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ブロブ - (2012/09/06 (木) 22:30:34) の編集履歴(バックアップ)


ブロブ Blob

本名:フレデリック(フレッド)・J・デュークス(Frederick J. "Fred" Dukes)
初出:Uncanny X-MEN#3(1964年3月)
種族;ミュータント

概要

ブロブは主にX-MEN系統の作品に登場するミュータント。
X-MENの敵としてはマグニートーバニッシャーに次いで単独で登場し、三番目のヴィランとなった古参。

能力

超人的な怪力と、それでいながら敏捷な身体能力を持つ。
最大の特徴はブヨブヨの肉体であらゆる衝撃を緩和し、銃弾程度では傷つかない。
ウルヴァリンのクロウでさえも傷つかないことがあったが、角度が良ければ皮膚にダメージを与えることが可能らしい。
サイクロップスのオプティックブラストは初期はダメージを受けなかったが、後に皮膚を貫通することがあった。

もう一つの能力は地面に根を張ったように動かない能力。自分の意志で動かない限りは押されてもびくともしない。ただし地面ごと掘れば転倒させることができる。
この状態のブロブを動かすことができたのは、ハルクジャガーノートなどパワー型の中でも上位の者だけだった。


経歴

最初は本人もミュータントという自覚はなく、能力を使ってサーカスの見せ物になり、銃弾を跳ね返すショーに出ていた。
そこをプロフェッサーXに感知され、サイクロップスが発見。X-MENにスカウトされる。
しかし、傲慢且つ粗暴な性格なためチームのメンバーとは馬が合わず、しかもプロフェッサーXに命令される立場になることを好まなかったため、ケンカになってしまう。ブロブはファーストファイブのX-MENを一人で撃破し、逃亡した。
X-MENの正体を知られて焦る一同に対して、やられる前にやってやろうとブロブはサーカス団のメンバーを率いて「恵まれし子らの学園」を襲撃。
ファーストファイブを全員捕獲するも、最後にはプロフェッサーXの機転と新たな発明に破れてしまった。
ブロブたちはX-MENやミュータントに関する記憶を消されたが、「記憶はいずれ戻るだろう」とされていた。

M-Day以降

メジャーなミュータントの中ではM-Dayで能力を失った一人。
脂肪や筋肉が無くなったが伸びた皮膚だけは残り、ダルダルの醜い姿になってしまった。

実写映画

実写映画では『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場。
戦争中はチームXのメンバーとして活動し、戦後に巨大な体になったという設定が加えられた。
演じたのはケヴィン・デュランド。