データ
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
≪クラス≫キャスター
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓
【真名】カサンドラ 【属性】混沌・中庸・地
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓
【筋】E(10) 【耐】E(10) 【敏】C(30) 【魔】A(50) 【運】E(10) 【宝】B
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
【特徴】王女、巫女
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
,イ‐┐ } .ヽヽヽ ヽ__.{ {ヽ}\
乂- 'ノ ,. -┘ ̄ .ヽ ヽ7./
/,ヘヽ ,> < _ .r 、 < ̄ `}.V
., ./ .∧∨ >< > __ ̄ ヽヽヽ ヽ ∧.i
/.' ∧∨' , < __, < `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
, ', ' ∧∨, -/ .| ヽ. \`ヽ.ハ.|
, / ./ ,l< , ' | ヽ \ 丶.l
. // // / .| .∨ \ \
././ ./ ./ _ 、 }─‐テ,ヽ─-i-∨ __ヽ .\
// , ' /-イ /廴斗 、 ノ .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉 .ヽ
.// / ヽ/ .八 ./ {_. \ 、ヽヽr 斥.ハ .} ヽ|' .ハ
., / .〈___ i' 孑う::::: } }.ハ ハ:':::::::/`! i ,ヽ ̄ 丁 ヽ!
./,' ./ ヽ{ i 丁丁! ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .| /, .∨ }--'
., / / / ヽ `,!`-ヽ、 ゝ、 i /ゥ | 从 ノ 人ヽ 、
i i / ./ ノi ゝ、_ `ヽ r--' / ,/ ,/┐' ヽヽ 、
.| | ./ ./ , ' ヽ ` 十! ` ´ >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
.| | / ./ / .ヘ |.> _ <-ィ./_>ィ' |ヽヽ | ヽ ヽヾ 、
(代理AA:美国織莉子(魔法少女おりこマギカ))
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【クラススキル】
◆陣地作成:A(種別:特殊 タイプ:任意)
巫女として「工房」を上回る「神殿」を敷くことができる。
神殿不可侵の誓約上、オリンポスに連なる者に対しては非常に堅固な聖域として機能する。
◆道具制作:B(種別:特殊 タイプ:任意)
魔力を帯びた器具を作成可能。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【固有スキル】
◆高速神言:C(種別:魔術 タイプ:任意)
神代の言葉。
呪文・魔術回路の接続を必要とせずに一言で大魔術を発動する高速詠唱の最上位スキル。
生粋の巫女だが本人に術師としての功績がないためランクはやや低め。
◆千里眼:A+(種別:異能 タイプ:自動)
弓の神より直々に授けられた天眼・未来視。
魔術の併用によって幸運判定の改竄が可能だが他者への干渉は成功率が著しく下がる。
無論、幾多の可能性を手繰ろうと獲得出来る未来は一つだけ。失敗すれば当たり前の結末だけが待っている。
◆不信の呪い:A(種別:加護 タイプ:常時)
未来を語ることを禁ずる呪い。
神々の干渉から逃れる代わりに予言を語る際、彼女の持つ不信感が相手に感染する。
オリンポス神さえ彼女に手を出せないが、同時に彼女も誰かに関わることが出来ない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆『魔女の凶報(ポイボス・アルギュロトクソス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:? 最大捕捉:1人
千里眼による事象編纂。
カサンドラの予言は尽くが不吉な知らせであり、誰もそれを信じず、全て的中したという伝説の具現。
邪視と共に行動を宣言することで現在から確約の未来を撃ち抜く禁呪。
因果を定められた未来像に収束させることで敵からは避けた筈の攻撃が何故か命中したことになる。
戦時に広がる疫病や急遽の如く、魔女の繰り言はただ一言で敵を射止める。
◆『久遠に眠る聖都の門(ラオメドン)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:―
かつて太陽神と海神が叛逆を企てた際に築き上げた九層からなる神造の守り。
パラディウムの代替に自身が楔となることで、神々さえ傷付けられない城壁が顕現する。
生前に幾万と視た「城壁が崩れる光景」が心象に深く刻まれている為、本来の強度を発揮できていない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
イリオス王家の王女にして巫女。
生来より視座が高過ぎた彼女は「他人も同じ世界を見ている」という前提がない存在不適合者である。
客観性を獲得できない「遠視」である彼女にとって世界とは転ばぬように歩くのが精一杯な場所だった。
太陽神の語る愛という実感できない眼前から逃げ出したことでカサンドラの悲劇は始まった。
結局のところ、アポロンが去っていく光景を見たのは眩しすぎる現実への不信に起因する。
神は例え契約が破られようと与えた恩恵を没収しない。
アポロンは未来を語ることを禁じ、予言通りに彼女から去っていった。
しかし悲劇はそこにはない。
カサンドラは愛の何たるかを理解出来なかった。
そして破滅の未来を観ても何の感情も抱けなかった。
自分の異常を実感した彼女は駄々の様に予言に没頭し、孤立していく。
異常を見識へ昇華する前に自分嫌いになってしまった彼女は外界と擦り合わせる為の中身がなく
その無垢で幼い感性は、今という不確定さに耐えられなかったのだ。
決して届かない「当たり前」に飢えながら狂言を繰り返す自分を支えてくれた兄達は予言通り敗れた。
そして仮初の神馬は運び込まれ、聖都は沈み、彼女にもまた最期に謀殺が待っていた。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
儚げ(に見える脳筋)系巫女。
冷ややかな態度と何かを熱望する眼差しを兼ね備えた美貌は太陽神さえをも虜にした。
聡明で寡黙な淑女としての振舞いは男であれば思わず見蕩れてしまうだろう。
というのは表面上。
常にドライで共感能力が薄く、大抵の事は「どうでもいい」ことなので微笑んで誤魔化す。
くーるびゅーてー()なキャラは転じて本音を出さないということで、端的に言って腹黒い。
更に踏み込めば、神経質で暴走体質。
優雅な振舞いは自重に自重を重ねた結果であり、「どうでもいい」と突き放すのも自分が積極的に関われば、
結果に拘るあまり周囲が見えなくなり、不信感を招いて破滅を早めると思い込んでいる為。
サーヴァントとしてはギリギリの関わり過ぎないライン見極め、領分を侵さないように気を使っている。
なのでどんなに素っ気なくしても仲良くなろうとするマスターには一線を越えた途端キレる。
「こっちが気を使ってるのに何で近づいてきますか!?」
その内心は愛情を注がれてもソレに応えられない自分を責めて、罪悪感に怯える幼子。
生前は破滅を回避するという形で家族への愛を返そうと不吉な預言を繰り返し孤立してしまった。
彼女と上手く付き合うには例え一方的な共感でも共にいることを良しと出来る者に限られる。
見られたくない。でも知って欲しいという二律背反の共感願望に寄り添う者以外に彼女を救える者はいない。
信じるのではなく、信じたいと思い合えたならば彼女の城壁は真の力を発揮するだろう。
【願い】
トロイア戦争の回避。
それが何を意味するのか神の瞳を持つ彼女は全て分かっており、故に始めから諦めている。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
関連項目
カッサンドラ(もう一つの側面)