は、完全に動き出してしまった。
マクギリスとソウジが上階に上がったころにはもうすでにルルーシュとそれ以外の全員の戦闘は始まってしまっていた。
武器を黒風剣に持ち替えたやみのせんしが切り結ぶ。
どんな魔法を唱えても闇檻の一言で無効かされてしまうので剣での攻撃を中心に魔法は牽制の小技にとどめている。
堅実ながら崩しがたい戦法だ。
武器を黒風剣に持ち替えたやみのせんしが切り結ぶ。
どんな魔法を唱えても闇檻の一言で無効かされてしまうので剣での攻撃を中心に魔法は牽制の小技にとどめている。
堅実ながら崩しがたい戦法だ。
「『ちっ!』」
その合間にグレアⅡに変身した藤丸のビットとスカルマグナムによる援護射撃とマシュの打撃攻撃が繰り出される。
一度始まってしまった以上、もうどうしようもない。
ゼロもそれは理解しているらしく、月虹影帥を装着している。
大げさな武装が多いせいでそこまで積極的に撃てている状態ではないが的確な指示で万全の援護で近接最強のやみのせんしを相手にしながら周囲に気を配らなきゃいけない状態をルルーシュに強いてとってかなり苦しい戦いをさせている。
一度始まってしまった以上、もうどうしようもない。
ゼロもそれは理解しているらしく、月虹影帥を装着している。
大げさな武装が多いせいでそこまで積極的に撃てている状態ではないが的確な指示で万全の援護で近接最強のやみのせんしを相手にしながら周囲に気を配らなきゃいけない状態をルルーシュに強いてとってかなり苦しい戦いをさせている。
結局ルルーシュは孤軍奮闘だ。
時間は味方しないし、今このメンツをどうにかしたところで作戦通り英寿が控えている。
この戦い、よっぽどのイレギュラーが起こらなければルルーシュの負け戦。
時間は味方しないし、今このメンツをどうにかしたところで作戦通り英寿が控えている。
この戦い、よっぽどのイレギュラーが起こらなければルルーシュの負け戦。
「ソウジ、残念ながら交渉は決裂してしまったようだ。
もう彼を一刻も早く無力化するしかない!」
もう彼を一刻も早く無力化するしかない!」
「ああ!変身!」
<聖刃!抜刀!クロスセイバー!>
紅蓮特式を纏ったマクギリスとクロスセイバーに変身したソウジも前に出る。
新たな敵の出現にルルーシュの反応は早かった。
新たな敵の出現にルルーシュの反応は早かった。
「『赤雷、起動』」
クラレントに強引にスパイトネガを流し込んで起動させると地面をひと突きして大穴を空けて下の階に降りた。
一度盤面をリセットしなければジリ貧で負ける。
追ってくる者たちを一人一人相手にして各個撃破に持ち込む腹らしい。
一度盤面をリセットしなければジリ貧で負ける。
追ってくる者たちを一人一人相手にして各個撃破に持ち込む腹らしい。
「させるか!追えガムデン!」
マクギリスがガムデンの起動鍵を起動し、六騎のKMFガムデンを召喚。
先んじてルルーシュを追わせた。
先んじてルルーシュを追わせた。
「『今更雑兵など!鬱陶しい!』」
真っ先にルルーシュのもとに来たガムデンがアークゼロワンの左オープンブローで吹き飛ばされて壁に激突するが、残りの五騎は連携をとってルルーシュに攻撃を仕掛ける。
優勢をとれるほどではないが、足止めには十分だ。
優勢をとれるほどではないが、足止めには十分だ。
「どけ!」
やみのせんしが仮面ライダーデザストに変身しながら突っ込む。
黒い嵐を纏った回転突撃を両足にスパイトネガを纏わせたホバー異動で回避しながらそらした剣先を背後にいたガムデンに向けさせ、倒す。
残り四騎。
黒い嵐を纏った回転突撃を両足にスパイトネガを纏わせたホバー異動で回避しながらそらした剣先を背後にいたガムデンに向けさせ、倒す。
残り四騎。
