猫を飼うことはできても 支配することはできない。
Kate Sanborn
Kate Sanborn
ドルルルルル ド ド ド ド ド
ガトリングの鳴り響く音。
それは周囲を破壊する音。
しかし、その破壊を招いているのは、人ではない……”ネコ”であった。
それは周囲を破壊する音。
しかし、その破壊を招いているのは、人ではない……”ネコ”であった。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「ふぅ……まっ、とりあえず問題なく使えることがわかったな」
満足そうに武器をしまうネコ。
ネコの名はクロ。特に血統書つきでもなく雑種のどこにでもいるような元黒猫。
親しき者たちからは”クロちゃん”と呼ばれる元黒猫。
なぜ”元”がつくのか。
それは、世界征服をたくらむドクター剛によりサイボーグへと改造されてしまったからなのだ。
ボディもサイボーグなだけあって、メタリックボディなので、ゲーセンから手に入れた中国製のぬいぐるみをかぶっている。
ネコの名はクロ。特に血統書つきでもなく雑種のどこにでもいるような元黒猫。
親しき者たちからは”クロちゃん”と呼ばれる元黒猫。
なぜ”元”がつくのか。
それは、世界征服をたくらむドクター剛によりサイボーグへと改造されてしまったからなのだ。
ボディもサイボーグなだけあって、メタリックボディなので、ゲーセンから手に入れた中国製のぬいぐるみをかぶっている。
「それにしても、殺し合いねぇ……作者の奴、ネタ切れなのか?」
いつものように飼い主であるじーさん、ばーさんの家の縁側で気持ちよく昼寝をしていた。
それがいつもまにやら、寝てる間に拉致され頭をパカっとする変態な女の身体をした人間に殺し合いを命じられたのだ。
ジャングルに異世界と様々な舞台で暴れたが、ここにきて”殺し合いのゲーム”
それがいつもまにやら、寝てる間に拉致され頭をパカっとする変態な女の身体をした人間に殺し合いを命じられたのだ。
ジャングルに異世界と様々な舞台で暴れたが、ここにきて”殺し合いのゲーム”
だが、だんじて作者の横内なおき先生は関係ない。いやありません。
「ま、あの頭パカ人間をぶん殴れば、帰れるだろ?なら、オイラがやることはいつも通り暴れまわるしかないよな」
ニヤリと笑う。
破壊のプリンスは変わらない。
羂索の言うことに従う道理はない。いつものように暴れるだけ。
バグスターウイルスで飼うことはできてもゲームで支配することが出来ない。
破壊のプリンスは変わらない。
羂索の言うことに従う道理はない。いつものように暴れるだけ。
バグスターウイルスで飼うことはできてもゲームで支配することが出来ない。
「……ん?あの人影は」
クロの視線の先には、必死に走ってくる女の子が見えた。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「……」
とぼとぼと歩く少女。
思い悩むその表情は、見る者にも悲痛や悲愴を抱かせる。
思い悩むその表情は、見る者にも悲痛や悲愴を抱かせる。
アンタ、知ってんの? 昔この辺りで暮らしてたアタシ達狼が、どうしていなくなったのか!
「私は……」
人間は、オイラ達狼を危険な獣だと決めつけて、攻撃してきた…
「貴方たちと友達になりたかったの……」
アタシ達は、住みかを追われて、数を減らし、そして、絶滅した・・・
絶滅したのは、アンタ達人間のせいなんだよ!
絶滅したのは、アンタ達人間のせいなんだよ!
「……っ!」
そんな相手と仲良く友達になんかなれると思う?
なれる訳ねぇ! なりたくもねぇ!
なれる訳ねぇ! なりたくもねぇ!
「やっぱり、悪いのは私達なの?」
世界中の動物と友達になりたい。
それが、いろはの夢。
そんないろはの前に壁が現れた。
簡単には乗り越えられない壁。
それは、人間という種全体に憎しみを抱く動物。
二ホンオオカミだけではない。
二ホンカモシカ、ドードー、モアと人の手で絶滅させられた動物はたくさんいる。
それは、人間の暗部。
答えが出せない。
この問題に真摯に向き合い、自分なりの答えが出ない限り、わんだふるな未来はありえない。
しして、ここにきて殺し合い。命を奪い合う。
正に犬飼いろはの現実(じごく)
それが、いろはの夢。
そんないろはの前に壁が現れた。
簡単には乗り越えられない壁。
それは、人間という種全体に憎しみを抱く動物。
二ホンオオカミだけではない。
二ホンカモシカ、ドードー、モアと人の手で絶滅させられた動物はたくさんいる。
それは、人間の暗部。
答えが出せない。
この問題に真摯に向き合い、自分なりの答えが出ない限り、わんだふるな未来はありえない。
しして、ここにきて殺し合い。命を奪い合う。
正に犬飼いろはの現実(じごく)
ガルルルルル ドルルルル!!!!!
