ブロブ Blob
概要
能力
超人的な怪力と、それでいながら敏捷な身体能力を持つ。
最大の特徴はブヨブヨの肉体であらゆる衝撃を緩和し、銃弾程度では傷つかない。
ウルヴァリンのクロウでさえも傷つかないことがあったが、角度が良ければ皮膚にダメージを与えることが可能らしい。
サイクロップスのオプティックブラストは初期はダメージを受けなかったが、後に皮膚を貫通することがあった。
もう一つの能力は地面に根を張ったように動かない能力。自分の意志で動かない限りは押されてもびくともしない。ただし地面ごと掘れば転倒させることができる。
この状態のブロブを動かすことができたのは、
ハルクや
ジャガーノートなどパワー型の中でも上位の者だけだった。
経歴
最初は本人も
ミュータントという自覚はなく、能力を使ってサーカスの見せ物になり、銃弾を跳ね返すショーに出ていた。
そこを
プロフェッサーXに感知され、
サイクロップスが発見。
X-MENにスカウトされる。
しかし、傲慢且つ粗暴な性格なためチームのメンバーとは馬が合わず、しかもプロフェッサーXに命令される立場になることを好まなかったため、ケンカになってしまう。ブロブはファーストファイブのX-MENを一人で撃破し、逃亡した。
X-MENの正体を知られて焦る一同に対して、やられる前にやってやろうとブロブはサーカス団のメンバーを率いて「
恵まれし子らの学園」を襲撃。
ファーストファイブを全員捕獲するも、最後には
プロフェッサーXの機転と新たな発明に破れてしまった。
ブロブたちはX-MENやミュータントに関する記憶を消されたが、「記憶はいずれ戻るだろう」とされていた。
M-Day以降
メジャーなミュータントの中では
M-Dayで能力を失った一人。
脂肪や筋肉が無くなったが伸びた皮膚だけは残り、ダルダルの醜い姿になってしまった。
マドリプール
ミスティークがマドリプールを支配すると、MGH(ミュータント・グロウス・ホルモン)をもらって能力を復活させた。しかし薬の効き目が切れると能力を失ってしまうため、ミスティークに服従するしかなくなってしまった。
実写映画
実写映画では『
ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場。
戦争中はチームXのメンバーとして活動し、戦後に巨大な体になったという設定が加えられた。
演じたのはケヴィン・デュランド。
最終更新:2024年04月16日 02:04