【初出】
XIV巻
【解説】
[
仮装舞踏会]の
巡回士である
ビフロンスの所持していた襤褸布型の宝具。隠れ蓑として使用していた。
布状で、
気配の遮断ができる。その代わり、常に“
存在の力”を注ぎ続けなければならないため、緩慢な移動を余儀無くされた。
クリスマス・イヴの
御崎市での戦いで、
フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』
シャナとビフロンスの攻撃の相殺による大爆発を間近に受けて、千切れて消失した。
【由来・元ネタ】
「ニーベルンゲンの歌」に出てくる纏った者を透明にできるマントの『タルンカッペ(Tarnkappe)』だと思われる。
古代ドイツ語で「Ternen」が「隠す」、現代ドイツ語で「kappe」が「帽子(cap)」であり、先の尖った赤い帽子であるともされる。
最終更新:2025年01月06日 07:14