スタート地点が同じだからといって、道中まで共通してるとは限らない。
富裕層の家に産まれエリート街道を突き進む者もいれば、親の金を食い潰す落伍者になる者とているだろう。
現状を思えば少々ズレた喩えだが、東ゆうの殺し合いにおける過程もソレに当て嵌まらなくもなかった。
富裕層の家に産まれエリート街道を突き進む者もいれば、親の金を食い潰す落伍者になる者とているだろう。
現状を思えば少々ズレた喩えだが、東ゆうの殺し合いにおける過程もソレに当て嵌まらなくもなかった。
冥黒のデスマスクに目を付けられ、苦難の末にオリジンを取り戻した北の少女。
ドデカい夢を追い掛ける錬金術師と出会い、今や彼にとって掛け替えのない友となった南の少女。
一人の軍人と一体の機人との友情を結んだ果てに、己が使命を果たし散った西の少女。
異なる形で輝きを見せた三人の星々と比べ、良く言えば大きなトラブルを回避し続けた。
悪く言えば余りにも出遅れ過ぎたのが、ゆうだった。
枢木スザクの襲撃を受けた以外で、大きく目立つ戦闘も無し。
四凶や五道化は勿論、神の牙や特級呪霊のような特記戦力との衝突だってゼロ。
神殺しから命辛々逃げ切ったキリト達が実情を伝え、ようやっとデスゲームの過酷な環境を知ったと言っても過言ではない。
ドデカい夢を追い掛ける錬金術師と出会い、今や彼にとって掛け替えのない友となった南の少女。
一人の軍人と一体の機人との友情を結んだ果てに、己が使命を果たし散った西の少女。
異なる形で輝きを見せた三人の星々と比べ、良く言えば大きなトラブルを回避し続けた。
悪く言えば余りにも出遅れ過ぎたのが、ゆうだった。
枢木スザクの襲撃を受けた以外で、大きく目立つ戦闘も無し。
四凶や五道化は勿論、神の牙や特級呪霊のような特記戦力との衝突だってゼロ。
神殺しから命辛々逃げ切ったキリト達が実情を伝え、ようやっとデスゲームの過酷な環境を知ったと言っても過言ではない。
加えて、本選開始から約12時間が経過した頃。
第二回定時放送とほぼタイミングを同じくし起こった、悪しき骸人形による蹂躙。
ディアッカ・エルスマンの皮を被った冥黒王の傀儡の手で、花菱はるかの命が奪われてしまい。
更に数時間後、創造(ビルド)を名に冠する神将ライダーの襲撃が発生。
比較的平和に過ごせた10時間以上の反動を疑う程に、次々災難が降り掛かったのだ。
ここは異なる世界の住人との交流会場ではなく、“殺し合い”だと我が身で嫌でも実感。
最初に会ってから行動を共にし続けた、ディーヴァの脱落も相俟って。
ある意味、須藤とニーナの消滅を見せ付けられた時以上に『死』を身近に感じる。
第二回定時放送とほぼタイミングを同じくし起こった、悪しき骸人形による蹂躙。
ディアッカ・エルスマンの皮を被った冥黒王の傀儡の手で、花菱はるかの命が奪われてしまい。
更に数時間後、創造(ビルド)を名に冠する神将ライダーの襲撃が発生。
比較的平和に過ごせた10時間以上の反動を疑う程に、次々災難が降り掛かったのだ。
ここは異なる世界の住人との交流会場ではなく、“殺し合い”だと我が身で嫌でも実感。
最初に会ってから行動を共にし続けた、ディーヴァの脱落も相俟って。
ある意味、須藤とニーナの消滅を見せ付けられた時以上に『死』を身近に感じる。
しかし、だ。
如何に深刻な現状を理解出来たとはいえ、何事にも動じなくなる訳じゃあない。
仲間達と共にひみつ道具博物館を発ち、野比家へ一瞬で到着。
一ノ瀬宝太郎を始め、王様戦隊のメンバー捜索にいざ取り組もうとした矢先。
SF映画でしかお目に掛かれない飛行物体を目撃し、追い掛ける事になったのが十数分前。
あんな馬鹿デカいもんどうするんだよと、内心で軽く引いていた時。
混乱をより加速させる光景を、目の当たりにする羽目となった。
如何に深刻な現状を理解出来たとはいえ、何事にも動じなくなる訳じゃあない。
仲間達と共にひみつ道具博物館を発ち、野比家へ一瞬で到着。
一ノ瀬宝太郎を始め、王様戦隊のメンバー捜索にいざ取り組もうとした矢先。
SF映画でしかお目に掛かれない飛行物体を目撃し、追い掛ける事になったのが十数分前。
あんな馬鹿デカいもんどうするんだよと、内心で軽く引いていた時。
混乱をより加速させる光景を、目の当たりにする羽目となった。
「ニコルくん、聖園さん。私が使ってる起動鍵、故障してるみたいで変なのばっかり映るんだけど……」
「うーん、同意してあげたいのは山々だけどさ……現実逃避はやめた方が良いと思うなっ☆」
「うーん、同意してあげたいのは山々だけどさ……現実逃避はやめた方が良いと思うなっ☆」
フリーダムの起動鍵を使い空を駆けるゆうと共に、ミカとニコルも同様の手段で移動の真っ最中。
高性能なカメラアイに映し出されるは、数エリア先で勃発した戦闘。
“足つき”とも呼称される空中戦艦、アークエンジェルがMSの投入や砲撃を行ったかと思えば。
付近のビル群を追い越すサイズの、鋼鉄の恐竜がどこからか出現。
おまけにアークエンジェルが機体を金色に染め上げ、二足歩行の形態へ変化する等々。
ロボット映画の一場面を疑う事態に発展し、ゆうの脳内キャパシティでは処理が追い付かない。
高性能なカメラアイに映し出されるは、数エリア先で勃発した戦闘。
“足つき”とも呼称される空中戦艦、アークエンジェルがMSの投入や砲撃を行ったかと思えば。
付近のビル群を追い越すサイズの、鋼鉄の恐竜がどこからか出現。
おまけにアークエンジェルが機体を金色に染め上げ、二足歩行の形態へ変化する等々。
ロボット映画の一場面を疑う事態に発展し、ゆうの脳内キャパシティでは処理が追い付かない。
「因みに、ニコルくんはあれが何なのか説明って出来る?」
「い、いえ、僕にも何がどうなってるのか……」
「い、いえ、僕にも何がどうなってるのか……」
期待せずに問いを投げれば案の定、ブリッツガンダムを纏ったニコルの声色は困惑一色。
戦場で度々アークエンジェルとぶつかって来たものの、あのような人型への変形機能なぞ搭載している筈がない。
よもやクルーゼが勝手に改造を施したのかと、あらぬ疑いを元上官に掛ける。
鋼鉄の恐竜にしたってそうだ、どこをどう見てもMSとは別物。
レンズの先でジンハイマニューバが頭から噛み砕かれ、悪い夢でも見ている気分だ。
戦場で度々アークエンジェルとぶつかって来たものの、あのような人型への変形機能なぞ搭載している筈がない。
よもやクルーゼが勝手に改造を施したのかと、あらぬ疑いを元上官に掛ける。
鋼鉄の恐竜にしたってそうだ、どこをどう見てもMSとは別物。
レンズの先でジンハイマニューバが頭から噛み砕かれ、悪い夢でも見ている気分だ。
「……ミカ、念の為に聞いておきます。あなたが変身可能という巨大なライダーは――」
「流石に、あの恐竜くんとか足つきレベルを期待されても困るかなって」
「流石に、あの恐竜くんとか足つきレベルを期待されても困るかなって」
KMFを凌駕するサイズの仮面ライダーベロバに、時間制限付きとはいえ変身は出来る。
かといって、アークエンジェルや鋼鉄の恐竜並の巨体にも非ず。
幾ら何でもドロップアイテムで、巨大戦力と渡り合えるレベルの装備は運営側も寄越しはしない。
かといって、アークエンジェルや鋼鉄の恐竜並の巨体にも非ず。
幾ら何でもドロップアイテムで、巨大戦力と渡り合えるレベルの装備は運営側も寄越しはしない。
(獣電竜、っていうのとは違うのかな……?)
イモータルジャスティスのMA形態で飛行しながら、ミカが思い浮かべるのは獣電戦隊の戦友。
実際に姿を見た訳で無くとも、フルートバスターの説明書やトリンとの会話で存在は知っている。
恐竜の外見な為に関係を疑うが、確証を得てはいない。
第一殺し合いでは厳重な制限により、獣電竜を呼び出すのも基本的に不可能。
如何なる手段を用いて、鋼鉄の恐竜を使役するに至ったというのだろうか。
実際に姿を見た訳で無くとも、フルートバスターの説明書やトリンとの会話で存在は知っている。
恐竜の外見な為に関係を疑うが、確証を得てはいない。
第一殺し合いでは厳重な制限により、獣電竜を呼び出すのも基本的に不可能。
如何なる手段を用いて、鋼鉄の恐竜を使役するに至ったというのだろうか。
「フム、この方角は……事が上手く運んでいれば合流、いやどうだろうな?いずれにせよ……」
「ギギストくんギギストくん!一人で納得するより、私にも教えて欲しいな!」
「ギギストくんギギストくん!一人で納得するより、私にも教えて欲しいな!」
一方地上ではユメが駆るバイクの後部座席にギギストが乗り、アークエンジェルを目指していた。
アメン専用マシン、キャメロ・ダートはどんな悪路も走破可能な高スペック。
MSの機動力に置いて行かれる事なく、無人の現代都市を爆走。
人ならざる異形との二人乗りはシュールさが漂う絵面なれど、一々気にする暇はない。
アメン専用マシン、キャメロ・ダートはどんな悪路も走破可能な高スペック。
MSの機動力に置いて行かれる事なく、無人の現代都市を爆走。
人ならざる異形との二人乗りはシュールさが漂う絵面なれど、一々気にする暇はない。
「藤丸立香らが話していただろう。別行動中の一団は、ヒースクリフ討伐の加勢へ向かった。場所は地図に記載された、幻夢本社なるランドマークだと」
「っ!その場所って……」
「足つきが今尚猛威を振るう地点より、然程離れてはいない。ヒースクリフの撃破が首尾良く済んでいれば、討ち取った者達との合流が叶うやもしれぬな」
「じゃあ、もしかしたらホシノちゃんとシロコちゃんとも……」
「っ!その場所って……」
「足つきが今尚猛威を振るう地点より、然程離れてはいない。ヒースクリフの撃破が首尾良く済んでいれば、討ち取った者達との合流が叶うやもしれぬな」
「じゃあ、もしかしたらホシノちゃんとシロコちゃんとも……」
キリト達の加勢に向かった面々の中には、会えず終いだったホシノもいる。
タイミング悪く再会の機会を逃し続けたが、今度こそ叶うかもしれない。
タイミング悪く再会の機会を逃し続けたが、今度こそ叶うかもしれない。
そしてもう一人。
滅びたキヴォトスの出身生徒であり、今や五道化の一員として肉体を利用された少女。
ソウジ達の話ではキズナブラックを手に掛けた、されど現在はドゴルド共々プレイヤーと協力関係にある。
戦力の集結を考えると、合流出来れば有難い存在だが。
そういった理由以上に、世界線は違えど同じアビドスの生徒として。
本来ならば邂逅は有り得なかった、大切な後輩に会ってみたい。
滅びたキヴォトスの出身生徒であり、今や五道化の一員として肉体を利用された少女。
ソウジ達の話ではキズナブラックを手に掛けた、されど現在はドゴルド共々プレイヤーと協力関係にある。
戦力の集結を考えると、合流出来れば有難い存在だが。
そういった理由以上に、世界線は違えど同じアビドスの生徒として。
本来ならば邂逅は有り得なかった、大切な後輩に会ってみたい。
「……成程」
運転をユメに任せる傍ら、水晶を錬成し遠見の術を発動。
専門外なのに加え、制限の影響もあり短時間しか見れないが。
確認出来た戦況はギギストをして、厄介と言わざるを得ないものだった。
専門外なのに加え、制限の影響もあり短時間しか見れないが。
確認出来た戦況はギギストをして、厄介と言わざるを得ないものだった。
「梔子ユメ、移動は止めずにそのまま聞け」
「う、うん!」
「う、うん!」
博物館にいながら、冥黒ディアッカに追われるディーヴァ達の姿は共に見た。
ギギストが持つ力に今更疑念はなく、そもそも最初から疑いを向ける気もないがともかく。
心なしか声色が険しくなったのを察し、良からぬ事態と分かった。
言われた通り運転は中断せずに、耳を傾ける。
ギギストが持つ力に今更疑念はなく、そもそも最初から疑いを向ける気もないがともかく。
心なしか声色が険しくなったのを察し、良からぬ事態と分かった。
言われた通り運転は中断せずに、耳を傾ける。
「全てを事細かに把握するには術の継続が困難だが、分かった事だけ伝えておこう。外見の特徴を見るにあの場にはお前の後輩、黒見セリカもいる」
「えっ!?セリカちゃんが!?」
「えっ!?セリカちゃんが!?」
アビドス高校で共にダークマイトを打ち倒すも、グリオンの参戦を機に別行動を余儀なくされた後輩。
王様戦隊の放送に映るのを見た時には無事に安堵し、自分を差し置きアビドス代表を名乗ったのにはちょっぴりムッとしたけれど。
