グリモア
グリモアとは、戦闘中に生成される、
スキルの詰まった結晶のこと。
これを装備することで、自・他職のスキルや敵のスキルを使用可能となる。
前作とは大きく仕様が異なり、非常に使いやすくなっている。
基本事項
- 1つのグリモアにつきスキルは1つ。グリモア同士の合成は出来ない。
- 戦闘での生成の他に、迷宮内の宝箱やクエストの報酬、
後述のグリモアトレード・リサイクルでも入手可能。
- 装備や付け替えはギルドハウス内でのみ可能。
装備中のグリモアはメニューのステータスから確認できる。
- 装備枠は初期は1つ、以降キャラクターのレベルが10上がるごとに1つ追加される。
最大で6つ(レベル50到達時)。
- グリモアを付けていても、対応する武器や装備を持っていないとスキルは使用できないので注意。
例えばパラディンのスキル「フロントガード」は盾専用スキルなので、グリモアを付けていても盾を装備していなければ使用できない。- 逆に言うと、必要な装備さえ持っていればスキルは使用できるので、前提の多いスキルをグリモア化してSPを節約する、ということも可能。
- 敵スキルには装備による制限は無いので誰でも使用できる。
- 同じスキルを2個以上装備することはできない。
ただし、自身の取得スキルとの合算は可能である(後述する限界突破システム)。
- ストーリー上、再戦できないボスのスキルはグリモア化できない。
- 最大所持数は400個(体験版では99個)。
アイテムとは別に管理され、メニューから捨てることも可能。
- 生成時にスキル名、戦闘終了時にスキルレベルが判明するようになり、鑑定要素は削除された。
- グリモア一覧から、レベル順での並び替えや、職業別・文字列などでの検索が可能。
グリモアチャンス
- 戦闘中にコマンドを選択する際、「GURIMOIRE CHANCE!」の文字が出たら生成のチャンス。
そのターンの行動時に、一定確率でグリモアが生成される。- 「ダブルアタック」等により2回以上行動すれば、その度に判定が起こる。
- オートバトル中でも、チャンスや生成の判定は行われている。
- 対象となるのは、自身の取得スキル、装備中のグリモアスキル、敵の持つスキル(一部のみ)。
- フォースブースト&ブレイクは、生成の対象外である(固有スキル)。
- グリモア化可能な敵のスキルは、モンスターの項を参照のこと(ゲーム内でも確認可能)。
- 追加で「ACTIVE」「PASSIVE」「ENEMY」と表示された時には、
それぞれアクティブ、パッシブ、エネミー(敵)スキルが生成されやすくなる。- アクティブの場合、ターン中に該当スキルが選択、使用されないと確率は上がらない。
- 時には、スキルレベルの高いグリモアが生成されやすくなる「PREMIUM(プレミアム)」や、
ターン開始時、全員にチャンスが発生する「GURIMOIRE FEVER(フィーバー)」が起こる事もある。
特に稀少個体との戦闘ではこれらのチャンスに期待して粘るのもいい。- プレミアムチャンスでは、使用したスキルが必ず生成される模様。
スキルを使用しない場合(通常攻撃など)はランダム抽選となる。
- フィーバーが3回連続で起こると、全員のチャンスがプレミアム化する模様。
- チャンスは1人に複数回発生する。最大生成回数(1人5回?)に達するとそれ以上は発生しない。
また、グリモアを装備しない場合は、全くチャンスが発生しないので注意。
装備ボーナス
- グリモアを装備することで、異なる種類の武器や盾を装備可能となる場合がある。
例えば弓を装備したい場合は、弓スキル(フランクショットなど)、
または弓マスタリーの入ったグリモアを装備すれば良い。- 装備時にも説明(〇〇が装備可能となりました、等)が出るので確認しよう。
- メニューやギルドハウスでグリモアを見る際に左側にあるアイコンは検索用であり、
装備ボーナスとは関係がないので、前作プレイヤーは特に注意。- 例:弓アイコンの付いたTPブーストを装備しても、弓装備可能にはならない。
付加効果
- グリモアには、スキルとは別に「付加効果」が付くことがある。
種類は攻撃力UP、グリモアチャンスUP、ドロップ率UPなど様々。
またⅠ~Ⅲまでのランクも存在する。