<激土!未読!>
「はぁ!」
「ふん!」
降りてきたマクギリスとソウジの斬撃が繰り出される。
ルルーシュは聖剣の斬撃をクラレントで、試製一號熱斬刀の斬撃をフリーズベントカードを装填したデストバイザーを投射生成して受け止める。
聖剣対魔剣は引き分けに終わり、試製一號熱斬刀は各種機能を凍結させられ唯の斬撃に終わった。
ルルーシュは聖剣の斬撃をクラレントで、試製一號熱斬刀の斬撃をフリーズベントカードを装填したデストバイザーを投射生成して受け止める。
聖剣対魔剣は引き分けに終わり、試製一號熱斬刀は各種機能を凍結させられ唯の斬撃に終わった。
だが二人とも達人一度の攻撃を防がれた程度では終わらない。
直ぐに二撃目、三撃目を繰り出し、ルルーシュはその度左右全く経路の異なる攻撃を何とか捌く。
だが喰らえば一発アウトの輻射波動を気にするあまりソウジから結構いいのを何発かもらってしまった。
直ぐに二撃目、三撃目を繰り出し、ルルーシュはその度左右全く経路の異なる攻撃を何とか捌く。
だが喰らえば一発アウトの輻射波動を気にするあまりソウジから結構いいのを何発かもらってしまった。
「みんな!」
そこに装甲のない堀北以外の全員が降りてくるが、三人は背後からの攻撃に同時にダメージを受けた。
「あれは!」
振り返るとオープンブローを叩き込まれてダウンしたガムデンの腹部にはゼツメライズキーを装填されたゼツメライザーが装着されていた。
「機械なら支給品すら支配できるのか!」
<ゼツメライズ!ドードー!>
ドードーマギア改に変貌したガムデンは肩部のグレネード・ディスチャージャーを放ってプレイヤーたちをけん制すると同時に無事なほかのガムデンに卵型の金属球ユニットを打ち込んでドードーマギア・ヒナへと変貌させた。
「『殲滅せよ!』」
ルルーシュの号令に一斉にとびかかるドードーマギアたちだが、ここに集った者たちは百戦錬磨の戦士たち。
この程度の不意打ちにやられているようでは先の放送で名前を呼ばれている。
剣で斬られ、盾で殴られ、銃で撃たれ、スラッシュハーケンで頭を勝ち割られ倒れ伏す。
この程度の不意打ちにやられているようでは先の放送で名前を呼ばれている。
剣で斬られ、盾で殴られ、銃で撃たれ、スラッシュハーケンで頭を勝ち割られ倒れ伏す。
「おいルルーシュはどこに行った!?」
やみのせんしの声に全員が周囲を見渡す。
確かにいない。
たった一瞬の攻防のうちに全員の脇をすり抜けて抜け出たらしい。
あの血の色の装甲を纏った仮面ライダーはどこだ?
確かにいない。
たった一瞬の攻防のうちに全員の脇をすり抜けて抜け出たらしい。
あの血の色の装甲を纏った仮面ライダーはどこだ?
「令呪解放+監獄教会+呪力+ジャックライズ+武装生成+スパイトネガ+強制接続+過剰漏電……っ!」
アークゼロワンは先ほど自分が空けた大穴の上に浮いていた。
亜里沙の腕に残っていた令呪を全て消費し、今ルルーシュが自分で使えるありったけを組み合わせて印を結ぶ。
亜里沙の腕に残っていた令呪を全て消費し、今ルルーシュが自分で使えるありったけを組み合わせて印を結ぶ。
「領域展開(ドメインエクスプロージョン) 闇檻(ダークケージ)・悪辣削墜(チープストリップ)!」
下の階のさっきまで戦っていた部屋を結界の輪郭にそのまま利用し閉ざす。
アークゼロワンの眼下の光景が黒い幕に覆われる。
アークゼロワンの眼下の光景が黒い幕に覆われる。
(これで勝った!武装生成で出現した拘束具に縛られ、エネルギーを奪われるまでが必中。
そして奪ったエネルギーをスパイトネガで変質させたうえで呪力で強化して逆流させて体内やメカの内部を無茶苦茶に破壊する……『削ぎ落として脱がす』領域!