やはり生きて再会出来ると思うと、嬉しさの方が勝る。
王様戦隊の放送に映るのを見た時には無事に安堵し、自分を差し置きアビドス代表を名乗ったのにはちょっぴりムッとしたけれど。
やはり生きて再会出来ると思うと、嬉しさの方が勝る。
尤も、良いニュースの後には悪いニュースが続くのが世の常というもの。
「黒見セリカを含めた複数人の参加者は、あの憎たらしい悪食……ジンガと交戦中だ」
「っ!?」
「恐らくエンヴィーなる人造生命体(ホムンクルス)以外にも、執拗に喰らい続けたのだろう。奴め、我らとの戦闘時以上の力を物にしているぞ」
「っ!?」
「恐らくエンヴィーなる人造生命体(ホムンクルス)以外にも、執拗に喰らい続けたのだろう。奴め、我らとの戦闘時以上の力を物にしているぞ」
朗報が一転、聞き捨てならない名に身が引き締まる。
道外流牙の宿敵たる、ホラー喰いのホラー。
よりにもよって、ジンガがセリカ達と戦闘の真っ最中らしい。
NPCの乱入で決着は有耶無耶になったが、持ち得る力は実際に斬り合ったユメも嫌と言う程知っている。
ギギストとの二人掛かりにも関わらず互角以上に渡り合い、倒し切れなかった強敵だ。
ミカの話で強さを増したのは聞いていたが、水晶越しに暴れ回る様を見た以上。
冥黒王たるギギストでさえ、警戒を強めざるを得ない。
道外流牙の宿敵たる、ホラー喰いのホラー。
よりにもよって、ジンガがセリカ達と戦闘の真っ最中らしい。
NPCの乱入で決着は有耶無耶になったが、持ち得る力は実際に斬り合ったユメも嫌と言う程知っている。
ギギストとの二人掛かりにも関わらず互角以上に渡り合い、倒し切れなかった強敵だ。
ミカの話で強さを増したのは聞いていたが、水晶越しに暴れ回る様を見た以上。
冥黒王たるギギストでさえ、警戒を強めざるを得ない。
「……だったら急がないと!」
戦慄が走る程の強さを持ちながら、命を弄び踏み躙る為だけに力を行使する魔剣士。
絶対に相容れない、同時に容易く勝てる相手ではない。
再戦の可能性を思えば緊張が走り、背を冷たい汗が滴る。
そのような男とセリカ達は今も必死に戦っているのなら、逃げる選択は最初から無しだ。
少しでも早く駆け着けねばならぬと、アクセルを踏みしめ速度を引き上げた。
絶対に相容れない、同時に容易く勝てる相手ではない。
再戦の可能性を思えば緊張が走り、背を冷たい汗が滴る。
そのような男とセリカ達は今も必死に戦っているのなら、逃げる選択は最初から無しだ。
少しでも早く駆け着けねばならぬと、アクセルを踏みしめ速度を引き上げた。
各々抱える事情は異なれど、急行したい気持ちに偽りはない。
だが移動中も戦況は常に変化を見せ、一同の到着を悠長に待ってはくれない。
アークエンジェル改め金色の巨人が四つに分離、かと思えば再度の合体はさせじと次々撃破。
遠目ではハッキリと確認出来なかったが、光り輝く浮遊物体が鋼鉄の恐竜と共に胴体部分を消し飛ばし。
逃走を試みた頭部は、流星の如き勢いで突っ込んだナニカに破壊される末路を辿った。
だが移動中も戦況は常に変化を見せ、一同の到着を悠長に待ってはくれない。
アークエンジェル改め金色の巨人が四つに分離、かと思えば再度の合体はさせじと次々撃破。
遠目ではハッキリと確認出来なかったが、光り輝く浮遊物体が鋼鉄の恐竜と共に胴体部分を消し飛ばし。
逃走を試みた頭部は、流星の如き勢いで突っ込んだナニカに破壊される末路を辿った。
「足つきが落ちた、のか……?」
離れた位置から一部始終を見たニコルの心境は、何とも複雑だ。
ストライク共々、自分達ザフト軍に幾度も辛酸を舐めさせた敵の戦艦。
それを上官たるクルーゼがキヴォトスの大虐殺に利用し、殺し合いでも何者かが起動。
戦果が広まる前に撃墜されたのは、脱出派の参加者にとって朗報だろう。
よもやこういった形で、アークエンジェルの最期を目にするとは思わなかったが。
ストライク共々、自分達ザフト軍に幾度も辛酸を舐めさせた敵の戦艦。
それを上官たるクルーゼがキヴォトスの大虐殺に利用し、殺し合いでも何者かが起動。
戦果が広まる前に撃墜されたのは、脱出派の参加者にとって朗報だろう。
よもやこういった形で、アークエンジェルの最期を目にするとは思わなかったが。
「あのさ、結局あの恐竜って味方で良いの……?」
「まだ分からない。今は敵じゃないことを願うしか……」
「まだ分からない。今は敵じゃないことを願うしか……」
殺し合いに乗った者同士が争い合った、或いは実はアークエンジェルを動かした者は敵ではない。
そういった可能性も完全には否定し切れず、断定するにはまだ早い。
アークエンジェルを破壊し終え、鋼鉄の恐竜も頭から地面に突っ込み深くへと潜り去った。
一つの決着が付いたと察するも、移動を止める理由にはならない。
巨大戦艦が浮かんでいた地点へ向けて進み続け、
そういった可能性も完全には否定し切れず、断定するにはまだ早い。
アークエンジェルを破壊し終え、鋼鉄の恐竜も頭から地面に突っ込み深くへと潜り去った。
一つの決着が付いたと察するも、移動を止める理由にはならない。
巨大戦艦が浮かんでいた地点へ向けて進み続け、
「あそこにいるのって……」
前方に見覚えのある存在を目にし、ユメが徐々に速度を緩める。
交通ルールも適用されないデスゲームでは、単なるオブジェに等しい物体。
信号機の上に立ち、巨大戦力同士の激突が起きた方角を見やる者。
一足先にアークエンジェルの元へ向かった紅蓮龍に、空中の三人も気付いたのだろう。
ユメ同様、速度を落とし近付いて行く。
交通ルールも適用されないデスゲームでは、単なるオブジェに等しい物体。
信号機の上に立ち、巨大戦力同士の激突が起きた方角を見やる者。
一足先にアークエンジェルの元へ向かった紅蓮龍に、空中の三人も気付いたのだろう。
ユメ同様、速度を落とし近付いて行く。
「あれあれ?威勢良く向かったけど結局間に合わなくて、絶賛不貞腐れモードかなっ☆」
「安い挑発なら止めておくことだな。却って己の浅慮を晒すだけと、容量の足りん頭に入れておけ」
「安い挑発なら止めておくことだな。却って己の浅慮を晒すだけと、容量の足りん頭に入れておけ」
気安い、というよりはどこか舐め腐った様子で話し掛ければ。
つまらな気に一蹴され、ミカも少々カチンと来る。
険悪になるより早く、目敏く見付けたユメがアメンの脚力で信号機の上へ一跳び。
「喧嘩は駄目だよー」と仲裁に入ると、毒気を抜く効果はあったのだろう。
ユメに倣いニコルもミカを落ち着かせれば、頬を膨らませ渋々と引き下がる。
言葉の応酬を無意味に続かせる気はグラファイトにもなく、視線を外し地面へ飛び降りた。
つまらな気に一蹴され、ミカも少々カチンと来る。
険悪になるより早く、目敏く見付けたユメがアメンの脚力で信号機の上へ一跳び。
「喧嘩は駄目だよー」と仲裁に入ると、毒気を抜く効果はあったのだろう。
ユメに倣いニコルもミカを落ち着かせれば、頬を膨らませ渋々と引き下がる。
言葉の応酬を無意味に続かせる気はグラファイトにもなく、視線を外し地面へ飛び降りた。
ギギストの問いへ何でもないように答え、戦艦の消え失せた空を見上げる。
龍戦士の姿に変身中のままで、表情の変化は読み取れないが。
闘争に間に合わず決着も先に取られた悔しさは、不思議と感じられない。
龍戦士の姿に変身中のままで、表情の変化は読み取れないが。
闘争に間に合わず決着も先に取られた悔しさは、不思議と感じられない。
「ちょっと待ってください。あなたは誰が足つきと戦っていたかご存じなんですか?」
今の言い方はまるで、アークエンジェルの破壊に誰が関わったかを把握してるようではないか。
思わぬ所で情報が振って湧き驚くニコルと、考える事は皆一緒。
詳しい説明を求めるも、グラファイトが口を開くのは暫し後回しとなる。
全員の耳へ届く聞き慣れた通知音が、何を意味するか。
知らぬと言うプレイヤーは当然一人もおらず、ハッとしてリュックサックに手を伸ばす。
時刻は午後11時15分、本選が始まり三度目の放送が流れる時間だ。
思わぬ所で情報が振って湧き驚くニコルと、考える事は皆一緒。
詳しい説明を求めるも、グラファイトが口を開くのは暫し後回しとなる。
全員の耳へ届く聞き慣れた通知音が、何を意味するか。
知らぬと言うプレイヤーは当然一人もおらず、ハッとしてリュックサックに手を伸ばす。
時刻は午後11時15分、本選が始まり三度目の放送が流れる時間だ。
『こんばんは諸君。ラウ・ル・クルーゼだ』
「クルーゼ隊長……!」
画面越しに語り掛ける仮面の男へ、ニコルが浮かべる表情は苦々しい。
上官への敬意なんてものはそこに一切なく、軍人の誇りを失った罪人への怒りがあるだけだ。
いけしゃあしゃあと語るクルーゼを射殺さんばかりに睨むも、本人に届きはしない。
前口上もそこそこに本題へ移り、6時間を生き延びられなかった者達の名が告げられる。
耳を傾ける者達の反応を余所に発表が終わるや、追加の禁止エリアを伝え画面は真っ黒に。
自身の部下や、嘗て滅ぼしたキヴォトスには一切触れる事のない事務的な内容だった。
上官への敬意なんてものはそこに一切なく、軍人の誇りを失った罪人への怒りがあるだけだ。
いけしゃあしゃあと語るクルーゼを射殺さんばかりに睨むも、本人に届きはしない。
前口上もそこそこに本題へ移り、6時間を生き延びられなかった者達の名が告げられる。
耳を傾ける者達の反応を余所に発表が終わるや、追加の禁止エリアを伝え画面は真っ黒に。
自身の部下や、嘗て滅ぼしたキヴォトスには一切触れる事のない事務的な内容だった。
(朗報もあるが、浮かれるには依然として問題も多いか)
感情の読み取り辛い人外の貌で、ギギストは淡々と情報を咀嚼する。
赤枝逆徒と名付けられた元運営は、既にこの世にいない。
神殺しの能力を全て奪い取った最悪のラスボスの誕生、といった悪夢同然の結末は回避出来た。
メラ本人が健在な状況では手放しに喜べなくとも、懸念事項が一つ減った点は歓迎すべきだろう。
一方ヒースクリフ討伐に向かったキリトと右龍、黒の剣士の戦友たる緑谷出久も現世を去った。
亜里紗やステインも含め、ギギストが一番初めに出会った者達は全滅。
悲観に暮れる関係性ではないが、何とも言えない結果に少しばかり言葉に迷う。
宝太郎とグリオンの生存に関しては、方向性は違えど強さを知る故に別段驚きもない。
赤枝逆徒と名付けられた元運営は、既にこの世にいない。
神殺しの能力を全て奪い取った最悪のラスボスの誕生、といった悪夢同然の結末は回避出来た。
メラ本人が健在な状況では手放しに喜べなくとも、懸念事項が一つ減った点は歓迎すべきだろう。
一方ヒースクリフ討伐に向かったキリトと右龍、黒の剣士の戦友たる緑谷出久も現世を去った。
亜里紗やステインも含め、ギギストが一番初めに出会った者達は全滅。
悲観に暮れる関係性ではないが、何とも言えない結果に少しばかり言葉に迷う。
宝太郎とグリオンの生存に関しては、方向性は違えど強さを知る故に別段驚きもない。
「ディーヴァちゃん……」
その名を口にする度、引き裂かれるに等しい痛みがユメを襲う。
仲間を奪われた喪失が故の理由、だけではない。
故意でないとはいえ、己が手で彼女を手に掛けてしまった覆せぬ事実。
戦いを放り投げる気はない、戦意を完全に失くしたのとも違う。
だけど今も尚、絶大な後悔と罪悪感が見えぬ鎖となりユメを締め付ける。
仲間を奪われた喪失が故の理由、だけではない。
故意でないとはいえ、己が手で彼女を手に掛けてしまった覆せぬ事実。
戦いを放り投げる気はない、戦意を完全に失くしたのとも違う。
だけど今も尚、絶大な後悔と罪悪感が見えぬ鎖となりユメを締め付ける。
「アスラン……あなたまで……!」
殺し合い以前からの親しき者を喪い、ニコルも冷静ではいられない。
堪え切れずに電柱へ拳を叩き付けるも、気が晴れよう筈はなく。
自分の知らぬ場所で友が逝ってしまった現実への、言葉に表せない激情が渦巻いた。
ザフトの軍人として、戦死が訪れる可能性はアスランも覚悟はしていただろう。
しかしそれでも、信頼し合った友の喪失を悲しまない訳がなかった。
堪え切れずに電柱へ拳を叩き付けるも、気が晴れよう筈はなく。
自分の知らぬ場所で友が逝ってしまった現実への、言葉に表せない激情が渦巻いた。