- 同名の付加効果は同ランクのものでも重複する。ダメージ攻撃力UPで確認。
- ただし、同効果の付加効果を複数重ねると、一つ一つの倍率に若干の減衰がかかる模様。
- 弓スキルなのに斬攻撃力UPが付いたりということもあるが、自身の対応スキル全てに効果があるので、上手く組み合わせて更なる戦力アップを目指そう。
限界突破
- 自身のスキルと同名のスキルのグリモアを装備し、二重に取得することで、
スキルレベルの最大が2倍まで上昇することを「限界突破」という。
これにより、他職のスキルのみならず、自職のスキルを極めるという選択肢もある。
- 感覚的には、世界樹Ⅳでのサブクラスシステムと似た所がある。
- Ⅳ→他職のスキルは最大レベルの半分までしか伸びない
新Ⅱ→自職のスキルは最大レベルの2倍まで伸ばせる
- 当然ながら、レベル11以降も威力やTPなどの変化が起こる。
中には、上昇が1レベルおきになるものもある。
- よくある間違いとして、限界突破した状態でも生成可能なスキルレベルは合算しないので注意。
- 例:弓マスタリー5+弓マスタリー3(グリモア)と装備しても、
生成される最高レベルは5のままであり、6以上は生成しない。
- 自身のスキルと装備グリモアでの生成は別判定と考えれば良い。
グリモアトレード・リサイクル
- いずれも他の冒険者とグリモアをやりとりするシステム。
公国直営料理店内のギルドハウスにて実行できる。
- 低レベルのグリモアを有効活用できる上、
パーティー外の職業のグリモアも簡単に入手出来るので、積極的に利用したい。
- トレードは、お店に訪れた他の冒険者のグリモアと手持ちのグリモアを交換する。
高いレベルのグリモアと交換する際には、こちらも同等のグリモアを出す必要がある。
同じかそれ以上のレベルのグリモア1個でも、低レベルのグリモアを沢山積んでも良い。- 探索から戻るとリストが更新されるので、こまめにチェックしておこう。
- 料理店の宣伝計画を利用すると、特定の職業とそのグリモアを集めやすくなる。
- 必要個数はグリモアトレードとリサイクルの計算式でまとめられている。
- リサイクルは、不要なグリモアをお店に預け、探索中に他の冒険者との交換を行う。
交換する冒険者とグリモアは選べないものの、
トレードよりも交換レートが高く、同じLv総計であればより高レベルのスキルが入ったグリモアが手に入る。- ただし、預ける個数に関わらず、返ってくるグリモアは1つだけである。
- リサイクルの結果はギルドハウスに入ったタイミングで抽選される模様。
(直営料理店に入って即退出、宿でセーブ。入り直してギルドハウスに入って受け取った後、タイトルに戻る→データロード→ギルドハウスに入って受け取るでロード前と別のグリモアになっているのを確認)
なお即リサイクルに出し直せば同じLvのものを次回受け取れるので、わざわざデータロードで粘る必要は基本的に無い。時間や歩数の調整を兼ねたいときのついで程度だろう。
- トレードに関しては、ゲーム内のキャラだけでなく、他のプレイヤーとも可能。
すれちがい通信・QRコードの読み取りで集めたギルドカードに、グリモアを装備した
冒険者が登録されていれば、上記と同様にトレードが可能である。
- 自分のギルドカードにも、グリモアを装備した冒険者を登録しておき、
すれちがった他のプレイヤーが交換できるように設定しておこう。- 異なるセーブデータ間でのやり取りも、QRコードの出力を利用すれば可能。
- トレード・リサイクルのいずれも、基本的に交換したグリモアには付加効果は付かない。
また、こちらで出すグリモアも、付加効果の有無で価値が変わったりはしないようだ。- 伝説の冒険者とのトレードならば、特殊な付加効果の付いたグリモアが手に入る(こちらを参照のこと)。
グリモアマラソン
- グリモア集めは所詮は確率論となるため、思ったとおりのスキル構成が出来るとは限らない。
そんな時は、グリモアマラソンで時間をかけて必要なものを厳選するのも手だ。- 前作と同じならば、ゲームが進めば進む程、良いグリモアが手に入りやすくなるはずである。
本編のクリアまでは、偶然に出たor交換したグリモアのみでも十分対応可能である。
最終更新:2024年10月06日 03:31