いくら紅蓮や蜃気楼の発展型と言えど、令呪二画分の強制力の結界に取り込まれてはただではすむまい!……うっ!)
そして奪ったエネルギーをスパイトネガで変質させたうえで呪力で強化して逆流させて体内やメカの内部を無茶苦茶に破壊する……『削ぎ落として脱がす』領域!
いくら紅蓮や蜃気楼の発展型と言えど、令呪二画分の強制力の結界に取り込まれてはただではすむまい!……うっ!)
ふいにルルーシュが膝をついて胸を押さえて荒い呼吸を始めた。
体内に取り込んだノロが暴れ始めたのだ。
内臓を引き裂きこねくり回されるような激痛が走る。
体内に取り込んだノロが暴れ始めたのだ。
内臓を引き裂きこねくり回されるような激痛が走る。
「ごほっ!ごっほごっほ!
……くそっ!いい加減、しろ……っ!
まだっ、この私に逆らうか!……?」
……くそっ!いい加減、しろ……っ!
まだっ、この私に逆らうか!……?」
ガラッ!と派手な勢いでドアが蹴飛ばされるそこにいたのは堀北鈴音だった。
恐らく自前で装甲がないから増援要請にでも行っているのだろうと判断してアークゼロワンが特に気に留めていなかった彼女は妙な柄の布を広げて迫ってきている。
恐らく自前で装甲がないから増援要請にでも行っているのだろうと判断してアークゼロワンが特に気に留めていなかった彼女は妙な柄の布を広げて迫ってきている。
(か、身体がノロが暴れる痛みで思うように動かない!
ほとんど特殊能力を使えんこのタイミングでギアス使用済みのこいつが来るとは!)
ほとんど特殊能力を使えんこのタイミングでギアス使用済みのこいつが来るとは!)
本来ならドラえもんがウルトラストップウォッチとハンディキャップとを見つけてからという作戦であったが、思ったよりも早く来てしまったルルーシュに対抗するために先にタイムふろしきだけ送ってもらっていたのをルルーシュが地下に降りたタイミングでマクギリスが鈴音に渡していたのだ。
過去に戻す向きでルルーシュにタイムふろしきがかぶせられる。
変化はすぐに起きた。
ルルーシュの肉体の痛みが消えていく。
肉体のノロがなくなっていく。
変化はすぐに起きた。
ルルーシュの肉体の痛みが消えていく。
肉体のノロがなくなっていく。
(これは、物体を巻き戻す道具!?
まずい!このままでは!)
まずい!このままでは!)
肉体が巻き戻ってくれたおかげで動けるようになったルルーシュは腕を無理やり振るってタイムふろしきから脱出した。
その姿は、仮面ライダーアークゼロに戻っている。
その姿は、仮面ライダーアークゼロに戻っている。
(アーク状況は!?)