ザフトの軍人として、戦死が訪れる可能性はアスランも覚悟はしていただろう。
しかしそれでも、信頼し合った友の喪失を悲しまない訳がなかった。
「どうしてディアッカやあなたが死んで、僕だけが……」
本来であれば、自分はこの世にいない筈の人間だ。
地球への降下作戦時、ストライクからアスランを庇い機体ごと爆散。
未練は大いにあれど、友を守った己の選択に後悔はない。
地球への降下作戦時、ストライクからアスランを庇い機体ごと爆散。
未練は大いにあれど、友を守った己の選択に後悔はない。
なのにどうだ、本当だったら死人の自分がこうして生き続け。
戦友達はクルーゼが仕組んだ狂った殺戮遊戯で、生涯を終えていく。
こんな理不尽な話があってたまるかと、人目も憚らず叫んでやりたい。
戦友達はクルーゼが仕組んだ狂った殺戮遊戯で、生涯を終えていく。
こんな理不尽な話があってたまるかと、人目も憚らず叫んでやりたい。
「そっか、アスランくんも……」
取り乱しこそしないが、ミカもまた憂い籠めて仲間の名を零す。
自分が愛したキラ・ヤマトとは時間軸が異なるも、彼の死を共に悔やみ想いを馳せた。
ショックイメージで見た時以上に、実物は破天荒な青年だったけれど。
殺し合いに乗っていた自分を仲間として受け入れ、信じてくれた。
自分が愛したキラ・ヤマトとは時間軸が異なるも、彼の死を共に悔やみ想いを馳せた。
ショックイメージで見た時以上に、実物は破天荒な青年だったけれど。
殺し合いに乗っていた自分を仲間として受け入れ、信じてくれた。
「キラくんもアスランくんも、女の子を泣かせ過ぎじゃんね。大好きな人に置いていかれるのなんて……」
私だけで十分なのに、そう声に出さず胸中で呟く。
元いた世界で愛する者が待っているのに、二度と帰る事は出来ない。
永劫戻らぬ恋人を待ち続ける苦痛を、カガリ・ユラ・アスハに味合わせてしまう。
アスラン自身も望まぬ結末へ、同じく死に別れる痛みを知るミカもそっと目を伏せた。
元いた世界で愛する者が待っているのに、二度と帰る事は出来ない。
永劫戻らぬ恋人を待ち続ける苦痛を、カガリ・ユラ・アスハに味合わせてしまう。
アスラン自身も望まぬ結末へ、同じく死に別れる痛みを知るミカもそっと目を伏せた。
同時に思うのだ、“これ”が大事な誰かを亡くす苦痛なのだと。
こんなにも耐え難いものを、自分自身を魔女と嘯き撒き散らそうとしていたのだと。
改めて、過去の己へ後悔が湧き上がる。
こんなにも耐え難いものを、自分自身を魔女と嘯き撒き散らそうとしていたのだと。
改めて、過去の己へ後悔が湧き上がる。
「嘘だ…………」
放送へ各々反応を見せる仲間達の声も、まるで耳に入って来ない。
傍らの彼らが何と言ったかすら、気付けやしない。
とっくにクルーゼの映らなくなった画面に目を落としたまま、ゆうが辛うじて口に出来たのは短い二文字のみ。
喉なんて渇いてないのに、末期患者さながらに掠れた声。
『方位自身』の歌収録の際、自分一人だけ音程のズレが酷かったが。
あれでさえ、今に比べれば美声に聞こえるんじゃあないか。
傍らの彼らが何と言ったかすら、気付けやしない。
とっくにクルーゼの映らなくなった画面に目を落としたまま、ゆうが辛うじて口に出来たのは短い二文字のみ。
喉なんて渇いてないのに、末期患者さながらに掠れた声。
『方位自身』の歌収録の際、自分一人だけ音程のズレが酷かったが。
あれでさえ、今に比べれば美声に聞こえるんじゃあないか。
「嘘、だよ……」
鬼龍院羅暁相手に足止めを引き受けたカヨコ、一時期は自分達の同行者(ボディーガード)を引き受けた右龍。
終ぞ再会の叶わなかった仲間の死に、動揺は勿論抱いた。
咄嗟に自分を庇い獄炎の餌食となったはるか、冥黒のデスマスクの悪辣な罠で仲間殺しの贄と化したディーヴァ。
既に死を知っていた者達の名に、今一度心が重く沈む感覚があった。
終ぞ再会の叶わなかった仲間の死に、動揺は勿論抱いた。
咄嗟に自分を庇い獄炎の餌食となったはるか、冥黒のデスマスクの悪辣な罠で仲間殺しの贄と化したディーヴァ。
既に死を知っていた者達の名に、今一度心が重く沈む感覚があった。
されど、彼らの次に呼ばれたプレイヤーこそゆうへ最も強烈な衝撃を与えた。
大河くるみ、東西南北の西の星。
西テクノ工専の女学生で、アイドル的な人気を持つ少女。
そして何より、一度は道を別ったゆうの友達の一人。
大河くるみ、東西南北の西の星。
西テクノ工専の女学生で、アイドル的な人気を持つ少女。
そして何より、一度は道を別ったゆうの友達の一人。
「はは……なに、言ってんの、この仮面男……くるみちゃん、が…………」
電話越しに無事を伝え合い、直接の再会を約束した。
ラクスとディーヴァと共にライブを行い、歌声を届けたかった。
何より彼女の気持ちを蔑ろにし、芸能界へ引き摺り込んだ件を謝りたかった。
その全てがもう、二度と叶わない。
参加者を惑わす嘘を放送で流したと、都合の良い解釈に逃げるには。
己が目で見た魔法少女の屍が、現実逃避を許してはくれない。
ラクスとディーヴァと共にライブを行い、歌声を届けたかった。
何より彼女の気持ちを蔑ろにし、芸能界へ引き摺り込んだ件を謝りたかった。
その全てがもう、二度と叶わない。
参加者を惑わす嘘を放送で流したと、都合の良い解釈に逃げるには。
己が目で見た魔法少女の屍が、現実逃避を許してはくれない。
(――――――――誰が、やったの)
世界の音が残らずシャットアウトされたのに似た、自分以外の生命が死に絶えたが如き錯覚を味わい。
やがて思考が辿り着いたのは、下手人の把握。
意思無き機械染みた動きで墓標アプリを起動し、ラストアタックを決めた者の名に目を通す。
友を奪った何者かへの怒りに身を委ねてか、何かせねば自分を保てないからか。
或いは墓標アプリにくるみの名が記載されてなければ、誤報で済むと淡い期待に縋りたいのか。
理由も釈然とせぬまま、食い入るように画面を見つめ、
やがて思考が辿り着いたのは、下手人の把握。
意思無き機械染みた動きで墓標アプリを起動し、ラストアタックを決めた者の名に目を通す。
友を奪った何者かへの怒りに身を委ねてか、何かせねば自分を保てないからか。
或いは墓標アプリにくるみの名が記載されてなければ、誤報で済むと淡い期待に縋りたいのか。
理由も釈然とせぬまま、食い入るように画面を見つめ、
「…………は?」
大河くるみの横に載った、イザーク・ジュールの名を見付けてしまった。
名前は知っている、ラクスからは信頼出来る人間の一人と既に聞いた。
電話でくるみと話した時も、そのイザークと同行中と伝えられた。
鉄華兵団へのカウンター目的で行われたルルーシュの放送にも顔を見せ、言い争う皇帝と獣人の少女とは反対に。
冷静な苦労人気質、といった雰囲気の青年だったのは覚えてる。
くるみともずっと行動を共にして来たなら、それだけ信頼を寄せられた筈。
抱いたイメージは、画面上のたった一文で見事に崩れ落ちた。
電話でくるみと話した時も、そのイザークと同行中と伝えられた。
鉄華兵団へのカウンター目的で行われたルルーシュの放送にも顔を見せ、言い争う皇帝と獣人の少女とは反対に。
冷静な苦労人気質、といった雰囲気の青年だったのは覚えてる。
くるみともずっと行動を共にして来たなら、それだけ信頼を寄せられた筈。
抱いたイメージは、画面上のたった一文で見事に崩れ落ちた。
「ねえニコルくん、これどういうこと……?」
顔を上げるや、追及の矛先はイザークの元々の仲間に向かう。
ホットラインの画面を見せ付けるように突き出し、余裕を取っ払った表情で詰め寄る。
同年代の少年と至近距離で視線がぶつかる動揺など、この状況である訳がない。
ラストアタックの名はニコルの視界に嫌でも飛び込み、予想外の事実へ目を見開く。
ホットラインの画面を見せ付けるように突き出し、余裕を取っ払った表情で詰め寄る。
同年代の少年と至近距離で視線がぶつかる動揺など、この状況である訳がない。
ラストアタックの名はニコルの視界に嫌でも飛び込み、予想外の事実へ目を見開く。
「イザーク……?それにクルミというのは確か……!」
「そうだよ!私の大事な友達……っ!ニコルくんもラクスさんも言ったよね!?イザークって人は、殺し合いに乗ったりしないって!」
「っ、ええ、それは間違いありません。イザークは短気で暴走しがちな所があるけど、殺戮に手を汚す人では……」
「じゃあなんで!?なんでくるみちゃんを殺したの!?」
「そうだよ!私の大事な友達……っ!ニコルくんもラクスさんも言ったよね!?イザークって人は、殺し合いに乗ったりしないって!」
「っ、ええ、それは間違いありません。イザークは短気で暴走しがちな所があるけど、殺戮に手を汚す人では……」
「じゃあなんで!?なんでくるみちゃんを殺したの!?」
一方的に問い質されるも、ニコルだってどうなってるのか教えて欲しいくらいだ。
ディアッカ共々、ナチュラルを露骨に見下す節はあり。
自身とも良好な関係とは言い難かったが、だからといって民間人の殺害に出るような男ではない。
聞く限りでは10時間以上も行動を共にしており、くるみの保護を投げ出さない程度には仲間意識だってあった筈。
それが何故今になって、このような暴挙に出たのか。
ディアッカ共々、ナチュラルを露骨に見下す節はあり。
自身とも良好な関係とは言い難かったが、だからといって民間人の殺害に出るような男ではない。
聞く限りでは10時間以上も行動を共にしており、くるみの保護を投げ出さない程度には仲間意識だってあった筈。
それが何故今になって、このような暴挙に出たのか。
「お、落ち着いてユウちゃん。ニコルくんだって困ってるよ……」
「……ああそっか、ニコルくんもあのこと知らないんだっけ」
「……ああそっか、ニコルくんもあのこと知らないんだっけ」
掴みかからんばかりの勢いなゆうを宥めつつ、心配気に二人を見やるユメの一方で。
ミカはショックイメージで見た事実を思い出し、悟られないよう呟く。
キラに多大なトラウマを植え付けた、避難用シャトル撃墜の真実。
当事者のイザークは勿論、同胞たるザフトの面々もあくまで軍の人間が乗っていたと勘違いしているのだろう。
流石に今のゆうの前で口に出せば、それ見た事かとイザークへ苛烈な敵愾心を向けるのは安易に想像が付く。
話すにしても、頃合いは見計らうべきだ。
ミカはショックイメージで見た事実を思い出し、悟られないよう呟く。
キラに多大なトラウマを植え付けた、避難用シャトル撃墜の真実。
当事者のイザークは勿論、同胞たるザフトの面々もあくまで軍の人間が乗っていたと勘違いしているのだろう。
流石に今のゆうの前で口に出せば、それ見た事かとイザークへ苛烈な敵愾心を向けるのは安易に想像が付く。
話すにしても、頃合いは見計らうべきだ。
「大河くるみを手に掛けたのがイザーク・ジュールだったとしても、それが奴の望みだったかは断定出来んな」
雲行きが怪しくなる一同へ、どこまでも冷静な声が掛かった。
自身へ集まる視線に臆する様子もなく、ホットラインに目を落としながらギギストは続ける。
自身へ集まる視線に臆する様子もなく、ホットラインに目を落としながらギギストは続ける。
「羂索達が今更になって、偽りの情報を流す可能性は限りなくゼロに近い」
「っ、では本当にイザークが……」
「だが、ここに記されたのはあくまで殺害者は誰かのみ。殺すに至った過程までは分からん。れっきとしたイザーク・ジュール本人の意志で大河くるみを殺したと、一概には言えんだろう」
「もしかして、ディーヴァちゃんの時みたいな……?」
「っ、では本当にイザークが……」
「だが、ここに記されたのはあくまで殺害者は誰かのみ。殺すに至った過程までは分からん。れっきとしたイザーク・ジュール本人の意志で大河くるみを殺したと、一概には言えんだろう」
「もしかして、ディーヴァちゃんの時みたいな……?」
敵対者の悪辣な罠に嵌り、仲間を殺すよう誘導させられた。
直接の原因を作った者は他にいるも、ホットライン上では殺害者のみの名が表示される。
ユメとソウジが冥黒ディアッカの卑劣な策で、ディーヴァにトドメを刺してしまったのと同じだ。
似たような手口でイザークが苦しめられ、結果くるみに被害が及んだ可能性は否定出来ない。
直接の原因を作った者は他にいるも、ホットライン上では殺害者のみの名が表示される。
