データ
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≪クラス≫:キャスター
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【真名】:柳田國男 【属性】:秩序・中庸
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【筋力】:E 【耐久】:E 【敏捷】:E 【魔力】:B 【幸運】:B 【宝具】:C
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ニニニニニニニニ|}h、 ,, , ィ´ ////l|l||二ニニ
ニニニニニニニニ||l| ヽ--------''"´''´ ///l|l|l||二ニニ
ニニニニニニニニ||l|l ', ,ィ////////>、/ /l|l|l|l|l|二ニニ
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ニニニニニニニニ||l|l|l|l ///∧ /|l|l|l|l|l|l|l|l|二ニニ
代理AA:宗像伝奇(宗像教授シリーズ)
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【クラススキル】
◆陣地作成:E
自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な“書斎”の形成が可能だが、フィールドワークを好むキャスターはあまり活用しない。
◆アイテム作成:C+
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
魔術は修得していないものの、自ら調査し、蒐集した伝承を元にした道具を再現することができる。
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【保有スキル】
◆現地調査主義:A
芸術審美・話術などが複合した特殊スキル。
情報収集の成功率が上がり、Aランク以上の場合、その判定回数を増加させる。
日本民俗学の祖と呼ばれるキャスターは、Aランクでこのスキルを保有する。
◆伝承蒐集:A
記録なき記録、人知れず伝えられる知識・概念との出会いを手繰り寄せる力。ある種の運命力。
どれほど秘された伝承だろうともキャスターには常にそれと出会う道筋が保障されている。
が、実際に出会えるかどうかはキャスターの選択次第となる。
……出会って無事で済むかどうかも、また別の問題。
◆術理解明:B+
術式と呼ばれるおよそ全ての式を解明し、これを修復する技術。
キャスターの場合、対象との対話を行い、その基礎となる背景を正確に理解する必要がある。
手間を要する分だけ効果は大きく、術式の修復のみならず、より旧く、より純粋なカタチへと回帰させることさえ可能。
キャスターは決して魔術師ではないが、それが人の営みから生じたものであるのなら、
魔術だろうとも問題なく解き明かしてみせるだろう。
◆日本一小さい家:B
キャスターの裡に宿る原風景。
狭苦しさゆえに自らを飾ることもできない、人のありのままの素朴さをキャスターは好む。
華々しき英雄譚ではなく、激動の物語でもなく。取るに足らない日常の積み重ねが人を形作るのだと信じるように。
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【宝具】
◆『噺唄いし遠野の郷よ(むかしうたいしとおののさとよ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~30 捕捉人数:119人
自著『遠野物語』を媒介に、郷愁漂う山村を模した結界を展開する。
結界内においては謎の語り手・鏡石くんが現れ、『遠野物語』に書き留められた伝承を語り聞かせてくれる。
語られた内容はそのまま、または多少の変調を加えながら結界内で再現され、
時に攻撃的に、時に幻惑的に聞き手を翻弄することとなる。
つまるところ、『遠野物語』の内容を追体験させる劇場結界。
地方伝承をなるべく風化させず、ありのままに後世へと伝えるべく、試しに採用してみた形態だとか。
変調の方向性は鏡石くんの気分とノリ次第だが、キャスターがお願いすることで多少の融通は利かせてもらえる。
◆『いつか繙かれし無銘の伝承(いつかとかれしむかしのはなし)』
ランク:C 種別:対未知宝具 レンジ:1~20 捕捉人数:1人
『噺唄いし遠野の郷よ』の秘められた用途。
理の外より現れる存在、異なる宇宙からの降臨者、「領域外の生命」と呼ばれる脅威への対抗策。
第一宝具において展開された結界内にて、鏡石くんではなく、キャスター自身が語ることで発動する宝具。
聞き手でも、語り手でもない伝承ならざる慮外の存在を、キャスターは語り手としてではなく、民俗学者として語る。
類似した伝承との比較、剪定、考察を行い、伝承を作り上げる。
そして、語り上げた慮外の存在の伝承を『遠野物語』に組み込み、対象を封印する。
カタチを押し付けるのは、実はすこし気が引ける。
だがこれが今の自分にできる精一杯。ほんのわずかでも歩み寄りたいがための小さな我儘。
――いつか、誰かがこの慮外の存在とありのままに向き合える、いつか本当の意味で「どんどはれ(めでたしめでたし)」と言える。
そんな未来を、青空の星に思い描く。
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代理AA:黒服(ブルーアーカイブ/ブルーアーカイブその他)