(お前も実感しているように内部データに問題はない。
だが、物理面に関してはもうどうしようもないようだ)
だが、物理面に関してはもうどうしようもないようだ)
ふわりと、転がった赤いゼロワンドライバーとアークゼロワンプログライズキーにふろしきがかぶされる。
「なっ!この、このタンカス共がぁあああああ!!!!!」
ルルーシュの絶叫と同時にタイムふろしきが乱雑に暴かれる。
その下から、長い金髪に陶器の様に白い肌を黒衣に包んだ女が現れた。
出現と同時に、ゼロワンドライバーが踏み壊される。
その下から、長い金髪に陶器の様に白い肌を黒衣に包んだ女が現れた。
出現と同時に、ゼロワンドライバーが踏み壊される。
「─────」
「──」
この厄災とまで呼ばれた魔女の令呪を解放した暴力的なまでの魔力の濁流を単独でどうにかする術は完全に失われていた。
「ん……」
シャーリー・フェネットは目を覚ますとぼんやりとした感覚を追い出すように頭を振った。
体中が痛くて目覚めたばかりだがもう意識を手放したくなりつつもどうにか目を開ける。
体中が痛くて目覚めたばかりだがもう意識を手放したくなりつつもどうにか目を開ける。
「っ!」
目の前では小さな地獄が繰り広げられていた。
場所は体育館の倉庫の中、体操用のマットの上で堀北鈴音が見知らぬ金髪の女に組み敷かれていたのだ。
彼女の年齢の割には豊満な乳房は制服を乱雑に脱がされたせいで暴かれており、懐妊しているわけでもないのに白い母乳を流しており、金髪の女はそれを心底美味そうに吸っている。
鈴音は全く抵抗が出来ていない。
四肢のすべてがおかしな方向に強引に捩じり曲げられていたからだ。
その時に心まで折られるようなことをされたのか、快悦と悔しさと絶望をひとまとめにしたような声ですすり泣いている。
場所は体育館の倉庫の中、体操用のマットの上で堀北鈴音が見知らぬ金髪の女に組み敷かれていたのだ。
彼女の年齢の割には豊満な乳房は制服を乱雑に脱がされたせいで暴かれており、懐妊しているわけでもないのに白い母乳を流しており、金髪の女はそれを心底美味そうに吸っている。
鈴音は全く抵抗が出来ていない。
四肢のすべてがおかしな方向に強引に捩じり曲げられていたからだ。
その時に心まで折られるようなことをされたのか、快悦と悔しさと絶望をひとまとめにしたような声ですすり泣いている。
(思い出した!
確か、ルルの出した黒い空間に捕まってエネルギー系統に無茶苦茶なダメージを受けたと思ったら急に解除されて……)
確か、ルルの出した黒い空間に捕まってエネルギー系統に無茶苦茶なダメージを受けたと思ったら急に解除されて……)
アークゼロまで戻ったルルーシュが下の階の部屋に戻ってきた。
鈴音が策を成功させたのだと確信し、動ける者がルルーシュを取り押さえにかかったのだが
鈴音が策を成功させたのだと確信し、動ける者がルルーシュを取り押さえにかかったのだが
「やってる場合か!散れ!今すぐに逃げろ!」
ルルーシュの本気で切羽詰まった声に違和感を感じたがもう遅い。
ルルーシュのすぐ背後から現れた金髪の女がこちらに手をかざす。
同時に、令呪が消える。
破壊の嵐以外に形容できない圧倒的魔力を放出するだけの暴力を前に全員が敗れた。
そして今、自分はゼロマスクもコスチュームもはぎ取られ下着にタオルの口枷のみの姿で懸垂台に大縄跳びの縄で拘束されている。
火事場泥棒でもなければ、今目の前にいる女こそがノワル。
恐らく、タイムふろしきの策が上手くいきすぎてリセットしたドライバーから復活してしまったのだろう。
ルルーシュのすぐ背後から現れた金髪の女がこちらに手をかざす。
同時に、令呪が消える。
破壊の嵐以外に形容できない圧倒的魔力を放出するだけの暴力を前に全員が敗れた。
そして今、自分はゼロマスクもコスチュームもはぎ取られ下着にタオルの口枷のみの姿で懸垂台に大縄跳びの縄で拘束されている。
火事場泥棒でもなければ、今目の前にいる女こそがノワル。
恐らく、タイムふろしきの策が上手くいきすぎてリセットしたドライバーから復活してしまったのだろう。
(まさかルルがこんな怪物を直接自分の内側に閉じ込めていたなんて)
