北朝鮮軍装備大全@ ウィキ
平和自動車 戦勝-60
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2021年9月9月の共和国創建73周年慶祝民間および安全武力閲兵式でサイドカーを先導する戦勝-60(画像出典:労働新聞)
中国製のBAW Zhanqi(派生型が多くそれに付随して別称も分かれる為具体的にどのモデルかは不明)を北朝鮮で国内組立生産した平和自動車工場のポックギ2008の軍用モデル。戦勝(전승:チョンスン)-60という名称が与えられている。名称は祖国解放戦争(朝鮮戦争)の勝利から60年を意味するものと思われるため、2013年に登場したものと見られる。
初めて確認された2015年10月10日の朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式ではポックギ2008をオープントップ化しただけだったが、2017年4月26日の人民軍軍種合同打撃示威、及び翌年2月8日の朝鮮人民軍創建70周年慶祝閲兵式では迷彩塗装で専用の「전승-60」エンブレムを装着して再登場した。戦勝-60ではサイドステップが平坦で足がつきやすいものに変更された他、マッドフラップにも戦勝-60という文字と星型マークが書かれている。オリジナルを北朝鮮が戦勝-60として独自に改造したのか、中国のメーカーが北朝鮮向けに特別オーダーで改造したものなのかは不明。


人民軍軍種合同打撃示威にて、朴正天陸軍大将が搭乗している戦勝-60(画像出典:KCTV)
- スペック(エンジン、馬力は平和自動車の公式発表数値。車体サイズ、トランスミッションはBJ212/2020のもの)
全長:4080mm
全幅:1840mm
全高:1870mm
ホイールベース:2300mm
エンジン:1998cc 4G20B直列4気筒ガソリンエンジン
馬力:102馬力
トランスミッション:4速または5速マニュアル
生産期間(ポックギ2008):2013年~?
生産数:不明
全幅:1840mm
全高:1870mm
ホイールベース:2300mm
エンジン:1998cc 4G20B直列4気筒ガソリンエンジン
馬力:102馬力
トランスミッション:4速または5速マニュアル
生産期間(ポックギ2008):2013年~?
生産数:不明