ユメとソウジが冥黒ディアッカの卑劣な策で、ディーヴァにトドメを刺してしまったのと同じだ。
似たような手口でイザークが苦しめられ、結果くるみに被害が及んだ可能性は否定出来ない。
「思考を誘導する術を掛けられた、自我を奪われ一種の暴走状態に陥った、或いは大河くるみが殺して止める以外にない状態へ追いやられた等々。可能性だけなら幾らでも浮かぶ」
絶対遵守のギアスや、氷竜へ変貌したキラといった例を既に知るだけに。
イザークもまた、何らかの理由で望まないままにくるみを殺したとすれば。
ニコルやラクスの言う人物像との矛盾にも、説明は付く。
イザークもまた、何らかの理由で望まないままにくるみを殺したとすれば。
ニコルやラクスの言う人物像との矛盾にも、説明は付く。
「……どんな理由があったって、くるみちゃんを殺したことに変わりはないでしょ」
「それは……」
「後悔してるとか申し訳ないとか、そうやって反省してんのかどうか知らないけど。悪かったって思ってれば許されるなんて……!」
「それは……」
「後悔してるとか申し訳ないとか、そうやって反省してんのかどうか知らないけど。悪かったって思ってれば許されるなんて……!」
許されるなんて、許してもらえるかもなんて。
虫唾が走る程に自分勝手じゃあないか。
虫唾が走る程に自分勝手じゃあないか。
望んでいなかった芸能界へ、己の都合だけで無理やり引き摺り込み。
カメラの前で自分を偽る日々に限界を迎え、泣き叫んだ声を覚えている。
どうしてこうなった、こんな筈じゃなかったのにと幾度も自問自答を重ね。
ようやっと己の間違いに気付き、悪いことをしてしまったと悔やみ。
それでくるみが負った傷が、完全に癒える訳ではないだろうに。
カメラの前で自分を偽る日々に限界を迎え、泣き叫んだ声を覚えている。
どうしてこうなった、こんな筈じゃなかったのにと幾度も自問自答を重ね。
ようやっと己の間違いに気付き、悪いことをしてしまったと悔やみ。
それでくるみが負った傷が、完全に癒える訳ではないだろうに。
「……っ」
イザークへ向けた怒りは、ゆう自身を突き刺すナイフとなって返って来る。
唇を噛み俯く姿へ、気軽に話しかけるのが憚れる中。
意を決したように口を開くニコルの声が、聞きたくなくても耳へ届いた。
唇を噛み俯く姿へ、気軽に話しかけるのが憚れる中。
意を決したように口を開くニコルの声が、聞きたくなくても耳へ届いた。
「ユウ、イザークが何故クルミを手に掛けたのかは僕にも分からない。だから彼と会った時、必ず真実を話させると約束します。僕自身、イザークに確かめなければならない」
「…………」
「だからまず、イザークの話に最後まで耳を傾けてくれませんか……?」
「…………」
「だからまず、イザークの話に最後まで耳を傾けてくれませんか……?」
共に戦場を駆け抜けた仲間だからこそ、この件を有耶無耶にしたくない。
ルルーシュを王様戦隊の頂点(トップ)から引き摺り下ろす件で、元々イザークを説得するつもりだったが。
今回の放送で、会わねばならない理由が増えた。
ルルーシュを王様戦隊の頂点(トップ)から引き摺り下ろす件で、元々イザークを説得するつもりだったが。
今回の放送で、会わねばならない理由が増えた。
「……」
ニコルに頭を下げられ、バツが悪そうに目を逸らす。
もしギギストの言うように、イザーク自身の意思に反する形でくるみの命を奪ったとすれば。
自分は一体どうするのか、何をしたいのか。
あらん限りの罵声をぶつけたとて、それを口に出来る資格があるのだろうか。
ゆう以上に戦場へ身を投じ、多くの傷を負い。
喪失に苦しみながら戦う者へ、守られる立場でしかない己が。
責める言葉を吐き出したところで、自己嫌悪に苛まれるだけじゃないか。
もしギギストの言うように、イザーク自身の意思に反する形でくるみの命を奪ったとすれば。
自分は一体どうするのか、何をしたいのか。
あらん限りの罵声をぶつけたとて、それを口に出来る資格があるのだろうか。
ゆう以上に戦場へ身を投じ、多くの傷を負い。
喪失に苦しみながら戦う者へ、守られる立場でしかない己が。
責める言葉を吐き出したところで、自己嫌悪に苛まれるだけじゃないか。
「…………許すかどうかは、別だから」
口汚い罵声は無限に浮かぶも、紡ぐ気にはなれなくて。
今ここでニコルを詰るのが間違ってる事くらい、ゆうだって分かる。
渋い顔で気まずそうに視線を外し、ボソリと吐き捨てるのが精一杯だったが。
向こうにとってはそれだけでも十分なのか、「感謝しますと」言われ余計にいたたまれない。
今ここでニコルを詰るのが間違ってる事くらい、ゆうだって分かる。
渋い顔で気まずそうに視線を外し、ボソリと吐き捨てるのが精一杯だったが。
向こうにとってはそれだけでも十分なのか、「感謝しますと」言われ余計にいたたまれない。
「ところで、なんであなたは勝手に出発しようとしてるの?一匹狼を気取りたいってタイプ?」
「俺は俺の戦場を求めているに過ぎん。お前達の都合に付き合う気はない」
「俺は俺の戦場を求めているに過ぎん。お前達の都合に付き合う気はない」
素っ気なくミカに返すグラファイトは、ゆう達のやり取りへ興味を抱いた様子もない。
放送の内容へ思う所はあったのか、暫し佇んではいたものの。
鉄華兵団の面々に歩幅を合わせる意図はなく、一同に背を向ける。
放送の内容へ思う所はあったのか、暫し佇んではいたものの。
鉄華兵団の面々に歩幅を合わせる意図はなく、一同に背を向ける。
「待ってください。今すぐに僕らと争う意思が無いのであれば、あなたの持つ情報をより詳しく教えてくれませんか?」
だがグラファイトの出発へ、ニコルが待ったを掛ける。
野比家から出た際の情報開示では、殺し合いに乗った者・乗ってない者の大まかな説明。
ルルーシュへの警戒やアークエンジェルの詳細がメインであり、細かな部分は省いた。
しかし放送を経たうえで今一度情報整理を行うのは、悪手とも言えまい。
野比家から出た際の情報開示では、殺し合いに乗った者・乗ってない者の大まかな説明。
ルルーシュへの警戒やアークエンジェルの詳細がメインであり、細かな部分は省いた。
しかし放送を経たうえで今一度情報整理を行うのは、悪手とも言えまい。
「即座に矛を交えるつもりがないだけで、馴れ合うと言った覚えはない。知りたくばお前達自身で――」
「我らが目指す戦場には、赤と青の二色の仮面ライダーらしき戦士がいる」
「――なに?」
「我らが目指す戦場には、赤と青の二色の仮面ライダーらしき戦士がいる」
「――なに?」
にべもなく断ろうとしたグラファイトを遮り、齎されるは予期せぬ内容。
急に何を言い出すのか、何故そんな事が分かるのか。
訝しく見やる龍戦士を、やはり表情の変わらぬ貌で視線を返す。
急に何を言い出すのか、何故そんな事が分かるのか。
訝しく見やる龍戦士を、やはり表情の変わらぬ貌で視線を返す。
「先の様子で理解したぞ、紅蓮の龍よ。お前は己自身を満たす闘争にこそ価値を見出すが、かといって勝利のみに執着するでもない。ある種の譲れぬ矜持(プライド)を持つお前が、我に情報を与えられた借りを返さぬままでいるのは……さて誇り高き戦士と呼べるか?」
「随分と小賢しい手を使う。貴様のくだらん屁理屈だろう」
「あえてお前の言葉に乗るとすれば、参加者(プレイヤー)同士のやり取りにルール違反はないのだろう?」
「随分と小賢しい手を使う。貴様のくだらん屁理屈だろう」
「あえてお前の言葉に乗るとすれば、参加者(プレイヤー)同士のやり取りにルール違反はないのだろう?」
自身の邪魔さえしなければ、積極的にルルーシュと鉄華兵団の対立へ介入する気もない。
そう返した先の意趣返し、とは違うだろうが良い気分にはならない。
こちらから教えて欲しいと頼んだ覚えはなく、ギギストが勝手に言っただけだ。
乗っかってやる義理が、ある筈もないだろう。
そう返した先の意趣返し、とは違うだろうが良い気分にはならない。
こちらから教えて欲しいと頼んだ覚えはなく、ギギストが勝手に言っただけだ。
乗っかってやる義理が、ある筈もないだろう。
「…………」
それでも考え込む仕草を取るのは、ゲーム開始当初と比べ大きく様変わりした現状に思う所はゼロでない故か。
求めるのはあくまで自身の本懐を果たせる闘争、運営の思惑を探るだとかは道を別った友の役目。
なれど、残存参加者が50名を切りデスゲームが更なる激化を辿るのは確実。
アークエンジェルのような巨大戦力が、この先も投入されたとて不思議はない。
死を恐れてはいないが無知となってゲームオーバーを迎えるのは、グラファイト本人からしても納得とは程遠い。
人間達と肩を並べ合うつもりは皆無、だが来る大戦(レイドバトル)に備え情報を纏め直す頃合いと思えば――
求めるのはあくまで自身の本懐を果たせる闘争、運営の思惑を探るだとかは道を別った友の役目。
なれど、残存参加者が50名を切りデスゲームが更なる激化を辿るのは確実。
アークエンジェルのような巨大戦力が、この先も投入されたとて不思議はない。
死を恐れてはいないが無知となってゲームオーバーを迎えるのは、グラファイト本人からしても納得とは程遠い。
人間達と肩を並べ合うつもりは皆無、だが来る大戦(レイドバトル)に備え情報を纏め直す頃合いと思えば――
「留まって話し込む時間が惜しい、話は移動しながらで良いな?それと、運転が可能な者はいるか?」
○
万人が思い浮かべるだろう大都会の想像図を、そのまま現実に持ち込んだかのエリア。
会場南東部へ大きく広がる現代都市、その一画を疾走するは一台の大型車両。
元は八神拓也の支給品だった、黒の騎士団が有するトレーラー。
ルルーシュが調達し、組織の移動拠点として活用されて来たとは露知らず。
一同は広々としたスペースに腰を下ろした。
会場南東部へ大きく広がる現代都市、その一画を疾走するは一台の大型車両。
元は八神拓也の支給品だった、黒の騎士団が有するトレーラー。
ルルーシュが調達し、組織の移動拠点として活用されて来たとは露知らず。
一同は広々としたスペースに腰を下ろした。
「何だか妙な気分ですね。ここにいる僕とは別に、もう一人の僕が運転してるなんて……」
曖昧な笑みで運転席へ通じる通路を見やるも、情報開示の場へ同席出来たのなら文句もない。
グラファイトに支給された二つ目のアイテム。
分身ハンマーと呼ばれるひみつ道具を使い、名前の通りニコルの複製体を生成。
運転を頼めば快く引き受け、目的地へアクセルを吹かす真っ最中だ。
グラファイトに支給された二つ目のアイテム。
分身ハンマーと呼ばれるひみつ道具を使い、名前の通りニコルの複製体を生成。
運転を頼めば快く引き受け、目的地へアクセルを吹かす真っ最中だ。
ともかく、到着までの時間をくつろいで潰す為に移動手段を提供してやったのではない。
腕組し、本題に移れと視線で訴えられ頷く。
鉄華兵団の面々は博物館に集まった際、各々来るまでの経緯は伝えた。
よって今回はグラファイトの話がメインとなり、所々でそれぞれが細かな補足を入れ話は進む。
腕組し、本題に移れと視線で訴えられ頷く。
鉄華兵団の面々は博物館に集まった際、各々来るまでの経緯は伝えた。
よって今回はグラファイトの話がメインとなり、所々でそれぞれが細かな補足を入れ話は進む。
「そっかぁ……ゼインの奴、そっちに行ってたんだ」
ルルーシュがノワル討伐へ赴いたのと同時刻に起きた、テレビ局襲撃。
グラファイトやジンガのみならず、ミカにとって因縁のある者も関わったらしい。
取った行動は予想通り、独善的な理由で参加者の粛清へ動いた。
篝を殺した時と何ら変わらない、己を絶対正義と信じて疑わぬ善意の怪物へ。
知らず知らずの内に、奥歯を強く噛み締める。
グラファイトやジンガのみならず、ミカにとって因縁のある者も関わったらしい。
取った行動は予想通り、独善的な理由で参加者の粛清へ動いた。
篝を殺した時と何ら変わらない、己を絶対正義と信じて疑わぬ善意の怪物へ。
知らず知らずの内に、奥歯を強く噛み締める。
(チェイスおにいさん……あの子を助けられたのかな……)
テレビ局を去ったゼインの具体的な動きは、グラファイトも知らないと首を横に振った。
傀儡にされた少女も、彼女を最も想っていた追跡者の仮面ライダーも。
ミカと再び顔を合わせる機会には恵まれず、第二回放送で名を呼ばれた。