こちらの意識が戻ってきたことに気付いて自分の下着を脱がせにかかる女の真っ黒い眼が昆虫か何かに見えて仕方ない。
蜘蛛の糸にかかり……いや、この女にそんなものは必要ない。
鎌に捕らわれた蝶と言った方が正確か。
授業中の先生の雑談だったか、ルルーシュかリヴァルの雑学だったか、忘れてしまったが確かカマキリという虫は肉食で、手を合わせて祈るように両の鎌を胴体に一体化させるように合わせて、動く者が近づけばその瞬発力と腕力で獲物を捕らえて食いちぎる獰猛な狩人なのだと聞いたのを思い出す。
蜘蛛の糸にかかり……いや、この女にそんなものは必要ない。
鎌に捕らわれた蝶と言った方が正確か。
授業中の先生の雑談だったか、ルルーシュかリヴァルの雑学だったか、忘れてしまったが確かカマキリという虫は肉食で、手を合わせて祈るように両の鎌を胴体に一体化させるように合わせて、動く者が近づけばその瞬発力と腕力で獲物を捕らえて食いちぎる獰猛な狩人なのだと聞いたのを思い出す。
(令呪を使ったとは言え、あの場にいた全員を一撃で倒せちゃうようなこの人をルルは他の人たちと一緒に、ロロが死んでも戦って倒したのに、私たちが解き放っちゃった)
そんな恐ろしい女、ノワルはシャーリーの口枷を外すと露出させた乳首をいじって快楽に身もだえさせた瞬間を狙って彼女の唇を奪った。
しばらく舌で咥内を蹂躙し、十分力が抜けたと判断するとシャーリーを台から下ろし、細見に似合わぬ怪力でシャーリーを押さえつけるながら、自力で立ち上がることすら困難な鈴音の純潔を破られた証と透明な砂糖水を流す股座に顔を近づけさせる。
視線だけで振り返ると、ノワルは自分の上唇を舐めた。
どうやら鈴音の股座を掃除しろと言いたいらしい。
まるでお前のせいでこうなったのだからせめてきれいにしてやれと言われているようだ。
しばらく舌で咥内を蹂躙し、十分力が抜けたと判断するとシャーリーを台から下ろし、細見に似合わぬ怪力でシャーリーを押さえつけるながら、自力で立ち上がることすら困難な鈴音の純潔を破られた証と透明な砂糖水を流す股座に顔を近づけさせる。
視線だけで振り返ると、ノワルは自分の上唇を舐めた。
どうやら鈴音の股座を掃除しろと言いたいらしい。
まるでお前のせいでこうなったのだからせめてきれいにしてやれと言われているようだ。
「ん……」
シャーリーの心も鈴音同様折れかかっていた。
今でもルルーシュのやったことはいいことだったとは思わない。
今でもルルーシュのやったことはいいことだったとは思わない。
だが、彼の功績に唾を吐きかけるどころか、全てのプレイヤーにとって害となるこの女を解き放ってしまった。
舌を這わせると、女がシャーリーの股座にも指を挿入してきた。
元々水泳部員で程よい脂肪と筋肉のついたシャーリーの均一のとれた肢体はノワルのお気に召したらしい。
快楽で白く濁りだした頭で考えるのは今でも愛している少年と顔も知らないまだ戦っている誰かへの申し訳なさと後悔だ。
舌を這わせると、女がシャーリーの股座にも指を挿入してきた。
元々水泳部員で程よい脂肪と筋肉のついたシャーリーの均一のとれた肢体はノワルのお気に召したらしい。
快楽で白く濁りだした頭で考えるのは今でも愛している少年と顔も知らないまだ戦っている誰かへの申し訳なさと後悔だ。
(結局、私はなんの為に……)
派手な破砕音が響いて体育館倉庫の壁が吹き飛ばされ、シャーリーは知る由もないがアルシノマギアが突っ込んできた。
<ゼツメツ!ノヴァ!>
エネルギーをチャージした機装の怪人のラリアット気味に繰り出された剛腕が不意を突いた。
捕まえられたノワルは振り回されるまま倉庫のドアをぶち破って外に運ばれていき
捕まえられたノワルは振り回されるまま倉庫のドアをぶち破って外に運ばれていき
<オール!エクスティンクション!>
外に待機していた黒い仮面ライダーの手刀にマギア諸共に刺しぬかれた。
ノワルはアルシノマギアの爆散に巻き込まれて全身を焼き焦がされる。
以前までならフルオートで発動できていた回復魔法は使えず痛みに狂い悶えている間にアークゼロはノワルの令呪のついた腕を引きちぎって抵抗力を完全に奪うと今度はアークドライバーゼロの空白領域を使って直接ノワルを吸収し始める。
