【初出】
X巻
【解説】
[
とむらいの鐘]の『
右翼』“虹の翼”
メリヒムの使役する道具タイプの“燐子”。意思は持っていない。
形状は宙を飛ぶガラスの盾型。外伝漫画『
ES』では、縦長の平べったい八面体のように描かれていた。
攻撃系
自在法『
虹天剣』を自在に反射・変質させる能力を持つ「攻撃のための盾」。メリヒムの半身とまで呼ばれ、彼はこの“燐子”を無数に空に飛ばすことにより、『虹天剣』を最大限に活用した。
[
とむらいの鐘]の制空権の要であったが、
宝具『
小夜啼鳥』争奪戦において、
マティルダによって殲滅された。
ブロッケン要塞最終決戦において、『
九垓天秤』
モレクは作戦を組む際にこれさえあればと何度も思ったようだ。しかしメリヒムは、生き残りか新造かを中世の『
大戦』最終決戦まで使わずに隠しており、これによってマティルダは窮地に立たされた。
【由来・元ネタ】
元ネタは、地獄の九階級の第六位、『アエリアエ・ポテスタテス(Aeriae potestates)』と思われる(「空の軍勢」の意)。
最終更新:2024年01月12日 07:41