最後までゼインに操られ、その果てに命を奪われたのか。
解放にこそ成功したが殺されてしまい、時間を置かずにチェイスも神殺しの手でゲームオーバーとなったのか。
詳細を知る術は手元に無く、あれやこれやと勝手な想像しか出来なかった。
傀儡にされた少女も、彼女を最も想っていた追跡者の仮面ライダーも。
ミカと再び顔を合わせる機会には恵まれず、第二回放送で名を呼ばれた。
最後までゼインに操られ、その果てに命を奪われたのか。
解放にこそ成功したが殺されてしまい、時間を置かずにチェイスも神殺しの手でゲームオーバーとなったのか。
詳細を知る術は手元に無く、あれやこれやと勝手な想像しか出来なかった。
「その後の経緯は不明だが、ゼインなる人工知能は蛮野天十郎によって消去。以降は奴が猛威を振るうようになった、と。堀北鈴音らの証言とも一致するな」
「メラが操る軍勢や、グリオンって奴の部下といい……参加者ですらない存在がそこまでの力を持つなんて……」
「メラが操る軍勢や、グリオンって奴の部下といい……参加者ですらない存在がそこまでの力を持つなんて……」
アッシュフォード学園での虐殺を生き延びた堀北とドラえもんから、既に聞いているとはいえ。
正規プレイヤーではなく、元はただの支給品に過ぎない蛮野が下手な参加者以上の脅威となった事実には。
羂索達は何を考えてるのかと、改めて頭が痛くなる。
正規プレイヤーではなく、元はただの支給品に過ぎない蛮野が下手な参加者以上の脅威となった事実には。
羂索達は何を考えてるのかと、改めて頭が痛くなる。
「そいつがカヨコさんを……」
自分達を博物館へ向かわせる為に、足止めを請け負ったカヨコもあれから間もなく力尽きた。
しかし手に掛けたのは直前まで対峙していた羅暁ではなく、墓標アプリを見るに蛮野だ。
もしかすれば小夜と共に羅暁を倒し、追い掛けて来てくれる未来があったかもしれない。
現実には蛮野の乱入によってぶち壊され、命まで奪われた。
話だけでも腐り切った性根と分かる男の手で、自分とカヨコ達の約束が破られたかと思うと。
悔しくて堪らず、拳を握る力が強まった。
しかし手に掛けたのは直前まで対峙していた羅暁ではなく、墓標アプリを見るに蛮野だ。
もしかすれば小夜と共に羅暁を倒し、追い掛けて来てくれる未来があったかもしれない。
現実には蛮野の乱入によってぶち壊され、命まで奪われた。
話だけでも腐り切った性根と分かる男の手で、自分とカヨコ達の約束が破られたかと思うと。
悔しくて堪らず、拳を握る力が強まった。
「でも、そのバンノはリュウエンくん達が倒したんだよね?」
「インナーフレームと化した綾小路清隆も、最期を共にする羽目になったか。実質、ルルーシュの戦力が一つ削れたことにもなるが……」
「インナーフレームと化した綾小路清隆も、最期を共にする羽目になったか。実質、ルルーシュの戦力が一つ削れたことにもなるが……」
被害を広めつつあった蛮野だが、この世に悪の栄えたためしなしと言うのか。
龍園翔一行とぶつかり、グラファイトの途中参戦なども経て遂に討たれるに至った。
同郷たる堀北も龍園の名は口にしており、曰く信用出来ないが殺し合いに乗る程の下衆ではないとのこと。
長らく動向は不明だったが、龍戦士から語られ鉄華兵団の者達も把握する事になった。
同行者の一人である伏黒甚爾共々、グラファイトのお眼鏡に適った点はさておき。
如何なる原理か圧倒的巨大さの異形と化した蛮野を、これまた方法は不明だが鋼鉄の恐竜を呼び出し撃破。
その際に綾小路も消滅の末路を辿ったのが、ラストアタックの欄に龍園と記された理由なのだろう。
龍園翔一行とぶつかり、グラファイトの途中参戦なども経て遂に討たれるに至った。
同郷たる堀北も龍園の名は口にしており、曰く信用出来ないが殺し合いに乗る程の下衆ではないとのこと。
長らく動向は不明だったが、龍戦士から語られ鉄華兵団の者達も把握する事になった。
同行者の一人である伏黒甚爾共々、グラファイトのお眼鏡に適った点はさておき。
如何なる原理か圧倒的巨大さの異形と化した蛮野を、これまた方法は不明だが鋼鉄の恐竜を呼び出し撃破。
その際に綾小路も消滅の末路を辿ったのが、ラストアタックの欄に龍園と記された理由なのだろう。
結果だけを見れば、鉄華兵団にとっても悪いニュースとは言い難い。
少なくない被害を出し、放って置けば今後も犠牲者が増えただろう蛮野はもとより。
成見亜里紗殺害の件で敵意と警戒を集めたルルーシュの腹心、綾小路も脱落。
懸念事項が二つも消えたと、そう言えるのだろうが。
少なくない被害を出し、放って置けば今後も犠牲者が増えただろう蛮野はもとより。
成見亜里紗殺害の件で敵意と警戒を集めたルルーシュの腹心、綾小路も脱落。
懸念事項が二つも消えたと、そう言えるのだろうが。
「スズネちゃんとドラちゃん、大丈夫かな……」
博物館とアッシュフォード学園へそれぞれ向かった仲間を想い、ユメの顔色が曇り出す。
片や同じDクラス出身、片や一時期は行動を共にした仲。
生憎良好な関係とは言えず、亜里紗を殺した事実で思う所は多々あれど。
彼らなりに、綾小路の身を案じていたのもまた事実。
特に堀北からすれば、同じ学校の生徒同士で殺し合ったようなもの。
放送を聞いた二人が少なからずショックを受けるのは、まず避けられない。
片や同じDクラス出身、片や一時期は行動を共にした仲。
生憎良好な関係とは言えず、亜里紗を殺した事実で思う所は多々あれど。
彼らなりに、綾小路の身を案じていたのもまた事実。
特に堀北からすれば、同じ学校の生徒同士で殺し合ったようなもの。
放送を聞いた二人が少なからずショックを受けるのは、まず避けられない。
「向こうにいる皆が支えになってくれると、そう願いたいですが……」
別行動中の仲間を想い、ニコルも表情に影が差す。
放送で名を呼ばれた中には、幻夢本社へ赴いた筈の孔富もいた。
禪院家の探索を切っ掛けに同行し、デスゲームではちひろ達と同じくらいに時間を共有した仲だ。
本選が始まり10時間以上が経って尚、一人も脱落せずやって来れたが。
全員揃っての生還は、残念ながら不可能である。
放送で名を呼ばれた中には、幻夢本社へ赴いた筈の孔富もいた。
禪院家の探索を切っ掛けに同行し、デスゲームではちひろ達と同じくらいに時間を共有した仲だ。
本選が始まり10時間以上が経って尚、一人も脱落せずやって来れたが。
全員揃っての生還は、残念ながら不可能である。
彼と同じ医療関係者として、度々相棒と呼び合ったピルツは何を思うか。
親友の死が重なり荒んだ時、体を張った治療行為(おはなし)で救済(すく)われた流子は大丈夫なのか。
孔富に同行中のちひろは、彼の死にショックを受けてやしないか。
彼女らの傍にも仲間が付いてるとはいえ、すぐに駆け付けてやれない己に不甲斐なさが募る。
やっぱり心配だから博物館に戻ろうと、勝手な判断を下す訳にもいかず。
ゼロを始めとする面々に、任せる以外になかった。
親友の死が重なり荒んだ時、体を張った治療行為(おはなし)で救済(すく)われた流子は大丈夫なのか。
孔富に同行中のちひろは、彼の死にショックを受けてやしないか。
彼女らの傍にも仲間が付いてるとはいえ、すぐに駆け付けてやれない己に不甲斐なさが募る。
やっぱり心配だから博物館に戻ろうと、勝手な判断を下す訳にもいかず。
ゼロを始めとする面々に、任せる以外になかった。
尤も、ピルツ達以上に深刻なのは間違いなくサチだ。
メラに囚われたまま想い人の死を知らされ、平静を保てるなんて有り得ない。
救出を急がねば、最悪の事態にいつ陥ったとておかしくないだろう。
メラに囚われたまま想い人の死を知らされ、平静を保てるなんて有り得ない。
救出を急がねば、最悪の事態にいつ陥ったとておかしくないだろう。
「取り敢えず、あの恐竜を操ってた龍園って人は敵じゃないんだよね?堀北さんの話じゃ、良い人って感じでも無さそうだけど」
「他者からの醜聞など知らん。少なくとも俺にとっては、伏黒甚爾やキャルと同じく戦士と認めた人間だ」
「でも殺し合いに乗ってないのは本当なんでしょ?それに、サヨちゃんのことも保護してくれたみたいだし」
「他者からの醜聞など知らん。少なくとも俺にとっては、伏黒甚爾やキャルと同じく戦士と認めた人間だ」
「でも殺し合いに乗ってないのは本当なんでしょ?それに、サヨちゃんのことも保護してくれたみたいだし」
外見の特徴を聞き、小夜も龍園達の元へ身を寄せてるのは分かった。
王様戦隊に属してはおらず、かといって鉄華兵団への積極的な加入を目指す訳でもない。
現状を考えれば珍しい、独自の立ち位置の一団だ。
個々の戦力は四凶に及ばずとも、蛮野討伐やアークエンジェル撃墜の実績を思うに決して低くない。
ルルーシュより先んじて協力を取り付けるのがベスト、と言った所か。
王様戦隊に属してはおらず、かといって鉄華兵団への積極的な加入を目指す訳でもない。
現状を考えれば珍しい、独自の立ち位置の一団だ。
個々の戦力は四凶に及ばずとも、蛮野討伐やアークエンジェル撃墜の実績を思うに決して低くない。
ルルーシュより先んじて協力を取り付けるのがベスト、と言った所か。
「……うん。私も会ってみたいかな」
ミカが邂逅を望むのは、龍園に同行中の少女。
自分を守り力尽きた篝の、実の娘たる十条姫和。
直接篝を手に掛けたのはゼインだが、自分を庇わなければ彼女は今も生きてられたんじゃあないか。
死の原因には自分も数えられるのではと、罪悪感は未だ健在。
姫和が自分に怒りを燃やし、激しく詰ったとしても当前だとミカ自身が思っている。
会って何を言われるか、不安と恐怖が無い訳じゃあない。
だけど篝と縁を結んだ者として、最期を伝えない選択はなかった。
自分を守り力尽きた篝の、実の娘たる十条姫和。
直接篝を手に掛けたのはゼインだが、自分を庇わなければ彼女は今も生きてられたんじゃあないか。
死の原因には自分も数えられるのではと、罪悪感は未だ健在。
姫和が自分に怒りを燃やし、激しく詰ったとしても当前だとミカ自身が思っている。
会って何を言われるか、不安と恐怖が無い訳じゃあない。
だけど篝と縁を結んだ者として、最期を伝えない選択はなかった。
「あーでも、あなたを連れて行ったら迷惑がられるかもね。リュウエンくんやトウジっておじさんに夢中なんだし☆」
「優先順位を見誤る気はないと言った筈だ、下らん茶々入れなら壁に向かってやっていろ。お前の齎した情報は、十分価値のあるものだったがな」
「優先順位を見誤る気はないと言った筈だ、下らん茶々入れなら壁に向かってやっていろ。お前の齎した情報は、十分価値のあるものだったがな」
可愛らしいウィンクのおまけ付きで、やや挑発的に軽口を叩く。
素っ気なくあしらうも、ミカの話が興味を引き付けたのは事実だ。
テレビ局近くで出会った剣士、ジンガが強い執着を見せる黄金騎士。
道外流牙の強さや守りし者の生き様を聞き、グラファイトも昂らずにはいられない。
魂を腐らせた魔獣ホラーがああも強く拘る男だ、神殺しの件が片付けば是非とも闘争に臨みたい。
素っ気なくあしらうも、ミカの話が興味を引き付けたのは事実だ。
テレビ局近くで出会った剣士、ジンガが強い執着を見せる黄金騎士。
道外流牙の強さや守りし者の生き様を聞き、グラファイトも昂らずにはいられない。
魂を腐らせた魔獣ホラーがああも強く拘る男だ、神殺しの件が片付けば是非とも闘争に臨みたい。
(だがまさか、目的地に奴がいるとはな)
短時間しか効果はないが、ギギストが用いる遠見の術で離れた戦場を水晶は映し出した。
中にはライダーや類する戦士に変身中の為、素顔が分からない者もいたが。
アークエンジェル付近にはなんとジンガもおり、複数人の少女を相手取ったのだという。
メラとの大戦争へ一枚噛むつもりだったが、それとは異なる闘争の匂いに引き寄せられたか。
中にはライダーや類する戦士に変身中の為、素顔が分からない者もいたが。
アークエンジェル付近にはなんとジンガもおり、複数人の少女を相手取ったのだという。
メラとの大戦争へ一枚噛むつもりだったが、それとは異なる闘争の匂いに引き寄せられたか。
更にもう一人、ギギストが見たという赤と青の仮面ライダーらしき戦士。
特徴に一致する者を、グラファイトは知っている。
特徴に一致する者を、グラファイトは知っている。
(ここで顔を合わせる事になるか、パラド……)