ノワルはアルシノマギアの爆散に巻き込まれて全身を焼き焦がされる。
以前までならフルオートで発動できていた回復魔法は使えず痛みに狂い悶えている間にアークゼロはノワルの令呪のついた腕を引きちぎって抵抗力を完全に奪うと今度はアークドライバーゼロの空白領域を使って直接ノワルを吸収し始める。
「────────────────────!!!!!!!!!」
絶対順守のギアスで黙り続けるしかないノワルを全身で苦しみを表現しながら流体金属の装甲の中に沈んでいった。
<マリスラーニングアビリティ!>
アークゼロが取り出したプログライズキーを起動すると、アークゼロの装甲が最初に清隆に与えた001に似たバッタを模した白い装甲を纏った姿、アークワンに変わる。
だがそれも一瞬。
直ぐに変身を解除したルルーシュは装着したままドライバーのプログライズキーホルダーにキーをセットするとゆっくりと倉庫に足を向ける。
だがそれも一瞬。
直ぐに変身を解除したルルーシュは装着したままドライバーのプログライズキーホルダーにキーをセットするとゆっくりと倉庫に足を向ける。
「まさか女だったとはな、ゼロ。
堀北鈴音と一緒にあの変態女が連れ去ったおかげですぐにわかったよ」
堀北鈴音と一緒にあの変態女が連れ去ったおかげですぐにわかったよ」
と、言ってルルーシュは半壊したゼロマスクを投げ込んできた。
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアという戦力を消す。
その一点において闇檻を奪うという選択は100点だ。
ノロに呪力を失った今、私の魔法的な能力の8割が闇檻……そのオリジナルである大魔法使いノワルによるものであると断言できる。
決していい物でもない。
多くの命と尊厳を奪ってきた忌むべき力だ」
その一点において闇檻を奪うという選択は100点だ。
ノロに呪力を失った今、私の魔法的な能力の8割が闇檻……そのオリジナルである大魔法使いノワルによるものであると断言できる。
決していい物でもない。
多くの命と尊厳を奪ってきた忌むべき力だ」
ボロボロになったマントを脱いで帽子を直す。
決定的な瞬間がすぐそこまで来ている。
決定的な瞬間がすぐそこまで来ている。
「だが、この力は私がロロに陽介という二度とえられない弟の犠牲と戦友の献身により得た力だ。
何としてでもこのバトルロワイヤルを終わらせるための力だ!
それを奪おうとしたのだから……覚悟はできているだろうな!」
何としてでもこのバトルロワイヤルを終わらせるための力だ!
それを奪おうとしたのだから……覚悟はできているだろうな!」
憎しみさえ宿していた左右色違いの瞳が驚愕に染まる。
その聡明な頭脳があらゆる『もしも』を自分で否定し、目の前のそれが『現実だ』と突き付ける。
その聡明な頭脳があらゆる『もしも』を自分で否定し、目の前のそれが『現実だ』と突き付ける。
「シャー、リー?」
「ルル……」
一度は心底愛した少女の懐かしい呼び方にルルーシュの平常心は音を立てて崩れ去った。
同時に、シャーリーにとっても二代目ゼロという仮面が砕けてしまった瞬間だった。
同時に、シャーリーにとっても二代目ゼロという仮面が砕けてしまった瞬間だった。
| 207:設問①以下の人物たちを最適な場所に置いてください。 | 投下順 | 207:設問③:どうすればよかったか教えてください |
| 時系列順 | ||
| ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア | ||
| 柳瀬舞衣 | ||
| キラ・ヤマト准将 | ||
| 白羽ゴドウ | ||
| マクギリス・ファリド | ||
| 二代目ゼロ | ||
| ドラえもん | ||
| 立風館ソウジ | ||
| 亀井美嘉 | ||
| ラクス・クライン | ||
| 堀北鈴音 | ||
| 藤丸立香 | ||
| マシュ・キリエライト | ||
| 纏流子 | ||
| ピルツ・デュナン | ||
| 浮世英寿 | ||
| やみのせんし | ||
| 道外流牙 | ||
| 益子薫 |