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【weapon】
◆鏡石くん
『噺唄いし遠野の郷よ』の内部に現れる謎の語り手。
『遠野物語』の内容、および数多くの地方伝承に精通しており、これをゲストに語ることを役割とする。
謎の、と触れたが何者なのかは鏡石くん本人にもよく分かっていない。
ただ物語を語ることが自身の役割だと心得、実行するだけである。
キャスターには若干馴れ馴れしい。
◇語り手:C
物語や伝説をいかに上手に口で語れるかを示すスキル。
聞き手の気分や精神状態も加味して適切な語り口を選ぶ、即興性に特化した物語伝達能力。
鏡石くんはいささか勢い重視。あまり話し上手とは言えないが、だからこその臨場感のようなものが加えられる。
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【来歴】
近代日本の官僚、民俗学者。
史料から得られる上辺の情報ではなく、実際の土地や人に根付いた文化・伝承の蒐集に努めた「民俗学の祖」。
民俗学を「内省の学」とし、歴史研究と教育をもって「日本人」を見つめ直すことを唱えた。
代表的な著書に、民話蒐集家・佐々木喜善の語る東北地方の伝承をまとめた『遠野物語』。
方言の伝播・分布について検討した『蝸牛考』。
古代日本で信じられた女性の霊力について考察した『妹の力』、など。
【能力】
戦闘手段はほぼ『噺唄いし遠野の郷よ』のみと言ってよい。
疑似的なエンチャントで仲間をサポートするのが基本的な立ち回りとなる。
それも対話が必須となるので、戦闘時よりも事前の準備段階がキャスターの本領発揮の場といえる。
逆に対「領域外の生命」、対「人類の脅威」においては切り札たり得る。
【性格】
穏やかで善良。いささか英霊らしからぬ平凡な人物。
他者との交流を好み、会話を愛する。ささやかな挨拶程度の応答にも笑みを見せる。
相手が善人であれ悪人であれ、必ず一度は対話を試みようとする。
争いを好まず、対話で落としどころを見出せるならばそれが一番よいと考える。
そう上手くはいかないと理解しながら思わずにいられない。若干のロマンチスト。
民俗学研究についてはライフワークを超え、もはや自身の一部。
「日本人」としての当然、学者としての義務、英霊としての使命感、一人の人間としての好奇心。
仕事であり趣味、やって当たり前のことであり、また活力を得るルーティンでもある。
その過程で様々な人と対話する必要もあるので、やっぱりただの趣味かもしれない。
民俗学者として各地の伝承を蒐集・分析する中で、時にまるで理解の及ばぬものの紛れることがある。
それが何なのか、どういうものかはまるで分からない。
分からないと困惑しながら、そういった「未知」に対しても柳田は穏やかに「まれびと」として迎える。
危険だろうと予想はする。だから誰にも託さず、己が対処する。しかし怯えることはない。
原点は幼年の頃、隣家の祠で垣間見た蝋石の珠。
まこと不可思議な感覚だったが、なに、ああいった経験も面白いものだよ。などと笑う。
【聖杯への願い】
聖杯にかける願いは持たない。
今を生きる人々、見知らぬ伝承を携えた英霊。そういった未知との遭遇、交流を期待して現界を望む。
【一人称/二人称】
一人称:私
二人称:君
【しゃべり方の特徴】
穏やかで理知的、誠実。
滅多なことでは声を荒げるようなことはなく、何が相手でも対等な目線で接しようとする。
【コンセプト】
伝承蒐集家、兼、「遺物」封印者
【推薦したいその他の代理AA(柳田)】
平賀・キートン・太一(浦沢直樹作品/MASTERキートン)
中禅寺秋彦(京極夏彦作品)
【推薦したいその他の代理AA(鏡石くん)】
夢幻魔実也(夢幻紳士)
【代理AAを選んだ理由】
スレ内で挙げられたAA候補から。
【その他コメント】
◆iyJ02X80tgyMの雑談所での共同制作キャラ。
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ー=ニ二三三三二ニニ
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◆「じつに綺麗な蝋石の珠」
幼年の頃、キャスターが隣家の祠で垣間見た代物。
ただそれを視ただけでキャスターはおおいに昂揚し、次いで真昼の空に無数の星を見出した。
キャスターはその時のことを「たしかに異常だった」と述懐する。
――魔術世界において、時に「遺物」と呼ばれる代物。
いかなる魔術理論、神話体系にも属さない、「未知の法則」を帯びたものの一種。
珠の正体は何某かの動物の眼球が結晶化したもの。本質はその内側で眠っていた寄生体の方にある。
いつか、未知の領域から現れたそれは無意識・無知性の寄生生命体。
生物の「視覚」を捕食し、「視覚」そのものに成り代わることで宿主との共生を図る、奇怪な存在。
寄生に意図はなく、知性もない。生存理由さえ持たない、ただそこに在るだけの「未知」となる。
現在はキャスターの「視覚」となっており、生前と変わらぬ共生関係を継続している。
宝具展開と共に現れる語り手・鏡石くんの正体こそ、実はこの寄生体である。
まったくの「未知」であるそれに、キャスターは「佐々木喜善」の疑似人格と「語り手」という役割を与えた。
結果として何が生じるのか、何が変わるのか。
キャスターは傍らにて待ち続ける。
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関連項目
おしらさま:『遠野物語』に綴られる地方神