バグスターの同胞であり無二の友、参加者の中で唯一元いた世界から縁を持つ男。
人間達とパラドが手を組んだ事に、驚きも憤りもない。
ポッピー同様、CRに協力し人類の守護者を選んだのだから当然と言えよう。
考え抜いた末の選択は否定しない、今でも友であるとの認識は変わらない。
なれど自分は同じ道を歩む気はなく、敵キャラクターとしての己を曲げる気は皆無。
メラが健在な状況でむやみやたらと矛を交えずとも、遠くない未来。
異なる道を往く自分とパラドが、激突する可能性は否定出来なかった。
人間達とパラドが手を組んだ事に、驚きも憤りもない。
ポッピー同様、CRに協力し人類の守護者を選んだのだから当然と言えよう。
考え抜いた末の選択は否定しない、今でも友であるとの認識は変わらない。
なれど自分は同じ道を歩む気はなく、敵キャラクターとしての己を曲げる気は皆無。
メラが健在な状況でむやみやたらと矛を交えずとも、遠くない未来。
異なる道を往く自分とパラドが、激突する可能性は否定出来なかった。
友との再会が近付き、去来する感情を面には出さず。
到着先で待つ面々の顔を浮かべ、やがて一人の少女の姿が克明に思い出される。
再戦の機会は永遠に失われ、ホットラインの記載通りなら神の牙に敗れたプレイヤー。
決着を付けられず惜しむ気持ちに、嘘は付けない。
同時に、一つの確信があった。
あの少女はきっと、戦いを放棄せず最後の最後まで足掻いたのだろう。
負傷を捨て置き己へ食らい付いた勇ましい様を、決して忘れていないが故に。
到着先で待つ面々の顔を浮かべ、やがて一人の少女の姿が克明に思い出される。
再戦の機会は永遠に失われ、ホットラインの記載通りなら神の牙に敗れたプレイヤー。
決着を付けられず惜しむ気持ちに、嘘は付けない。
同時に、一つの確信があった。
あの少女はきっと、戦いを放棄せず最後の最後まで足掻いたのだろう。
負傷を捨て置き己へ食らい付いた勇ましい様を、決して忘れていないが故に。
「……眠れ。お前は強かった」
届かぬと承知で、亡き戦士へ言葉を送る。
敵意はあれど互いに悪意で繋がってはいなかった、自分が認めた強き少女への敬意を籠めて。
敵意はあれど互いに悪意で繋がってはいなかった、自分が認めた強き少女への敬意を籠めて。
「何だか凄いことになって来ちゃったね……」
「順風満帆が実現する段階ではとうになくなった。想定外の事態は最早珍しくもないだろう」
「順風満帆が実現する段階ではとうになくなった。想定外の事態は最早珍しくもないだろう」
情報開示が済むと、到着まで各々車内で待つ。
そっと近付き話し掛けるユメへ、何でもないようにギギストは返す。
この殺し合い、自身の理解の範疇外の方が多過ぎる。
一々慌てふためくのも、馬鹿らしく感じる程だ。
王様戦隊のメンバー捜索に出向いた筈が、アークエンジェルの出現を機に妙な方向に転がりつつあるのは果たして気のせいか。
グラファイトとの遭遇や、まだ見ぬ参加者の情報入手。
そして、放送で告げられた凄惨な現実。
そっと近付き話し掛けるユメへ、何でもないようにギギストは返す。
この殺し合い、自身の理解の範疇外の方が多過ぎる。
一々慌てふためくのも、馬鹿らしく感じる程だ。
王様戦隊のメンバー捜索に出向いた筈が、アークエンジェルの出現を機に妙な方向に転がりつつあるのは果たして気のせいか。
グラファイトとの遭遇や、まだ見ぬ参加者の情報入手。
そして、放送で告げられた凄惨な現実。
「イザークくん、か……」
ニコルやラクスの仲間であり、ゆうの友達を殺した青年。
殺害へ至った経緯は未だ不明なれど、望まない形で手を汚してしまったとすれば。
信じられないと言わんばかりに、絶望を貼り付けた表情(かお)で散った少女を。
ディーヴァという名の歌姫の末路を、ハッキリと記憶してる為に。
ユメからしても、他人事とは思えない。
殺害へ至った経緯は未だ不明なれど、望まない形で手を汚してしまったとすれば。
信じられないと言わんばかりに、絶望を貼り付けた表情(かお)で散った少女を。
ディーヴァという名の歌姫の末路を、ハッキリと記憶してる為に。
ユメからしても、他人事とは思えない。
「…………」
暗い顔で黙りこくったユメを、沈黙し見やること数秒。
己の中で問うべき内容が纏まったのか、冥黒王は言葉を紡ぐ。
己の中で問うべき内容が纏まったのか、冥黒王は言葉を紡ぐ。
「梔子ユメ、お前が何を考えているかは我も理解出来る。故にあえて問うが、お前が罪悪に囚われる意味はあるのか?」
「えっ……?」
「グリオンが操る人形が一枚上手だった、言ってしまえばそれだけに過ぎん。罪の意識で己を縛った所で、事態の好転には役立たんだろう。第一お前と立風館ソウジへの糾弾も起こらぬ中で、何故不要に背負おうとする?」
「えっ……?」
「グリオンが操る人形が一枚上手だった、言ってしまえばそれだけに過ぎん。罪の意識で己を縛った所で、事態の好転には役立たんだろう。第一お前と立風館ソウジへの糾弾も起こらぬ中で、何故不要に背負おうとする?」
ディーヴァを死に追いやったのは、ユメとソウジな事に違いはないが。
客観的に見て、一番の悪と言うべきは原因を作った冥黒ディアッカだろう。
あのデスマスクさえいなければディーヴァも、花菱はるかだって死なずに済んだ。
実際、事のあらましを聞きユメ達を責めた者は一人もいない。
ゆうだけは呑み込むのに苦労したが、詰った所で何か変わるものでも非ずと内心は理解していた。
本人が強く後悔し、罰を求める者もいない以上。
己自身を苛んでまで、罪悪感を背負い込む意味もない。
倫理観より合理性を取った物言いへ、ユメも暫し口を噤み、
客観的に見て、一番の悪と言うべきは原因を作った冥黒ディアッカだろう。
あのデスマスクさえいなければディーヴァも、花菱はるかだって死なずに済んだ。
実際、事のあらましを聞きユメ達を責めた者は一人もいない。
ゆうだけは呑み込むのに苦労したが、詰った所で何か変わるものでも非ずと内心は理解していた。
本人が強く後悔し、罰を求める者もいない以上。
己自身を苛んでまで、罪悪感を背負い込む意味もない。
倫理観より合理性を取った物言いへ、ユメも暫し口を噤み、
「ううん、それは駄目だよ」
静かに首を振りやんわりと、されど確固たる意志を宿し否定を返す。
「ギギストくんの言う通り、私は悪くないって考えれば楽になれるのかもしれない」
でも、そう一拍置いてこちらを見やる瞳は。
最初に出会い、冥黒王の内面を激しく揺さぶった時と同じ。
全てを見透かすように底知れず、だが視線を外せぬ力強さがあった。
最初に出会い、冥黒王の内面を激しく揺さぶった時と同じ。
全てを見透かすように底知れず、だが視線を外せぬ力強さがあった。
「楽な方に逃げたら、きっとそれはこの先ずっと続く。立ち向かわなきゃいけない、逃げたら駄目な時にも楽な逃げ道を作っちゃうから」
自分を曲げて逃避を選ぶのは、その場限りの話じゃない。
信じることを諦め疑いだけを選んだら、きっと誰も信じられなくなる。
助けることを投げ出し我が身を優先したら、きっと誰からも信じてもらえなくなる。
苦しく、傷付くのを避けられない事態になるとしても。
他ならぬ“自分自身”を捨てる真似だけは、したくなかった。
信じることを諦め疑いだけを選んだら、きっと誰も信じられなくなる。
助けることを投げ出し我が身を優先したら、きっと誰からも信じてもらえなくなる。
苦しく、傷付くのを避けられない事態になるとしても。
他ならぬ“自分自身”を捨てる真似だけは、したくなかった。
「自分の在り方を曲げて逃げるような奴を見て、皆は私を信じてくれたんじゃない筈だよ」
君はどうしたいと、聞いてくれた少年がいた。
自分がここにいるのに、自分の体を呪術師に利用され。
混乱と恐怖で沈み込んだ己に、下手な慰めを掛けるんじゃなく。
他ならぬ梔子ユメは何をしたいのかと、踏み出す切っ掛けをもらった。
自分がここにいるのに、自分の体を呪術師に利用され。
混乱と恐怖で沈み込んだ己に、下手な慰めを掛けるんじゃなく。
他ならぬ梔子ユメは何をしたいのかと、踏み出す切っ掛けをもらった。
「殺し合いを止めたいことも、死にたくないって思うことも変わってない。だけど、多分私一人だけじゃそんな風に“こうしたい!”って決められたか分からないんだ」
限られた時間を精一杯駆け抜けた、ホムンクルスの少年はもういない。
再会の機会は神殺しによって奪われ、二度と彼の顔は見れず声も聞けない。
悲しくない訳がない、どうしてと力の限り叫びたくなる。
それでも、喪失に打ちのめされながらも。
彼との出会いと過ごした時間を否定したくないからこそ、死んだ現実から逃げはしない。
再会の機会は神殺しによって奪われ、二度と彼の顔は見れず声も聞けない。
悲しくない訳がない、どうしてと力の限り叫びたくなる。
それでも、喪失に打ちのめされながらも。
彼との出会いと過ごした時間を否定したくないからこそ、死んだ現実から逃げはしない。
「それに……ギギストくん言ってたよね?私の足掻きで理解させてみろって」
理解出来ない、意味がないと思考を断ち切るんじゃない。
長い時間悩み、答えが見付からず惑う時もあるだろうけど。
諦めず考え続けた過程と、辿り着いた先の理解には必ず意味がある。
小娘の戯言と一蹴すれば良いものを、今も切り捨てられず不可思議な熱と共に存在する。
長い時間悩み、答えが見付からず惑う時もあるだろうけど。
諦めず考え続けた過程と、辿り着いた先の理解には必ず意味がある。
小娘の戯言と一蹴すれば良いものを、今も切り捨てられず不可思議な熱と共に存在する。
「ディーヴァちゃんのことも含めて、これから先も情けなくてみっともない所ばっかり見せるかもだけど……」
右手に握り締めた、冥黒王から託されたメダルを指先でそっと撫でる。
彼なりに抱いた迷いへ向き合い、自分の言葉に応えてくれた。
その想いを、無為になんかしたくないから。
彼が最後は必ず納得出来る答えを手に入れられるように、一緒に探したいと思うから。
彼なりに抱いた迷いへ向き合い、自分の言葉に応えてくれた。
その想いを、無為になんかしたくないから。
彼が最後は必ず納得出来る答えを手に入れられるように、一緒に探したいと思うから。
「ギギストくんが信じてくれた私のまま、頑張りたいから。隣で見てて欲しいなって」
「………………」
「………………」
打算も悪意も宿らない、飾らない本心の微笑みを向けられて。
出すべき言葉が思い付かず、呻き声の一つも漏らせない。
頭に大が付く程の馬鹿で、能天気極まると心底呆れるのが正しい反応だろうに。
ため息すら出て来ず、太陽のような笑みを視界から外せずにいる。
出すべき言葉が思い付かず、呻き声の一つも漏らせない。
頭に大が付く程の馬鹿で、能天気極まると心底呆れるのが正しい反応だろうに。
ため息すら出て来ず、太陽のような笑みを視界から外せずにいる。
「……やはり、お前は理解出来ん」
冥黒王たる己の理解が及ばぬ存在など、忌避すべきものでしかない筈なのに。
不思議と彼女には、悪感情を宿す気になれなかった。
不思議と彼女には、悪感情を宿す気になれなかった。
【エリアH-8/現代都市/9月2日午後11時50分】
【梔子ユメ@ブルーアーカイブ】
状態:ダメージ(中)、疲労(小)、黒見セリカへの興味(大)、魔王グリオンへの怒り(大)、後悔(大)、乗車中
服装:アビドス高校の制服
装備:アメンバッグル&レリーフグリフバッジ(9種)@戦隊レッド異世界で冒険者になる、ブレイドレリーフグリフバッジ@本ロワオリジナル、キョウリュウレリーフグリフバッジ@本ロワオリジナル
令呪:残り一画
道具:お助けカード@Fate/GrandOrder、おにぎり×3@戦国BASARAシリーズ、ランダムアイテム×0~1、ホットライン、イノセンス@魔法少女ルナの災難
思考
基本:羂索・クルーゼの目的を知るキヴォトスが滅んだ理由を知る
00:分からないかもしれないけれど……知らなきゃいけないことだと思うから
01:私の姿をした。羂索……
02:鉄華兵団で殺し合いを打破する
03:ホシノちゃんと連絡が取れるといいな。安易に殺すなんてダメ!
04:あの足の付いた船はもう壊された?行って確かめないと
05:メラには要警戒。
06:セリカちゃん、どうして勝手に会長代行なんて……。会って聞いてみなきゃ!