「な、何!?まさか……始めてるの!?」
突如、けたたましい音が耳に響く。
それはTVや映画でしか耳にしたことが無い音……銃声。
脳裏に浮かぶ。
こむぎが……悟君が……まゆちゃんにユキちゃんが、血の池に斃れこんでいる姿が。
最悪の光景が。
それはTVや映画でしか耳にしたことが無い音……銃声。
脳裏に浮かぶ。
こむぎが……悟君が……まゆちゃんにユキちゃんが、血の池に斃れこんでいる姿が。
最悪の光景が。
はぁ…!はぁ……!
自然と息が荒くなる。
足が震える。
だけど、この音から逃げちゃいけない。
もし、逃げたら二度とトラメ・ザクロ(二人)と仲良くできないと思うから―――
そう思ったら足は動いていた。
足が震える。
だけど、この音から逃げちゃいけない。
もし、逃げたら二度とトラメ・ザクロ(二人)と仲良くできないと思うから―――
そう思ったら足は動いていた。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「殺し合いなんてダメだよ!今すぐやめてっ!……ってあれ?」
「ミー!ミー!」
「……」
「ミー!ミー!」
「……」
「なんだ……空耳か」
いろは、はトボトボと立ち去ろうとする。
汗をダラダラと流しながらそれを見送るクロ。
汗をダラダラと流しながらそれを見送るクロ。
(ふぅ~~~~、あぶねぇ、あぶねぇ。オイラが喋れることを知られたらメンド―になるところだった)
見知らぬ人間との同行なんて、暴れるには邪魔。
クロはふぅ~と安堵の息を漏らすと……
クロはふぅ~と安堵の息を漏らすと……
「やっぱり、喋ってたよね!?それに腕についてるそのレジスター!ってことは、私と同じ参加者!?もしかして、ニコガーデンと何か関係あったりする!?」
「わ――っ!」
「わ――っ!」
「「……」」
「忘れろ――――!!!」
シパー―――ン!
「あいたぁ!?」
犬飼いろは。この最悪な日は、人生で初めてネコに回し蹴りをくらった日でもある。
【クロ(キッド)@サイボーグクロちゃん(漫画)】
状態:正常、ウキウキ
服装:中国製の黒猫のぬいぐるみ
装備:ガトリング砲とラッシー君@サイボーグクロちゃん
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:暴れようとウキウキ 頭パカ人間(羂索)をボコして帰る
01:忘れろ――!
02:目の前の人間に対応する
03:殺し合いねぇ……まっオイラがやることはいつも通り暴れることだよな
参戦時期:本編終了後
備考
※内蔵されているミサイルは一度きりしか使えません。
状態:正常、ウキウキ
服装:中国製の黒猫のぬいぐるみ
装備:ガトリング砲とラッシー君@サイボーグクロちゃん
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:暴れようとウキウキ 頭パカ人間(羂索)をボコして帰る
01:忘れろ――!
02:目の前の人間に対応する
03:殺し合いねぇ……まっオイラがやることはいつも通り暴れることだよな
参戦時期:本編終了後
備考
※内蔵されているミサイルは一度きりしか使えません。
ガトリング砲とラッシー君@サイボーグクロちゃん
クロに支給。
腕に装着するドラム式のガトリング砲。
銃撃用ロボ。体内に弾薬が大量にある。本ゲームでは、ガトリング砲とセットで支給されている。
「キッド」だ!頭によくたたき込んどけbyキッド(クロちゃん)
クロに支給。
腕に装着するドラム式のガトリング砲。
銃撃用ロボ。体内に弾薬が大量にある。本ゲームでは、ガトリング砲とセットで支給されている。
「キッド」だ!頭によくたたき込んどけbyキッド(クロちゃん)
【犬飼いろは@わんだふるぷりきゅあ !】
状態:正常、狼たちへの罪悪感(大)
服装:普段の私服
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~3、ホットライン
思考
基本:殺し合いにはのらない、なんとかして帰る
01:あいたぁ!?
02:目の前の喋るネコと会話する
03:こむぎ……悟君にまゆちゃんにユキちゃんもいるのかな?
04:悪いのは私達人間なの?
参戦時期:29話終了直後
備考
状態:正常、狼たちへの罪悪感(大)
服装:普段の私服
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~3、ホットライン
思考
基本:殺し合いにはのらない、なんとかして帰る
01:あいたぁ!?
02:目の前の喋るネコと会話する
03:こむぎ……悟君にまゆちゃんにユキちゃんもいるのかな?
04:悪いのは私達人間なの?
参戦時期:29話終了直後
備考