07:ギギストくんの話をちゃんと聞きたい
08:シロコちゃん。会ってみたいな。
09:やっぱりギギストくん達の錬金術って凄いと思う
10:ごめんなさい……
11:私が、強い?もし、それが本当なら……
12:ルルーシュには王様の座を降りてほしいかな。いくら何でもやっていいことと悪いことがあるよ
参戦時期:行方不明になった後
備考
※ゲームに参加する前後の記憶が朧気です。
少なくとも自分が死んだような記憶はないです
※うてなからノワルについての情報を得ました。
またノワルと対立した面々を信頼できる人物として認識しています
※お助けカードは残り2枚です
※ギギストの錬金術と複数の支給品、心意システムの影響でブレイドレリーフグリフバッジを入手しました。どのレリーフバッジを使ったかは後続の書き手に任せます。
※立風館ソウジ、堀北鈴音と宝石メロンを分け合い、ダメージと疲労が回復しました。
状態:ダメージ(中)、疲労(小)、黒見セリカへの興味(大)、魔王グリオンへの怒り(大)、後悔(大)、乗車中
服装:アビドス高校の制服
装備:アメンバッグル&レリーフグリフバッジ(9種)@戦隊レッド異世界で冒険者になる、ブレイドレリーフグリフバッジ@本ロワオリジナル、キョウリュウレリーフグリフバッジ@本ロワオリジナル
令呪:残り一画
道具:お助けカード@Fate/GrandOrder、おにぎり×3@戦国BASARAシリーズ、ランダムアイテム×0~1、ホットライン、イノセンス@魔法少女ルナの災難
思考
基本:羂索・クルーゼの目的を知るキヴォトスが滅んだ理由を知る
00:分からないかもしれないけれど……知らなきゃいけないことだと思うから
01:私の姿をした。羂索……
02:鉄華兵団で殺し合いを打破する
03:ホシノちゃんと連絡が取れるといいな。安易に殺すなんてダメ!
04:あの足の付いた船はもう壊された?行って確かめないと
05:メラには要警戒。
06:セリカちゃん、どうして勝手に会長代行なんて……。会って聞いてみなきゃ!
07:ギギストくんの話をちゃんと聞きたい
08:シロコちゃん。会ってみたいな。
09:やっぱりギギストくん達の錬金術って凄いと思う
10:ごめんなさい……
11:私が、強い?もし、それが本当なら……
12:ルルーシュには王様の座を降りてほしいかな。いくら何でもやっていいことと悪いことがあるよ
参戦時期:行方不明になった後
備考
※ゲームに参加する前後の記憶が朧気です。
少なくとも自分が死んだような記憶はないです
※うてなからノワルについての情報を得ました。
またノワルと対立した面々を信頼できる人物として認識しています
※お助けカードは残り2枚です
※ギギストの錬金術と複数の支給品、心意システムの影響でブレイドレリーフグリフバッジを入手しました。どのレリーフバッジを使ったかは後続の書き手に任せます。
※立風館ソウジ、堀北鈴音と宝石メロンを分け合い、ダメージと疲労が回復しました。
【冥黒王ギギスト@仮面ライダーガッチャード】
状態:ダメージ(中)、疲労(小)、賢者の石の49.5%を保有、スパナの死に言いようもない感情、ユメへの呆れと……?、乗車中
服装:なし(多分あれで全裸)
装備:千本桜@BLEACH
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~1(錬金術に関係する物)、ホットライン、ゴージャスカグヤファイル@仮面ライダーガッチャード、レジェンドライダーケミーカード(アギト、龍騎、ゴースト)、未来のコアメダル×2@仮面ライダーオーズ、T2トリガーメモリ@仮面ライダーW
思考
基本:こうなっては仕方あるまい。鉄華兵団の一員として運営を打倒し、真の玉座についてはその後で考える。
00:足つきを止める筈だったが、その必要もなくなったか。
01:異界の能力…どれも興味深い物ばかりだ。我の力とするにふさわしき力を選定するには丁度いい。
02:梔子ユメ、この娘は理解に苦しむ、が――
03:魔王グリオン…我の知るグリオンとは違うようだが…とりあえず我を狙う事は間違いないだろう。
04:我が同胞、黒鋼スパナ……遺体を取り込んだ奴(ELSスパナ)は確保するとして…それでどうする?
05:やみのせんしに我の力を与えてはみたが、やはり耐えてみせるか。さて……考えねばな。
06:我は……我自身が理解しているよりも何か変わりつつあるのかもしれんな。
07:ドロップアイテムがここまで役に立つとはな。NPCを積極的に倒す方針も考えた方がいいかもしれん
09:総司令官が死んだと思えば次はルルーシュか。対主催もそう簡単に足並みが揃うものではないな。
10:馬鹿な、立風館ソウジまでガッチャードのようなイレギュラーを……。
参戦時期:ガエリヤの力を取り込んだ直後
備考
※羂索を本人なりに理解したと思っていましたが、理解し直す必要が出てきたと考えています。
※ゴージャスカグヤファイルにはブレイドと電王とゼロワンのカードも付属していましたが、マルガムのような異形へと変化させ撃破されました。
※制限などがどうされてるかは後続にお任せします。
※仮面ライダーセイバーの神山飛羽真視点の歴史を理解しました。
状態:ダメージ(中)、疲労(小)、賢者の石の49.5%を保有、スパナの死に言いようもない感情、ユメへの呆れと……?、乗車中
服装:なし(多分あれで全裸)
装備:千本桜@BLEACH
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~1(錬金術に関係する物)、ホットライン、ゴージャスカグヤファイル@仮面ライダーガッチャード、レジェンドライダーケミーカード(アギト、龍騎、ゴースト)、未来のコアメダル×2@仮面ライダーオーズ、T2トリガーメモリ@仮面ライダーW
思考
基本:こうなっては仕方あるまい。鉄華兵団の一員として運営を打倒し、真の玉座についてはその後で考える。
00:足つきを止める筈だったが、その必要もなくなったか。
01:異界の能力…どれも興味深い物ばかりだ。我の力とするにふさわしき力を選定するには丁度いい。
02:梔子ユメ、この娘は理解に苦しむ、が――
03:魔王グリオン…我の知るグリオンとは違うようだが…とりあえず我を狙う事は間違いないだろう。
04:我が同胞、黒鋼スパナ……遺体を取り込んだ奴(ELSスパナ)は確保するとして…それでどうする?
05:やみのせんしに我の力を与えてはみたが、やはり耐えてみせるか。さて……考えねばな。
06:我は……我自身が理解しているよりも何か変わりつつあるのかもしれんな。
07:ドロップアイテムがここまで役に立つとはな。NPCを積極的に倒す方針も考えた方がいいかもしれん
09:総司令官が死んだと思えば次はルルーシュか。対主催もそう簡単に足並みが揃うものではないな。
10:馬鹿な、立風館ソウジまでガッチャードのようなイレギュラーを……。
参戦時期:ガエリヤの力を取り込んだ直後
備考
※羂索を本人なりに理解したと思っていましたが、理解し直す必要が出てきたと考えています。
※ゴージャスカグヤファイルにはブレイドと電王とゼロワンのカードも付属していましたが、マルガムのような異形へと変化させ撃破されました。
※制限などがどうされてるかは後続にお任せします。
※仮面ライダーセイバーの神山飛羽真視点の歴史を理解しました。
【東ゆう@トラペジウム】
状態:精神的疲労(中)、覚悟(大)、カヨコ・小夜に対する憤り(小)、イザークへの疑念と怒り(大)、乗車中
服装:制服(城州東高校)
装備:デスティニーの起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM、ムード盛り上げ楽団@ドラえもん、神のカード@遊戯王
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1(ゆう)、ランダムアイテム×0~1(はるか)、通り抜けフープ@ドラえもん、トランスアイテム@魔法少女にあこがれて、ウォーパイク@テイルズオブヴェスペリア、ホットライン×2
思考
基本:元の世界へと帰る
00:イザークって人、なに考えてるの!?
01:鉄華兵団の皆と協力する。
02:結果が全てじゃない。だから、このゲームに乗ってアイドルになっても意味がないんだ!
03:南さんに会って鉄華兵団に味方してほしい。目指せ、東西南北復活!
04:今度こそ、人を笑顔にできるアイドルに!
05:ディーヴァさんのこと、吞み込まないと……。
06:あの船も恐竜も、もう何が何だか……。
07:メラ強すぎでしょ、分身でこれって……。
08:はるかちゃん……嫌だよ……。
参戦時期:東西南北崩壊後
備考
※ラクス、宝太郎たちと情報交換しました。
状態:精神的疲労(中)、覚悟(大)、カヨコ・小夜に対する憤り(小)、イザークへの疑念と怒り(大)、乗車中
服装:制服(城州東高校)
装備:デスティニーの起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM、ムード盛り上げ楽団@ドラえもん、神のカード@遊戯王
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1(ゆう)、ランダムアイテム×0~1(はるか)、通り抜けフープ@ドラえもん、トランスアイテム@魔法少女にあこがれて、ウォーパイク@テイルズオブヴェスペリア、ホットライン×2
思考
基本:元の世界へと帰る
00:イザークって人、なに考えてるの!?
01:鉄華兵団の皆と協力する。
02:結果が全てじゃない。だから、このゲームに乗ってアイドルになっても意味がないんだ!
03:南さんに会って鉄華兵団に味方してほしい。目指せ、東西南北復活!
04:今度こそ、人を笑顔にできるアイドルに!
05:ディーヴァさんのこと、吞み込まないと……。
06:あの船も恐竜も、もう何が何だか……。
07:メラ強すぎでしょ、分身でこれって……。
08:はるかちゃん……嫌だよ……。
参戦時期:東西南北崩壊後
備考
※ラクス、宝太郎たちと情報交換しました。
【ニコル・アマルフィ@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ 】
状態:負傷(小)、キリトへの不信、サチ・リュウコへの負い目(大)、イザークへの困惑(大)、喪失感(大)乗車中(本体)・運転中(分身)
服装:ザフト軍の赤服
装備:ブリッツガンダムの起動鍵@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ 、黒の騎士団のトレーラー@コードギアス 反逆のルルーシュ
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:ゲームには乗らず、生きて帰る
00:アスラン……アナトミさん……
01:鉄華兵団として行動する。まずは一ノ瀬宝太郎たち王様戦隊のメンバーを捜索。
02:バグスターウイルスへの対処方法を探る
03:足つきを止めたらしい一団の元へ行く。
04:隊長……僕はあなたを許さない
05:アスラン?は死んだみたいだ。
06:サチとリュウコには本当にお詫びのしようもない
07:ディアッカ…君の仇は必ず討つ。
08:イザークにクルミ殺害の真実を聞く。一体何が……
09:ルルーシュを殺すべきではないのはわかった。でも彼は責任を取らなければならないはずだ。
10:メラが本気を出す前に倒すのが肝要…ってことか。
11:ルルーシュに助けられた人がいるのも事実、か。カオルやゼロ、クライン総裁たちの言うことが正しいんだろうな。
参戦時期:本編死後より
備考
※情報交換から、異なる世界があることを推測しました。
※サチとの会話からSAOについて簡単な知識を得ました。
※ピルツ達と情報を交わしました。
※キリトのアルバムからキリトへの不信が生まれました。
※英寿からメラに関する考察を聞きました。
※分身ハンマー@ドラえもんで生み出した分身のニコルが、現在運転を行っています。
状態:負傷(小)、キリトへの不信、サチ・リュウコへの負い目(大)、イザークへの困惑(大)、喪失感(大)乗車中(本体)・運転中(分身)
服装:ザフト軍の赤服
装備:ブリッツガンダムの起動鍵@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ 、黒の騎士団のトレーラー@コードギアス 反逆のルルーシュ
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:ゲームには乗らず、生きて帰る
00:アスラン……アナトミさん……
01:鉄華兵団として行動する。まずは一ノ瀬宝太郎たち王様戦隊のメンバーを捜索。
02:バグスターウイルスへの対処方法を探る
03:足つきを止めたらしい一団の元へ行く。
04:隊長……僕はあなたを許さない
05:アスラン?は死んだみたいだ。
06:サチとリュウコには本当にお詫びのしようもない
07:ディアッカ…君の仇は必ず討つ。
08:イザークにクルミ殺害の真実を聞く。一体何が……
09:ルルーシュを殺すべきではないのはわかった。でも彼は責任を取らなければならないはずだ。
10:メラが本気を出す前に倒すのが肝要…ってことか。
11:ルルーシュに助けられた人がいるのも事実、か。カオルやゼロ、クライン総裁たちの言うことが正しいんだろうな。
参戦時期:本編死後より
備考
※情報交換から、異なる世界があることを推測しました。
※サチとの会話からSAOについて簡単な知識を得ました。
※ピルツ達と情報を交わしました。
※キリトのアルバムからキリトへの不信が生まれました。
※英寿からメラに関する考察を聞きました。
※分身ハンマー@ドラえもんで生み出した分身のニコルが、現在運転を行っています。
【聖園ミカ@ブルーアーカイブ】
状態:キラと篝への罪悪感、トラウマ(特大)、主催への怒り、キラと先生への想い(極大)、乗車中
服装:キョウリュウジャーの制服(ネイビー) @獣電戦隊キョウリュウジャー
装備:フルートバスター@獣電戦隊キョウリュウジャー、Dの獣電池×3(1本消費)@獣電戦隊キョウリュウジャー、レーザーレイズライザー&レイズライザーカード(ベロバ)(再使用可能)@仮面ライダーギーツ、千鳥(Another可奈美)@刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火、心意で生成した銃@オリジナル、ギガガブリボルバー@獣電戦隊キョウリュウジャー、0番の獣電池(使用済み)@獣電戦隊キョウリュウジャー、ガーディアンズの獣電池(11~23を二本づつ、12、18を1本づつ消費)@獣電戦隊キョウリュウジャー
令呪:残り三画
道具:ガンダムバルバトスルプスレクスの起動鍵@機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、ミーティアの起動鍵@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ、祭祀礼装・禊の起動鍵@刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火、イモータルジャスティスガンダムの起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM、ホットライン×2、アサシンのコンデンター@Fate/Grand Order、いつもの制服(返り血を浴びてる)
思考
基本:…わたしは、悪いお姫様だから。
00:わたしじしんのいしで、先生やキラくんたちのぶんまでがんばる。…そのために心意を、頼りすぎない程度に…
01:錠前サオリへの復讐の為にも他参加者は皆殺しにして生還する。
そしてあなたのせいだって突きつけてあげるつもりだったけど…今はもう……わたしが救われていいなら、彼女だって──
02:ゼインも、果穂ちゃんも間に合わなかった……。
03:…だいすきだよ、キラくん。
04:先生……リュウガおにいさんの言う通りやっぱり…殺されて姿を奪われてたんだ……もしチェイスおにいさん達とまた出会えたら伝えたかったな。
05:キラくんをあんなにした魔王グリオンは…次会ったらただじゃ済まさないじゃんよ☆
06:殴りたかったなあ、ギギスト。
07:……タイクーンくんもか。
08:やることぜーんぶ、裏目に出てばっかりだったけど……にしてもなんで、デリカシーない人とばっかりぶつかるのかなぁ!?
09:クルーゼは何があっても許せない。境遇には本当、同情するけど……限度ってものがあるよね。……ドロップアイテムの件は何考えてるんだろ??
10:ナギちゃん、生きててくれてうれしいよ
11:みんな無事かな?早く合流しないと
12:……ありがとうね、トリン。自分のブレイブ、やっと信じれた。
13:あれが五道化……エケラレンキス、ね
14:鉄華兵団でも頑張るぞ!まずはセリカちゃんに会おう。
15:龍園くん達と一緒にいるらしい姫和ちゃんに会いたい。
参戦時期:錠前サオリに復讐を決意した瞬間
備考
※Dの獣電池の起動にブレイブは必要ありません。
一定以上の邪悪な感情があればだれでも起動できます。
また、アークの悪意の波動でチャージも出来るようです。
※篝とのやりとりで刀使ノ巫女世界についてある程度把握しました。
※ドロップしたソードスキル:魔王ゼロのショックイメージ@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリーを習得しました。ナギサに使ったのでインターバルが発生しています。
※キラ・ヤマトの記憶を視た為ガンダムSEEDとSEEDRecollectionについて把握しました。
ただしキラ視点からわかることのみです。
※流牙から先生の今際の言葉と想いを聞きました。
他の生徒達についてのあれこれなどを聞いてるかは後続にお任せします。
※テラー擬き状態から復帰しましたが外見やヘイローがどうなってるかは後続にお任せします。
またこの時心意で造った銃の形状や、再度擬似テラー化出来るかなども後続にお任せします。
※ナギサの過去を観たため、滅びたキヴォトスで何があったかを把握しました。
状態:キラと篝への罪悪感、トラウマ(特大)、主催への怒り、キラと先生への想い(極大)、乗車中
服装:キョウリュウジャーの制服(ネイビー) @獣電戦隊キョウリュウジャー
装備:フルートバスター@獣電戦隊キョウリュウジャー、Dの獣電池×3(1本消費)@獣電戦隊キョウリュウジャー、レーザーレイズライザー&レイズライザーカード(ベロバ)(再使用可能)@仮面ライダーギーツ、千鳥(Another可奈美)@刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火、心意で生成した銃@オリジナル、ギガガブリボルバー@獣電戦隊キョウリュウジャー、0番の獣電池(使用済み)@獣電戦隊キョウリュウジャー、ガーディアンズの獣電池(11~23を二本づつ、12、18を1本づつ消費)@獣電戦隊キョウリュウジャー
令呪:残り三画
道具:ガンダムバルバトスルプスレクスの起動鍵@機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、ミーティアの起動鍵@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ、祭祀礼装・禊の起動鍵@刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火、イモータルジャスティスガンダムの起動鍵@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM、ホットライン×2、アサシンのコンデンター@Fate/Grand Order、いつもの制服(返り血を浴びてる)
思考
基本:…わたしは、悪いお姫様だから。
00:わたしじしんのいしで、先生やキラくんたちのぶんまでがんばる。…そのために心意を、頼りすぎない程度に…
01:錠前サオリへの復讐の為にも他参加者は皆殺しにして生還する。
そしてあなたのせいだって突きつけてあげるつもりだったけど…今はもう……わたしが救われていいなら、彼女だって──
02:ゼインも、果穂ちゃんも間に合わなかった……。
03:…だいすきだよ、キラくん。
04:先生……リュウガおにいさんの言う通りやっぱり…殺されて姿を奪われてたんだ……もしチェイスおにいさん達とまた出会えたら伝えたかったな。
05:キラくんをあんなにした魔王グリオンは…次会ったらただじゃ済まさないじゃんよ☆
06:殴りたかったなあ、ギギスト。
07:……タイクーンくんもか。
08:やることぜーんぶ、裏目に出てばっかりだったけど……にしてもなんで、デリカシーない人とばっかりぶつかるのかなぁ!?
09:クルーゼは何があっても許せない。境遇には本当、同情するけど……限度ってものがあるよね。……ドロップアイテムの件は何考えてるんだろ??
10:ナギちゃん、生きててくれてうれしいよ
11:みんな無事かな?早く合流しないと
12:……ありがとうね、トリン。自分のブレイブ、やっと信じれた。
13:あれが五道化……エケラレンキス、ね
14:鉄華兵団でも頑張るぞ!まずはセリカちゃんに会おう。
15:龍園くん達と一緒にいるらしい姫和ちゃんに会いたい。
参戦時期:錠前サオリに復讐を決意した瞬間
備考
※Dの獣電池の起動にブレイブは必要ありません。
一定以上の邪悪な感情があればだれでも起動できます。
また、アークの悪意の波動でチャージも出来るようです。
※篝とのやりとりで刀使ノ巫女世界についてある程度把握しました。
※ドロップしたソードスキル:魔王ゼロのショックイメージ@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリーを習得しました。ナギサに使ったのでインターバルが発生しています。
※キラ・ヤマトの記憶を視た為ガンダムSEEDとSEEDRecollectionについて把握しました。
ただしキラ視点からわかることのみです。
※流牙から先生の今際の言葉と想いを聞きました。
他の生徒達についてのあれこれなどを聞いてるかは後続にお任せします。
※テラー擬き状態から復帰しましたが外見やヘイローがどうなってるかは後続にお任せします。
またこの時心意で造った銃の形状や、再度擬似テラー化出来るかなども後続にお任せします。
※ナギサの過去を観たため、滅びたキヴォトスで何があったかを把握しました。
【グラファイト@仮面ライダーエグゼイド】
状態:アリサ・十代・沙耶香への期待(中)、甚爾、龍園、流牙への期待(大)、運営及びその傀儡への警戒(大)、人間態、乗車中
服装:いつもの服装(人間態時)
装備:ガシャコンバグヴァイザー@仮面ライダーエグゼイド
令呪:残り三画
道具:黄金喰い(ゴールデンイーター)@Fate/Grand Order、分身ハンマー(2時間使用不可)@ドラえもん、ランダムアイテム×0~3(バルバトスの分含む)、ホットライン×2、エナジーアイテム(回復×4、???、???)
思考
基本:敵キャラとして戦う。
00:神聖なる戦場に立つ資格のない者たちは排除する。
01:この俺に敵キャラを全うさせてくれる戦士を探す。前作ボスの撃破に龍園が関わり、パラドもその場に……。
02:女(アリサ)、遊城十代、藤丸立香、お前たちの眼は戦士の眼だ。次に会う時は敵として立ちはだかってくれることを期待する。
03:伏黒や龍園、沙耶香、そして十代とは次会う時に決着をつける。
04:道外流牙……戦士として決闘に横入はしないが、昂らずにはいられんな。
05:“凶星病理”が敗れたことに、然程驚きはない。
06:ジンガもラッセルハートもいずれ斬る。ルルーシュに関しては、神聖なる決闘の邪魔をしなければ戦う時までは何もしないでいい。
07:キャル、お前は強き戦士だった。
参戦時期:ゲムデウスウイルスに適合した後
備考
※リュックの中に別のリュックを収納することも可能なようです。
※ゼインカードを取り込み仮面ライダーアギト・シャイニングフォームの能力を得ました。
耐久力・敏捷性の上昇やシャイニングカリバーの召喚等も可能です。
※瞬間移動(ヤードラット星人の技術)を獲得しました。使用には相応の集中力を必要とします。
※マイ、ランサー、ジンガ、ユメたちと情報交換しました。
状態:アリサ・十代・沙耶香への期待(中)、甚爾、龍園、流牙への期待(大)、運営及びその傀儡への警戒(大)、人間態、乗車中
服装:いつもの服装(人間態時)
装備:ガシャコンバグヴァイザー@仮面ライダーエグゼイド
令呪:残り三画
道具:黄金喰い(ゴールデンイーター)@Fate/Grand Order、分身ハンマー(2時間使用不可)@ドラえもん、ランダムアイテム×0~3(バルバトスの分含む)、ホットライン×2、エナジーアイテム(回復×4、???、???)
思考
基本:敵キャラとして戦う。
00:神聖なる戦場に立つ資格のない者たちは排除する。
01:この俺に敵キャラを全うさせてくれる戦士を探す。前作ボスの撃破に龍園が関わり、パラドもその場に……。
02:女(アリサ)、遊城十代、藤丸立香、お前たちの眼は戦士の眼だ。次に会う時は敵として立ちはだかってくれることを期待する。
03:伏黒や龍園、沙耶香、そして十代とは次会う時に決着をつける。
04:道外流牙……戦士として決闘に横入はしないが、昂らずにはいられんな。
05:“凶星病理”が敗れたことに、然程驚きはない。
06:ジンガもラッセルハートもいずれ斬る。ルルーシュに関しては、神聖なる決闘の邪魔をしなければ戦う時までは何もしないでいい。
07:キャル、お前は強き戦士だった。
参戦時期:ゲムデウスウイルスに適合した後
備考
※リュックの中に別のリュックを収納することも可能なようです。
※ゼインカードを取り込み仮面ライダーアギト・シャイニングフォームの能力を得ました。
耐久力・敏捷性の上昇やシャイニングカリバーの召喚等も可能です。
※瞬間移動(ヤードラット星人の技術)を獲得しました。使用には相応の集中力を必要とします。
※マイ、ランサー、ジンガ、ユメたちと情報交換しました。
『支給品解説』
【黒の騎士団のトレーラー@コードギアス 反逆のルルーシュ】
…八神拓也に支給。
一期8話でルルーシュが調達した大型車両。
キャンピングカー以上の広さに加え、作戦時のコマンドセンターとしての電子機器も完備。
作中では黒の騎士団の移動拠点として度々活用されて来た。
…八神拓也に支給。
一期8話でルルーシュが調達した大型車両。
キャンピングカー以上の広さに加え、作戦時のコマンドセンターとしての電子機器も完備。
作中では黒の騎士団の移動拠点として度々活用されて来た。
【分身ハンマー@ドラえもん】
…グラファイトに支給。
外観は小さなハンマーで、この道具で頭を軽く叩くと自分の分身を生み出すことが出来、分身の頭をこの道具で叩けば自分の体へと戻る。
この道具によって現れる分身は、使用者がその物事をしなければならないという気持ちから生み出されている。
その為どんなに嫌なことや気が進まないことを頼んでも、分身は快く引き受けてくれる。
但し使用者本人がその物事をやりたくないと考えていた場合、生み出される分身は全身の色が薄くなる。
本ロワでは制限で一度の使用後は2時間使用不可、生み出される分身は一体のみ、装備品の複製は不可能。
といった調整を受けている。
…グラファイトに支給。
外観は小さなハンマーで、この道具で頭を軽く叩くと自分の分身を生み出すことが出来、分身の頭をこの道具で叩けば自分の体へと戻る。
この道具によって現れる分身は、使用者がその物事をしなければならないという気持ちから生み出されている。
その為どんなに嫌なことや気が進まないことを頼んでも、分身は快く引き受けてくれる。
但し使用者本人がその物事をやりたくないと考えていた場合、生み出される分身は全身の色が薄くなる。
本ロワでは制限で一度の使用後は2時間使用不可、生み出される分身は一体のみ、装備品の複製は不可能。
といった調整を受けている。
| 208:あなたを信じてあなたに託す | 投下順 | 210:ここからはこのメラ様のステージだ |
| 時系列順 | ||
| 203:死告天使の行く先は | 梔子ユメ | |
| 冥黒王ギギスト | ||
| 東ゆう | ||
| ニコル・アマルフィ | ||
| 聖園ミカ | ||
| グラファイト |